「最初から打てとは言えない。教訓ていうかね」 | 読む人の従容たる日常

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昨日も中盤に追いつき、逆転で勝利した阪神。

ドンデンも褒めとったね。


なんと言っても同点としたタイムリーは見事なものやった。

その前の打席でスライダーに空振り三振したけど、それを学んで我慢し、ストレート一本に絞って放ったヒットはシンプルな思考で臨んだからこそ産まれたと思う。

確かに昨日の奥川は輪をかけて荒れとったし、狙いを絞るのは難しかったと思うけどね。


前川が少し下降気味。

振り自体は悪くないように見えるんやけど、捉えるポイントがちとズレ出した感じがするのはワイだけかな。

ただ、前川もずっと試合に出とるから、疲労もあるのかも知れんね。

まだ若いからと無茶せず、休める時はしっかり休まんと夏場を乗り切れんようになるから注意してほしいね。


佐藤輝についても、ええ打球は放ったもののスタンドインにならず、本人も塁上でかなり不満げやったね。

けれど、昇格後のバッティングはかなり良くなっとるのは確か。

何よりも鋭い打球が増えてるしね。

ホームランへのこだわりは人一倍持っとるとは思うけど、ここでムキになってマン振りするようになってしまっては元通りになってしまう。

芯で捉えさえすれば、あそこまで飛ぶんやという感覚を大事にして継続してくれたらと思う。

そうすれば、いずれホームランも量産する日が来るやろう。


セリーグは1位から4位がわすか1ゲーム差、6位のヤクルトまで含めても8ゲーム差と抜け出るチームの無い大根戦。

その中では巨人が少しチームが整いつつある中で、阪神としてもできるだけ状態を良くしていきたいところ。

特に近本・大山には状態を上げてもらわんと困る。

能力も実績も十分やし、何かきっかけを掴んでくれたらという思いしかない。

切り込み隊長と4番がしっかりおれば、攻撃の流れもより良くなるだけに、休む時は休んで英気を養って、練習ではしっかり身体を痛めつけてくれればと願っとる。

あれこれ考えることなく、どっしり構えていてほしいね。