山びこ学校は岩波文庫になっているくらいだからきっと有名な本なのだろうと思う。
著者不明となっているのは、内容自体は当時の中学生が書いたものだからであろう。
編者が無着成恭さん。山形県山元村(現、上山市)の中学校の先生。となっている。

山びこ学校 (岩波文庫)/著者不明

¥840
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本のはじめにある1950年3月3日の山元中学校二年生一同の言葉によると、

社会科で「静岡はミカンで有名です」などとならっても、そのミカンというのは、どんな木にどういうふうになるものだかわからないので、さっぱりおもしろくないんです。それから、そのミカンが私たちの村にくると一個で10円ぐらいするのです。それがなぜ10円ぐらいするのかわからないのです。そういうことを静岡のお友だちと手紙をやりとりするようになれば、すぐおしえてもらえると思うんです。

とある。

今年のはじめにやっと山奥のうちのところでもインターネットが使えるようになりました。
ブログじゃあ、なんたなやつだんべ?ともおもっていましたが、数月経って解り申した。
1950年3月3日の山元中学校二年生一同とおんなじだ。

全国いろいろの人が、四季の出来事やらを書いてござる。
こういったものを読むにつれ、なるほど、そういうこともあるのだ。
と思うわけである。
春の訪れにつれて、
南のほうから各地の草花の便りを読むことができ、
またいろいろの人が日々考えていることを読むことができ、
今年の生活の様子を読むことができ。

山びこ学校では、この二年生たちの社会科の内容として「生活綴方」として文集を書いて、その中から身近な生活課題を見直し、学習しませう。ということのようである。
ブログもまたそのようであると思ったわけです。
ブログを書くことは社会科の勉強であったか・・・。


あ、本について書くつもりではなかったのだ。

この本のなかに、素敵な詩があります。


「山」

私は

学校よりも

山が好きです


それでも

字が読めないとこまります。


当時、中学2年生の書いたものだけども、心にしみる。


来週、28日~29日に飯豊で県岳連の研修会があるとのことで、会の先輩のHさんと、副会長からお知らせがきた。滑落停止と歩行訓練らしい。来週は田植えの予定なので行けぬ。

また、こないだ行った長井葉山の山頂近くの神社前での集合写真が届きました。

あと、5月3日~4日に行った大朝日岳の写真をメールでいただいた。

こういった便りが届くと嬉しい。
写真はいつも撮るほうで、撮ってもらっていたことがあまりないので。

どうも6月中は、いろんなスケジュールがたてこんでなかなか山にいかれない。

ぼくも仕事より山にいくほうが好きだけど。
それでも仕事がなくなるとこまります。

-メールで届いた写真-

小朝日岳から望む大朝日岳
山の草とか花とか虫とか-小朝日から望む大朝日岳

大朝日小屋周辺から袖朝日方面の尾根
山の草とか花とか虫とか-袖朝日方面

小朝日岳を背景にぼくが写っている。カメラをいじってるところ。
こういうふうになにげなく撮っててもらうと大変うれしいものですね。
山の草とか花とか虫とか-小朝日を背景に

今日は堰普請で、一日どろかきです。午前の部が終わったところ。
何箇所も崩落していて、こりゃたいへん。
だけども、サンショウウオやサワハコベやいろいろの草花があって大変行く甲斐がある。
ふわふわと甘い香りのする日々でありますね。
薫風か。「香る」と「薫る」はどう違うのだろ?

今週の18日水曜、仕事終わりの時間と、次の予定(夜に会議があったのだ)の合間に、かつて山城があった公園に行きました。
特に歴史好きではないのだけど、そこにはイヌザクラなる樹があるのです。


その前に、「風薫る」の成分の一つであろうサクラ。

ウワミズザクラ。
いろんなサクラがあるけど、公園に植えてあるいわゆるサクラとはちょっと花が違う。
なんというか、ブラシのような、オカトラノオやアキノキリンソウのような花穂。
山の草とか花とか虫とか-ウワミズザクラ

鼻を近づけるまでもなく甘い香りがする。

大きなウワミズザクラがありました。
これは近隣の寒河江市というところで撮ったもの。
山の草とか花とか虫とか-ウワミズザクラ寒河江

ウワミズザクラはこの時期になると、山や道路沿いにあちらこちらに見かけるのだけど、あまり大きなものがない。これは樹高7~8mだったろうか。かなり大きい部類にはいる株だろうと思う。
山の草とか花とか虫とか-ウワミズザクラの幹

で、イヌザクラ。
こちらは花自体がウワミズザクラに遠目にわからぬくらい似ているのだけど、あまり本数がないようである。
なぜに、そんなに気になるのかというと、臭いのだそうだ。
聞いたところによると、男子高校生の運動部の部室のような匂い・・・。だそうである。
本当か?
くさいと聞くとかぎたくなるのが人情というもの。

ここらへんにあると聞いた場所に向かうものの、はじめは発見できずに、谷のほうまで降りてしまった。

無いじゃないか!

