箱です。
箱
開けてみると、シロクマのマークの袋があり、その中にフェルト製のなにかが入っております。

ええと、これはソレルの1964パックナイロンという防寒靴のインナーブーツでした。
左は新しいもの、以前のものは右。4年か5年ほど使ったら、インナーのフェルトがへたってきてしまったのです。インターネットで注文して数日。注文したのを忘れていたら昨夜に届いたのでした。
新旧インナー

この防寒靴の場合は、中身のフェルト製のインナーブーツをひきずりだして交換できます。
濡れてしまった際にも取り出して乾かしたりできますね。外側は防水、内側で防寒、ということでしょう。古いインナーはいつのまにか薄く固くなってあまり暖かくなくなっておりました。(それでもまあまあ暖かいですが)
左が新しいインナー、真ん中が古いインナー、右は外側、下はぼくの足です。
入れ替え

ぐいぐいと押し込んで交換終了(わざわざ書くほどの複雑なものではありませんが)。
上端の毛の部分が茶色から黒になりました。
インナーブーツで3,150円也。はきごこちはすっかり新品です。
1964パックナイロンインナー取替え後

散財の白状ついでに、つい最近に買い求めた冬用の寝袋も載せましょう。
冬用のシュラフは、以前からいつかは買わないといけないなあと思っていました。
しばらく悩んでいたのですが、結果として定評のあるNANGAのAURORA750(760FPモデル)というものにしました。750という数字は、中綿のダウンの量のことだそうです。
驚いたことに、この寝袋は永久保障になっていて、万一破れたりしても補修自体は無料なんだそうです(中綿と送料などは有料だそうです)。
外側の生地はほかのメーカーなどでは、軽量とパッキングサイズを小さくするため薄いのを使ったりすることもあるのですが、ここのものは、ごわっとして丈夫そうでした。透湿防水素材だそうで、シュラフカバーを使わないでも雪洞でもOKとのことでした。生地の薄いのは、結局シュラフカバーを別に持っていくことになるわけで、それを考えればコンパクトなのかもしれません。
快適睡眠温度は-16℃まで、ということでした。
NANGA AURORA750

比較のため、こちらは以前から使っているマウンテンハードウェアのシュラフ(ちょっとにおう)です。
これはたしか0℃まで対応のものです。
しかし、実際に使ってみると0℃ではこれだけではとてもゆっくりは眠られません。
山道具屋さんで聞くと、0℃と書いてあるものは、カタログでは冬も使えると書いてあってもうちではスリーシーズンということで説明しています、とのこと。冬に使うなら-15℃くらいまでのものがよいだろうということでした(山形の場合かしらん?)
マウンテンハードウェアシュラフ
先週あたりに試したところでは、この0℃までのシュラフと同じく0℃まで対応の化繊のシュラフを重ねて使うと0℃ほどで快適でした。
山道具やさんの言うことには、この適温は個人差が大きいとのことで、目安くらいにしてねということでした。

並べて比較してみると厚みがかなり違っています。
生地の厚みもかなり違っています。対応温度はもちろん違うし、右のものはコンパクトにする、というのが目的の品物のようです。
シュラフの厚さ比較

袋に入れるとこのような差でした。
左がダウンシュラフ-16℃までの丈夫さ目的のもの、右が0℃までのコンパクトさ優先のもの。
シュラフ、ダウン-16℃と0℃仕舞い寸法比較

わかりにくいので、比較にほかのものも並べてみます。
左から、モンベルの30Lのザック、冬用寝袋、3シーズン寝袋、右端が大きめのツエルト。
この冬用寝袋は、カタログ記載の仕舞い寸法はφ21×38cmとなっていました。
30Lのザックですと、これを入れるだけでかなりのスペースになってしまいます。冬に泊まるつもりでいくなら大きめのザックが要るわけなのですね。スキーだと滑りにくいだろうなあ、なんて思います。
大きさ比べ
なお、せっかく買うので、山道具やさんにいろいろと使い方などを聞くと、シュラフに入る際には、寒いからと言ってレインウェアを着たまま入ると暖かくないからね。ということでした。(フリースやダウンの防寒着は重ねてもよいらしいです)
そうだったのか~、着た分だけ暖かいと思っていました。

さて、冬用の寝袋など買い求めますと、この後の行動パターンはもうおわかりでしょう。
そうですね、さっそく使ってみないといけません。
昨夜は冷え込んで吹雪いていて、部屋の窓ガラスは内側に霜が立っていました。
こりゃあテストにうってつけの夜です。
窓の氷

ぎゅう、っと。
ぎゅう

おお!
でも、すぐにまた凍ります。
指のあと

昨夜は午後8時の時点で、ぼくの寝室のまくらもとの気温は-3.6℃でした。
就寝の際に見たら-4.2℃となっていました。
部屋の気温は-3.6℃

で、今朝に起床。
試した結果は、たいへんに暖かく快適でした。普段のふとんは、冬には干せないもので重たくあまり暖かくなくなっており、それに比べたらぬくぬくに暖かでした。
こんなの買い求めてどこに行くんでしょうね???
薬局の前に今は懐かしさを感じるようになった丸いポストがありました。
そのとなりに、象の像・・・。
ポスト ぞう

こんな看板も雰囲気がありますね。昔の看板はなんでしょう、深みがあるというか、渋みがあるというか。今は作ろうとしてもこうはならないような気がします。優等名酒芳醇無比東菊、であります。
芳醇無比
その下に鮮やかに赤い自動販売機があったりして、この新しいもの、ちょっと懐かしいものの混じったような対比がたまりません。

