七夕なのにすっかり曇りです。数日振りに真っ暗になる前に帰宅したのに雨まで落ちてきました。
旧暦の七夕に期待ですね。これは。

さてさて、ガマの穂が出ました。

愛しのフランクフルトソーセージ。いよいよ夏だなあ、という感じです。
子どものころにガマの穂が好きで、小学校の教室の机のなかに、朝とったものを大事に隠していたら、すっかり忘れて、数日。教室がガマの綿毛だらけになりました。
あ、自分の家の茶の間も綿毛だらけにしました。怒られました。はい。

ほんとにソーセージみたいです。
上の棒の部分にはまだ雄花の残りがありますが、これからもっと細くなるはずです。
山の草とか花とか虫とか-ガマの穂

こちらはまだ花の状態かな?
上の色の薄い部分が雄花の部分でしょうね。
※図鑑に、花粉は薬用と書いてありました。なにに効くのかな?
したの黄緑が雌花で、これからソーセージになるのだね。
山の草とか花とか虫とか-ガマの花

もうちょっと若い穂。
葉のような、鞘のようなものに包まれて穂がでるのですね。
いつもすっかりこげ茶色になってからとっていたから気がつきませんでした。
山の草とか花とか虫とか-ガマの花 葉状包付き

ガマで面白いのは葉っぱの様子。
細長い葉ですが、上の写真でもわかるとおり穂の高さまでしゃんと立っています。

葉はねじれてます。
これはなんでねじれるんだろう?
おなじようにねじれてる葉はスイセンなどがあります。
なんとなくの仮説としては、すっくと長い葉を伸ばしているわけですが、風をもろに受けると折れてしまうから、葉をねじって風がどの方向から吹いてきても大丈夫にしている。とか?
風の強い日に観察したいのですが、観察するときにはなぜだか風が弱いです。
月に群雲、花に風、ガマの葉に無風か。
山の草とか花とか虫とか-ガマの葉

これは、葉の断面。
・・・飛行機の翼みたいに、梯子みたいなかたちの切り口です。
う~ん。段ボールみたいな二枚を重ねた構造です。
これがしゃんと立っている葉っぱの強度の秘密なのだろうなあ。
構造美!
山の草とか花とか虫とか-ガマの葉 断面

ついでに似たような細長い葉っぱも調べてみました。
まずススキ。
うえには立っていません。
山の草とか花とか虫とか-ススキの葉

ふ~む。
真ん中の太い筋の部分がスポンジみたいになっていました。
山の草とか花とか虫とか-ススキの葉断面

ヤブカンゾウも。
山の草とか花とか虫とか-ヤブカンゾウの葉

水分が出てきました。
厚みの分で二枚に見えないこともないですが、やっぱ違う気がします。
山の草とか花とか虫とか-ヤブカンゾウの葉断面

このほか、シャガ、キツネノカミソリ(みたいなの)、アヤメ(みたいなの)も見てみましたが、ヤブカンゾウと大差ありませんでした。

ガマの葉を断面を見るときに触れて観察しましたが、厚みの割合にかなり軽いです。
いやあ、飛行機の翼が作られるずっとずっと昔から、この葉の構造だったのでしょうね。
素晴らしい。

今日は小暑。夏が来れば想い出す、ガマでした。


Plant×50

ガマ、ススキ、ヤブカンゾウ・・・3種×50=150円

7月1日から累計300円  4月:3,050円 5月:3,400円 6月:2,500円

※ふと気がついたら、Plant×50が7月に入って停滞していました。
虫がねえ。面白くって。

虫×50、とかどうかなあ?と思っています。
7月7日は七夕ですね。

たんざく飾りを見つけました。
いろいろ書いてあります。
山の草とか花とか虫とか-ささのはさらさら

7月7日は、たいてい梅雨の最中です。天の川が見られないことも多いですね。

これは夏の大三角のところの写真。
三角形になるように線を入れてみました。
天の川が見えにくいですが、ヴェガ(織姫)とアルタイル(彦星)の間に横たわっています。
白鳥座は、天の川の中。
・・・わかりにくい写真ですね。今度すっきり晴れたら撮り直します。
山の草とか花とか虫とか-夏の大三角

昨年聞いたのは、七夕は旧暦の7月7日だともう梅雨は明けてるよねということでした。
ははあ。それはそうです。

今年の旧7月7日は8月6日です。(昨年は8月16日でした。一昨年は8月26日)
織姫と彦星(牽牛)は年に一回の逢瀬なのに会えなくって残念ね、と思うのですが旧暦だと晴れが多いです。



あと旧暦だと、天の川を渡る方法が明らかになるとのこと。

なにで天の川を渡るのか、というと月の船なんですね。
旧暦で7日だからほとんど半月です。半月を船に見立てると、そう!船みたい。
この話を聞いたときに、これはやはり旧暦でよいだろうと思いました。

