朝からボーイスカウトの活動に行き、ただいま帰ってまいりました。
雨でもやるというのが良いですね。
山に行ったら、雨だから休んでましょう、では、帰ってこられない。
雨のなかの山道を歩く経験があればこそ、将来、雨の山も楽しめる大人になれるのだと思うのです。
雨の山、良いですよね。雨上がりは、雲がごろんごろんと転がるように稜線を越えていきます。

さて、昨日の昼のこと、ゲンノショウコが咲いているところをなんどか見かけました。

ゲンノショウコはなんとも可愛らしくちいさな花をつけます。
大きさは1cmといったところでしょうか。白い花びらに紫がかったラインが素敵です。
昨日はくもりであまり写真の発色が良くないのが残念。
山の草とか花とか虫とか-ゲンノショウコ花上から

ちなみに、これのおねえさん的なハクサンフウロはこちらでした。
ゲンノショウコのショウコさんと比べるとずいぶんと派手ですね~。
花びらのシルエットはちょっとちがいますけど、ガクのさきっちょがちょんとトゲみたいになっているのがおんなじ。
$山の草とか花とか虫とか-ハクサンフウロちょっとうえから

一番上の写真と同じ花をななめ上から。
おしべが成熟しているのですが、めしべはまだすぼまっております。
山の草とか花とか虫とか-ゲンノショウコ斜め上から

ちなみに、春の株はこのようでした。
葉は、地面に近く、葉をこじんまりとまとめてつけて冬を越したのでしょうね。
これを撮ったときは、雨で濡れていて表面の質感がわかりにくくてすみません。
ほんとはマットな感じなのです。
山の草とか花とか虫とか-ゲンノショウコ春

花の時期になると、こんなふうに三つに分かれるような葉をつけ、だんだんと背を高くしていきます。
この葉っぱ、食べてみるとクリのシブ皮をマイルドにしたような渋みとほんのりとした旨みがあります。
ゲンノショウコはおなかのクスリとのことなのですが、この渋みのタンニンが効き目成分だと効きました。葉を食べるのでなく、煎じて飲むのだって。
山の草とか花とか虫とか-ゲンノショウコ葉、花期
薬効があるといっても、なんのことなくどこにでも生えているから試しやすく、使いやすく、といったところだと思います。

葉は、このように花の前には地面に伏しているのですが、このことで、草刈りで刈られずに道端の明るいところに生えていることができるのでしょうね。
ヒトが歩く道にそって、草が生えていないところから、林への高さの違いの一番と道ちかくに咲く花です。
ここでは、ほかのイネ科の草が刈られた高さに花茎を伸ばして咲いていました。
山の草とか花とか虫とか-ゲンノショウコの高さ

ちょっとしたヤブのなかでは、こんなふうに立ち上がって咲きます。
これは、夕方近くに撮ったのですが、お昼の時間帯に上を向いて開いて、夕方にはうなだれて夜を越します。なので、お昼に時間がないと撮れないんですね~。
山の草とか花とか虫とか-ヤブのなかのゲンノショウコ
ショウコちゃんってば花期が進むにつれ、だんだんと茎を伸ばし大胆になっていきます。

めしべはだんだんと成熟とともにさきっちょが開いてきて、おしべはぽろぽろと脱落していきます。
山の草とか花とか虫とか-ゲンノショウコ花めしべ成熟

花びらもあくまでひらひらと儚げにおっこちて可愛らしいったらないです。
山の草とか花とか虫とか-ゲンノショウコ花びら

ショウコさんってば、まだまだ、咲き始めなので、これから数週間が撮りごろです。
秋近くなった青空とセットで可愛らしく撮りたいなあ。
また、花の色の変化や、別名のミコシグサの名のとおり実も面白いです。
ミコシグサといえば、あと一月ほどで秋祭りの時期だなあ。
あわせて、咲いているのかしらん?

ところで・・・ゲンノショウコ開花前線って、北上するのかな?南下するのかな?
春は南と里からくるけれど、秋は北と山からやってきます。
ゲンノショウコはいったいどっちだ?

