さて、日曜の午後の雪遊びのことです。

道沿いの雪に穴を開けていました。
1月中に雨の日があり、それが凍っていてスコップだけではなかなか開けられないでいたらチェンソを持ってきた方がありました。四角くだけ切ってもらい、あとはスコップでくりぬいていきます。なにの穴なのかは後ほど。
チェンソ登場

ぼくは参加していませんでしたが、この日の会場には、数日前からイグルーが作ってありました。
新しく降った雪でかまくらみたいに見えていますが、ブロックを積んで作ってあります。
イグルー

こちらは、底を掘って作ったタイプのもの。
入り口がかなり下に・・・。
埋もれたイグルー

大人にはちょっと入りにくくなっていましたが、入れば中は意外に広かったです。
子どもたちはあっさり通れるようでした。
入りにくい

この日は、近所や街のほうの小学生たちも参加しての雪遊びでした。
結構集まっていますね。保護者も一緒なので、にぎやかなこと、にぎやかなこと。
集合

さっそくイグルー作りです。
ぼくの作るものは、足元から雪のブロックを切りだして使いますが、この日は、コンテナに雪を詰めて同じ大きさのブロックを作りました。
子どもたちが参加するには、こちらのほうがいろんな作業を分担できるのでよいかもしれませんね。山では使えない方法ですが。(コンテナ背負っていくわけにはいかないですし、コンテナで作ったブロックは一人で積むには大きすぎます)
コンテナに

・・・。
作っている様子も載せたかったのですが、一緒に作業していて撮っていませんでした。
とにかく完成です。所要時間は1時間ほどでした。
出来上がり

イグルーに入ったり、雪合戦したり、子どもたちはま~、元気ですね。
大人たちも、ついついいろいろ作ってみたくなります。
イグルーは4つほどあり、なんとなくちいさな雪の集落のようになり、これはぜひ集落の入り口を作りたいぞ。と。
アーチ
これはイグルーよりもずっと難しかったです。

たいへんに美味しかったおしるこ。
これはうちの山岳会の副会長さんが作ってくれました(副会長とは近くの集落同士なのです)。
もちも入っていて、冷えた体に甘いおしるこは極上の美味しさです。
おしるこ

雪だるまも登場です。クラシックなとぼけた顔の雪だるまです。
雪だるま

だんだんと暗くなってくると、子どもたちは一旦解散し、今度は夜の装いの準備になりました。
道沿いに開けていた穴と、地面の穴にコップと廃油を固めたものとひもの芯のろうそく(ランプ??)を置いて灯していきます。
このランプ?は、キャンドルのあれこれを町のあちこちでやってみよう、というので作ってみたものだそうです。廃油のてんぷらのかほりが・・・ほんのりと漂い・・・おなかが減ってきます。
廃油のランプ

道沿いにも火が灯りました。
不思議な造形たちは、子どもたちがいつの間にか作って並べていました。
うぇるかむ

日が暮れてきて、だんだんと灯火の光が見えてきました。
夕方の青い光

道沿いはこのように。
だんだんと冷えてきて、路面はつやっと凍ってきました。
ぼくは出会うことができなかったのですが、野ねずみがランプのところにやってきて、暖まっていたそうです。うわあ、見たかったな。
道沿い

夜になるともっとろうそくの光が綺麗になるのかと思ったら、すぐ近くのT字路に低圧ナトリウムの街灯があり、その光が・・・。これはちょっともったいなかったです。足元が見えてよいことはよいんですが。
夜のイグルー

夜空には月と冬の大三角が見えています。
夜に晴れていると、きん、と冷え込みます。
冬の大三角

イグルーと、冬の大三角。
いつの日か、いくつも山越え旅をして、山の上でイグルーを作って泊まり、満天の星のもとこういうように撮ってみたいものだなあと思っています。
イグルーと星空

夜は7時までランプの番をしておりました。
近所の方、夕ご飯をおうちで済ました子どもたち、それと地元の新聞記者さん(山開きでご一緒した方です)などが訪れていました。
アーチからイグルーへ続く道はくねくねと灯りに導かれております。
ランプの道

