5月4日

大朝日岳に行った翌日のこと。

2日間、うちのまわりを観察していなかったので、朝からうろうろ観察していました。

道路わきのがけにコタニワタリというらしいシダ。どういった語源だろうか?
冬も葉のあるシダなので、いつでも撮れるのだけどなんとなく、記録しておく気分になって、ぱしゃぱしゃ。っと。

厚みのあるしっかりした光沢のある葉っぱ。遠めにランの葉のようにも見えて、近づくとな~んだ、となる。この写真を撮っているときには、足元はまだ雪。
山の草とか花とか虫とか-コタニワタリ

葉の裏の胞子がつくところ。
ウルトラセブンに出てくるあの宇宙人みたいだ。なんだっけな~。
あの、黄色と赤のこんな模様の宇宙人。名前を忘れてしまった。
山の草とか花とか虫とか-コタニワタリの裏

ちょっと前まで、雪のしたにあった葉だからちょっと傷んでいる。

撮りおわって、道路まで2mほど。

・・・左足がずぼっ!と。

雪のしたに、素掘りの道路わきの水路があって、その上に木の枝があって、そこに雪が積もっていたから落とし穴みたいになっていました。そこを踏み抜いてしまった。
左足が、腰まで穴に落ちてしまった。でもまだ底に着かないくらい深い。
カメラのレンズも、フードに雪がすっぽり詰まった。レンズにプロテクタつけてて良かった。
体ごと、落っこちなくて良かった。覗き込んだが暗くって底は見えなかった。

怪我はしなかったけど、なんだかショック。
大朝日岳からは無事帰ってきたのに、家のすぐちかくでこのような目にあうとは。

木登りで怪我をしやすいのはあとちょっとで降りられるところだそうな。
自動車事故も、自宅から出て数百mが多いらしい。
そういえば、数年前に、とある山に行って、下山後、ふもとの山荘で休憩したあとに、山靴のひもをめんどくさくって締めずに歩いて、足がもつれ、石の階段から落ちかけたことがあった。
身近なところや安全だと思ってるところから気をつけなくっては。と再認識。

自らへの戒めとしてあなぼこを撮る。未来の自分よ、見るたびに思い出すが良いさ。
山の草とか花とか虫とか-あなぼこ

このがけのもう少し下(この時はまだ雪の下)にサイハイランが1株あって、昨年もここで、草で足が滑って、つま先に怪我を負った。この場所はぼくのデンジャーゾーンであるようだ。

なお、コタニワタリの新芽はこんな感じ。ほうら、古代の様相だ。
山の草とか花とか虫とか-コタニワタリの新芽

・・・でも、懲りずにそのまま、田んぼのところまで行く。
またお気に入りの草の葉っぱ。ちいさい花はどうもお気に入りだ。
これ、このちいさい葉っぱは、昨年5月末に花を撮った草である。
キキョウの仲間だからくきの切り口から白い乳液を出す。
花はなかなか小さく、柔らかな白のベースにブルーのラインが入った可憐な花が咲く。
こないだの、カンゾウに似た葉っぱの答えがまだ出ていないけど、またやっちゃった。
うちのばあちゃんは、年を召した所為か、いつもユメウツツなのだけど、この花の写真を見せたら種類をぴたりと言い当てましたぞ。
山の草とか花とか虫とか-なんでしょ

なお、この記事は、10日の夜に書いている。未来記事というやつである(バラしてどうなる?)。
これが公開されるころはあれからもう2ヶ月。あっという間のような、長かったような。
季節があっという間に過ぎさっていくのをこんなに身にしみて感じた年はいままでにない。

Plant×50

コタニワタリ・・・1種×50=50円

5月1日から累計1,500円  4月度:3,050円
うちの近くもようやく山菜シーズンに入りましたよ。
タラノメ、コシアブラ、ゼンマイ、コゴミにアカコゴミ、ウド、シドケ(モミジガサ)、もうちょっとしたらワラビかな。イタドリなんかも食べる地域があるように聞く。

