今日の昼、仕事の途中で、ふと空を見ましたら、白い雲の間からたいへんな深い青空が見えました。
携帯電話についているカメラで撮りましたので、ちょっといまいちだなあ、と残念なのですが、ほんとうに深い青空でした。紺色というか、碧?紺碧?

山の草とか花とか虫とか-20110906白雲

夕方になりましたら、このようにすっきりとして青空になりました。
・・・なにも写っていないようにも見えますけれど、青空です。
山の草とか花とか虫とか-20110906青空
この様子ならば、今夜はひさびさに星空を撮ることができるかも知れぬと、日が沈み、月が沈むのを楽しみに、家から出たり入ったりしておりましたけれど、先ほどからおおきめの雲が西からやってきて、無念です。
普段から、くもりも雨も良い天気でござる、などとうそぶいているのですが、晴れはやはり好きです。

さて、8月の終わりごろに、イネの仲間の草たちを続けて載せていたころ、あまりに続くのも・・・とちょっと遠慮していた草があります。
名をカゼクサというのです。道端によく生えています。
山の草とか花とか虫とか-カゼクサ

このカゼクサは、8月20日に書いた「イネ科の草たち コスズメガヤとアキノエノコログサ」でのコスズメガヤと、一見似ています。

こちらはコスズメガヤ。
山の草とか花とか虫とか-コスズメガヤ

毎日、イネの仲間を眺めたりなでたりしていると、だんだんと彼らの違いが見えてくる気がします。
これは花の咲いている様子。
山の草とか花とか虫とか-カゼクサ 穂


カゼクサは、ひとつひとつの穂がこんなふうに、開き気味の小穂で、紫色のような感じです。
山の草とか花とか虫とか-カゼクサ 小穂

こちらは、コスズメガヤ。ほら!こんなに違う!ぼくはあまり、色はあてにしないことにしているのですが、これは形からしてもう違いますね。
山の草とか花とか虫とか-コスズメガヤ穂

カゼクサの葉の付け根の毛。
山の草とか花とか虫とか-カゼクサ葉のつけね
カゼクサの葉は、この付け根から30cmほども伸び、そしてたいへんに強靭でした。
葉をちぎろうとしても、なかなかたいへんな力がいります。
紙をやぶるような要領ですと、なんとかちぎれますが、まっすぐにひくとほんとうに強い。
また、道ばたに生え、踏み付けにもたいへんに強いようです。

カゼクサは、風草、なのかなあ?
夏の終わりと秋の間には、いくつか台風が来ては去り、秋が深くなっていくのでしょうけれど、そのような感傷に浸ってしまうような草です。
また、風のように、風に吹かれるように生きるには、たいへんな強さが必要なのかしらん?

Plant×50

カゼクサ、コスズメガヤ・・・2種×50=100円

9月1日から累計950円  4月:3,050円 5月:3,400円 6月:2,500円 7月:6,050円 8月:3,150円
昨日のつづき・・・というわけでもないのですが、昨日の場所(月山の中腹のネイチャーセンター)で観察したものから。

スズメウリとそっくりな葉と花のミヤマニガウリというのが、山のほうに行くと木などにからまっています。
葉は写真で再確認したら雰囲気が違うのですが、実際に山でみると、どっちがどっちなのか?
今度見つけたら、見分けができそうな気がしてきましたけれどもね。

スズメウリはこちら。8月16日「ちいさなゼリービーンズ スズメウリ

スズメウリは、キュウリを濃くしたような味で、思わず笑ってしまいますが、このミヤマニガウリを初めて見つけたのは大頭森山でした。
その時にはまだミヤマニガウリとは知らずに、あらら、かわったスズメウリだな、とかじってみたら衝撃でした。
山の草とか花とか虫とか-ミヤマニガウリ

食べかけですみません。
昨日ももちろん食べてみました。
なんといいますか、ヘクソカズラとおなじく、臭いものは二度かぎたくなるのとおなじように、ひどい味のものは、どれくらいひどかったのか、思い出したくなるのですね。
山の草とか花とか虫とか-ミヤマニガウリたべかけ
食感というか、歯ざわりが良くて、カリっとかじると、次の瞬間に口の中に広がる苦味、というか辛味というか、痛み?
即効性の苦味で、しかも後を引きます。コーヒーって苦くないんだなあ、と思ってしまいます。
(毒があるのかどうかわかりませんから、むやみに口にしないでください)

花はこのような大きさで、じつに可愛らしいです。
これは花の根元に子房のような部分があるので、雌花なのかなあ?
山の草とか花とか虫とか-ミヤマニガウリ雌花?

