昨日は、友人に誘われて月山へ行っておりました。
9月5日「今年のSL 夏の終わりの月山へ1」で一緒に月山へ行った方が、月山を気に入られたようで、また行こうと、そういったわけでした。
今回は庄内側の弥陀ヶ原の登山口から出発しました。
庄内側の登山口は、うちから遠いので朝の5時に待ち合わせての山行きの予定でした。

しかし・・・なんとまあ、ぼくが目を覚ましたら6時ごろとなっており、寝過ごしてしまいました。なんということでしょうか。
ぼくは朝日が昇る前に目を覚ますのが昔から苦手で、でもここ数年は約束などすると寝過ごすことは滅多に無くなり、ちょっと慢心があったのでしょう。(しかも自宅が携帯電話が圏外ですから、お相手が電話をしてもつながらない、という)
ほんとうに申し訳ないと思っております。この場を借りまして重ねて御赦しを乞う次第であります。

というわけで、予定よりも1時間30分ほど遅れ、登山口のある駐車場に着いたのは9時ごろ。準備をしたりして9時30分ごろの出発となりました。
駐車場から鳥海山が近くに見えておりました。海も見えていますね。
雲はありますが、雨は降りそうにない天候でした。
山の草とか花とか虫とか-8合目駐車場から

駐車場からすぐのところに弥陀ヶ原という湿原の広がるところがあり、観光の情報サイトなどには「天空の楽園と紹介される高山植物の宝庫」とありました。
駐車場からすぐに木道を行きます。
山の草とか花とか虫とか-木道を行く

湿原の様子。
草紅葉となった湿原に池塘が数え切れないほどちりばめてあるのです。
・・・草紅葉というにはちょっと色あせてますが、朝夕の陽射しがあるとたいへんに美しく輝くのです。寝坊して申し訳ない。
山の草とか花とか虫とか-湿原

ここは一周60分ほどの周回ルートになっていて、その中央を通っていくと駐車場から10分ほどで月山参籠所と御田原神社とがあります。
山の草とか花とか虫とか-月山参籠所

そこから鳥居をくぐって月山山頂方向へ。
信仰の山、という感じでありますね。
山の草とか花とか虫とか-鳥居

しばらく歩いて振り返ると、鳥海山は雲がかかりかけていました。
山の草とか花とか虫とか-鳥海山に雲

庄内側からのルートは、のんびりゆるやかに標高を上げていきます。
湿原は広々としたのが何段かに段々となっております。
ちょっと登ったところから、駐車場からすぐの湿原が一望できました。
山の草とか花とか虫とか-湿原

道沿いには、真っ赤に色付いたチングルマの葉。
山の草とか花とか虫とか-赤いチングルマ

進むうちに、方角の違ったところの山肌が見えてきました。
草原と笹の原っぱと低木のところが斑に、異なる色合いを見せております。
山の草とか花とか虫とか-山肌

周りがちょっと白くなったりもしてきました。でも、雨は大丈夫なようです。
道沿いも秋の雰囲気ですね。
山の草とか花とか虫とか-ガスがかかってきたり

ゆるやかなルートなので、息も切れずに登っていましたが、ちょっと休憩をします。
アザミがまだいくつも咲いていました。ナンブタカネアザミのようです。
その花に、ふわふわとぬいぐるみのような可愛らしいハチがやってきています。
毛並みからするとオオマルハナバチでしょうか。アザミの花に夢中になっております。
山の草とか花とか虫とか-クロマルハナバチ

おしり。
山の草とか花とか虫とか-おしり

ここまで歩いて1時間30分ほどでした。
暑くも無く、寒くもなく、適度に青空も見えて、こんな天候のよい山は今年初かも、という空模様でした。
雨の山も趣があってよいじゃないか、と言うものの、晴れもやっぱりよいですね。
こないだの土曜日のことです。
午前中にはまち歩きのワークショップに参加して、午後からは田んぼの作業へ。

庭の木にゴミグモが巣を作っていました。
巣にかかった獲物の殻を捨てずにくっつけておき、自分自身もごみと見分けがつかないような模様や体型になり目立たなくありたいのでしょう。
網の中心部分に、ごみと、その一番上にゴミグモが陣取っていました。
山の草とか花とか虫とか-ごみぐも