Plant×50

ゲンノショウコ、ハクサンフウロ・・・2種×50=100円


8月1日から累計2,000円  4月:3,050円 5月:3,400円 6月:2,500円 7月:6,050円




今日は、ちょっとだけ遠出でした。

予定の前に、お昼ごはん。
そばやさんに行きました。
う~む、ノスタルジック。
(たぶん、県内のそばが好きなかたなら、この写真でどのお店なのかすぐに判ると思います)
山の草とか花とか虫とか-そばや

おしながきもこんなふう。
って、お店の名前がちょっと書いてあるか~。
山形はそばはたいてい美味しいです。そば街道とか、そういったものも設定してあって、それに載っているならはずれなしです。
山の草とか花とか虫とか-おしながき

お店のなか、というか、映画のセットみたいでもありますが、古民家をそのまま使ったような店内で、なんともノスタルジック。
山の草とか花とか虫とか-そばやのなか

おしながきで、わかるとおりあまりメニュはありません。
多いか、少ないか、だけ。それだけ自信があるんですね。
ここのおそばは、くろっぽいそばでした。
水が良いのか、粉が良いのか、たれなしで食べるとそば粉のうまみ分が感じられます。
山の草とか花とか虫とか-そば

一緒に行ったかたが、これを撮って載せろ、というので載せます。
にしん、真っ黒。(ぼくはあまり好き嫌いはないのですけど、にしんは苦手です)
山の草とか花とか虫とか-にしん

お店が混んできたので、そそくさとお店をあとにしました。
おなかいっぱいで、あまりお客さんがいないなら、昼寝、いや翌朝になってしまいそうな雰囲気でした。

予定の時間に、かなり早く目的地付近についてしまいました。
通りかかりに、以前から気になっていた今はもう使われていない小学校を見に行きました。
変わった形でしょ。草や虫も好きだけど、こんな感じの建物も好きです。
(注:写真のなかの「ありがとう」の右に学校名が入ってましたけど、消してあります)
山の草とか花とか虫とか-廃校舎

うえの写真の左側の大きな木はケヤキでした。
あれれ?お地蔵様?いや、お地蔵様ではないけど、仏像だなあ。
山の草とか花とか虫とか-お地蔵様

なんとも不思議な校舎です。
各部材のディティルから、およそ40年くらい経っている建物だろうか?
山の草とか花とか虫とか-校舎

廃校となっているので、もう子どもたちが走ることのないグラウンドでは、白いねこが狩りをしていました。
山の草とか花とか虫とか-グラウンドのねこ

なんと、この校舎にちょうど引越し中のかたがいて、中に入らせてくれました。
なんでも、移住してきた芸術家のかたが、ここを借り受けて活動するのだって。
う、うらやましい~!
ぼくは、古い建物が好きだなあ。こんなところに住めたらよいなあ。

教室には、まだ黒板がありました。
なんともノスタルジィをかきたてます。
この教室には、かつては子どもたちの声が響いていたんだろな。
「学校」というものに対してのこの郷愁はなんでしょう?
大人になると、子どもが学校に行ったりしないとなかなか学校の校舎に入る機会ってないですね。
山の草とか花とか虫とか-黒板

体育館は、丸い校舎の一番上の階でした。
いくらか、この場所をぼくに貸してはくれまいか。
住みたい・・・。
山の草とか花とか虫とか-体育館

一緒に行ったかたも、古いものが好きで好きで、昭和の香りが好きなんですね。
そばも食べたし、楽しいもの見たし、もう帰ろうか~なんて気分ですよ。

この近くには、もう一箇所もう廃校になった校舎があり、そっちは建物があたらしいから別なことに使っています。
そっちも行く。(なにやっているのだか?)

校舎のなかは、見学できました。
水のみ場。
こちらの校舎は随分新しいです。
山の草とか花とか虫とか-水のみ場

各教室は、宿泊できるように改装されていて、黒板とかはなくなっていてちょっと残念。
体育館は、もとのとおりみたいでしたよ。
ああ、なんだか学生だったころを想い出します。
山の草とか花とか虫とか-体育館

これだけでもなんだか、いろいろな出来事が想い出されるなあ。
「学校」っていうのは不思議な存在ですね。ほとんどの日本人はたいてい学校に行きますからね。
おなじ年代のヒトが集まって数年間も、外部とちょっとちがう空間に過ごす、そんなふうに考えると特殊な環境ですね。
大人になると、年代のいろんなかたがみんな一緒、というのが日常だものな~。
山の草とか花とか虫とか-体育館のフローリング

ここは、産直も土日だけやっているようです。
まだまだ校舎自体はあたらしいですからね。
山の草とか花とか虫とか-産直

過疎化のためか、少子化のためなのか、こんな校舎があちこちに残っています。
バブル崩壊後の経済対策で、建替えたれたのだろうなあ、という建物もあります。
なんでも新しくしてしまえ、というのでなく、古くなったものをきちんと雰囲気も残しつつ使えるほうがセンスが良いな、そんな感じがします。

