春になったからでしょう。仕事のほかに、あれこれと夜に用事が入って、帰りの遅くなる日の多い週になりました。消防の練習や、会議(仕事以外にもいろいろと会議のあるものですな)などなど。

空気は日々春の香りを強めております。
月山。
輪郭がシャープでないのは、ピンボケか?と思ったら、どうやら空気が暖められてもやもやとなっているようです。
月山

もうちょっと見晴らしのよいところへ移動しまして。

白き月山。
月山2

朝日連峰随一の岩峰、障子ヶ岳の東斜面は雪の隙間から岩肌が見えるようになってきました。
障子ヶ岳

白く神々しい大朝日、小朝日。
大朝日

少し北へ向きますと以東岳もボリュームと険しさを共に備えた容貌でございます。
以東岳

このところ、ちょっとずつ時間を見つけてはコナラの林のある公園へ足を運んでいました。
雪の無いところならば冬の林の様子、という具合になった春のコナラの林です。
コナラの林

ここの公園のふもとの道沿いの斜面では、ショウジョウバカマが顔を出し始めました。
この明るい林床に咲くショウジョウバカマを撮りたいと思い、探してみましたが見当たりません。
さてさて?もう咲いているのでは?と思っておりましたが、まだ葉っぱだけのようです。こちらのほうが日当たりがよさそうなものですが、どういったわけなのでしょう。
ショウジョウバカマの葉

ショウジョウバカマの株を確認しながら歩いていると、南の方角から、チュンチュンといくつも声が聞こえてきました。
小鳥たちのちいさな群れです。
エナガが枝に留まりました。
エナガ

レンズを向けていると、枝のついていた痕に上手にとまりました。
頭の黒い帯がはっきりとみえます。う~む、頭もまるこい。
エナガ 枝の痕に止まる

枝の断面が気になっている様子です。
枝の断面が気になる

ちいさな可愛らしい様子に似合わないくらいに、ぐいぐいと断面をつつきまわしておりましたが、なにもいなかったのか、むむむ、という表情です。
むむむ

エナガはいそがしそうにあちらこちらに飛び回り、レンズで追っている・・・。
と思ったら、いつのまにかシジュウカラに???
どこかの時点で入れ替わってしまったのでしょう。
このカラなどの小鳥の群れのどうにも不思議なのは、ヤマガラやシジュウカラ、エナガ、コゲラあたりが入り混じって移動していることでした。同じ種類でなく、いろいろ混じっておるのですね。どういったわけで別な種類でも群れるのでしょうか。
シジュウカラになった

この日の短い時間(短い日は5分とかなんですよ)の観察を終えて仕事へ帰ります。
オクチョウジザクラ

ふと林のなかを見ると、おやおや、これはこれは。
咲き始めましたね。
土曜の午後のことです。
そばを食べたあと、おうちへ帰る途中、道ばたの春の花を眺めておりました。
うちの集落よりも少し山あいの道ばたですが、日当たりがよいためか花は早いようです。

やや、スミレが咲いている、と何気なく撮った一枚。
周りの葉がタチツボスミレだったので、花がちょっとくしゃっとしたのが気になったものの、タチツボだろうと思っていたのですが、先ほど見ていたら、花の出ている根元の葉や、がく片、めしべの先っちょ、花柄の毛の様子などからアオイスミレのように感じました。
いかにもタチツボっぽい葉は、となりの株あたりのまだ咲かないタチツボスミレの葉かもしれません。後日とおりかかる際までの楽しみとしましょう。
タチツボ系統のスミレ