ぼくは今回のこの行事はお手伝いだけだったのですが、企画からやっていたみなさんは、1月中の雨の続いたあたりには、雪の心配をしていたようです。
雪はやっかいに思われますが、さて、使うぞと思うと、足りないのでないか、というような心配をし始めて、もう逆に、雪の降るのが待ち遠しいような気持ちになったようでありました。
雪がたいへんたいへん、と愚痴をこぼすのと、降るのを待つ気持ちと、どちらが気持ちよいのかは言うまでもありません。起きている出来事はおんなじなんですけれどもね。
日曜のことです。
日曜は、午前中に星の好きな方たちで集まって温泉に入ってお食事を。午後には、別な用事で雪遊びをしましょう、という日程でした。
ふと土曜日はなにをしていたのだっけ?と思い出せなくなり、しばらくして思い出したのは、風邪を引いてたんですね。そうでした。治ったらすっかり忘れます。風邪を引いて、でも家にずっといると頭痛がするので、すこしだけ林の中を歩いたのだった。

ということで、日曜日のこと。
太平洋側各地に雪がたくさん降った日のことです。
山形は、平穏に雪が降っていました。
気温は低めで、新しく降った雪が軽やかにスギに降り積もっています。
雪国のスギだなあ、という光景になります。
スギ

白と黒、枝は細やかに雪をまぶして、向かいの低い山なみもスキーで登って下ったら楽しそうです。
冬の林

雪の道です。
うちの集落より若干雪は少なめかもしれません。道沿いは軽自動車の屋根より高い雪です。除雪機で押すので、道のすぐそばは雪が高くなっているのですね。自然に積もったところではこんなに多くなく、1.5mほどになっているでしょうか。
雪道

でも、この日は温泉です。
うちからすぐ近くの温泉です。源泉100%かけ流しの温泉です。入浴料は300円也。
宿泊もできるので、身軽な細板のテレマークスキーを持ってきて、ここに泊まって周りの山を散策して一日楽しんでもよいかもしれません。極楽でしょうね。
露天風呂もあり、冬にはもちろん雪見しながら、夏には晴れたら天の川を眺めながら入ることができます。
温泉

玄関の隣には飲用の温泉。なんとなく牛乳のような舌触りです。飲みすぎるとおなかを下すらしいので飲みすぎはだめですが、これを汲んで行って焼酎を割って飲んだりするかたもあるとか。
飲用の温泉

この日集まったのは、数年前から一緒に星の観察会をしている星の先生、星好きの本屋さん、星好きの奥様とその旦那さん、昔に地元の大学で教授をしていた物理の先生、でした。
星の先生と元大学教授の先生は、このところ一緒に素粒子の勉強をしているのだそうです。
素粒子か・・・。どんな味がするものでしょう。ぼくはまだ食べたことはありません。

名物の穴のあいたせんべいをぽりぽりと食べたりしながら、素粒子や、望遠鏡の材質や、彗星のこと、先生御用達の鉄工所さんのはなしなど。
名物の温泉

そんなはなしをしていると、せっかく温泉に来たのに入らないままの勢いでしたが、気を取り直して温泉へ。
ロビィには、正月飾りがありました。枝ぶりの立派なミズキにたくさんの飾り。
正月かざり

温泉からあがると今度はお昼ごはんです。
いやはや、昼から豪華でございます。
冬なので旬のものは少ない時期になっておりますが、春になればきっとあれこれ山菜などもあるのでしょうか。
お昼ごはん

話題になったのが、右上の鯉の旨煮です。
山形では、特に米沢をはじめとした置賜地方を中心に食べられる食べ方です。
ほかの県でも内陸部ではよく食べられているようですね。サバ缶の消費量との相関関係が見られるのでないか、という気がします。
ぼくが子どものころには給食にも出てきました。
鯉の旨煮
この鯉のうま煮は、肉、内臓、皮と食べる方によって好みが見られるようです。
肉が美味しい、いや、肝のほうが、いやいや、うろこのぱりっとしたのが美味しい、というような具合です。
では、好きな部分だけの肉だけ食べると満足か、というとそういうわけでもありません。(結局全部食べるんです)

