このところさぼりぎみのロッキーチャックです。
寒い外から家に帰ってこたつに足を入れると、睡魔が襲ってまいりますね。
睡魔との対戦成績の分がよろしくなくなっております。

さて、今年もいよいよ最後の月となり、冬らしく雪が当たり前になってまいりました。
12月の2日、延び延びとなっていたクリの林の枝の整理の続きを雪が本格的になる前に、と思い休日出勤の分のお休みをいただいたのです。
ところが、あらまあ。降ってしまいました。
家の近く

いえ、この日に雪が本格的に降り出すであろうことは、前日に予想天気図を見た際からわかってはおったのでしたが・・・。
ちなみに、この日の昼12:00(JST)の衛星からの雲の様子と実況の天気図を重ねたものです。(いずれも気象庁のHPより)
天気図
前線を伴った低気圧はサハリン上空にあって、日本海海上には大陸からの寒気の吹き出しによるすじ状の雲が発達しています。強い冬型の気圧配置となり、北海道、東北地方の日本海側は大雪に注意が必要です・・・。
といった具合でありましょうか。

天気図というのはなかなかに正確なもので、ごらんのとおりの雪景色となりました。
しかし、この数日前に、よし、クリの木の枝の整理の続きをするぞ!と気合を入れて柄のなが~いノコを買い求めたのです。以前に使っていたじいさま愛用のものは長年使ったためノコの部分そのものが減ってしまっていたのです。
柄の長いノコ

先っちょのノコの部分。目立ても効きます、と書いてありました。すこしだけアサリがつけてあるようです。柄の部分はかなりしっかりした品物で、重いのですが、ぐいぐいと切れます。
ノコの先

雪が積もりやすそうな枝、長くなりすぎた枝、そんなふうなのを切り落としていきました。
いやはや、道具がそれらしいと作業も進みます。
クリの林

この数日前のこと、親父が「クリの実生があったから雪囲いをした」というのがありました。
せっかく生えてきたので、もうちょっと大きくして植え替えなどするつもりのようです。
すこし微笑ましい光景でした。
ちいさなクリの実生

太陽は厚い雪雲の向こうでまったく見えませんでしたので、昼なのか、夕暮れになるのかさっぱりわかりませんでしたが、雪でびちゃびちゃとなって手がかじかんできたので作業を終了。
雪がせっかく降ったので庭に雪のうさぎをこしらえました。(ちょっと茶色なのは汚れた手袋でこしらえたからです)
ゆきうさぎ

雪は降り続き、翌朝はもう真っ白になりました。
雪の朝

街のほうでもいよいよ積もったようでした。
街のなかの様子を撮っておきたくてお昼のごはんの時間にいそいそと散歩に出ました。

駅近くも雪化粧です。
駅前の雪景色

駅前からの消雪道路の水の出るところ。地下水なのでちょっとだけ温かいそうです。
消雪道路

消えておりますね。
消雪道路は便利そうですが、地下水に含まれる鉄分で道路全体が赤くなったり、水を流すので、本格的に冷え込むと歩道のところがつるつるに凍ったり、とよいことばかりでありません。
もちろんコストがかかるのでしょう、あまり多くの場所には採用されておりません。
消雪道路の様子

ちいさな裏道とサザンカ。
サザンカ

お寺にあったキャラボクの赤い実。冬の間に小鳥などがうれしくついばむことでしょう。
キャラボクの実

蔵のあるおうちではなかなか立派な雪吊りがされておりました。
雪吊り

雪は降り続き、夕方におうちへ帰る途中にはうちの集落近くはもっさもさと雪が落ちてきて、見る見る間に積もっておりました。
夕方からの雪

雪が多くってたいへんですね、といろいろな方に言われることがあります。
しかし、「雪に恵まれた~」「雪の豊かな~」というように言い方を変えてみますれば、あらまあ、なんだか豊かな気持ちになってまいりますね。

とか嘯いておりましたら、翌日の朝にちょっと困ったことにもなったのでした。
が、それはまた別のおはなしです。
埼玉から帰った翌週、気温は低くなってきて、じとじとと冷たい雨、みぞれの日が続いていました。
例年ですと11月中に10~20cmほどの積雪の日があり、ああ、いよいよ冬だなあという感じになるのですが、今年はそれがちょっと遅かったようでした。(天気予報でご存知のように今はすっかり真っ白ですが)
うっすらと雪

