昨日、今日と大朝日岳へ行っていました。
遠くからの賓客があり、ちょっと雨模様かなという天気予報であったものの、穏やかな二日間になり、紅葉と朝日の昇る様子なども見ることが出来ました。
その様子は、またのちほどお知らせしてまいりたいと思います。

さて、月山に行った日の続きです。

てくてくと歩いていくと山頂が見えてきました。
参拝の受付をする建物の屋根と、その手前に石積みが見えます。
あの石積みのなかに山頂があるのでしょう。
山の草とか花とか虫とか-山頂近く

と、登って行く途中から、小屋の手前に踏み跡があり、そこを登ってみるとあらまあ、三角点がありました。
大切にしましょう三角点、と懐かしさのある標語の棒があります。
山の草とか花とか虫とか-大切にしましょう三角点

山頂は、普通ははいることのできない神社の中にあるわけですが、そのすぐ北に三角点がありました。月山には幾度も登っているものの、ここに三角点のあるのを知りませんでした。
こちらの三角点は、1979.5mとなっており、神社の中にあるであろうもうちょっと高い山頂は、標高点の1984mと地形図にあります。三角点の石柱には、御賽銭がおかれていました。
山の草とか花とか虫とか-月山 三角点

こちらがもっとも高い地点の山頂でしょうか。
ここに入るには、御祓いしてもらって入り、撮影はできないそうです。
ぼくは、せっかくぼくに憑いているたぬきやきつねやいろいろそのほかを祓われてもさみしいと思うために、祓ってもらって入ったことはまだありません。
山の草とか花とか虫とか-月山山頂

さて、ランチにしましょう。
山頂の近くに、なんとなくランチに向いたようなところがあります。
山の草とか花とか虫とか-ランチ

ウゴアザミも咲いています。
山の草とか花とか虫とか-ウゴアザミ

お昼ごはんにはおにぎりなど食べたかったのですが、非常食でザックに入れてあるフルーツグラノーラにしました。
お湯をわかしてコーヒーを飲みます。
山の草とか花とか虫とか-おひるごはん

ランチの風景。
山の草とか花とか虫とか-ランチの風景

移動中の休憩に食べようと思って買っておいたアンパン。

青空。
山の草とか花とか虫とか-青空にアンパン

みそぱん。

青空。
山の草とか花とか虫とか-青空にみそぱん

それとみんなで飲んでみたらおいしいのでないかしらん?と思ってコーラを持ってきてみました。(2本)
いやはや、山で甘いものはたいへん美味しいのですが、ちょっと甘すぎるような気も・・・。
山の草とか花とか虫とか-コーラ

と、そんなふうにのんびりと山での時間は過ぎていきました。
周りには平日にも関わらずたくさんの方がおりましたが、昼ごはんの最中に、だんだんと人はまばらになっていきます。
いやあ、青空。青空が見えます。なんだか下りたくない気分です。
山の草とか花とか虫とか-青い空

とこんなふうにのんびりしていたら14時近くになっていました。
行者返しを無事に返されずに登り、またなだらかになった道を行きます。
眼下には、なんとも不思議な段々になっている地形が見えました。
朝日連峰の風衝地である西朝日や平岩山、三方境から以東の間にもこんな段々のところがありますが、ここは風のせいではないような感じがしました。
だったらなんだと聞かれてもわかりませんけれど。
山の草とか花とか虫とか-不思議な地形

その奥に、テーブルのように平に広がる草原と、そこにちいさな池がぽつぽつと見えています。
山の草とか花とか虫とか-池がぽつぽつと

天空の道。
山の草とか花とか虫とか-天空の道

チングルマの葉は、ワインレッドになっていました。たいへんに深みのある色合いでした。
山の草とか花とか虫とか-ワインレッドのチングルマの葉

咲き残りのハクサンイチゲ。
夏の山の花の代表のような感じますが、こんなふうに寒くなってもがんばっているとついついしみじみと見入ってしまうようです。
山の草とか花とか虫とか-咲き残りのハクサンイチゲ

岩にバッタがくっついていました。
このように翅の短いのはフキバッタの仲間ですね。
図鑑などを見ると、フキバッタの仲間のうちハヤチネフキバッタというのだろうと思いました。
体が全体にまるっこく、翅はかなり退化しておりますね。
山の草とか花とか虫とか-ハヤチネフキバッタ

