神2-2広
先発伊藤将は3回、1アウト後、秋山・菊池の連打でランナー1塁2塁、野間はセカンドライナーも、堂林へ四球を与え満塁とするも、小園をセカンドゴロに打ち取る。
5回、代打宇草のショートへの打球を木浪がファンブルして出塁、秋山にヒット、菊池が送ってランナー2塁3塁、野間に死球を与え満塁とし、堂林が犠牲フライを放って1点を返される。
この回で球数107球ということもあり、交代。
2番手は島本。
二俣にヒット、矢野の送りバントと會澤のライトフライでのタッチアップでランナー3塁、代打石原に死球を与えるも、秋山をショートゴロで無失点。
3番手は加治屋。
1アウト後、野間・堂林に連続四球を与え、交代。
4番手は桐敷。
小園にタイムリーヒットを打たれ、野間が生還して同点を許す。
しかし、以降は8回まで投げて追加失点は無し。
5番手はゲラ。
三者凡退に打ち取り無失点。
6番手は漆原。
小園に四球、二俣の送りバントでランナー2塁に背負うも、矢野・會澤を連続三振に仕留めて無失点。
7番手は岩崎。
3人で締めて無失点。
8番手は浜地。
野間にヒット、堂林が送ってランナー2塁、小園は敬遠でランナーが貯まるも、代打松山・代打坂倉と打ち取って試合終了。
打線は1回、近本がヒット、中野凡退後、森下の打席で近本が盗塁成功して2塁、森下凡退後、大山がタイムリーヒットを放って先制する。
2回、ノイジーがヒット、佐藤輝が四球、梅野三振後、木浪がタイムリーヒットを放って2点目。
以降は塁に出ても抑えられ、同点とされたまま延長に入る。
11回、前の回から投げていた塹江から、中野が四球、森下三振後、大山も四球でランナー1塁2塁とするも、ノイジーがセカンドゴロゲッツー。
伊藤将は前回よりはストレートには球威があったように見えたが、野間や上本に粘られ球数も投げさせられて集中力がなくなっていったように感じた。
審判の判定も辛かったのか、マウンドで珍しく表情にも出したりしとったくらい、イライラしとったんとちゃうかな。
失点も失策が絡んでのものやったが、バウンドも変わった難しい高ややったから木浪は責められん。
むしろ、その後の野間への死球が痛かった。
梅野の配球もあまり良かったとは言えん。
解説の野村も指摘しとったが、ちと厳しめのところへの要求が多かったのは確か。
インサイドを攻め過ぎた故の死球となり、失点へと繋がった。
攻める姿勢は間違いやないけど、そこは今日の伊藤将の出来も考慮してほしかった場面やった。
7回の同点とされた場面は、逆に加治屋が攻めきれずに連続四球を与えたことが起因した。
野間はしゃあないまでも堂林には勝負してほしかっただけに残念やし、あとを受けた桐敷だけが苦労を背負ってしまった。
打線は序盤こそ大瀬良をうまく攻め先制天・追加点とを奪えたが、以降は攻めあぐねた。
大瀬良を4回で降板させたとはいえ、以降の広島中継ぎ陣の前に11回のチャンスを作るまで点が取れそうに無かったくらい淡白な攻撃やった。
誰が良いとか悪いとかはなく、全体的に低調やった感じやね。
とは言え、同点に追いつかれて以降は守備で貢献してくれてたから悪くはないかな。
12回のノイジーと近本の攻守はお見事やったしね。
勝ててたかと言われれば微妙な展開で進んだゲームやっただけに、引き分けとなったことはチームとしては良かった。
むしろ広島側からすれば勝ち越せなかったという点ではダメージが残るものになったんとちゃうやろか。
ただ、ドンデンからすれば逃げ切れれる試合やったと見てたかも知れんね。