ダイハツが試験認証を不正していたとして、その範囲がなんと全ての車種にまで派生することがわかったらしく、昨日から全車種出荷停止となった。
なんでこうなってしもたのかは今後の捜査状況からわかってくるとは思うけど、対象範囲が全車種に拡がるなんてのは前代未聞。
たまにTVのCMで流れる発火の危険性があるから自主回収しとることを呼びかけるもんとは大違い。
なんでここまでになるまでに正せなかったのかなぁと残念にも感じる。
ダイハツの体質の問題が関係しそうやけど、こういうニュースが世に出ると親会社であるトヨタやその他の自動車メーカーは大丈夫なんかと勘繰ってしまう。
ましてやトヨタグループでは日野自動車もつい先日エンジンの認証不正で問題になったばかりやしね。
かつて自動車王国として君臨した日本の製造業の良さは、製品の質の高さにあったはずやのに、いざ競争相手が乱立され競争に追い込まれた途端にこのような不正が蔓延ってしまったことは、事業は違えど製造業に携わるワイとしては危機感したない。
自動車は人の命も預かるし、地球環境にも影響する代物。
それだけにより高い品質のものを提供する義務がメーカーにはある。
だからこそ性能面では高品質であるものを証明し続けていく必要があるんやなかろうか。
今回の件が及ぼす影響度を考えれば、日本という国の体制を世界から疑われる事態にまで発展しかねない大問題やということを自覚してほしいね。