ふと気が付くと、いつの間にか夕暮れが遅く、昼もこころなしか太陽の力強くなってきたのを感じるようなここ数日です。春分までは一ヶ月、秋分から冬のほうへ1月の10月と太陽の出ている時間では同じくらいの季節になったのでしょうか。2月のほうが10月よりもずっと寒いわけですけれどもね。

久しぶりに最上川の河畔へとちょっとだけ様子を見に行ってきました。
浮いているのはカルガモたちのようでした。
最上川

浮いている鳥たちは、時折水面をすくうようにくちばしを運んでおりました。
カルガモ

雪の壁のこちらから、そおっと近くの岸辺を覗き込むと、すぐ近くに一羽、二羽。
こちらのカルガモは、首に包装紙かなにかをくっつけていました。
取れないのかな?ビニールなのかな?ちょっと心配でしたが、シャッターの音が気になったのか、このあとぷかぷかと岸を離れていきました。
首になにかつけてる

別な方向の対岸には、カラスがちょこんと石の上に。
ハシボソのようです。
カラス

カラスは、カメラのレンズには敏感で、しきりにこちらを気にしていましたが、わざと目をそらして、知らん振りをしていたら、川の浅いところに入り、なにかをつついたりしていました。
カラス 川に

ばさばさっ!
カラスたちは、特に、ハシボソガラスはいろんなことをするので、眺めていて飽きない鳥です。
前に、ここに来たときには、対岸の雪の斜面で滑り台のように遊んでいたんですが。
カラス 飛翔

空を舞うのはトビのようです。
トビ

遠くの木の周りに足跡がたくさんあります。タヌキあたりでしょうか。
木の枝に小鳥が一羽おりました。
遠くの木のジョウビタキ

肉眼ではあまりよく見えず、写真に撮ってカメラでの再生でズームしてみると、色合いからジョウビタキのようでした。
ジョウビタキ

川原に行って見ると、たいてい鳥たちはあれこれといるものですね。
カモの仲間も、カルガモよりもふた周りほど小さいのもいました(種類がわかりません)。
川原は木々もあり、なにかしら流れ、飛んで眺めていて変化のあるところなのでしょうね。

家に帰ると、山梨の知り合いから、贈り物が届いていました。
食べられるらしいのですが、眺めて、手にとって楽しんでください。とのこと。
味はあまりしないらしい・・・。
おくりもの

手紙には、りんごの切手が貼ってあり、りんごは好きなもので、シンプルな絵柄のりんごの様子にうれしくなりました。
りんごの切手

う~ん、これはふじ、なのかな?
普段の切手の80円のものは、ずっとこの絵柄でよいのでないか、という感じに気に入りました。爽やかな赤さがよいですね。

山梨からお手紙が届いたのですから、郵便の行きかうくらいに除雪も進んだのでしょうか。そうだとよいなと思います。
山梨も長野も果樹の生産が盛んな県なわけですが、今回の思わぬ量の積雪に、果樹などは雪による枝折れが相当あったのでないかなと思っていました。ぶどうの棚などもつぶされてしまったかもわかりません。
手間ひまかけて木を何年も育てて、それが数日間の雪でぼきっと折れてしまうわけですから、お天道様は時に非情なことであるものです。
さて、イグルーに泊まって後のおはなしです。

写真の撮ってある時間を見ると、夜に眠ったのは9時ごろのようでした。
翌朝目が覚めたのは5時過ぎ。
西に月が雲間から時折顔を出し、テントとイグルーを照らしていました。
月夜のテント

さて、ギリギリに小さくしていたことで、そうなのです。
今回使った寝袋はダウンのものなのですが、ダウンというのはふくらんでこそ暖かいもので、背中の下や、ダウンの潰れてしまうような状態ではあまり暖かくありません。
ギリギリに小さくしたために、上向きに眠ると肩が両脇の壁に当たるほどで、肩の冷えること冷えること。野球を9イニング投げた後のピッチャーだとしても冷やしすぎだろうと。そういうことでした。それと、今回に使ったエアマットが、厚みはあるのに意外に寒いもので、夜中に腰が冷えて、着ていたフリースを腰に敷くようにして眠ることになりました。
それ以外は、暖かいもので、なんだかんだできちんと眠っていました。
山の夜は早いので、夜9時から5時まで眠って8時間。たっぷり眠りましたね。
ほかのメンバーが起きてから聞いたところ、夜中の12時くらいから2時ごろまではかなり強い風が吹いていたそうです。ぼくは、ぼんやりと、風の音がするなあ、くらいのものだったのですが、テントはかなりごうごうと吹かれ、飛ばされるのでないかと思うほどであったとか。
イグルーの静けさ、風への強さは結構なものだと実感した次第でありました。

