ミネソタからやってきたという方の、ミネソタンジョークを聞いている間に、すっかり帰宅がおそくなってしまいました。

このところ、すっかり山に行って(低い山には毎日帰っていますけど)おりません。
朝日連峰の山並みが今日も見えました。近くて遠いなあ。

数日前のお昼休みに、いそいそと大山に行きました。
ツルアリドウシには、赤い実がなり、すっかり秋の雰囲気です。
秋ってなんだか、赤いイメージですねえ。
山の草とか花とか虫とか-ツルアリドウシの実

いつの間にか、ツルリンドウも咲いていました。
ツルリン。どう?
花はこんな、素敵な色合いでひっそり咲くのですけれど、これを見るたびに、やはりね。「つるりん」のほうにひきずられてしまいます。(ミネソタンジョーク?)
山の草とか花とか虫とか-ツルリンドウ

ツルリンドウは、咲いているほうが少なくなって、花がこんなふうに終わったものが多くなっていました。ツルアリドウシとならんだものがありました。
これから、ツルリンドウもあの赤い実になるんでしょうね。
山の草とか花とか虫とか-ツルアリドオシとツルリンドウの実になりかけ

ややや、こんなかわいこちゃんもおりました。
セセリチョウのなかまだな、というところまでは、一目瞭然なのですが、そのあとがなんともわかりません。帰って図鑑を見ると、オオチャバネセセリというのが近いようです。
山の草とか花とか虫とか-オオチャバネセセリ
翅のおもてがわは、鱗粉、というよりは毛が生えているみたいな感じ。
また、あたまが大きくってもふもふとぬいぐるみのようです。

ちらちらと飛んで、せわしないのですけどヤブマメの花に止まってくれました。
蜜を吸うときだけはおとなしいなあ。
チョウは、ハチにくらべて、蜜を吸うまでに長い口をあちこちに伸ばすような気がします。
ハチは、迷い無く蜜や花粉にありつくのですが、チョウはとまってから口をあちこちに伸ばして探るように思います。
山の草とか花とか虫とか-オオチャバネセセリとヤブマメの花
これは、あちこちに口を伸ばし、ようやく花の奥に口が入りそうなシーン。

で、ヤブマメは、花が長いものだから、こんなふうに顔をぐいっとつっこんでいました。
ああ~、やっぱりかわいらしい。なんというか、愛嬌がある。
山の草とか花とか虫とか-オオチャバネセセリ吸蜜

ぐいぐいと顔をつっこんで、蜜を吸ったあとは、近くの葉にとまりました。
口に注目してくださいね。
山の草とか花とか虫とか-オオチャバネセセリ口

花にとまって蜜を吸い、葉にとまって休憩。のパターンをいくつか繰り返しているのを観察しましたが、休憩の時間は、口がきちんとしまっているか確認するようにくいくいと、ゆるめたり、しまったり、を繰り返していました。
山の草とか花とか虫とか-オオチャバネセセリ口ゆる
しかし、前から見ても、にっこりしているような顔ですね~。なんともなんとも可愛らしい。

山に行きたいのだけど、明日はたんぼに稲刈りした束をかけるための杭たて作業の予定です。
イネには、そろそろ刈り時の穂がこうべを垂れております。

明後日は、みんなで集まってだんごをつくり、お月見しましょう、と計画していたのですけれど、ぼくだけ、のっぴきならない仕事が入ってしまい、お月見できません。
だんごは好きです。たいへん好きなので、残念だなあ。
稲刈りが済んで新米が出来たら、粉にして、ひとり淋しくだんごをお月様にささげましょうかね。


Plant×50

ツルリンドウ、ツルアリドウシ、ヤブマメ・・・3種×50=150円


蟲×50

オオチャバネセセリ・・・1種×50=50円

9月1日から累計1,200円  4~8月:18,150円
4月からはじめたclimb×100(Plant、蟲の50もおなじ)が5月から8月までのぶんたまっていました。
ようやく銀行と納付するところに行きました。

climb×100とはなんじゃ?というかたは、こちら
4月2日「Climb×100 裏山から
はい、いつも記事の下に書いてある数字たちです。

15,100円。
5月~8月までの分を足したら、こんな金額になっていました。
山の草とか花とか虫とか-おかね
4月は納入済みでしたので、ええと?足し算が苦手です。
前回に納付した3,050円のうち、3,000円は、ひょんなことでいただいたお金でした。
実は、8月など、蟲×50などと追加したものですから、金額の進むのが早くなったのですが、じつはこれまたひょんなことでいただいたお金があったのでした。
なぜか、写真のコンテストみたいなもので入賞して、いらないといったのだけど賞金を1万円いただきました。
今回は、それも入れて納入。

ええと、足し算ができましたよ。
合計18,150円。そのうち、13,000円は、うっかりいただいたお金なので、自分で出したのは5,050円。

領収書もいちおうもらいました。
前回は、赤十字にしたのですが、今回は社会福祉協議会というところ。
ボランティアにいくと、ボランティアセンターというところで、お仕事をいただくのですが、そこを運営しているのが社会福祉協議会という組織なのでした。
山の草とか花とか虫とか-15100円
はてはて。このお金たちはどこに行って、どんなふうになるのかしら?