田んぼに行きます。
タニソバが花の時期になりました。
山の草とか花とか虫とか-タニソバ

ツリフネソウも咲いています。
ややや、と思う美しさです。
左に緑の長細いかたまりは、実です。
この実は熟すと、ホウセンカのようにぱちんとはじけます。
花の茎の下のほうは、黒っぽい毛がもちゃっと生えていて、可憐な花と対照的ですね。
山の草とか花とか虫とか-ツリフネソウ

秋の陽射しのあたるところには、イヌタデがありました。
明るい秋の光景。
草の乾いた香ばしいにおいがしており、日向の暖かめられた空気がほわんと舞っています。
ああ、このような中で昼寝をしたらどんなに素晴らしいことであろうか、と思うところですが、農作業をしていきましょう。
山の草とか花とか虫とか-陽射し イヌタデ

この日の作業は、前の週に刈った稲を杭に積んでいたものを、となりの杭に掛け換えていく作業です。
杭の上にある稲束は早く乾き、下のものはあまり乾きません。
まんべんなく乾かすためにもう一度、となりの杭へ順番に掛けなおしていきます。
山の草とか花とか虫とか-稲杭
この作業は、二度、一度目は普通に掛け、二度目は束になっている稲の根元のほうを外側に出るようにかけます。こんなふうにして杭がけでの天日干しの手入れは続きます。

夕暮れの時間になり、家に帰ると、ああ!しまったはがきを出さないといけないものがあったのだった、と思い出し、お隣の集落の郵便ポストへ向かいました。
夕暮れの雲。
山の草とか花とか虫とか-夕暮れの雲

雲の高さが違っているのでしょう。
オレンジ色になりつつある雲と、その手前に蛍光色のような色合いの雲がありました。
山の草とか花とか虫とか-蛍光色のような雲

だんだんとオレンジ色になりつつありますね。
山の草とか花とか虫とか-オレンジ色に

隣の集落のなかを流れる川。
ぼくはこの川で釣りをしたり、投網でアユを捕ったりします。
今年は7月の大雨以来、濁りがとれない状態が続いており川で遊べておりません。
山の草とか花とか虫とか-近くの川

あちこち壊れたりしております。
9月に台風が来た際に水量が増えて以来は、晴天が続いていて水量はかなり少なくなって、濁りは落ち着いてきました。
山の草とか花とか虫とか-川の様子

あ、川底がようやく見える、と覗き込んでみると、あららら、川底は細かい砂で埋まっておりました。
ここは淵の入り口みたいなところで、もっと深く、魚が集まる場所だったのです。
山の草とか花とか虫とか-川底

石積みの下あたりなどは、2mか3mほどの深いところになっていました。
今は砂ですっかり埋まっています。
ううむ、これでは魚もいるところが少なくなったことでしょう。
付近で、以前には岩盤が出て、大きめの石がごろごろとカジカなどが住みやすそうだったところも砂で埋もれていました。
山の草とか花とか虫とか-川底に砂が
淵になっていたところなどは、川の流れが淵になるべくしてなっていた箇所でしょうから、これからも水が流れればそのうちにまた深くなっていくのかなと思いました。
しかし、以前のようになるのには時間がかかりそうです。
魚たち、居場所を見つけて生き延びていてくれるとよいのですが。

山の草とか花とか虫とか-夕暮れ 雲
はがきを投函して家に帰ると、夕焼けの雲はさらに鮮やかさを増しておりました。
まち歩きはもうちょっと続きます。

最上川近くの通りを北へ。
塩と壁に書いてあるおうちです。
かつては塩屋さんだったのでしょうか。
今になると、塩が専売品であったのは不思議なくらいですが、調べてみると自由化されたのは2002年とかなり最近のことでした。そういえば、そのころにはお米の流通も変化したような記憶があります。ちょっと前のことのはずなのに覚えていないものですね。
山の草とか花とか虫とか-塩

さて、歩いていきますが、このあたりを歩いたことは何回か書いていましたから、今回は道ばたの路地や水路やそんなのを載せてみます。

橋の欄干が舗装に埋もれかけているのがありました。
下の穴のバランスがあまりよくないので、少し前にはもっと見えていたんだろうと想像します。
こんなふうにして、だんだんと地層に埋まっていくのかしらん?なんてはなしをしたりしていました。
山の草とか花とか虫とか-埋もれかけの橋の欄干

