今日は太平洋側の各地にも、雪が降っていると朝からのニュースになっていましたね。
事故も多くなっているようで、雪に慣れない地域の方は充分に注意して怪我なく過ごしていただきたいなあと思います。
山形は、いつものとおりの雪です。

こないだ、農協のお店に立ち寄る機会があり、ふと棚を見ると、ははあ、なかなかよい造りのかんじきがありました。
材は細めですが、爪、反り、巻いてある薄くした木、針金を使用してしまっているのがちょっと残念ですが、このあたりで伝統的に作られている様式に忠実で、作者の手馴れた様子が見えるものでした。今後作る際の見本にしようと購入しました。
材は色味の強いもので・・・クロモジ、かな?
かんじき

ちっと小さめでした。作る際に寸法を参考にするのにもうちょっと大き目がよいかななんて思います。
かんじきを履いたところ

しかし、このかんじき、材が細めで強度が若干心配があります。
せっかくなので、家の周りをちょっとだけ歩いて斜面を登り降りしてみました。
雪は、ありますね。今は1.5mほどでしょうか。
雪の森

栗の林とスギの林の間に動物の足跡がありました。
足跡

足跡はたくさんあるんですが、そのひとつがこの穴へ入っていました。
中を覗くと結構ね、奥の深くまで空洞になっています。う~ん、もしかしたらまだなにかしら中に入っているかもしれません。タヌキか、ハクビシンか。
噛まれてもつまらないので、手は入れずにおきましょう。
怪しい穴

そこから出入りしている足跡はずっと続いています。
足跡続く

今日は気温が低めで経過していて、風はあまり強くなく、雪は細かく結晶で降ってきていました。
積もったひとつひとつの結晶が、光の加減で見えています。
雪の結晶1

昨年も撮影に挑戦しましたが、これがなかなか難しいものです。
今回は、コンパクトデジカメのマクロ撮影で撮りました。こちらのほうが手軽でまあまあ撮れてよいのかも・・・。
一眼レフでの昨年の方法では、なにかしら透明な板にひとつ拾って、ピント合わせしているうちに溶けちゃうんでした。
雪の結晶2

今日は、出来たらちょっと高い山へ、なんてことも考えては見たのですが、ここを歩いてみると、表層だけすすっと滑るような雪であったものですから、やめておきました。
暖かい日に起きる雪崩、寒い日に起き易い雪崩、とあります。山登りやスキーで巻き込まれるのは寒い日の雪崩が多いですね。
雪のスギ林

かんじきの試しでもあるので、わざと走ってみたり、一気に下って、駆け上ってみたり。
それでまた雪の結晶の撮影を。
雪の結晶3

しばし遊んでから、かんじきの傷みなどの無いのを確認。
しかし、ひものかけかたをちょっと工夫しないと、時間の経過とともにちょっとずつずれてきてしまいます。どうしたもんでしょうね。

帰り道に怪しい大きな足跡が・・・。
ははあ、この大きさから察するに、この動物の体長は175cmほど、重量は65kgほどだなあ、とめぼしをつけました。
はい、先ほどにぼくが登った跡ですね。
怪しい足跡

クルマの窓に積もった雪の結晶。
よく見ていると、実にいろんな形の結晶があります。この日は、ふたつの六花状の結晶が太鼓のように繋がったものが多くありました。
クルマに積もった雪

明日は、雪遊びの予定なのですが、こちらも荒れ模様になるようなので、どうなるやらと少し心配しております。