【6/30】ヤクルト対阪神 第11戦 中継ぎ登板過多の影響が出始めたね | 読む人の従容たる日常

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神5-6ヤ

勝:木澤(3勝1敗2S)

セ:田口(1勝1敗7S)

負:漆原(0勝3敗)

本:神 大山5号

   ヤ オスナ10号


先発西勇は1回、宮本のヒットと村上への四球で2アウト1塁2塁とされるも、サンタナのサードへの打球を佐藤輝がよく止めてアウトにし、無失点で立ち上がる。

4回、先頭のオスナにホームランを浴び、1点を返される。

5回、松本にツーベース、武岡のセカンドゴロの間にランナー3塁進塁されるも、サイスニード・西川と打ち取る。

6回まで投げ、交代となる。

2番手は石井大。

2アウト後、松本にヒットを打たれるも、武岡を三振に仕留め、無失点。

3番手は桐敷。

1アウト後、西川に四球、宮本にヒット、オスナは打ち取るも、村上にタイムリーヒットを打たれ交代する。

4番手は漆原。

サンタナに四球を与え満塁とし、長岡に走者一掃となるタイムリーツーベースを打たれ同点に追いつかれ、続く松本にヒットを打たれてランナー1塁3塁としたところで交代。

5番手は岩崎。

代打山田に勝ち越しとなるタイムリーヒットを打たれる。続く西田は打ち取る。


打線は4回、1アウト後、大山がホームランを放って先制。

続く前川がヒット、佐藤輝三振後、梅野がツーベースを放ち前川が生還してもう1点追加する。

6回、2アウト後、佐藤輝がツーベースで出塁し、梅野がタイムリーヒットを放って3点目を奪う。

7回、代わった山本から2アウト後、中野・代打森下が連続四球で出塁し、大山がタイムリーヒットを

放って4点目。

8回、代わった木澤から佐藤輝がツーベース、梅野三振後、小幡が内野安打でランナー1塁3塁とし、代打糸原の打球をオスナがファンブルして佐藤輝が生還し5点目を奪う。

逆転された後の9回、代わった大西から、森下が四球も大山はショートゴロゲッツー、ヤクルトは田口にスイッチ、前川が四球で代走植田が送られ、佐藤輝がツーベースを放ち、植田がホーム生還を挑むもタッチアウトで試合終了。


西勇は制球よく投げてくれた。

ただ、厳しいところへ投げていた故に四球も3つと比較的多かった。

それでもシュートを軸に高低と左右とうまく散らして、ヤクルト打線をうまくかわしてくれたのは頼もしかった。

誤算は桐敷になるんやろな。

正直今日の内容は良くなかった。

球はバラバラやったし、甘いところに放るし、らしくない投球で1点を返されてしまった。

更には漆原も誤算、と言うか準備させとらんかったんやろう。

制球も悪く、長岡に打たれた球も甘く入ったど真ん中のストレート。

球速も出とらんかったし、急な登板はきつかったんやないかな。

そして岩崎。

梅野が何故チェンジアップを連投させたのかはわからんけど、ストライクも入らん状態で登板させたところからも準備不足感がした。

結果、勝ちパの投手で逆転劇を作るという失態に近いことが起こってしもた。


打線は繋ぎの野球で細かに点を重ねていった。

大山・前川・佐藤輝に加えて、梅野も久々のタイムリー2本と、うまく次の打者を意識していた感じは受けた。

近本スタメン復帰は残念ながら結果に結びつかなかった。

ええ当たりもなく、まだ厳しいのかもしれんけど、森下もあんな感じやからどっちもどっち。

島田も3番スタメンは初やっただけに気合いが入り過ぎて機能しなかった。


今日は明らかなベンチの采配による負けと言える。

もちろん桐敷もあまり良くないピッチングが続いてたし、点差もあったから本人の自信のためにもお試ししたかったんやろう。

でも、もしものために漆原・ゲラは同時に準備させとくべきやったように思う。

ただ、もしさせていたとするなら、それはタイトルに書いたように登板過多による疲労蓄積の影響とも言えるんやないかな。

時期的にも体力消耗度も激しいし、ましてや湿気も高い環境での登板となればコンディションも良くなくなるやろう。

桐敷は31試合、岩崎は30試合、漆原は24試合も登板、しかも厳しい場面での登板が多く、今まで心労も大きかったことも推察される。

もちろんこの1敗が全てを左右するものでもないが、少なくとも嫌な負けを昨日したんやったら、今日はお試しする余裕をかますべきではなかったとワイは思う。