あ、建物探訪してきたわけではないですよ。きちんと用事もすませました。
しかし、すっかりノスタルジィに浸ってしまいました。
ノスタルジィ、懐かしさという感情は、なんのためにヒトに備わっているんだろ?
このところ、日も短くなってきたせいか、明るい時間帯になかなかカメラを持つ時間がありません。
日没の時間でいうと、今日はもう4月末くらいと同じなのです。びっくり!
明日は楽しそうな出張なのですが、なにせ自由になる日がないのが残念でもある。
せめて、30分なんて言わないから15分くらい明るいの時間に自由草を眺めたり出来たならなあ。
良いなあ。

さて、禁断のイネ科であります。
なぜ禁断か・・・。穂が出ないと、なんとも見分けがつかないからなのでした。
穂の出る前の、ちいさなころの葉で、なんのイネ科の草かわかるかたがいたらすごいなあ。

8月のはじめのこと。
見慣れないイネ科の草が穂をだしておりました。
調べたら、どうもコスズメガヤというらしい。穂はなんとも丈夫でしなっこくってかたい。
はらはらとついた小さな穂がかっこいい草でした。
山の草とか花とか虫とか-コスズメガヤ

イネ科の草たちは、穂がいろいろな形があって、花の地味さを補うくらいに比較しながら観察するとおもしろい対象です。
真上から、背景をぼかして撮るとなんとも面白いかたち。
山の草とか花とか虫とか-コスズメガヤ上から

ちいさな穂(小穂)から、おしべとめしべが顔を出しております。
これで、ちょうど咲いている状態なのですね~。
ちいさな穂の根元には、茎に黄色いこぶというか、アクセントがありました。
腺点というらしいです。
山の草とか花とか虫とか-コスズメガヤ横から

ちいさな穂は、ちいさな花(イネでいうと、それぞれのもみになる部分)が重なるようについていて、全体としてはひらべったい形です。
山の草とか花とか虫とか-コスズメガヤ穂

拡大してみましょ。
この株では、小花は、小穂に5~12程度。
近縁の、スズメガヤは、小花が15以上つくのもあるようなことが図鑑に書いてあります。
山の草とか花とか虫とか-コスズメガヤ小穂
しかし、イネ科の草は調べるのも難しいですね。
ちいさな花がいくつついているのか、数え始めたら日が暮れてしまうまでかかりそう。

ちょっともうね、秋の雰囲気のものも増えてきております。
これは昨日の夕方に撮ったもの。
ネコジャラシはあちらこちらにしっぽをゆらゆらとぶら下げています。
これは、アキノエノコログサ。
初夏から真夏にかけて穂を出す、エノコログサは、もっと穂が短く、キンエノコロというのは穂がピンと立ち、毛が短いといいます。それもそっくりだけど、穂が出るとちがうなあという点が見えてきます。
山の草とか花とか虫とか-アキノエノコログサ

こんなふうにお盆過ぎにゆらゆらしているのは、アキノエノコログサであるとのこと。
エノコログサたちは、英語だとFoxtailとかなんとか。キツネのしっぽ、かな。
洋の東西はちがっても考えることはおなじみたいですね。
山の草とか花とか虫とか-アキノエノコログサたち

これはなかなか大きかったですよ。
穂だけを採って、空箱のうえに並べて、紙相撲のようにとんとんと振動させると前(穂のしたのほうだけどね)に進むので、箱のうえにレーンをかいて競争したり、そんな遊びをした記憶があります。
そういえば穂だけをとって、にぎにぎとにぎっていると、だんだんと上のほうに逃げていく遊びなどもありました。
山の草とか花とか虫とか-アキノエノコログサおおきな穂
じつは、これを食べたことがあります。
テンプラにした時には、ころもはともかくとしてこの毛がね。口の中でもしょもしょといって、とてもではないけど飲み込めません。あと、あぶって食べたこともありました。
タネは、結構大きくって、これを食用にしたのがアワであるとも聞きました。
あぶると、タネがポップコーンみたいにふくらむことがあります。

タネだけ頑張って集めれば、小麦粉、ならぬ、ねこじゃらし粉、もできそうですね。
眠くってしかたなのでもう寝ます。


Plant×50

コスズメガヤ、アキノエノコログサ・・・2種×50=100円


8月1日から累計1,900円  4月:3,050円 5月:3,400円 6月:2,500円 7月:6,050円