せっかく来たのだからなにかしら食べてみたいと思うものです。
歩くと、そこかしこにソースの香りがただよっておりました。
どんど焼き(ほかのところでは箸巻きと言ったりもするそうです)です。
小麦粉を溶いた生地に、焼きのり、青のり、えびの粉、魚肉ソーセージのかけら。
どんど焼き1

達人のおばちゃんが手際よく裏返していきます。お見事、お見事。
どんど焼き2

裏返したら、ソースをぴっぴっっと刷毛で落とし割り箸をぽんぽんぽんと置いていきます。
う~ん、手早い。
どんど焼き3

割り箸をしぱっと割って、すかさずはじっこを挟み、
どんど焼き4

こてで、くいくいっと、
どんど焼き5

くいくいくいっと巻いていって
どんど焼き6

ソースにどぶっと浸けて出来上がりです。
う~ん、そうですね。うちに持って帰ってじいさまにも食べさせましょう。
(じいさまは、あらあら、懐かしいね、と先っちょの数センチをもにょもにょと食べました。その後、じいさまの食べ残しは、弟が夕方に帰宅したら、このどんど焼きに目が無いものですから、しゅっと吸い取るように一瞬で平らげました。)
お土産

さて、帰ったら雪おろしの片付けの続きです。
ホルモン焼きやさんの角のナナカマドには、まだ実がついておりましたが、冬芽も立派に育っていました。山のナナカマドは、今頃どんな様子でしょう。
ナナカマド

家に着く手前で、最近始まった工事です。
うちの集落の下流にある用水路の復旧工事が最近になって始まりました。
夏の豪雨の災害復旧ですね。冬にするのは、山がせまっている狭い現場などでは、雪を足場に移動し作業しないといけないところもある、ということもあったりするそうです。
工事が続く

この初市は、かなり昔からここの街で行われていて、周囲の山村から、それこそ大きなそりを引いて人が集まったそうです。
市街地の成り立ち、「市が立つ」のは、周りのあるいは山越え谷越え遠くのお互いの農山漁村の暮らしのなかで、相互に余ったもの、足りないものを交換し合う場ということであったでしょう。
初市のどんど焼きの小麦粉も、魚肉ソーセージの魚も、臼の木材も、チョコバナナのバナナもチョコもどこかしらの生産現場で汗をかきかき作られたのでありましょうね。
遥か遠く、海の向こうで出来たものもあり、すぐ近く、うちの近くで生産されるものもあり。
昨年の災害では、ちいさな規模の田畑が崩れたりしたところも多く、高齢の方の多い地域性もあり、もうやめてしまおう、ということもあったように聞きます。
工事は工事で、重機の音は大きいのであまり好きではありませんが、雪の中、お休みも無くこのような山奥の水路をも、まだ直してくれようとしている。そう考えると頼もしくも聞こえます。
初市と雪の中の工事の風景と、繋がっていないようでも、若干繋がっているのかもしれません。
雪おろしの後のお昼過ぎ、街の初市へでかけました。

この初市は、旧暦の1月2日に行われているもので、今年はたまたま土曜日でしたが、平日でも旧暦のとおりに行われます。平日だと、人があまりこられませんけれどもね。

さて、初市の会場は商店街の通りです。西のはじからお伺いしました。
ははあ、結構遠くまで人がたくさんいるのが見えます。季節的に吹雪いてしまったりする日取りですが、今年は晴れ間なのと、土曜日なのとで、お客さんも多くあったのでないでしょうか。
初市

繭玉飾りが色鮮やかです。真っ白の雪景色ばかりであった冬に鮮やかなのが好まれたのかもしれませんね。
繭玉飾り

商店街の前の通りは、クルマが入れないようになっていて歩行者のみ通れるようになっていました。
信号を東へ渡って振り返ります。出店の並ぶのは200mほどのようでした。
お祭りの出店で定番の食べもの関係のほか、植木や農産物や竹細工にくりもの、漬物や山菜、お正月らしい初あめ、正月飾りもありました。
子どもたちが多く

臼と杵。
かつては、うちの集落でも作られていました。お隣のおうちでは、トチやケヤキ、クリの木のよいのが出ると先代のおじいちゃんの時分まで作っていたそうです。
わが家の農作業小屋にも「くりちょうな」などが残されていて、もしかするとかつては作っていたのかもしれません。
杵と臼

こちらには竹のかごなどもあります。
何年か前に、ここでほうきを買った記憶があります。よい品物でした。
細工もの

チョコバナナがカラフルです。
チョコバナナ

広島風のお好み焼きだそうです。
広島には行ったことがないので、本物はどういうものだかわかりません。
お好み焼き

出店の並ぶ真ん中あたりが一番と混みあっておりました。
これくらいにぎやかですと初市をした甲斐もあるというものでしょう。
にぎやか

これはいつものお店の店先です。
魚屋さんなのに、「お魚デー」と書いてあるのが不思議だと以前に教わりました。
言われてみればそうですね。魚屋さんですからね。お魚デー以外には、なにを売っているのか?ということなのでしょう。魚屋さんなので、毎日がお魚デーなのでしょうけれどもね。
お魚デー

せっかく来たのだからなにか買い求めたい、という気持ちでした。
初あめなども魅力的です。
しかし、子どものころに初あめで、歯の詰め物が取れてしまって以来、食べたいけれど怖ろしい、という気持ちがぬぐえません。(今日になっても、買ってきたら良かった、と若干後悔をしています)
初あめ

午後からは屋根から落とした雪の片づけをしないといけないので、いつまでもは眺めておられません。この時には初あめを諦めて、どんど焼きを買い求めることにしました。

明日は、どんど焼きを巻く様子をお伝えします。