二日間のお休みをいただきました。
昨日の朝から山へ行って山岳会の宿泊訓練?を催してまいりました。

帰宅してニュースを見たら、関東方面でまたかなりの雪が降ったとのことで、たいへんな様子にびっくりした次第です。
雪かきは若干の経験があるので、お手伝いに行きたい気持ちですが、交通手段も無くなっておるようです。
建物や屋根の崩れたところもあるとのことで、雪を考慮した設計になっていないとこんな惨状になるものかと愕然としたところでした。
雪かきはえいやと頑張ると続かないもので、心がけて一掬いをちいさくちいさく、遠き山を一歩一歩登るようになるべく丁寧に、腰を傷めたりしないでください。

そんな中で雪の様子を載せるのもなんだか気乗りはしませんが、始めたら終わらせないと気持ちも悪いので、こないだの続きを。

先っちょから西へ進み、太目の道(後ほど聞いたところによると、かつて木を伐り出したりするのに馬も通ったとかいうことでした)と合流し、道は北へ分岐していきました。
尾根がこんもりと太くなり、スギの植林と、コナラの雑木林が境界になっています。
広くなった尾根

足跡の交差点。
浅く小さな4つまとまった足跡はリス、向こうへ続くのは、カモシカのもののようでした。
その交差点へ、ぼくのスキーも通っていきます。
足跡の交差点

その先にあった不思議な足跡。
溝のようになり、何度も通ったような感じで個別の足跡はよくわからないほどでした。
これは・・・。う~ん、なんでしょう?
ここまで執拗なくらいに何度も通ったような足跡は初めてみました。
なんとなくアナグマ、こちらでは、「まみ」「ささぐま」などとも呼びますが、それかなとも思うものの、はて、彼は冬眠するのでなかったのか?と。
溝のような足跡

植林と雑木の間をずっと続いています。
続く溝

辿ってみると、はて、毛の混じった雪が。
動物が食べられて毛だけがちらばっているのは見たことがありますが、付近に血痕などは見当たりません。周りの雪に汚れたようなところ、そして茶色の細い毛でした。身づくろいでもしたのでしょうか?
毛のあと
あとは手がかり無し・・・。

見上げると右にカラマツの木々。
左にコナラの枝ぶりです。
カラマツの植林

区切りのよいところまで歩きたい気持ちで、西にあるちいさなピークへと向かいます。
そろそろかな?というところで、キツツキの木をつつく音がして、近づいてみると、木の根元に木屑が散乱していました。
キツツキのつついたところの木屑

見上げると、枯れて折れた枝、いや、折れて枯れた枝なのでしょうか?
つついた痕がたくさんありました。
雪の時期には、常に頭上にも注意ですね。折れた枝のほかにも、雪の塊やつららなども降ってきます。
折れた枝

最初に登った崖の上からは400mほど。
たどり着いたちいさなピークから西の様子。
尖った山が見えます。今度はあれにも登ってみたい。
山頂から西の山

早くも日が暮れかけてきましたので、スタート地点方向へ適当に見当をつけて斜面を滑り降りました。
斜面を下る

行く先に民家の屋根が見えました。
どなたかのお庭にすいっと下ってしまってもお邪魔してしまうことになるので、方向転換。
民家が見える

スタート地点へ近い方向へ滑り降り、最初に登ったところを撮影。
ここから見ると、傾斜の様子が少しわかりよいでしょうか。
地形図で判断すれば、こんなところはスキーを履いたままわざわざ登ろうとは思いません。
なんとなく、登ってみたくなってしまったんですね。
登ったところ

クルマを停めたところあたりに戻ると、歩いた全体が見えます。
滑らかなカーブを描いた尾根です。
右の土が見えるところから、左のはじあたりまで辿ったのです。
滑らかな尾根

先っちょが見えます。
先っちょ 矢印つき

最初のえっちらおっちら登ったあとは、のんびり歩いて1時間30分ほどの散歩でした。
優しい雪
西からの夕陽が、ちらちらとゆるやかに降る雪片を照らしていました。
雪もこんなふうに穏やかに降るなら綺麗なだけなのだけれど。
昨日の昼に、半年振りに献血をしてきました。
気のせいか、すっきりした心持ちです。でも、前より寒さがこたえるような・・・。

さて、続きです。
えっちらおっちらと斜面を登り、ようやく上に到着しました。
登ってきた方向の景色は木々の向こう。
水平に30m、垂直に30mほどのところに正味20分ほどもかかってしまいました。
ふう、久しぶりにくたびれました。
登った

登ってみると、ははあ、意外に細い尾根です。
スキーだとちょっと歩きにくいので、一旦スキーを脱いで、この先の崖の先っちょへ行ってみることにしました。
細い尾根

どうやら、このこんもりしたのが先っちょのようです。
この先がてっぺんのよう

上に立ってみると、一人が立つくらいの広さ(狭さ?)です。
隣の先っちょもそんな様子で、ぼくの立ったところもあんなふうに雪で覆われて広く見えているだけのところかもしれません。そう思うと、近くに生えた木の枝から手が離せません。
隣の先っちょ