道はゆるやかに、ところどころちょっとだけ急になったりして続いておりました。
ふと山側の斜面を見ると、ぽつんとハイマツがあります。
月山はなぜだかハイマツが少ないなあと思います。そのくらいに雪が多いということでしょうか。雪のたまるところにはハイマツはあまり見かけませんものね。
山の草とか花とか虫とか-ハイマツがぽつんと

登っていくと、ふと周りの見晴らしがよくなりました。
振り返って立派に山に見えるのは、月山山頂の北にある1909ピークでした。
山の草とか花とか虫とか-山

このあたりはちょっと道が、踏み跡で荒れているためか木道が設置されていました。
丁寧に右側通行の看板があります。
山の草とか花とか虫とか-木道の入り口

ここまでくると山頂はもうそろそろだなあ、という雰囲気になってきました。
木道を行きます。
山の草とか花とか虫とか-木道を行く

わあお、楽しい地形があります。
川のはじまり、というような具合です。
山の草とか花とか虫とか-楽しい地形

なんとなく、地球のはじまり、そのような言葉の似合う光景です。
山の草とか花とか虫とか-楽しい地形2

岩がころころとあり、そのまわりは小さな背丈の草が控えめに生えていました。
山の草とか花とか虫とか-岩と草原

そのような草の中に、ちらちらと青いものが見え、「何が青く光っているのだろう?」と道沿いのところを見てみると、ミヤマリンドウのようでありました。
山の草とか花とか虫とか-ミヤマリンドウ

山頂まではもう少しです。

というところで、さて、明日から山へ行ってまいります。このブログは一日のお休みになります。みなさま、ごきげんようお過ごしください。
マルバウスゴの実がひとつついていました。
ちいさいブルーベリーみたいですね。
まあ、そうですね。近い種類の木ですものね。
葉っぱはだんだんと紫色になっていく様子でした。
山の草とか花とか虫とか-マルバウスゴ

黄色っぽいところ、赤っぽいところ、ササのところといろいろ混じっております。
遠くに見えるので細かい模様ですが、あちらの近くに行ったらまた様子が違っているのでしょうね。
山の草とか花とか虫とか-もこもこした斜面

ちょっと見る方向を変えると、石ころ(これも近かったら大きな岩なのでしょう)がころころ転がっていたり、ササから草原にグラデーションのようだったりして面白いですね。
山の草とか花とか虫とか-石ころもある斜面

こっちは赤いところもあります。
山の草とか花とか虫とか-赤いところもある斜面

だんだんとガスも動いて、そのむこうにちらりと鳥海山。
山の草とか花とか虫とか-ガスの向こうに鳥海山

そんなところを登っていくと小屋がありました。
佛生池小屋と書いてあります。
ここは食事も出る営業小屋のようですが、今年の営業は終了したようです。
山の草とか花とか虫とか-佛生池小屋

もうちょっと登って行って振り返ります。
小屋とその向こうに鳥海山。景色のよい小屋ですね。
山の草とか花とか虫とか-佛生池小屋を振り返る

小屋からちょっと進むと、木の標示があり、オモワシ山と書いてあるようです。
色の塗ってあったようなところは木の色になっていて読みにくいですが、オモワシと読めます。
山の草とか花とか虫とか-オモワシ山

徐々に小屋が遠くなります。
道沿いの赤くなっている木は、ミネカエデのようでした。
山の草とか花とか虫とか-ちいさなミネカエデの中を行く

東を見ると、ううむ、ひろびろしております。
山の草とか花とか虫とか-ひろびろ

足元に咲き残りのミヤマキンバイ。
葉は早くも赤くなりかけております。
山の草とか花とか虫とか-ミヤマキンバイ

先ほどのオモワシ山はどんな山でしょう?と振り返ってみると、小屋の奥にあった山とそっくりでした。
いえ、写真で見ると同じ山のようにも見えて、目を疑ったほどです。
(山肌がちょこっと違っていますし、小屋がありません)
一緒に行った方は、「なるほど鷲みたいに見えるなあ」と。
オモワシ、とは鷲みたいな山ということなんでしょうか?そうなのかな?
山の草とか花とか虫とか-オモワシ山を振り返る

もうちょっと行くと、岩のごろごろしたところがあり、行者返しと書いてある木の標示がありました。
「役の行者が月山登拝の折、月山大神より修行未熟を悟され羽黒山へ戻された地」
とありました。
山の草とか花とか虫とか-行者返し

ぼくらも返されてしまうのだろうか?と思いましたが、行者でないので大丈夫なようでした。
(この日の夕方に、ぎょうざ返し・・・を食しました)