正面から見ると、ほら、白くちいさい可愛らしい花です。
山の草とか花とか虫とか-ミヤマニガウリ花

花の写真をもう一枚。
スズメウリは、葉のわきから雄花と雌花が一対でていましたが、ミヤマニガウリでは、一対でなく、ええと、いくつだろ?
うん、たくさん出ています。
山の草とか花とか虫とか-ミヤマニガウリ花のつきかた

葉は、このようにあらためて見ると、スズメウリよりも彫が深い雰囲気です。
ふちのぎざぎざも大きく感じます。ゴーヤの葉とは似てないですね。
山の草とか花とか虫とか-ミヤマニガウリ葉

園内に入るまでの道路わきには、ヤマブドウが多く見つかりました。
そろそろヤマブドウの時期なのかなあ?
葉は、栽培されるブドウととても似ています。
山の草とか花とか虫とか-ヤマブドウ葉も

見えにくいですが、実が色づいているものもありました。
熟すと紫色になりますね。熟してもすっぱいので、生食するかたはあまりいないようなのですが、ぼくはそのままいただくのが好きです。
ヤマブドウもクマの好物だと聞きます。
山の草とか花とか虫とか-ヤマブドウ

帰り道に、月山ダムの売店で、ヤマブドウアイスをいただきました。
・・・溶けかけですみません。カメラをもたずについつい買いまして、そのあとで、「やや!これは撮っておかなくては」とカメラを持ち出すまでにちょっと溶けました。
山の草とか花とか虫とか-ヤマブドウアイス

村山地方から、庄内へ抜ける国道112号線は、高速道路が平行して走っており、高速道路無料化の実験でで、普通の国道の112号線沿いのドライブインなどは、すっかりクルマがいなくなっていました。
無料化が一旦終わったのか、どうなのか、そのへんの事情には疎いのですが、ここのドライブインもある程度お客さんが戻っておりました。
月山ダムには、大きな噴水があって112mの高さまで水が上がるそうな。112号線にちなんだものでしょうか?
山の草とか花とか虫とか-月山ダムの噴水
高速道路ができて、町が繁盛すると思ったら、みんな通り過ぎてしまうんですね。
なんだか複雑な心境です。

そのあと、不思議な虹を見ました。
ひとかけらの虹で、すっぱり切れてるんですね。
山の草とか花とか虫とか-虹の一部分

虹は、虫に工と書くのだなあ。
虫?と思ったらば、竜のことのようです。
雲なども生きているように動いて、見ていて飽きないのですが、虹も生き物みたいだと「虹」という漢字を作ったひとは思ったのかなあ?


Plant×50

ミヤマニガウリ、ヤマブドウ・・・2種×50=100円

蟲×50

虹・・・1種×50=50円

9月1日から累計850円  4月:3,050円 5月:3,400円 6月:2,500円 7月:6,050円 8月:3,150円
今朝(9/4)はなんだかぼんやりしたり、いろいろと家族から頼まれごとをしたりしているうちに、10時を過ぎてしまいました。
台風は近くても、せっかくだから山っぽいところに行きたいなあと考えておりました。

葉山(村山の葉山、月山の東)に行くと時間もちょうどよいか?と考えましたが、風向きからするとなんだか不安な山道なので、このような天候にはほかのひともいたほうが安心かなと思い、月山に向かいました。

