過去のデータでは問題ないってさ | 読む人の従容たる日常

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2020年に巨人もオープン戦は引き分けを挟んで9連敗したけどリーグ連覇しとるそうや。

だから心配いらんそうやで。

とまあ、そんなことを言ったところでその通りになるとは限らん。


ポイントとなるのは、ここまでドンデンが、選手の内容について苦言は呈しても、試合中なんの策も講じとらんということやろう。

そこには選手達へ「自分達でやってみて、それで勝てるか確かめろ」というスタンスであるからやとワイは思っとる。

昨年はあまりにも何もかもがうまくいき過ぎた感がしとるのは恐らく阪神戦を観てきた人なら思っとるんやなかろうか。

そこには選手が頑張ったというのは当然あるけど、バックアップとして監督・コーチ陣の試合に向けた準備もあったというのも関係しとる。

優勝後の特番とかで選手達がドンデンが繰り出す策がことごとく当たるのに驚いとったもんね。

けど、それは相手を含めた選手の状態を把握し、最適と思えることを繰り出したからこそ当たる確率も高かったんやろう。


ならオープン戦からすればええというのは普通考えそうやけど、そこには優勝して浮かれとる子もおる中で、それなら勝てるかをやらせてみとるだけなんとちゃうやろか。

そして、現に惜しいゲームなど作ることさえ出来ずに連敗しとるというのが実態なんとちゃうかな。


もちろん、新たな戦力候補を見る場としても活用しとるし、それが主力温存にも繋がるし、チームとしての運用はワイは問題無いと思っとる。

そこで結果が出せないのならどうすれば良いかを聞きにいけばええんやし、何も言ってこないから接しない出ないと考えとるならそれこそ使われるチャンスすら失うことになる。

青柳とか西勇なんかは考えを理解するためにもコミュニケーションはとっとるほうやしね。


ドンデンが言うように、今週末までは好きなようにやらせ、選手達に勝てないと言うことを自覚させ、その上で選手達がどう考え行動するかを見て、中日戦から本格的にオーダーから組み立てていくとワイには思える。

それは恐らく今季で自身が幕引きするからこそ、より選手達に成長してほしいから故なんやろう。