と思って来た道を戻っていたら・・・ありました。大きすぎて気がつかなかった。
ウワミズザクラと同様に、わざわざ植える人も無く、それほど大きなものがない樹種であるらしいのだけど・・・立派。
おかけで匂いのかげるところに花がない。

ウワミズザクラは満開の時期だけど、イヌザクラのほうはまだつぼみが多かった。
山の草とか花とか虫とか-イヌザクラ花

匂いのほかに、違うのは花穂と枝の間に葉っぱが付くかどうか。
うえの写真だとわかりにくいからシルエットのものを載せてみる。
山の草とか花とか虫とか-イヌザクラ花穂シルエット

幹の様子。直径40cmくらいかなあ?
樹皮もウワミズザクラと雰囲気が異なるが、これだけで見分けるのは至難のわざであろう。
山の草とか花とか虫とか-イヌザクラ樹幹

幹の途中から葉が出ていた。
いわゆる普通のサクラに比べ、鋸歯(葉のふちのぎざぎざ)がほとんど目立たない。
山の草とか花とか虫とか-イヌザクラ葉

匂いは嗅げなかったものの、花の違いは認識できました。
※後日調べたら、葉もくさいらしい。クソザクラなる名もあるとのこと。

ところで、「イヌ」と名の付く植物は多くあるが、「イヌ」とは役に立たぬ、つまらぬものという意味でつけるらしい。
わんちゃんが聞いたらがっかりだ。内緒にしておこう。
オオイヌノフグリの場合は、果実の形状をあらわしたものだから、ちょっと意味合いが違いますよね。
仮に、役に立たぬ、という意をオオイヌノフグリに適用すると、「大きい役に立たぬふぐり」となるから由々しき事態である。
(注:こういうのを蛇足というのか?シモネタではなく、あくまで日本語の解釈について述べております。)

日没近くになったが、この公園からの大朝日岳の展望はなかなかである。
よ~く見えるということではなくて、大朝日岳とその手前に横たわる尾根の重なり具合が素晴らしいと思うのだ。
朝日連峰の山塊を幾つもの沢と川が削り取り、この地を形成した様子が伺える。
数え方によるが、5~6段階のグラデーション。
夕方に訪れると、大朝日岳の方向が西なのでこんなふうな風景になる。
山の草とか花とか虫とか-大朝日のグラデーション

このあと、急いで会議に出席したら、髪の毛になにかの花びらがくっつき、スラックスはクマザサの白い粉まみれになっていた。
同席者から「あんたはトトロにでも会いに行ってきたのか?」と言われた。

会議といっても、かた苦しいものでなく、子ども対象のキャンプの打ち合わせでしたので、大人としての面目を潰したわけではないと思うのだが、どうだろうか。そのうちイヌヒトと呼ばれてしまうだろか。

Plant×50

ウワミズザクラ、イヌザクラ・・・2種×50=100円

5月1日から累計2,400円  4月度:3,050円
季節の過ぎるのは早いもので、やあやあヒメニラさんだわ。こりゃ。
とか言って撮ったのがもう2週間くらいも前。

ヒメニラです。
はてはて、花が付いているのだけど、つぼみなのかなんなのか?
花茎に花が一個か二個。
山の草とか花とか虫とか-ヒメニラつぼみ

数日後。
ここは、家のまえの土手。キバナノアマナがたくさんあるところ。
キバナノアマナも小さいながらニラに似ているけど。こっちはにおいもほぼニラ。
おなかのすく匂いが歩くたびにぷんぷんする。
山の草とか花とか虫とか-ヒメニラたくさん

これは先週の土曜だったかなあ。
空が明るいのに雨が降ったりしてる日だったので開かぬのか?
と思っていたけど・・・。
山の草とか花とか虫とか-ヒメニラ

その後何度見に行ってもこれ以上開いていない。
これで目一杯開いているようだ。
めしべが三つに分かれてて、Q太郎みたい。
これがわたしの精一杯なのです・・・なんてか細い声が聞こえそう。
山の草とか花とか虫とか-ヒメニラ大

一個だけであってもノビルみたいにパッと開いてくれるかと思ったのだけど。
これはこれでちいさくて可憐、おくゆかし。

コオロギの赤ちゃんがいました。
山の草とか花とか虫とか-コオロギの赤ちゃん

コオロギも好きだなあ。黒くってちょろちょろしてめんこい。

今日はもう、この場所はほかの草たち(おもにイタドリ)に埋もれていました。
天気雨なのでもうどんどん草が育ちます。
田んぼの草刈りしなくっては。
草も可哀想だけど、刈らぬと生えない小さい草も見たい。


おまけ・・・

昨日の昼、街中の乾いた花壇にまっしろいオオイヌノフグリがありました。・・・純白。
山の草とか花とか虫とか-オオイヌノフグリ


Plant×50

ヒメニラ、オオイヌノフグリ(白花)・・・2種×50=100円

5月1日から累計2,300円  4月度:3,050円