なお、旧暦ではうるう月の関係で、月の位置が旧暦の7月7日でも異なります。
天の川の近くに半月の船があったほうがなんとなく信憑性があるかなと思いました。
今年は、旧7月7日にはてんびん座に月がいるのでちょっと離れてますね。残念。

うん、これは図解したほうがよさそうです。


ではお月様の動きについてのお話(小ネタ)です。
ある小学校で、月の動きの観察の宿題がでたそうです。
先生から、月がどのように動くか観察しなさいとのこと。
とある子は、数日にわたり月の位置をスケッチしました。
で、月は東に動く、と回答しました。

で、先生からは「不正解」と。

先生は、日周運動で、月が西に動くのを観察させたかったのですね。
この子の観察は、数日間継続したものだから、ほかの星との位置関係から見ると月が地球を東のほうへ29日間で一周するのを観察した。見る時間軸と動きを比較する対象で、どちらに動くのか認識が変わってしまうというオチ。です・・・。

ああ、これは伝わってない。きっと。星をしょっちゅう眺めている方にしか通じないお話かも知れません。内輪ネタみたいな感じですね。

で、この子のいうとおり、月は恒星に対して東に移動するので、織姫と彦星は、どちらがどちらに会いに行くのかというと、西にいる織姫が、東にいる彦星に会いに行くのですね。



あと、昨年の天文ガイド(星の雑誌)に、こんな話も。

彦星は織姫をたいへんに待たせたあげく、さっさと帰ってしまうとのこと。

今年の8月6日で考えてみましょ。(うちの近くの経緯度での時間です)

8月6日ヴェガ(織姫)は12時40分に水平線から昇ります。
一方、アルタイル(牽牛)は、16時ちょうどくらい。
なんと織姫様に遅れること3時間20分。

日付が変わって、ヴェガ(織姫)が沈むのは朝の5時55分ごろ。
アルタイル(牽牛)は5時には沈んじゃったあ!
なんとまあ、あろうことか3時間20分も織姫を待たせておいて1時間ちかく早く帰ってしまいます。

なんてひどい旦那様!
(そう、この二人は恋人ではなく夫婦らしいです。いろんなパターンがあるようですが、夫婦であるとの話が多いみたい)


今年は、なんだかんだで、星の観察会の計画作りが遅れてしまいました。
ああ、早くしなくっては、と思い第1回をこの8月6日に計画中です。
それの準備のお話ネタを公開でした。

あ~ぅ、文字ばかりで目がいたいです。
昨日のハエトリグモに続きまして、またクモです。

昨日載せた棚のような巣をはるクモはクサグモという名のクモみたいでした。
ちいさいハチを食べていました。
山の草とか花とか虫とか-クサグモの食事

ちかくのアジサイのうえにマメコガネみたいな虫が飛んできました。
コガネムシの仲間は、なんだか飛び方が下手な気がします。
どこに行きたいのか、重そうなからだでうろうろするみたいに飛びます。
山の草とか花とか虫とか-マメコガネかなあ

うしろにクサグモの巣の糸が見えます。

アジサイの花に着地したものの、どうもお目当ての場所ではなかったようで、またすぐに飛ぼうとしていました。
そして、この子ってば気がつかないのか、気にしていないのか?
このアジサイの花のまわりにはクサグモの巣があるのにぶんぶんと飛んでしまいました。
山の草とか花とか虫とか-1

ありゃりゃ。
ほら、言わんこっちゃない(聞こえてないだろうけど)。
巣の上に着地。
振動を感じて、すごい速さでクサグモが近づきます。
山の草とか花とか虫とか-2

ああ、もうつかまる寸前。
網に穴が開きましたけど、まだおしりが網のうえに。
山の草とか花とか虫とか-3

うおぅ!
なんとか網のしたに抜けました。
山の草とか花とか虫とか-4

クモはすぐに定位置に戻りました。
結構潔いです。
山の草とか花とか虫とか-5

ここまでくれば、もう大丈夫です。
山の草とか花とか虫とか-6

ところが・・・またおなじように飛び立って、別な巣のうえに着地していました。
かなりはじっこだったので、クモはこなくってそこからまた飛んでいきました。

昨年、中公新書の「昆虫―驚異の微小脳」という本を読みました。
それから、なんだか、虫がどんなものを見て動いているのかたいへん気になります。

今日もホタルがたくさん飛んでいましたが、たとえばホタルの親は、カワニナがいる場所をどうやって知るのだろうか?
あと、テントウムシは手に載せると高いところ、高いところへと歩きますが、その行動パターンだけでどうやって生活しているのか。

多くの昆虫は、本能と言うか、反射というか、そういったことで行動しているのでしょうね。
あんなにちいさい頭にある脳だもの。

でもちいさい頭にちいさい脳みそだから、哺乳類より劣るとかそういうことでは決してないよね。
だって現に、何百万年以上生きてきているわけですからね。偉大な先輩です。

三歩下がって師の影踏まず。