朝の5時には、まだ暗く、でも充分に眠ったので、お月見など。
木々の枝の向こうにお月様が雲に見え隠れします。
お月様

ここに来るたびに、この斜面のあたりにはウサギの足跡があるので、待っていたら出てくるかも、と見ていましたが、この日は出てきてくれませんでした。
耳がよいですからね、ぼくがうろちょろしているのを聴きつけていたのでしょう。
ウサギを待つ

朝のテントたち。
朝のテント

雪も降っていたようです。
枝には新しく雪がついていました。
枝

とねりこの木。
片一方だけに雪がついています。
北西から風が吹いていたのですね。(この日は、関東甲信越に大雪の日でした)
とねりこの木

コナラだかミズナラだか、ちょっと判断に迷う木。
芽と葉はミズナラっぽいのですが、木の幹はコナラのような樹皮なのです。
そして、こんな樹形。
林の中だともうちょっとしゅっと伸びるのでしょうけれど、横にも枝が多くあるのは、周りに木々が少ないからでしょうか。
ならの木

そのうちにみなさんもごそごそと起きてきて、夜は結構寒かったということや、風の強かったことなどを聞きました。また、二日目だけ参加のT先輩も合流。
コーヒーをいただいたり、各自に朝食にとりかかりました。
ガスのストーブの下に、コッフェルに付属の大きめな缶がおいてあるのは、今回持って行ったストーブがガスカートリッジタイプのもので、寒さで気化しにくくなったので、お湯を入れて暖めてあるのです。冬は、ガソリンか、灯油ストーブが強いですね。やっぱり。
朝食

のんびりと過ごしてから、テント撤収、あずまやの撤収。
二日目はロープでの確保などの練習を予定していたのですが、この山では練習に向く斜面の傾斜が足りないのと、新たに雪が積もって、滑落停止などしようにも滑らない、という様子でしたので、日を改めてもっと山奥にて、練習をすることにしました。(T先輩は、結果として、撤収作業のお手伝いだけしてる感じに・・・)
あずまや

せっかくなので、記念の写真を撮ったりして。
スキーは、手前は、ぼくのスキー。
奥は、Kねえさんのスキーです。こちらは、アルペンタイプの山スキーですね。
記念の写真

雪が降ったので、それぞれのおうちの除雪も気になります。
朝の9時を過ぎたころに下山を始めました。
今回は、いろいろと練習の道具や、テントに寝袋など荷物が多く、ザックがふくらんで、ぼくのライトなスキーでは、ターンがしにくいったら!
しかし、最近のテントというのは軽いものですね。4人用のテントを二張り分、ぼくのザックにしまいましたが、スキーで軽やかに滑るには邪魔なものの、かんじきなら重さは気にならないくらいでした。
下山へ

慎重に滑るにしても、スキーはやっぱり下りは楽々です。
時折、地面を蹴るだけで、あとは立っているだけですいすいと進んでいきます。
帰り道

帰りは、15分か20分か、のんびり下ってもそんなところでした。

今回に感じた課題については、ひとつに、冬は空気で膨らますだけのマットのみでなく、銀マットもあわせて使ったほうがよいかなということ、ふたつに、イグルーは若干はゆとりあるサイズにしたほうがよいな、ということ、みっつに、ガスのストーブはやっぱり気化しにくくなるので、甘くみないほうがよいなということ、よっつめに、ライトなスキーで遊びにいくなら、ザックがふくらむような装備だと邪魔でね、だめですね。ツエルトは必ず持つにしても、テントを持たずにイグルーを作るようにしたほうが軽やかに雪の山の散歩が楽しめそうです。(行き先の場所は選びますが)

イグルーは、思いのほか、違和感無く安心して眠れ、テントよりも具合がよいくらいの感じであったようです。それと先日に購入した寝袋は、雪の溶けた水もしっかりはじいて一泊、二泊くらいなら、シュラフカバーはたしかに要らないかなということでした。