眼下には、土の崖が出ていて、その下に川が。
眼下

川の水は澄んでいて綺麗に見えました。
眼下の川

南方向の山。
あちらにも行ってみたいなあ。
向こうの山なみ

さて、戻りましょう。
ちいさいけれど、なにかしらのてっぺんに立ったのは久しぶりのことでした。
なんとなく気持ちが晴れます。
戻る

若干、うきうきとして歩いていると、ひゃあ!
つかまった木の根元に吸い込まれるように、腰まですぽっと落っこちました。
木の周りや根曲がりの下あたりは穴になっていることが多く、雪の時期には気をつけないといけません。ちょっと浮かれておりましたね。
落とし穴

スキーのところに戻りました。
スキー、待っていてくれましたね。
スキーへ

ここからは、尾根に沿って先ほどの崖とは逆方向に足を伸ばしてみることにしました。
少し進むと、あら、右から道が合流してきています。
あら、道がある

細い尾根はここでおしまい。
地元のいつも眺めているあたりの山ですが、そうか、こんなふうになってたのか。
再発見があるものです。行って見ないとわからないものですね。
細い尾根から道へ

西へ進みます。
ここからは、あれこれたくさんの足跡がありました。
2月11日の祝日のことです。
また屋根の上からの景色です。
2月に入ってから、また雪の日が多くなってまいりまして、1月の雨のころから一箇所だけそのままであった農作業小屋の屋根の雪おろしをしておりました。
晴れ間もあり、朝から山へ行きたかったのですけれどもね、ほんとは。
隣の集落が眼下に見えています。うちとの標高差は100mほどあるようです。
もやのかかった日などに、あちらからこちらの集落を見ると、雲の間に見え隠れしてマチュピチュのようであるといいます。
屋根の上から

古くなった農作業小屋。
二階の壁などは張り替えしたいなあ、なんて思っております。
二階の屋根へは、二段階で登ります。この屋根の雪は、下半分が雨を吸った後に凍り、固くて重くて難儀しました。
小屋の雪おろし

作業はやはりためてはいけませんね。ちいさい屋根なのに、下に落とした分も片付けて午前中が終わってしまいました。

ふう、午後からはリフレッシュのためちょこっとでもどこか見晴らしのよいところを歩いたりしたいものだと出かけてみました。
家から出てすぐに、木の根元になにかいるのを発見。
ヤマドリ

ヤマドリのメスでしょうか?キジでしょうか?
ふと振り返ってみると、どちらだか自信がありません。
しかし、この子は、これで隠れているつもりなのでしょうか。結構近くにいるのに逃げないところを見ると、すっかり隠れているつもりなのかもしれません。おしり隠して頭隠さず???
ヤマドリ左を向く

向かったのはこのちいさな崖のあるとある集落近くの尾根です。
あの崖の上のちょこんとしたてっぺんから景色を眺めてみたらどんなだろうと思っていました。
ちいさな崖

スキーを履いて、川のふちを歩いていきました。
近くになっても、なんとなくスケール感のわからない地形です。
ふもとから上までは地形図でみると30~35mほどあるようです。
意外に遠いちいさな崖

崖そのものは泥岩の脆い岩になっていてとても登られないので、崖の下を横切って右から回り込むか、林になっているところを上ろうかと悩みましたが、崖の下を通るのはやめといて、左の木立のなかを登ることにしました。
ここを登ろう

ちょっと離れたところから見るとなんでもないようですが、すぐ下から見ると、結構な急斜面になっています。雪がところどころこんもりと、または裂けていて、こういうのは見た目以上に登りにくいものです。
斜面の下から

スキーで登るより、一旦脱いでしまってつぼ足のほうがよいかも・・・、と思いつつもスキーでえっちらおっちら、だましだまし登ります。
雪がずれて落ち葉の見えているところもありました。
落ち葉が見える

1/3ほど登りましたが、見上げる景色はあまり変わりません。
見上げる斜面

木が混んでくるとさらに登りにくい・・・。
隙間をぬって、木につかまりながら登っていきます。
ううむ、これは失策であります。今度からこういうところを登るときにはワカンも持ってきたほうがよいなと思いました。スキーをザックに背負ってね。
この日の雪は、表面から30cmほどのところにザラメの弱い層があり、その層で、足元からずるっとずれていったりしました。
苦戦の跡

水平距離は、ほんの30~35mほど・・・。(標高差も同じくらいなので、傾斜は45°ほどなのでしょう)
なのになかなか進まれません。
もうちょっとなんだけれど

あの段差を越えれば・・・上に到着、するはず。