昨日の朝、朝日連峰を眺めると真っ白になっておりました。
その前日に小屋から帰って来た小屋番さんのおはなしでは、小屋近くはひざくらいまでの積雪であったとのことです。
うわあ、雪を見に行きたいなと思っても、今日、明日は脱穀を終わらせたいと思っており、今日も朝から田んぼ仕事でした。

さて、先週のことです。
家に箱が届きました。(小学生たちが悪天候で登るのを断念することになった数日前のことですね)
山の草とか花とか虫とか-はこ

なにかな?なにかな?
いえ、もちろん中身はわかってるんですが、それでもちょっとわくわくしながら開けてみると大きな背負子が出てきました。エバニューで作っている?タトンカ AT1130というもののようです。
荷物を載せるほうは下の台のところが結構広めになっています。
山の草とか花とか虫とか-しょいこ 背負うほう

ベルト側。
しっかりしておりますね。大型のザックと同じようなベルトになっています。
山の草とか花とか虫とか-しょいこ ベルト側

特に大事なのは腰のベルトですね。
これまで使っていた背負子にも腰のベルトはありましたが、基本的には肩で背負うようなバランスに作られていました。これはザックとおなじく、腰と背中で背負うような感じだなと思いました。
山の草とか花とか虫とか-腰ベルト

さて、体育の日でお休みだった月曜に、再び山へ。
小学生たちの登るのは断念したものの、テレビ局の方が紅葉だけでも映像におさめて、別な取材としたいということで荷物背負いになりました。
朝5時30分に集合し、登山口でも撮影などをして登り始めは6時ちょい過ぎくらいになりました。
山の草とか花とか虫とか-古寺鉱泉

朝日に透けるヤマウルシ。
山の草とか花とか虫とか-朝日に透けるウルシ

で、さっそく出番の背負子はデビューが先輩の背中になりました。
まあ、いろいろありまして登りはとりあえず先輩が背負うことに。
ぼくの背中には30Lのちいさなザックで楽々、散歩のような登山です。
山の草とか花とか虫とか-先輩の背中に

クロモジの実。
山の草とか花とか虫とか-クロモジの実

葉っぱのかたちと毛の具合がちょっと違ったブナ。
以前に聞いたはなしでは、昔のブナの系統のものであるということです。
山の草とか花とか虫とか-ちょっと変わったブナ

登っていくと、こないだ赤かった葉っぱなどは一部風邪で吹き飛ばされているようでした。
12日の夜には雪が降り、13日はずいぶん風が強かったためでしょう。
でも明るい雰囲気、空は真っ青です。
山の草とか花とか虫とか-明るい秋の空

途中で撮影をしながら登っていきます。
三沢清水を過ぎ、古寺山山頂近くまで行くと見晴らしがよくなります。
北に鳥海、月山が見えます。
鳥海山は山中近くを白くしておりました。
山の草とか花とか虫とか-月山鳥海

その手前に障子ヶ岳。
ああ、よいなあ、やっぱりよい山です。
山の草とか花とか虫とか-障子ヶ岳

このあとは、先日の10月4日、5日のあの紅葉の場所を通り大朝日へ向かいました。
のんびり歩いていくとやがて山頂の展望台が見えてきました。
山の草とか花とか虫とか-山頂

山肌にもやが踊っているのが見えました。
山の草とか花とか虫とか-もや踊る

ここは標高1000mたらずですが、少し風がありました。
朝日連峰のほうはすっかり雲のなかでなんにも見えません。
時折陽がさしています。
山の草とか花とか虫とか-時折陽が射す

雨が落ちつつという空模様に陽がさせばやはり虹がでます。
山の草とか花とか虫とか-虹

虹の根元。
山の草とか花とか虫とか-虹の根元

北からカラスがちいさな群れでやってきました。
山の草とか花とか虫とか-からすの群れ

足元に見事な株立ちのナナカマド。
ナナカマドにもいくつも種類があり、どのナナカマドだかわかりません。
種類で樹形が違いがあるのか、山頂近くという地形のためなのか?
そのうちに葉や花をじっくり観察してみねばなりません。
山の草とか花とか虫とか-ナナカマドの株立ち

山頂でしばらく過ごしての帰り道。
駐車場近くの道路でブナグルミを拾ったりしていました。
(自然公園内などで拾ってはだめですよ)
山の草とか花とか虫とか-収穫

家に帰り、ちょこっと撮ってみましょう。
おなじようなツノハシバミでも並べてみるとちょっとずつ違っています。
山の草とか花とか虫とか-ツノハシバミ

ブナグルミも。
山の草とか花とか虫とか-ブナぐるみ並ぶ

ブナグルミのおしり。
こちらから見ると三角形なのがよくわかります。
山の草とか花とか虫とか-ブナグルミのおしり

ブナグルミは食べても美味しいもので、呼び名のとおりくるみのようなあぶらっけのある味がします。香りは違うものの、ひまわりの種などとも近い味です。これはねずみがよろこぶわけですね。
山の草とか花とか虫とか-ブナグルミ皮をむく