なんともない水路のようですが、この水路のルートはかなり古い絵地図にも描かれてあったりします。
素材がコンクリになったりはするわけですが、地形や土地利用が古くからそのままであるのを示しているのでしょう。
山の草とか花とか虫とか-水路続く

道に面した家の奥の敷地の境目に、今は使われていなさそうな階段が見えました。
階段には木が横たわっており、上のほうは草の伸びております。
山の草とか花とか虫とか-階段の名残

歩いていくと、先ほどの水路の上流部分がありました。
10年ほど前に、このあたりも下水道が整備されて水路も綺麗になったところが多くなったように思います。よろしくないにおいもしませんでした。
人が歩く分には、水路はあまり気にしませんが、動物などにとっては、水路なども大事なルートのひとつかなと思いました。
山の草とか花とか虫とか-水路の続き

電線の向こうの青空に白い月が浮かんでいます。
山の草とか花とか虫とか-青空に白い月

古い注意書きがありました。
ううむ、なんとか読めそうな箇所もあります。
煙草ノ火ヲ捨テルベカラズ、でしょうか。
墨で書いてあったところが、墨のある分だけ磨り減りにくかったのでしょう。
山の草とか花とか虫とか-古い注意書き

この板塀は今は道路に面していません。
このちょっと北へ新しい道路ができたのです。
今ここの隙間みたいなところを通るのは、猫や子どもたちか、物好きの大人か、そんなところでしょうか。
山の草とか花とか虫とか-板塀の残り

塩、とポスト。
山の草とか花とか虫とか-塩

さて、立派なおうちにつきました。
ここはかつて、造り酒屋さんだったそうです。
こんなふうな風格ある建物と、新しい建物と、昭和の香りのする名残のような建物と、そんなのが同居しているのですね。
山の草とか花とか虫とか-立派なおうち

こういったおうちは、ディティールを眺めると面白いです。
でも、みなさんが気にかけて眺めるおうちなので、掃除や手入れはかなりたいへんだろうなあなんて思います。くもの巣もかかったままにはしておかれませんものね。
山の草とか花とか虫とか-ディティール

もうちょっと歩くと、昨年あたりまで古い料亭だった建物のあったところが空き地になっていました。
間口は狭いのに、奥行きの深いこと深いこと。
間口の10倍ほどはあるでしょうか。
こんなふうな土地の利用は、かつて城下町で間口に税がかかっていたころの名残なのでしょう。
そのうちにまたなにか建つのかな?
こんなふうな土地に建物を設計するのも楽しそうです。
山の草とか花とか虫とか-区画割

商店街に行くと、昭和の香りの酒屋さんの土間でたい焼きやさんをしているお店でたい焼きを求めました。
焼きあがったたい焼きの飛び出るところ。
山の草とか花とか虫とか-たい焼き1

すぽん、とできあがりました。
一匹一匹を焼く型で焼いているようで、たくさんの型の並んだタイプのたい焼きの板で焼いたものは、養殖もの、このように一匹ずつ焼くのが天然もの、なんて言っているかたもありました。
山の草とか花とか虫とか-たい焼き2

たい焼きと商店街の様子。
ちなみに、時折たこ焼きもやっているようなんですが、ぼくはまだ食べたことがありません。
山の草とか花とか虫とか-たい焼きの街並み

たい焼きを食べたら、そろそろ帰りの時間です。
道沿いから見える窓の上の小屋根の金具なども楽しいですね。今はこんなふうな装飾はあまり見なくなりましたね。
山の草とか花とか虫とか-金物

ええと、そのようなことで、スタート地点の駅に戻り、まち歩きは昼ごろに終了しました。

解散直後、駅前の道路をにゃんこが渡っていきます。
にゃ~ん。
山の草とか花とか虫とか-にゃ~ん

無事に渡りましたね。
このあたりは、時間によってはクルマが多く通りますが、普段は静かな道路です。
山の草とか花とか虫とか-おうちへ帰る

というようなことで、まち歩きの様子はおしまいです。
実際にはもっとアカデミックなおはなしがたくさんあったのですが・・・メモしない気分の日でした。気持ちのよい青空でありましたからね。

昼からは田んぼに行き、天日乾燥中のイネ返し作業になりました。