「勝ち抜いたピッチャー」 | 読む人の従容たる日常

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ドンデンの岡留評が高いね。

昨日も1イニングを2三振を含む三者凡退に切ってとる盤石さでアピールした。

今年はストライクを取れるほど制球も良いし、何より向かっていく姿勢がとても良いように感じる。

昨年の悔しさがあって、今季にかける想いは強かったんやろし、それをしっかり結果として示せたんやから大したもの。

昨年で言う桐敷のような存在になってくれたら嬉しいね。


ゲラの牽制球にも驚いた。

ボーっと観てたらアウトやもんな。

阪神では西勇がかなり巧いけど、終盤でランナーを出してもこれを使えるとなれば、ランナーもそうそう仕掛けられることはないやろう。

どんな使われ方をするかわからんけど、武器を一つ見られたのは良かった。


一方の野手陣のほうでは福島の二軍降格が決まった。

守備や足は申し分ないんやろけど、やはり試合の中で求められることとか、状況への対応力といったところはドンデンもまだまだやと感じたんやろう。

とは言え、落ちたから落第という訳やない。

足りない部分を磨いていけば、またチャンスはくるもんやし、バッティングを含め、どうすれば自身の最大の特徴を試合で見せていけるかを築けばきっと声もかかる。

まだ1年目なんやし、しっかり経験を積んでほしいなと思う。


森下もバットを昨年のものに戻しての長打。

ドンデンは良しとしとるが、ワイはそれが森下が今季したかったことに合致することなのか少し不安に思った。

恐らく確実性を上げるためにピート・ローズ仕様のものを使おうとしたんやろけど、同時にホームランも20本打ちたいという目標もあったので、長打が出ないならと変えてみただけに見えた。

この辺はちゃんとコーチを交えて、どうしていきたいのかを意思疎通を図りながら慎重に進めてほしいなと思う。

そして、二兎を追うものは一兎を得ずという言葉も森下は胸に刻んでおいたほうがええ。


オープン戦3連敗は前回ドンデンが指揮した2007年の時と同じワーストタイとのこと。

でも、あの頃と今季とは全く色合いが違う。

ポイントはレギュラークラスの選手がどのタイミングに合わせとるかと言うことに尽きるし、若手野手の這い上がりを期待しての起用でもあるので、ワイはそれほど痛手とは思っとらん。

むしろ、井上にしろ野口にしろ、ここまでアピール出来ていない選手が焦りだすことのほうが不安。

結果が全てなのは確かやが、それでも使ってもらえとることをプラスに考え、一つ一つを克服していってほしいなと願っとる。