ところがですね。姥沢の駐車場について、出発から50mほどのところで風と雨が強くなり、しかもリフトが運休だと聞いたものですから、すっかり意気消沈してしまいました。

雨の降る前に、撮ったものです。
姥沢の駐車場から、小屋方面です。枝の見えている木がブナです。
高いところのブナは、幹がめだつような葉のつきかたをもともとするのですが、これは葉も落ちているように思います。また、ちょっと赤みがかっておりました。
山の草とか花とか虫とか-姥沢駐車場から

ブナの葉は、夏になると新緑のころのふわふわした毛がなくなり、このように濃い緑色になります。
写真の茶色の部分が、ブナハムシ(ウエツキブナハムシ)の幼虫がお食事したあとです。
山の草とか花とか虫とか-ブナの葉の食害

ブナについた幼虫は、葉の表面だけを上手に剥いでいくように食べていました。
山の草とか花とか虫とか-ブナハムシ幼虫

葉にはまだ、これから育つであろうほんのちいさな幼虫も。
山の草とか花とか虫とか-ブナハムシ幼虫 小

そんなことを観察しているうちに、ちょっと時間がたち(また道草ですね)、出発するころにちょうどざざあ、と雨がふりました。
駐車場から朝日連峰側には黒く雲がおりてきました。
山の草とか花とか虫とか-黒雲

リフトも運休と、下ってきた登山者から聞きましたので、山に行くのは諦めましたが、そうだ、ちかくに県立自然博物館(月山のネイチャーセンター)がありますな、と思い出し、午後からのブナ林ガイドツアーに参加しました。ちょっとだけ標高が低くても雨が降っていないのが不思議。
なるほど、もう少しふもとを観察しなさいとの、お天道様のおぼしめしだなあ。

このネイチャーセンター付近は、登山道のような歩く道が、作られていてブナ林を観察するのにとてもよいのですね~。しかも、山頂近くとはまた違った川沿いや、湿地の植物もあって、バリエーションのある植物観察ができます。なにげなくある施設ですけれど、おすすめなのでした。
・・・なお、ガイドは顔見知りのかたでした。

さて、いろいろとあったのですが、今回はブナについて続けて書いときますね。
ネイチャーセンターのなかのブナ林もハムシの影響があり、道にはたくさん落葉がありました。
透かして見ると、食べた後がはっきりします。
山の草とか花とか虫とか-ブナの落葉透かして

気になっていたブナグルミが、落ちていました。
まだ、本格的に落ちてくる時期ではないのでしょうけれど、クリも未熟なうちに落ちるものはたいてい虫が入っています。これもそうかなあ?
山の草とか花とか虫とか-ブナグルミ
ブナグルミ(ブナの実)は、コナラなどのどんぐりではなくって、どっちかというとクリのようにこんなイガみたいなのに入っています。開かないまま落ちている実もあるのですが、この毛の生えたイガはたいへんに硬く、指で開こうとしてもなかなか開きません。きちんと熟したものは、開いて種だけ落っこちます。

上から見ると、このように三角形になっています。
この三角のかどの部分は、中身がなくひれのようになっていて、クリの鬼皮みたいな感じでしょうかね。剥くとちいさなあぶらののった中身があり、食べられます。
昨年はクッキーに混ぜて食べましたが美味しかったなあ。
山の草とか花とか虫とか-ブナグルミ上から

これがブナグルミ。
山岳会の先輩の言うことには、クマはあの大きな手でこんなちいさい実をむいて食べるのだって!
(クマがむくのは、イガの部分かもしれませんが、どちらにしてもちいさい)
山の草とか花とか虫とか-ブナグルミなかみ

葉は食べられてしまったけれど、たくさんついている実がちゃんと熟してほしいなと思うのでした。

このほか、歩いてて見つけたものはあとで書いてみます。

このあと、夕方から知り合いと食事に行く約束をすっかり忘れていまして、慌ててかけつけました。
すっかり帰宅が遅くなり、久々に日付が変わってから帰宅しました。ふう。


Plant×50

ブナ(何度目だ?)・・・1種×50=50円

蟲×50

ウエツキブナハムシ・・・1種×50=50円

9月1日から累計700円  4月:3,050円 5月:3,400円 6月:2,500円 7月:6,050円 8月:3,150円