11月下旬には落葉がさらに進み、小鳥たちが見やすくなってきたので、少し時間があると鳥を探してみていたのですが、探して撮るとなると姿の見えないものです。
コナラの葉

カメラを持っていないときにはエナガが幾羽も遊んでいる場所を見つけ、カメラを持って行って見ると、姿が見えない。そんなことがありますね。
この日には遠くにホオジロらしき鳥が一羽だけ。
遠くのホオジロ

畦の草もすっかり枯れた田んぼでは、カラスも寒そうです。
お~、さむさむっ、っというように羽をふくらましているようでした。
ハシボソガラス

田んぼにいるカラスはハシボソガラスがほとんどのようです。
カラスの風景

ハシボソガラスはハシブトガラスに比べて体がややこぶりで、名のとおりくちばしも細め、田んぼや畑にかよって草の実や虫を探して食べているようです。たいへんに愛嬌のある生き物です。
クルミを割ったり、なにかいたずらしたり、雪遊びなどするのもこちらですね。
以前にハシブトガラスが、アスファルトの上でなにかを食べている様子を見たことがありますが、ハシブトのほうはくちばしの先を上手に使うのが苦手なようでとても難儀しておったようです。ハシボソのほうはくちばしが器用なのでしょうね、硬い地面のうえでもつんつんとつついて何か食べているようですし、割ったクルミの中身も上手に食べます。
田んぼのカラス

とある日、仕事の合間をぬってとなり町にあるという山道具(この場合は、林業用品)のお店へ行ってみました。
少し前にうわさに聞いて行ってみたいと思っていたお店だったのですが、場所がちょっと奥まったところで見つけられずにおったのです。
チェンソや、チェンソを扱う際の小物、保護具などがちいさな町ではありえないくらいに充実しておりました。
買い求めましたのはちいさなオノでした。
オノ

刃はそんなには薄くありません。これなら刃こぼれはしにくそうですね。(でももうちょっと研いだほうがよさそうでしたが)
以前にチェンソの講習会に行った折、講師の方が、こういったサイズのオノを用いていて、枝を落とすのにちょうどよいだろうなと思われたもので欲しくなっていたのです。間伐する際などに使おうと思います。
刃

また、とある日、海外から袋が届きました。わお!
袋

中にはくつした。
ブログでやりとりさせていただいていて、今は北米にお住まいのすずめちゃんさん(ちゃん、の後にさん、と付けるのもなんですが・・・)からでした。
とあるときにくつしたのはなしになり、こちらには山用品専門店くらいでしかウールの比率の高いくつしたが無いのです、ということを言いましたら覚えていてくださったのです。
これはこれからの雪の季節に向けてたいへんに心強い気持ちがいたします。
くつした

12月に入ると、いよいよ本格的な雪の季節がやってきました。
山形はすっかり冬の雪となりましたが、記事の中ではまだ暖かな秋の埼玉のままです。
一気に山形へ帰りましょう。

その前に、館内にいろいろと展示されているものがありました。

さて、たぬきの剥製です。
たぬきの剥製

こちらはうさぎ。
うさぎの剥製
剥製にも出来のよしあしというのがありまして、ここのものはなかなかの腕前でこしらえてあったと思います。生きて動いているときのその表情、姿勢、仕草をきちんと観察して考えておられるようでした。(ひどい剥製はほんとにひどいのです)
たぬきはそうですね、なにか音がすると、こんなふうに首を上げてこちらを向きますね。
うさぎも毛づくろいするときにはこんなふうです。(野外で見るトウホクノウサギは、もうちょっと上半身が充実した筋肉質な感じがしますがニホンノウサギはどうだかわかりません)
ほかのアナグマなどもいつも地面に鼻を近づけてよろよろ歩いておりますものね。
観察の教材としては好適と思いました。