じいさんが若いころは、ワラビやウドなども出荷していて、ぼくも小学校から帰ると延々と手伝わされました。
収穫して、揃えて切って、重さを計って、束ねて・・・。ワラビって手が黒くなるのでした。
大人はなんでこんなもの食べたいのだ?と思いましたなぁ。おにぎりが一番美味しいのに、と。
美味しく感じるようになったから、ぼくも大人になったのだろうか。

今は、自分の家で食べる分を食べるときに採るだけになりました。
親父は退職にあたりいろいろ計画中の様子でござる。びんぼう暇無し。

たくさん次々といろんなのが出るので撮ってはいるけどなかなか載せられませぬ。
ちょっとずつ書きます。早めに載せないと、「セツガコケル」とか「フケル」となりますね。

今日はコゴミとアカコゴミ。

コゴミはクサソテツの新芽のことらしい。一箇所から束になって出てくる。
これはうちのクリ林の林床のもの。ちょっと日陰で、湿り気のあるところに多い気がするなぁ。
山の草とか花とか虫とか-コゴミ

うえから見るとこんな感じ。シダの仲間は、見るたびに恐竜を連想する。
子どものころに好きだった恐竜図鑑には、背景にこんな植物が書いてあったからだろうと思う。
山の草とか花とか虫とか-コゴミうえから

こっちはうちの玄関先から歩いて数十秒のところ。
時季になれば、いくらでも生えているので、調理前に必要な分だけ採る。
出たときに食べて、季節が流れて大きくなったらおしまい。
旬にだけ食べるが良いです。
わざわざ採りに行くほどのものでもない。
山の草とか花とか虫とか-コゴミ群生

展開した葉っぱのなかごろ。明るい色合いと、細かな葉脈が美しい。
山の草とか花とか虫とか-コゴミを透かして見る

アカコゴミは、図鑑でいうとイッポンワラビなるものらしい。
アブラコゴミとも呼んでます。これもうちのクリ林にでます。
コゴミよりはちょっと少なめで、コゴミより美味しい。
なので、コゴミが食卓に出ると、赤いほうが良い。と贅沢をいうものがいる。

ぼくだ。

コゴミはちょっと青臭いし、すじっぽい。
アカコゴミはアブラコゴミの名もあるように、味がなめらかで柔らかく、コクがあるように思う。
こっちは、数百mなら採りに行っても良いと思うのだ。

地面からの出かたを見ると、コゴミのように束になっては出ない。なるほど、イッポンワラビかあ。
山の草とか花とか虫とか-アカコゴミ

アカコゴミのあたま。丸まった葉っぱにはまだ未熟な胞子嚢(ソーラス)が見える。
山の草とか花とか虫とか-アカコゴミの頭

うしろからも見てみる。くきについてるひらひらは、カツオブシみたいだけどカツオブシではない。
山の草とか花とか虫とか-アカコゴミうしろから

アカコゴミはわざわざ植えている人もいるらしい。
たしかに、こちらなら植える甲斐のある味だ。

コゴミもアカコゴミも、おひたしが良いなあ。
てんぷらにすると、ほのかな風味が揚げ油と小麦粉の味に負けてしまう。
木の芽の類はてんぷらがあう気がします。

Plant×50

コゴミ(クサソテツ)、アカコゴミ(イッポンワラビ)・・・2種×100=100円

5月1日から累計1,450円  4月度:3,050円
家のまわりに草がたくさんはえそろってきました。たくさん書きたいことがある。
でも、「過ぎたるは及ばざるが如し」
小学校の夏休みに配られた肝油ドロップも、おいしいけど一日一個までだ。