そうでした。
昨日、お金についてのはなしを、と書いたのです。

こないだの、日曜。知り合いと夕食を食べに、居酒屋に行きました。
ぼくは、お酒はまったく飲まないもので、いつも「とりあえず、ごはん!」です。

このクサカゲロウは、その待ち合わせをすっかり忘れて夢中になってしまった虫です。
おかげで遅刻しました。
山の草とか花とか虫とか-クサカゲロウ
う~ん、儚い感じでほんとうに綺麗でした。

それで、いろんなはなしをしたのですが、知り合いの中に、経済学部出身だという、ビザールでストレインジなかたがおり、彼とね、「うちらはほんとイレギュラーだなあ」と意気投合したのです。

彼とは、お金とはなんだろうね。という話をしました。

まず、お金は価値が無い。ということから。

またオカシナことをと言われそうですけれど、たしかにお金は使い道がないのですね。
なにかと交換できるという以外には。
交換しかできないんですね。
(この話は、「経済ってそういうことだったのか会議」(日経新聞社)などにも書いてあります)
(5円玉は、ツメを削るのに使えますけれどね。一万円札は、メモ紙にするには模様が濃すぎるし、はなをかんだり、おしりをふくには硬すぎる。しかも、水も吸いにくいから、コーヒーをこぼしてもふけません)

次に、ではなぜ価値があると思うのか、ということ。

その彼とは、やはり「お金」とは共同幻想だろうということになりました。
上で、価値がないと書きましたけれど、実際に(社会的に)は、とても価値がある、というか、価値そのもののように扱われております。
無価値なものに、価値があると思い込んでいるのは、ヒトの社会だからですねえ。
まさに、ねこにこばん。
みんなが、欲しい、欲しいと思う故に、価値があるのだなあ、なんてね。
(このことを考えると、草やら、ちょうちょやらを眺めていればいとおかし、なんていうのは、究極的にアナーキーな行為ですなあ。山に登って、風と雲を愛でる。なんてのもパンクでございますか)

共同幻想というのは、みなで支えないとすっかりなくなってしまいます。
みなで支えるためには、なにを支えるのか、という眼が必要なのですが、うっかりもすると、「お金」そのものに、しっかりと価値があるのだと思い込むかたには、それが幻想であることがわかりませんから、それでは支えられないのかもしれません。

お金、お金といいますけど、昔のお金は貝などであったと良く聞きます。
これは、サワグルミの実です。
価値があることにしましょ、ということなので、たとえば、この食べるに適さないサワグルミでもよいのですねえ。あとトチノミとかね。
山の草とか花とか虫とか-サワグルミの実
そのような、世であったならば。
「やや、あいつは、トチノミばかり集めやがって、なんとトチノミ欲の亡者であるか」
などという会話も聞かれたことでしょう。

ぼくも、お金のために毎日、仕事に出かけていきます。
無価値なのになあ。とも思うのですが、ぼくは原理的であるよりその場あわせで行くほうが性にあう、とも思うので、現在実際に通用する通貨を入手するため、仕事をしたふりなどしております。

お店にいって、「オレは客だぞ!」といばるかたがいるかも知れませんけれど、支払う先のかた(お店のひととかね)が、お金がほしいな、と思っていただかないと、お金など使えません。

実際には、なんの価値もない通貨を、実際に使えるようであるためには、みんなで欲しいな、とおもっていなくってはね。

つまるところ、山の幸、海の幸を流通させるためにあるのが、お金ですね。
お金がないと、山の人は、海の幸を食べられません。

無価値だろうとわかっておっても、価値があるようにみんなで振る舞いをするのが、大人なのかもしれません。なにせ幻想ですから。

とね。こんなことをしばらく、話しておりました。

このあと、居酒屋さんに、ごちそうさまと言って帰りました。
居酒屋さんが、ここでは日本円は通用しねえぜ。と言わなくって良かったです。

戯言におつきあいいただきましてありがとうございます。たまにこういうことを書きます。


Plant×50

サワグルミ・・・1種×50=50円

9月1日から累計1,050円  4~8月:18,150円
ええとですね。
昨日は、たいへん秋の入り口のような日だったのでカゼクサを載せたくなりました。
ちょっと戻りまして、日曜に行った月山のネイチャーセンターにあったものです。

