「1つの負けで、すまんよこれ、ほんまに」 | 読む人の従容たる日常

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大逆転を許して負けた昨日の試合はショックを受けたファンの方も少なくないやろし、ドンデンもかなりのご立腹の様子。


昨日で言うなら、やはり中継ぎ陣の準備を整えられなかったことに尽きるやろう。

この辺は、ドンデンの言葉が正しいとして、やはり安藤・久保田の両コーチの大チョンボになってしまうやろな。

確かにリリーフ投入の展開では、普通であるなら漆原一人だけに準備させとくというのはあり得ない話でもある。

そして、もし予定しとったゲラに体調不良とか事情があって準備させてなかったのなら、久保田は安藤へ、安藤はドンデンへ、それこそ6回時点で報告しとかなあかんかった。

それが適切に行われていなかったからこそ、昨日のような悲劇が起こる。


最終回の佐藤輝ツーベースで植田を突入させた藤本も指摘通り判断のおかしなGoサインやったと言えるやろう。

藤本本人は勝負させたかったと言うてたが、1塁3塁のチャンスで留めておき、この日タイムリー2本放っとる梅野に賭けるほうが遥かに勝負しがいのあるものやったんやないかな。

先日の走塁チョンボを気にして今度は強行させるという極端過ぎる指示は選手も戸惑うことにもなりかねない。


ただ、ドンデンも悪いところがあるのは「当たり前のこと」としてしまうこと。

それは野手が打てなかったり守れなかったりした時や投手が自滅した場合になら大いに使って良いとは思うが、マネージメントの部分でそれを使うのは間違い。

チームを会社として見たならば、社長が考えとることを部下へ当たり前のことやからと指示しないで、それで損失が出てしまったら当たり前のことやと大騒ぎしとるのと理屈は一緒。

一つ一つを確認する必要はないまでも、ちょっとした声掛けだけで危機は回避できた。

そして、その橋渡しである平田もまた、気遣いばかりやなく、先々の展望からどうするかと声を掛けても良かったように思う。


オリックス監督時代にチームがうまく機能せず、コーチへの当たりが強くなり、入れ替えを行ってぐちゃぐちゃにした過去を思い出させるゴタゴタ劇になったね。