ブナ、そうそう、ブナね。本当に朝日連峰の葉山のブナの新緑は美しかった。

昨日の葉山では、山頂ちかくが冬のような状態で、ふもとは春爛漫。
だから、タイムマシンみたいに同じ日に、いろんな芽が見られました。

山頂近く。冬の芽とおなじようにまだまだ固い。
山の草とか花とか虫とか-冬芽

勧進代の尾根のうえのほう。ちょっと芽鱗(芽の覆いね)がゆるんできてる。
いっしょに登った方と、この状態の芽を食べてみた。
よく噛むと、ほのかにクリの実の味!アブラナ科の花芽とおなじ道理か?
山の草とか花とか虫とか-冬芽がゆるむ

勧進代の尾根のなかごろ。葉っぱが見えてきた。
山の草とか花とか虫とか-葉が出る

じゃん!開いた。これは下山時にちょうど目の前で撮れるところがあって撮りました。
山の草とか花とか虫とか-新しい葉

たまらないでしょ、この色とふわふわ感。
新しい葉っぱはふわふわの毛がついている。
でも夏になるとだんだんとなくなって、ぱりっと張りのある葉っぱになる。

芽についていた覆いは、こんなふうに雪のうえにびっしり落ちてる。
ハチマキさんの奥様が、ブナの芽のからがちりばめられたこの雪の状態にも名前があると教えてくれた。
・・・名前があることを教えてもらったが、その名前は忘れてしまったらしいです。
興味深いなぞがふえるのは嬉しい。
山の草とか花とか虫とか-芽鱗


そうそう、数年前になぜだかブナについて、いろいろ調べてまとめた文章があった。

山毛欅や橅と書くが、橅は近年になって作られた日本文字である。木材としてみた場合には乾燥によるねじれやくるいが大きくすぐに腐るため使い道が無くこのような字となったのであろう。白神山地ではブナは魚を入れるトロバコの材料として使われてきた。しかし、堅く粘り強く割れにくい材質でもあるため19世紀初頭にドイツのミヒャエル・トーネットが考案した曲げた木を積層して成形する工法で大量生産が可能になりこの用途に使われた。小学校の机や椅子がこのような製品になっている。森林内においては、ブナは大きく育つ過程で根から毒素を出すため大きい木はある程度の間隔をおいて育っている。神通峡入り口付近から自生しているため標高350m~古寺山手前1,400m程度まで。これ以上の標高ではダケカンバ、ナナカマドがメインとなる。

いろんな資料から、調べたような気がする。
・・・改めて読むと、自分で書いたのになるほどと思う。
すっかり忘れてるもんだ。

山頂近くのブナは、太い幹に、コケを纏い、バオバブみたいな樹形になっていた。

これは木の根元から見上げたところ。
山の草とか花とか虫とか-山頂近くのブナ

山頂付近での生え方。この写真は、昨日の使いまわし。
$山の草とか花とか虫とか-葉山山頂付近

ふもと近くの新緑の中。うえの写真と同じ日とは信じがたい。
なお、ブナの根元にある白いのはイワウチワ。
この山では、イワウチワがいたるところに。
木と木のあいだの残雪が茶色っぽくなっているところが、名前のある雪の状態だろう。
山の草とか花とか虫とか-ブナ林とイワウチワ

・・・葉っぱのうえに、カタツムリのうんちみたいなのがあると思ったら、ハムシでした。
絵合わせになるが、ハムシ科のカタビロトゲトゲ。と思われるムシ。
葉っぱを手にとってよ~く見ないと、虫のうんちにしか見えなかった。
山の草とか花とか虫とか-虫のふんのまねした虫

なお、ここ数年ブナの葉を食べるハムシが発生しているが、これではない。

うっかり、うんちっぽいムシのはなしになってしまった。
お口直しになるかどうか、大きめの写真で、キミドリ色。
山の草とか花とか虫とか-ブナ新緑の色

昨日、撮れなかったブナの花や、秋のブナグルミ(実ね)は改めて書きたい。


Plant×50

ブナ(新緑のころ)・・・1種×50=50円

5月1日から累計1,350円  4月度:3,050円