さあさあさあ。
おビール

そんなふうに午前中からなんだか贅沢したように過ごし、ぼくは午後からの用事があるので、残念ながら中座をしまして午後の雪遊びに。
雪の壁

うむ、なにかしておりますね。
次は、雪遊びの様子です。
今日は太平洋側の各地にも、雪が降っていると朝からのニュースになっていましたね。
事故も多くなっているようで、雪に慣れない地域の方は充分に注意して怪我なく過ごしていただきたいなあと思います。
山形は、いつものとおりの雪です。

こないだ、農協のお店に立ち寄る機会があり、ふと棚を見ると、ははあ、なかなかよい造りのかんじきがありました。
材は細めですが、爪、反り、巻いてある薄くした木、針金を使用してしまっているのがちょっと残念ですが、このあたりで伝統的に作られている様式に忠実で、作者の手馴れた様子が見えるものでした。今後作る際の見本にしようと購入しました。
材は色味の強いもので・・・クロモジ、かな?
かんじき

ちっと小さめでした。作る際に寸法を参考にするのにもうちょっと大き目がよいかななんて思います。
かんじきを履いたところ

しかし、このかんじき、材が細めで強度が若干心配があります。
せっかくなので、家の周りをちょっとだけ歩いて斜面を登り降りしてみました。
雪は、ありますね。今は1.5mほどでしょうか。
雪の森

栗の林とスギの林の間に動物の足跡がありました。
足跡

足跡はたくさんあるんですが、そのひとつがこの穴へ入っていました。
中を覗くと結構ね、奥の深くまで空洞になっています。う~ん、もしかしたらまだなにかしら中に入っているかもしれません。タヌキか、ハクビシンか。
噛まれてもつまらないので、手は入れずにおきましょう。
怪しい穴

そこから出入りしている足跡はずっと続いています。
足跡続く

今日は気温が低めで経過していて、風はあまり強くなく、雪は細かく結晶で降ってきていました。
積もったひとつひとつの結晶が、光の加減で見えています。
雪の結晶1

昨年も撮影に挑戦しましたが、これがなかなか難しいものです。
今回は、コンパクトデジカメのマクロ撮影で撮りました。こちらのほうが手軽でまあまあ撮れてよいのかも・・・。
一眼レフでの昨年の方法では、なにかしら透明な板にひとつ拾って、ピント合わせしているうちに溶けちゃうんでした。
雪の結晶2

今日は、出来たらちょっと高い山へ、なんてことも考えては見たのですが、ここを歩いてみると、表層だけすすっと滑るような雪であったものですから、やめておきました。
暖かい日に起きる雪崩、寒い日に起き易い雪崩、とあります。山登りやスキーで巻き込まれるのは寒い日の雪崩が多いですね。
雪のスギ林

かんじきの試しでもあるので、わざと走ってみたり、一気に下って、駆け上ってみたり。
それでまた雪の結晶の撮影を。
雪の結晶3

しばし遊んでから、かんじきの傷みなどの無いのを確認。
しかし、ひものかけかたをちょっと工夫しないと、時間の経過とともにちょっとずつずれてきてしまいます。どうしたもんでしょうね。

帰り道に怪しい大きな足跡が・・・。
ははあ、この大きさから察するに、この動物の体長は175cmほど、重量は65kgほどだなあ、とめぼしをつけました。
はい、先ほどにぼくが登った跡ですね。
怪しい足跡

クルマの窓に積もった雪の結晶。
よく見ていると、実にいろんな形の結晶があります。この日は、ふたつの六花状の結晶が太鼓のように繋がったものが多くありました。
クルマに積もった雪

明日は、雪遊びの予定なのですが、こちらも荒れ模様になるようなので、どうなるやらと少し心配しております。