ルリソウ。花はまだひそやかに一輪だけ。
ルリソウ

来た、来た、カタクリの花も咲き始めました。
カタクリ

こちらにはもっとカタクリの花。
カタクリのそろったの

うむ、これは新しい葉でなくて、昨年の残りです。
シダの仲間のシシガシラでしょう。
シシガシラ

なんとま、早いですね。ゼンマイです。
ゼンマイ

ニワトコ。
ニワトコ

オオウバユリ。
つやつやしております。
オオウバユリ

青みのかかったキクザキイチゲ。
キクザキイチゲ

アズマイチゲがはらはらと野原に散りばめられております。
アズマイチゲがはらはらと

午後からはクリの林の片付けをしておりました。
太目の枝はチェンソで刻んで積み、細めの枝は集めて。
なにかに使えそうなのだけれど・・・。
クリの林を片付ける

さらりと枝の片付けをしましたと書きましたが、これが昼から夕暮れまでみっちりとやっておりました。(翌日に筋肉痛になりました)
残雪のふちにアズマイチゲがもやしのように続々と伸びています。
アズマイチゲがもやしのように

こちらはフクジュソウの新しいつぼみ。
フクジュソウの芽

まだ白いままのフクジュソウ。
周りのひょろひょろした葉は、キバナノアマナのちいさな株のものではないかと思っております。
まだ白いフクジュソウの芽

残雪が消えたところから続々と新しい葉が伸びていくのだ!

と書こうとしたら、ややや、あわてんぼうですね。待ちきれなかったのでしょう、残雪を押しのけて芽を出したアズマイチゲもありました。
残雪を押しのけて

さあさあ、ほんとに春が来た!と言いたいところですが、残雪多い林床を通るまだ風は寒さも帯びており、あのふわんと暖かな春の朝の、息を吸うのも楽しく感じられる瞬間は、ううむ、あともうちょっと、あと一週間、いえ、二週間ほどでしょうか。
先週の土曜日(12日)のうちの田んぼの様子です。
雪はまだうっすらと残っております。昨日(15日)には土がかなり見えてきました。
溶けるスピードがぐんぐんと上がっております。
そろそろカエルも起きだすことでしょう。毎夜、帰りがけにクルマを停めてはカエルの声が聞こえやしまいかと耳を澄ましております。
田んぼの雪

杉林の残雪。
雪がこんなふうに残ってるところがまだ多いものですから、気温はまだいまいちあがりません。
これが溶けるとぐんと気温が上がるように思います。
杉林の雪

雪の無くなった土手には次々にフクジュソウなどが咲いていきます。
フクジュソウ

木に猛禽類のなにかしらがいらっしゃいます。
サシバ

この時には名前がわかりませんでしたが、図鑑を見るとサシバのようです。
首もとの白い毛の中に縦に黒い帯。
サシバ飛ぶ

この日は、そうでした。
地元の若者で林業に取り組んでいる方のおうちに、大学生たちがやってきて、今年に木の使い方の研究をするんだというのを聞き、どんなふうにするものか興味があってぼくもお伺いしたのでした。
林業をしている方が試作したインテリアを兼ねた合板だそうです。貼る密度や組み合わせを変えたら面白そうです。
薪の板

山形県産の合板だそうです。県内には合板工場が無いため、宮城に木を持って行き、加工して持ってくるんだそうです。県内に工場があったらよいでしょうね。
県産合板

かっこいい薪ストーブ。これなら存分に火を眺められることでしょう。
材料にしたり、はじっこは燃したり、そういった研究になるのでしょうか?
薪ストーブ

近くの温泉へ。飲用のお湯の出口の様子(何度も載っておりますね)。
温泉

温泉たまご。
温泉卵
温泉に入りに行ったわけでなく、温泉のボイラの状態を見せてもらったのでした。
浴槽の湯は温泉ですが、シャワーは真水なので、それを沸かすために間伐材などの使えない部分をチップにしてボイラを動かしたい、という考えもあるようでした。
いきなり温泉の窓口に行って、ボイラを見せてください、という学生さんがた、なかなかの行動力ですね。

そんな様子を見せてもらったのが午前中でした。
で、その後、前の記事で書いたそば屋さんへ行ったわけでございました。

道ばたのワサビの様子。
わさび

雪が解けて、その下から落ち葉を掻き分けワサビの葉っぱが出てきておりました。
ワサビ出る

山あいにも春が進みつつあります。