というようなことで、一泊の雪遊びのおはなしはおしまいです。
こないだの土曜日のことです。
山岳会での雪遊びを企画しており、参加をしておりました。
行き先は、あまり山深くなく、例の山の上の公園です。
今回は、山岳会のメンバーが6名、一般参加の若者が2名の参加でした。

会長さんは、ジルブレッタの山スキーを引っ張り出してきました。
これで冬に小朝日岳へも行かれたことがあったそうです。
登りは縄を巻いて、下りはこれを外して滑るのは地元の知恵です。
ジルブレッタのスキー
・・・が、残念なことに金具と靴(コバつきの登山靴)の調子がよろしくなく、途中で引き返してかんじきになりました。

今回は、天候が荒れ模様で、カメラが壊れるとよくないので、あまり撮れておりません。
公園までは、冬は除雪しておらず、1.5kmほどの歩きでした。
公園は、真っ白です。こないだひっぱりうどんをしたイグルーはもう潰れており、ほんのちょっと痕跡がでこぼこと残っているのみでした。
雪の公園

公園では、イグルーの制作方法の確認。(これはぼくが実演する形で)
雪の山で、雪洞を作る適切な場所が見つからない場合などにも使えるだろうということで、練習をしました。出来るけれど作らないのと、出来ないから作れないのは、おなじように見えてまるっきり別ですものね。生き延びるための手段はたくさんあったほうがよいと思うのです。
試作のイグルー

雪崩の際のアヴァランチビーコンの捜索の練習。公園のどこかに埋めたビーコンを探しました。
今シーズンに付近の山で、雪崩による遭難があり、その際にはビーコンを装着していたために遺体の発見が早かったそうです。(もちろん生きているのを発見できれば一番ですが)
アヴァランチビーコン探し

このほか、顧問による弱層テストの実演を。
この日は、新雪の中にかなり弱い弱層があり、切り出した雪柱にスコップを載せて、一度だけぽん、と叩いたショックで層がずれていました。こんな状態で傾斜のあるところをスキーで横切ったらどん!と滑ることでしょう。

練習などには、日帰りのメンバーと、一般参加の若者二人も参加しておりましたが、14:00ごろに日帰り組は下山に。
宿泊組の5名は、宿泊の準備です。
テントも背負っていきました。会の装備で、昨年に購入したものですが、なかなか出番無く。
今回が初登場でした。
ぼくはせっかくなので、イグルーをもう一棟建築し、そこに泊まることにしました。
テント

その後、夕食を食べたり、アルコホルを摂取したり、ぼくはカフェインを摂取したり。
ろうそくがひとつあるとほんのりと暖かい気持ちになります。
キャンドル

あずまや。背景に街の灯りも見える時間に。
あずまや

だいぶ日が暮れてきました。
夜の公園

今夜のぼくの宿でございます。
見てのとおり、内部空間をできるだけちいさくするように作ってみました。(このギリギリに小さくしたサイズが後に・・・)
ぼくの宿

この夜は、ぼくが時折練習に行っているちいさなスキー場でお祭りがあり、数発ですが花火のあがる予定でした。
夜景

すっかり暗くなりました。
ろうそくは、イグルーの前へ。
ほかのメンバーはテントに入りました。
夜へ

ぼくはせっかく花火があがるのだからそれを見てから(昨年に花火への寄付をしていました)と思いスキー場を眺めて過ごしていました。
ちいさなスキー場

なかなか上がらないもので、スキー場にいるはずの知り合いに電話したら、仙台から山形への道路で何箇所も雪崩が発生し、通れる峠が無くなってしまったとのこと。
14日の夜からの太平洋側の大雪で、宮城側の道路の斜面で雪崩れたようなことでした。

今回の太平洋側の大雪の気圧配置は、南岸低気圧などと呼んでいる気圧配置で降ったものですが、元々の雪国に雪が降る気圧配置とはちょっと仕組みが違っているようです。
日本海側の元々雪が多いところにたくさん雪が降るのは、たいてい日本海で発生した低気圧が、東北地方を横切って岩手沖へ抜け発達して強い冬型となり降ることが多いです。
今回の低気圧では、日本海側では風はやや強いものの、雪はいつものとおり(やっぱり降るんですが)になっていました。

このあと、イグルーで眠りにつきました。