水槽もあり、これはムサシトミヨと書いてありました。山形にも東根にイバラトミヨというのがおりますが、かなり数を減らしております。
ムサシトミヨ

砂利に潜ったどじょう。どじょうはいつみても愛嬌がありますね。
どじょう

ここで人気なのはこのアルビノのシマヘビのようです。真っ白なのでなくほんのりとピンク色です。
アルビノ シマヘビ

何度もこのヘビを見に来ているという方がケースの前におり、いくらかおはなししました。館の方も解説をしてくれました。何回目の脱皮をこないだしましたよ、とか、体重の増減など詳しく調べられておるようです。うろこの一部が茶色のままで、それがとてもエレガントな模様のように見えました。口元もとてもかわいらしゅうございました。
かわいいももちゃん

館から帰る際、スタッフの方とおはなしをしていて、駅から歩いてきました、と言ったところ、バスもありますと教えていただいたのでしたが、実は都会のバスの乗り方をよくわかっておらず、どこに着くのか不安でいるよりは夕暮れの近くなる街を歩きたいと思い、帰りも徒歩でした。

ふと、道端の自販機に目をやると、あらまあ、ドクターペッパーがあります。
山形では売っておりません。(一時期売っていたんですが、今はまた無くなりました)
中学生のころに、修学旅行で関東に行った際、初めてこれを目にして、飲んでみたらなんとも表現できない味に感動した想い出があります。
ドクターペッパー

で、まんまと買ってしまい、自販機の前で久しぶりのこの表現しにくい味を堪能いたしました。
ドクターペッパー2

その近くの屋根にはカラス。遠いのでわかりにくいですが、ハシブトのようでした。
カラス

こちらに住んでいる友人が駅に着いたと連絡をくれたころには、方向感覚だけを頼りに駅へ向かっておりました。
空が広いので方向感覚はまだつかめております。
これがビル街などに行くともうぜんぜんだめです。
畑の風景

テキトウに歩いていたら、北本の駅からまっすぐ来たところの道に行き当たりました。
西の空はオレンジ色になっておりました。
しかし、埼玉というのは夕暮れの美しいところですね。晴天率が山形よりもずいぶん高いのでないかと思っております。
夕暮れ埼玉の

夕陽の中を友人が歩いてきました。
やあやあ、美しい夕暮れですね、とご挨拶をしました。
友人がやってきた

一緒に駅に戻ると、大きなクレーンが西の空に浮かんでいる様子でした。
西の空の彼方へ見えるのは秩父の山々の稜線でしょうか。
クレーン

一緒に夕食でもいかがか、ということになり、大宮駅まで行って、駅前でなにか食べるものを、と探します。大きな街なのですね。こんなふうなちいさな通りがあちらこちらに通っておりました。
大宮の街

素敵な看板もありました。こういったなにかを醸し出す看板も少なくなりましたね。
素敵な看板

埼玉の名物の食べ物はなにか?と友人に問うと、特にこれと言って無いんだよね、ということでした。
あちらこちら歩き回って、よさそうな門構えのそば屋さんへ。
メニュを見ると、「山形そば街道の~」と・・・。お隣は、讃岐、とも書いてあります。
山形のそばのあれ

そばのお味は・・・。
ちなみに、帰ってから調べてみたら、北本のそばが美味しいらしいということでした。あちらで食べてこればよかったのでしたね。
そば

この友人は、ぼくの友人としては珍しく本読みです。
この日、ぼくがザックに入れていた本を見せて、これはなかなか面白い、とかそんな世間話をして過ごしました。
本

そばを食べた後は、大宮駅の中を新幹線の改札まで案内してもらいました。
ここでお別れです。さようなら。またいつかどこかで。
さようなら

新幹線は帰りも混雑しておりましたが、山形に近くなるにつれて空いてきて、福島からは座席に座ってうとうとしながら乗っておりました。
つばさ

山形に到着したのはちょうど22時ごろのことだったのですが、直後に長野を中心に大きな地震があって、山形新幹線も一時ストップしたとのことでした。(人的な被害は日ごろの備えのためか抑えられたようでしたが、家屋などはかなり被害が大きかったとのことです。特に冬の厳しいところでの地震でしたでしょうから、これからがたいへんなのかもしれません)

というわけで、暖かな秋の埼玉へ行ったおはなしはこれにておしまいです。
ちなみに、名物といえば、帰りに草加せんべいを買い求めましたが、たいへんおいしゅうございました。