今晩も、帰り道に田んぼにたちよりました。

寒くなく、暑すぎもせず、良い夜。湿度もあって、なんだかもやもやしている。
雨が近いのかな?

コロロロ、キリリリ、とカエルが鳴いてる。
シュレーゲルアオガエル。
時折、違う鳴き声が混じる。・・・ゴガァ
コロロロ、に答えるみたいに鳴いていました。

アマガエルとは声が違うので、シュレーゲルアオガエルのものかなと思う。

数年前に、この鳴き声を録音して、田んぼで再生してみた時、面白いことに鳴き返してくれた。
足音に敏感なのか、歩いていくと鳴きやむのだけど、再生すると鳴き返してくれる。
足音に敏感なのは、タヌキに食べられてしまわないようにかな?

このカエルは、この時期に田んぼにたくさんいるのだけど、なかなか姿が見えません。
どこにいるのか不思議なのだけど、田んぼの畦や土手に開いてる穴。
ネズミが掘った穴に隠れているようです。
目の前で鳴いてる声はするのだけど見えないのだ。

サンショウウオの卵を確認したり(白くバナナ型になっていた。)
ホタルの幼虫が陸に上がり始めたのを確認したり(今日はあちらこちらで光っているのを見つけた)

そんなことをしているうちに、シュレーゲルアオガエルを発見。
鳴いている音のするところを探してみたらやっと発見。
見えにくいけども、のどがふくらんでる。ちょっとピンボケ。
山の草とか花とか虫とか-タナダガエル鳴いてる

うえの写真だと、光に照らされたばかりで黒目がちだけど、ライトが当たって、ちょっと経ったら虹彩の金色の部分が見えましたよ。
くちがかわいくとがってて、オスマシしているようなのです。
山の草とか花とか虫とか-タナダガエルモスグリン

それにしても、緑色が濃い。モスグリーンといって差し支えない色だろう。

いつも見かけるシュレーゲルアオガエルの色ってこれですよね。
これは、早朝に撮影。眠そうな顔。昼は寝てるはずなので、寝付いてすぐだろうか?
2010年6月2日
山の草とか花とか虫とか-タナダガエルふつうの色

そうそう、色と言えば、こんな色のシュレーゲルアオガエルも撮っていました。

2009年5月16日
赤っぽい茶色・・・。
こんな色になるんだ!?しかも、なんだかむくんでいる感じ。
山の草とか花とか虫とか-タナダガエル赤茶色

同じ日(2009年5月16日)の同じ田んぼ。
今度はキミドリ。顔はむくんでいない。
山の草とか花とか虫とか-タナダガエルキミドリ

これも同じ日(2009年5月16日)。
モスグリーンと赤茶が近くにいた。
これは水中にいるところ(水面が反射しなかったので異様にクリアに撮れた)。
水の底にいました。顔つきはシュレーゲルなのだけど、色と体型が・・・。
山の草とか花とか虫とか-タナダガエル赤と緑

2009年の3枚はフラッシュで撮りました。
また、上2枚の今日の写真は、白色LED。太陽光とほぼ同じいろあいに撮れるはず。

ほかの時期に、このカエルを見かけてもこんな色にはなっていない。
不思議ですねえ。ぼくが知る限りは図鑑にもこんな姿は載っていないのだけどなあ。

ところで、アメンバーになっていただいている青葉さんの記事に

里山の田んぼや湿地に多い蛙ですから、「たなだがえる/棚田青蛙」とか、「やますそがえる/山裾青蛙」なんていかがでしょう?

とありました。
(※勝手に紹介してしまいました。この場を借りてお断りとお願いもうしあげます。)

さんせ~い!

なので、記事のタイトルもタナダガエルにしました。
生態をよくあらわしているし、なんと言っても、愛着があって良いなあって思います。
学名はともかくとして、和名ならばみんなで、このカエルだねえ。ってわかればよいわけだ。

今晩は、カエルを撮った後にホタルの幼虫が光るのを撮りたくって20時くらいから1時間ちかく田んぼにいました。
ライトを消して、田んぼにしゃがんでいると・・・うとうとしてしまう。

と、近くのヤブからガサガサッ!と大きな音。タヌキ?!

あやうく眠るところでありました。タヌキさんありがとう。(すごくびっくりしたけど目は覚めた)
ヒメニラを数日前に撮り、今日はヒメニラについてやっと書こうと思っていたのだ。
しかしながら、今日の昼食後にミミナグサと夕方にオランダミミナグサを見比べていたら・・・びっくりしたことがあったので、ミミナグサについて書いてしまいましょう。

ヒメニラが魅力がないわけではないのです。すまぬ、ヒメニラ。
あとで登場させることしましょう。

お昼休みに、観察したのはミミナグサでした。
お弁当のおにぎりを自宅に忘れて、いそいで自宅に戻り、となりの家の3歳の男の子といっしょに庭でおにぎりを食べました。
ああ、風薫る五月。いろいろの木の花の香り、新しい草の葉の香り。
強い陽射しに、葉っぱの影もハイコントラスト。

なごなごとした感じのようですが、ぼくは食事が早いため、友人から、先日「コメスイ」なる呼び名をいただいたのでした。米を吸うような勢いで、ごはんを食べるからだとのことです。

話がそれました。

ごはんをさっさと食べたいのは、庭のミミナグサが気になったからです。
ミミナグサは、花の開いてるところがなかなか撮れないのだけど、天気の良い昼間だから開いていたのを見つけたのですよ。
おにぎりを忘れて得をしました。