ミズキは、春に花が咲いたものを載せたような、載せなかったような、なんだか記憶があいまいになっています。自分のブログながら、もう忘れはじめております。

実がなっていました。
赤い茎に、紺色の実がなり、サンゴのようなかたち。
天気が良くなかったので発色がいまいちですけれど、ほんものはほんとうに綺麗でした。
山の草とか花とか虫とか-ミズキの実

花のころはこのようでした。
これはうちの近くのミズキで撮りました。
うちの近くではまだ実がなっていないのもあるので、山の高いところのほうが実がなるのがはやいようです。
山の草とか花とか虫とか-ミズキの花

ミズキといえば、だんごの木、なのです。(全国的な風習なのかわかりませんけれど)
一応書いておくと、正月の飾りに、このミズキの枝を部屋に飾ります。
枝の先にはだんごや、フナのかたちをした麩などをくっつけます。
この写真は、この志津のネイチャーセンターのふもとのほうの雪はたごという行事でつくったカマクラのなかで撮ったものです。3月6日「志津の雪はたご2011 月山のふもとです
山の草とか花とか虫とか-団子木

ミズキは、山から里から、いろんなところにあります。
ミズキの面白いところは、樹形で、花のころにもこのように棚のような枝振りに花が咲きます。
冬に落葉すると、赤くなる枝と、幹から間隔をあけて、放射状に伸びる枝振りが見ものです。
文章ではうまく書けないので、このはなしは、冬のスノーシューでの楽しみにします。
山の草とか花とか虫とか-ミズキの花の棚

ガイドさんから教えてもらったはなし。
ミズキが実のなるころは、維管束がしっかりとして、このように葉をていねいにちぎるとこまか~い繊維がでてきます。
山の草とか花とか虫とか-ミズキの葉 維管束
花の時期などには、このようにはならないと言っていました。
ガイドさんのいる散歩は、こんなことを教えてくれるので良いですね~。

あともう一種類書きましょう。
このような花が咲いていました。ほんのりクリーム色にちかい白い花です。
ありんこが一生懸命に花から花へ。
山の草とか花とか虫とか-オオイタドリ 雄花とあり

オオイタドリの花でした。
イタドリは変種なども多いのですが、平凡社の「日本の野生植物 草本」には、イタドリとオオイタドリの二種しかのっていなくって、これはずいぶんとすっきり。
写真だとちいさく見えますけれど、30cmほどもある大きな大きな葉をつけます。
山の草とか花とか虫とか-オオイタドリ 全草

茎もど~ん、とね。
高さのわかるような写真がなくって残念なのですけれど、オオイタドリは背もたいへん高くなり、子どものころは、オオイタドリの林のなかに、秘密基地を作ったりしました。
山の草とか花とか虫とか-オオイタドリ 茎

このオオイタドリには、葉のふちに毛がありませんでした。
これよりもっとちいさなイタドリのうち、うちの近所にあるイタドリ(たぶん、大きくない普通のイタドリ)には、葉のふちに毛のあるものがあって、これはケイタドリだとかなんとか。
山の草とか花とか虫とか-オオイタドリ 葉のふち

上の写真(葉も写っているもの)は雄花が、散りかかっていますけれど、これは満開のころ。
雄花は上に向いてつくようですね。
山の草とか花とか虫とか-オオイタドリ 雄花

雌花は、実になりかかっていました。
ほら、なんとなくソバの実に似ています・・・というほどでもないか。
山の草とか花とか虫とか-オオイタドリ 雌花
9月3日「寄り道と道草 ソバの花、ブナ、アキノメヒシバ
どちらも三角形に、翼(よく)ができます。
おなじタデのなかまでも、ずいぶんと違うような気がしますけど、やはりなんとなくは似ていました。

このほかにも、いろんな草やら花やら、もうしばらく日数を要するくらいに咲いたり成ったりしていたのですが、一旦月山のネイチャーセンターの草木のおなはしはおしまいにします。
なんというか、きりがない。

ネイチャーセンターに行った後で、知り合いと食事しながら、「お金」ってなんだろね?と、オカシナはなしをしました。でも、それもまたべつなおはなしにします。これまた、きりがありません。


Plant×50

ミズキ、オオイタドリ・・・2種×50=100円

9月1日から累計1,050円  4月:3,050円 5月:3,400円 6月:2,500円 7月:6,050円 8月:3,150円