いくつか剥いてみて気になるのは、このひもみたいなのがおしりの部分からとんがりのあたまのほうへつながっているのです。これはもれなく、どのブナグルミにもついていました。
山の草とか花とか虫とか-なんかひもが

ふうむ、どうもあたまのほうにめしべあたまの古くなったようなのがついています。
このひもみたいなものはめしべの残ったものなのでしょうか。
山の草とか花とか虫とか-ブナグルミのなかみ1

実自体にもその跡が。
これは来年の実の充実するまえのものを分解して観察するとなにかしらわかるかもしれませんね。
山の草とか花とか虫とか-ブナグルミのなかみ2

ついでに、ツノハシバミのほうは?と思って割ってみると、あら、こちらにもそんなふうなものがついています。
山の草とか花とか虫とか-ツノハシバミの中身

植物が食べられる、食べられない、あるいは種類はなんだ?というところに気持ちが向いているわけですが、ひとつひとつの植物の作りのようなものも着目して観察しなければいけないかなと課題が明らかに(おおげさですな)なったような気がいたしました。
こないだの土曜日、12日のことです。
再び大朝日岳へ向かう予定でした。
というのも、テレビ局で山へ取材に入る際の荷物持ちの協力依頼があり、先輩二人がお手伝いするのですが、荷物が多いことと、ほかに人がいないためにぼくにまでおはちが回ってきたのです。
全国の百名山を登るのを目指している子どもたちが登るのを撮るのに同行、と。

しかし、天候が荒れ模様で、山の上では強風と夜間には冬型の気圧配置が予想されたため中止となりました。(中止自体は13日に決定したんですが)
山の草とか花とか虫とか-12日の古寺鉱泉

子どもたちははるばる遠くからやってきており、残念そうです。
山を見ている写真を撮らせてください、とお願いしたところ、山に向かってガッツポーズで。
朝日連峰はこれからの時期に小学生が登るのにはちょっと気象条件が厳しすぎるかもしれませんね。また穏やかな季節に再挑戦する模様です。
山の草とか花とか虫とか-中止

というわけで、朝早くに集まり、早くに解散ということになりました。
数日前、大頭森山への道が、古寺側からは通れるようになったと知らせがあり、ついでなので見に行ってみることに。
左の看板のあるところが遊歩道入り口。
右に行くと、柳川というところに出るはずなんですが、7月の雨での崩落等によりまだ通れません。
山の草とか花とか虫とか-大頭森山

ここに来るのは、そうですね。春先にスキーで来たのが最後だったでしょうか。
毎年、ちょこっと散歩したりなど幾度も訪れる山ですが、今年はなかなか来られませんでした。
道ばたにとちの実が落ちています。
山の草とか花とか虫とか-トチの実

殻に包まれたままのものもありました。
山の草とか花とか虫とか-とちのみ 殻つき

すぐにぽろりとはずれる殻。
くりと似ていますが、殻にはトゲがありません。
それと、くりの場合は、おしりはイガの木の付け根側にくっついていますがとちの実は、横を向いています。なんで横向きなんでしょうね?
山の草とか花とか虫とか-トチの実 殻を割る

殻から出てきました。
たくさん採れればアク抜きしてとちもちにしたりも出来るそうですが、うちでは食べる風習がありません。じいさまが子どものころに、食べたことがあるそうです。
山の草とか花とか虫とか-トチの実 殻から出てきた

雨の中、レインウェアを着ながらの散歩です。
ツノハシバミも実をつけていました。
面白い形の実ですね。
山の草とか花とか虫とか-ツノハシバミ

実には毛のような細かいトゲのようなのがついておりふわふわに見えるんですが、そんなに深くは刺さらないものの、ふと気が付くとちくりと痛かったりします。
山の草とか花とか虫とか-ツノハシバミの実

まわりの殻(果肉?くりで言うとイガ?)の部分はしゃくしゃくとした感じで柔らかです。
その中にちいさなどんぐりみたいなものが入っています。
山の草とか花とか虫とか-実を割る

ちいさいですね。
これは殻になっていて、結構硬いです。
山の草とか花とか虫とか-ちいさな実

奥歯でぱりんと割り、中身が見えてきました。
この中身は、ヘイゼルナッツとくりの実の中間のような味であぶらっけがあり、おいしゅうございます。
山の草とか花とか虫とか-殻を割る

木には雄花のつぼみがもうついていました。
山の草とか花とか虫とか-ツノハシバミ 雄花

こくわ(サルナシ)の実はまだ食べごろでありません。
黄色くなりかけが生で食べられます。(生で食べるとたいへん美味しいですが、食べ過ぎると口が痛くなり、翌日におしりがかゆくなります。)
山の草とか花とか虫とか-こくわ

雨の道。
山肌の下へ向いたヤマモミジなどの木々がアーケードのように道を覆います。
山の草とか花とか虫とか-雨の道

このあと山頂へ。