未完の大器には得ることもいっぱいのキャンプ | 読む人の従容たる日常

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秋季キャンプ真っ只中、井上・前川が今岡から直接指導を受けとるそうや。

右か左かの違いはあるけど、2人とも高卒外野手として期待が高い。

そこには「高卒野手が育てる」というチームとしての成さねばならない事情も見え隠れする。


今季は小幡が開幕スタメンとなり、以降も何試合かスタメン起用もあったが、結局は木浪がメインでスタメンをはった。

他のレギュラー選手を見ても、大卒か社会人卒しかおらんのが現状の阪神。

それだけに数年は現状戦力でも良いけど、長期的にチームを下支えできるような若く活きのええ子が出てきてくれることが望ましい。


井上も来年で5年目、前川も3年目を迎える。

体力的にはついてきとるやろし、長打も打てる力を持っている

ただ、安定感という点でまだまだ課題があるんやろうし、そこには維持できずに崩れていく理由が必ずある訳で、いかにそれを早く修正できるかが鍵になる。

井上自身も「自分で気づくことが大事」と言うてるように、タイミングでも打球の角度でも良い時に比べて少しの異変でも感じたなら、理由を見直してみることが出来れば立ち直すまでの時間も長引くことも少なくなるやろう。


外野手で見れば、井坪もなかなか良いバッティングをするそうやし、大卒やけど育成の野口も長打でアピールしとる。

井上も前川も後輩達のアピールに負けないよう、基礎的なものはもちろん、自身の良さを発揮し続けられるために足りないものを磨き上げるヒントをこの秋季キャンプで得てほしいと願っとる。

この2人が躍進してくれることもまた来季の楽しみの一つになるだけにね。