どうも、オランダミミナグサとの違いがわかりにくく、実は自信があまりないのだけど、開いている花の茎が長めなのがわかるでしょうか?
あと、つぼみの先や茎が赤っぽい。がく片と、花弁の長さも参考になるらしいのです。
山の草とか花とか虫とか-ミミナグサ

うちのまわりには、ミミナグサのほうが多いようです。
なんというか、全体として見て、しっかりした感じの草でした。
山の草とか花とか虫とか-ミミナグサ2
ナデシコの仲間で、ハコベなどと同じく、清楚さを感じさせる白。
花びらのさきっちょの切れ込みも可愛らしく、ちょっとぺたぺたするけど、毛もキュートさを増している感じ。

となりの家の男の子と、フキの綿毛を飛ばしたり、スイバの花穂をかじり、スイバは齧りすぎはいけませんよ、と教えたりして遊んでたのだけど・・・ああ、仕事にもどらなくっちゃ。
楽しい時間はみじかし、みじかいから楽しいのでしょうか?

夕方、暗くなる前にオランダミミナグサを観察しました。
気になっていることがあるのです。

まず、花。夕方だからか開いているのが見つかりません。
写真中央のが、なんとかおしべとめしべが確認できました。
開花時に花茎が短い。ほとんど付け根にあるような状態で開花します。
これが違いなのでしょう。(多分)
全草が、なんとなくびろんとした感じのつくりで、これまたぺたぺたする毛が生えてて、この周囲はオランダミミナグサがたくさんあるんだけど、タンポポの綿毛や、砂粒にまみれてて・・・ばっちくなってしまっていました。
山の草とか花とか虫とか-オランダミミナグサ

気になっていたのは、茎に葉があって、茎が分かれているところです。
ここにひとつだけ花がちょこんとつくことが多く、この写真だと、中央のちょっと下に分岐があって、そこから花が出ていました。
山の草とか花とか虫とか-オランダミミナグサ花のつきかた
まわりにあるものを次々と確認していくと、若干例外があるものの、ほとんどは茎の分かれるところに花が一つだけついていました。はあ、なんでだろう?

まわりの色と同化しててかなりわかりにくいのですが、こんな感じのかたち。
ほら、分岐するところに花が一つだけついておりますね。
山の草とか花とか虫とか-オランダミミナグサ草の形

そんなふうにして、観察していたら・・・。

あとで、実物を観察して欲しいのだけど、茎が分岐して、そこに一つ花があり、分岐した先が、また分岐して花があり、の繰り返しになっています。

茎の分岐は、約120度程度のものが多く、次の分岐は、前の分岐の方向を90度回転した方向で分岐していました。

はあ・・・。植物の形態は、繰り返しでできているとは聞いていたけど、実感した瞬間でありました。

これは、いつか見たマンデルブロ集合などフタクタル図形の通りです。

うっかりトリハダがたった。

一本、地面からお借りして暗い背景のところで撮ったけど、なかなか写真ではうまく撮れません。
山の草とか花とか虫とか-オランダミミナグサ黒背景

身の回りに、オランダミミナグサがあったら是非ご確認をくださいね。
フラクタル図形のようなのが立体なのだす。
そろそろ花も終わりかな?っていう茎が伸びきったころが観察しやすいと思いますよ。

なんだか、遺伝子に隠された計算式を眺めてしまったような気分になりました。
(そんなの当たり前だ、という人がいるでしょうけれど、ぼくは知識としては知ってたけど、今日はナルホド!って思ったのでした。)

Plant×50

ミミナグサ、オランダミミナグサ・・・2種×50=100円

5月1日から累計2,200円  4月度:3,050円
うちの集落ととなりの集落のあいだにある休耕田が、5月はじめのころからなんだか、にぎやかになっていました。

明るい時間帯に通りかかったので、近づいてみました。

なんだか田んぼの一部が白っぽいのです。
2011年5月10日
山の草とか花とか虫とか-ニョイスミレ群生

た~くさんのニョイスミレ(ツボスミレ)さんたちでした。
スミレの仲間のなかでも、花が小さい部類だろうと思う。指先くらいの大きさです。
山の草とか花とか虫とか-ニョイスミレ

こんな感じに撮ると花の密度がわかるかなあ?
もう白い一大帝国の様相であることよ。
スギナやスイバといっしょに生えていました。
山の草とか花とか虫とか-ニョイスミレ群生2

このスミレは湿気のあるところが大好きなようで、田んぼのあぜや水路の土手などにもよく見かけます。
この花を見かけたら、周囲は湿っているので、うっかり踏み入ると、足がどろまみれになったり、ずぼっとなったりするかもしれませんよ。

今朝通ったときには、もうスイバの目立つ田んぼになってました。
季節の過ぎるのが早いこと。
この休耕田は稲作をやめてもう4年くらいにはなるのかなあ?
畑にもしていたけど、今年はなんにも作っていない。
だんだんと、木が生えたりして林に森になっていくのだろうか?

これは別な場所で撮ったもの。
はなびらの上の部分(上弁)がくるりんぱ。
山の草とか花とか虫とか-ニョイスミレ横から

斜め前から撮ってみました。
山の草とか花とか虫とか-ニョイスミレななめから

これは、葉っぱがハート型な感じでした。
これの変種の(無段階に続いている?)アギスミレというのは、葉っぱがブーメランのような形。
なんでもないような花だけど、葉っぱもいっしょに観察するとなかなか面白いのでした。


Plant×50

ニョイスミレ(ツボスミレ)・・・1種×50=50円

5月1日から累計2,100円  4月度:3,050円