メガドライブミニ2と小玉理恵子さんの逝去 | 読む人の従容たる日常

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昨日、メガドライブミニ2が発売された。

発売日直前にはYouTubeで生放送が配信されたり、当日朝には秋葉原や梅田では号外が配布されるほどのセガファンへ向けての盛り上がりぶりが凄まじかった。

ワイの家にも注文していたメガドラミニ2が早速届いた。

手前に比較用として置いたIQOS ILUMAと比べてもかなりコンパクトであることがわかる。

この中に60本のゲームソフトが入っとるんやから、時代の進歩を感じざろうを得ない。

ラインナップは豪華やし、これは一生もんのツールと言っても過言やないとワイは思っとる。

 

そして、もう一つ、今回のリリースに合わせて忘れられなくなる出来事を知るきっかけができた。

それはスタッフ・クレジット画面での「In memory of Rieko Kodama」という文字。

 

 

小玉理恵子さんはセガの社員で、多くの作品でデザイナーとして活躍されたクリエイター。

ワイも「ファンタシースターⅡ」や「ソニック・ザ・ヘッジホック」のデザインを担当されたということは知っとった。

近年ではセガの旧作ゲームを復刻リリースする「SEGA SGEA」シリーズのプロデューサーとディレクターを兼任しとった。

アーケードはもとより、セガの家庭用ゲームに数多く携われた功労者と言える方で、ゲーム業界の発展に貢献したとして2019年にPioneer Awardも受賞されておる。

 

しかし、今年の5月9日、59歳の若さで逝去された。

これは今回のメガドラミニ2の発売とそこへの敬意を示すメッセージが入れ込まれていなければ、恐らく気づかれることのなかったことやと思う。

今回のニュースもファンがエンドロールでのこのメッセージに気付いて、問い合わせしたことで明らかとなった。

死因は明らかにされとらん。

 

セガ好きのワイにとっては、ここまで尽力された方の訃報を知ることがとても辛いことになった。

今は沢山の楽しいゲームを提供し続けてくれたことに感謝しつつ、ご冥福を切に祈りたい。