先週の様子です。
西に白く障子ヶ岳、白くたくましい山肌です。
右にぐるんと回るように尾根が続き、ちょこんと高いあたりは紫ナデ。
障子ヶ岳

いくらか晴れる日がありました。
昨年から楽しみにしていた大きな彗星は、太陽から戻ってきませんでしたね。
アイソン彗星が崩壊してしまったことがわかったあとでいつも届けてもらっている星の雑誌には、あれこれと観測の方法などが書いてあり、記事を書かれた時点では、大変明るい彗星になって戻ってくるだろうと誰もが心待ちにしていたのだなあ、と。
つわものどもが夢のあと、であります。
オリオン

川に見慣れない鳥がおりました。
茶色の頭の後ろがぼさぼさっとなって、赤いくちばしの先っちょがちょっとだけ黒くなっています。
調べてみますと、カワアイサという名の鳥のメスあたりが似ているように思いました。
カワアイサ

西の大朝日はなかなか山頂を見せてくれません。
手前に見えているのは、小朝日、その右下にさんざのかっしゃ(古寺山)が見えます。
少し前に、近所のじいさまと山のはなしをしていたら、「昔からは古寺山とは呼んでいないので、あれはさんざのかっしゃと言う山なんだ」ということでした。
「サンザノカッシャ」は、三沢の頭、ですね。
小朝日まで

一昨日のことです。
雪は本格的に降り始めました。
雪にかすむ最上川。
雪の最上川

雪降る川面、浮かぶ鳥。
なんの鳥か見えない

たくさんおります。
川岸

雪やこんこん。
雪降る

帰り道は、まだ除雪されておらず、タイヤがあちこちに滑りました。
しっかり圧雪になどなると逆に走りやすいものですが、ゆるいじゃぶっとした雪なので丁寧に運転せねばなりません。
雪道

一昨日の夜は、おとなりの集落の集会所であれこれ集まりがあり参加していました。
昨日の夜は、林業をしている地元の若い衆とあれこれもくろんだりたくらんだりしかけていました。
一昨日の夜に集まったところにあったブランコ。
ちいさな子どもが乗って遊んでいたりしますが、この夜は、雪が乗っていました。
雪は、ブランコの上などに乗るとうれしかったりするものでしょうか。想像するとちょっと楽しいです。
ブランコ

雪降りの合間に、いきなり晴れることもあるもので、すっかり冬の装いになったスギの梢の上のほうにオリオン座が光っていました。
雪のスギとオリオン

冬の月夜は明るいですね。写真に撮ってみると夜とは思えない景色です。
雪の森

しんと晴れた月の夜に、どこか山のなかに泊まり、月光に照らされる冬の森など眺めたらそれは見事なことだろうと考えています。
9日の昼のこと、太陽の左側の空にほんのりと明るい部分がありました。
肉眼ではうっすらとでしたが、写真に撮ってみると、少しだけ虹のよう。
幻日(げんじつ)のようです。ほんとはもっとはっきりと出るそうなんですが、雲の状況によってでしょうか?うっすら、ほんのわずかでした。
幻日

この日は、お大黒様のみみあけの日でした。
ほうろくで青まめを炒ります。
まめとほうろく

青いまめ。ほうろくは年季が入って、ちょっとお見苦しいですが、ごかんべんください。
青いまめ

炒ることしばし、だんだんと香ばしく香りがしてきて、おなかが鳴りそうです。
まめは炒るだけでたいへんに美味しいですよね。ぼくは子どものころにはこれがすごく好きだったのですが、食べるとなかなかに硬いもので、虫歯の治療したところが気になって今はあまり食べられません。
炒る

みみあけですから、ほんとは五合ますに入れるんですが、どうにも見当たりません。
いつもの年は母が炒って準備をするところ仕事で帰りが遅くなるとかで、「みみあけやっといてね。」ということなのでした。
背に腹は替えられぬ、ますに比べてなんとなくモダンな雰囲気になってしまいますが、やらぬよりよいだろうと、ますと同じように分量を量れるもの、ということでシエラカップ(お米だと2合相当みたいでした)にまめを入れます。
シエラカップに

五円玉を添えまして、準備完了。
五円を添えて

さあて、準備のできましたこのまめと五円玉を入れたシエラカップをもち、神棚の前にて、シエラカップ(ほんとはますで)をざらざらと振りながら
「おだいごくさま、おだいごくさま、来年もどーがしぇえみみ聞かせでけらっしゃい」
「おだいごくさま、おだいごくさま、来年もどーがしぇえみみ聞かせでけらっしゃい」
「おだいごくさま、おだいごくさま、来年もどーがしぇえみみ聞かせでけらっしゃい」
と唱えました。これはなるたけ大きな声で唱えないといけないんだそうです。
というのも、お大黒様はちょこっと耳が遠いため、願い事は大きな声でということだそうです。
これまでの年は、この儀式はじいさまが執り行なうのですが、今年は風邪でのどが痛い最中だとのことで、ぼくが初めてのみみあけをした日となりました。ちょっと大人になった気分です。(もう充分におっさんですが)

神棚に供えた後、さげて、ぼりぼりとまめをいただきました。
味は美味しく、ついつい食べてしまうんですが、なにせ硬いですね。柔らかめにさくっとなるように炒るにはどうしたものでしょう。
なむなむ
神棚には、しばらく前に供えたまったんだいごん(又になったダイコン)がしなびていて、少し緑がかって見え、うわ!かびてる?と思いましたが(まだ)かびてはいません。しなびているだけでした。いつごろ下げてよいものかわかりません。

季節の行事はいろいろあるものですね。山形県内の庄内のほうでは、みみあけでなく、「大黒様」などの呼び名の行事でハタハタなどを使ったお膳を作るそうです。
うちのところではハタハタが採れないのでこのようなやりかたなのかもしれません。
このような行事も、それぞれの地域の産物や、旬のものなどを使ってされるように分かれていったのでしょうか。
テレビや新聞では、「今日はみみあけの日です」とあまり見聞きしないので、全国的にはどんなふうなのでしょうね。

※「おだいごくさま、おだいごくさま、来年もどーがしぇえみみ聞かせでけらっしゃい」は、「大黒様、大黒様、来年もよい知らせを聞かせてください」
「しぇえみみ」=「良い耳」=「良いお知らせ」です。
先週の土曜日のことです。
ちょっとした会議があり、朝日連峰と月山の間を通って、山形の日本海側の庄内近くへ行っておりました。
と言っても、かつて朝日村だったところなので、山形の内陸から行くと庄内の入り口のあたりまでです。
朝日村は、今は鶴岡市と一緒になり、海のほうまで一つの市になりました。
まだ村民憲章の碑があり、ぼくの頭の中では今もまだ昔の名前のままです。
山の草とか花とか虫とか-朝日村

熊の毛皮がありました。右はツキノワグマ、左は北海道から贈られたヒグマだそうです。
ぼくの親戚でも、熊ぶちしていた方が幾人かいましたが、今はもうしていません。
山の草とか花とか虫とか-熊の毛皮

会議はこんな名前でした。
午前中は年2回の定例会。午後からは10周年の意見交換会でした。
巡視員というとなんとなくものものしい感じであれですが、任じられているのは地元の集落の方や、猟友会、渓流釣りの団体、山岳会など山に関係する一般の人です。
詳しく書くといろいろあれなのでやめておきましょう。
朝日山地森林生態系保護地域は、林野庁での保護の区域のことですが、自然公園ともかぶっているところがあり、朝日連峰一帯は、植生や生き物の保護に関しての規制がかなり厳しいところになっています。
山の草とか花とか虫とか-10周年

話し合いの内容は、あちらの看板が壊れていた、こういう虫がこれくらい発生していた、ごみの落ちている量はこれくらい、大雨の被害と登山道の手入れはこのよう、などの情報の共有です。そういうのを観察する目玉が多いほうがよいですね。
山の草とか花とか虫とか-会議中

会場の建物の中にあった古くなりつつあるポスター。
角に、画鋲の跡、セロハンテープの跡がいくつもあり、何度も大事に掲示されているようでした。写っているのは、岡本太郎さんが撮られた田麦俣の民家の写真。
山の草とか花とか虫とか-田麦俣の写真

帰り道、月山湖のほとりの駐車場にある月の女神。
山の草とか花とか虫とか-月の女神

こちらに来たついでに、湯殿山のスキー場がこの日にオープンとのことで立ち寄りました。
この前の週にはプレオープンしたそうですが、いくらか暖かい日が続いたために雪が足りなくなり、本番のオープンの日にリフトはお休みになっていました。この日以降、雪が積もっているはずなので今日はもう雪は充分にあるのでないかと思われます。
山の草とか花とか虫とか-リフト動かず

小屋にいた方に、「お休みなのでしょうか?」と聞くと、リフトは動いていないけれど、徒歩で登って滑っている人もいるので、自分で登るならどうぞとのことでした。
お言葉に甘えて、こないだ買った新しいスキーを試すのに、よちよちと登っていきました。
土がところどころ出ていましたね。
山の草とか花とか虫とか-土が見えている

リフトの柱の根元に、トゲトゲの枝。
これはハリギリのようです。コシアブラの濃い感じのお味で、新芽が人気であったりします。
山の草とか花とか虫とか-ハリギリ

で、ある程度登ってから滑りましたが、土のところでひっかかったりするのでないかと怖ろしく、そろりそろりと滑り降りて、一度だけにしました。
山の草とか花とか虫とか-スキー場から見下ろす

スキーは好きなんですが、リフトのあるところにはあまり行かないので、もののついでと思ったのでしたが、仕方ないですね。お天気にはかないません。
今年は初雪は早かったけれど根雪は平年並みのようです。
この日の夕方から日曜は雪が続き、だんだんとやっぱり冬だなあ、そんな具合になってきております。