昨日の記事で、ちいさい草の巻き~、と予告したのですが、気が変わったので、大きな草をご紹介しますね。テキトウですみません。

昨日は、午前中に杭を立て、午後はその続きをして終わらせたのちに、ヒエとりをしました。

ヒエは、イヌビエかな?
イネが実るころになると、稲穂のあいだからぴょん、と穂を出します。
畑などの草は、ちょっと背を低くしてそのままが良いな、と思っているのですが、このイヌビエは、放っておくと来年、たいへんなことになります。田んぼがヒエの田んぼになってしまうのです。
山の草とか花とか虫とか-イヌビエ
「イヌビエを取り除く」なんて洒落た言い方はしないんですね~。
ヒエ=ヘ。となり、ヒエ取り=へぇとり。
家を出る際は。「ず~さ~ん、おら田ぁでくいのご(杭)たでだあど、へぇとりしてっさげな~」と言って田んぼに行きました。

で、穂です。
カズノコみたいな感じがあります。
山の草とか花とか虫とか-イヌビエの穂

茎は、イネと似てはいるのですが、イネよりも柔らかで水っぽいです。
しかし、穂がぴょんと頭を出さないと、どれがヒエだかわかりません。
山の草とか花とか虫とか-イヌビエの茎

根元を見ると、もっとはっきりします。
イネは、茎の分岐が土の中にあるのですが、イヌビエは地上で分岐しているようなわかれかたです。
右側の根元が、イネで、左側がイヌビエです。
山の草とか花とか虫とか-イネとイヌビエの根元
イネの黄金色になった穂波をかきわけヒエ取りをしました。

田の土手にも、こんな穂が。
巨大なねこじゃらしのようですね~。長さは10cm~15cmくらいあるのかなあ?
毛も長くってふわふわ、というかちくちくごわごわ。
山の草とか花とか虫とか-チカラシバ 穂

これがまた、上から見ると面白いのでした。
山の草とか花とか虫とか-チカラシバ 穂を上から

また、べつな土手にはヤブツルアズキのさやが育っています。
山の草とか花とか虫とか-ヤブツルアズキ 実

ちょっとひとつ失敬。
マメはまだまだ未熟で緑色です。
せっかくもいだので、マメを食べてみると、これがまたクセがないんですね。
ほかのマメって、生だと青臭い感じがしますけど、これはもう味わいがあり、香りはほんのり、くらい。
山の草とか花とか虫とか-ヤブツルアズキ 未熟なマメ

こちらは、より熟したものでしょうかねえ。
山の草とか花とか虫とか-ヤブルツアズキ 実 熟したもの

割ってみると、模様のあるちいさなアズキが出てきました。
ふしぎな模様。
山の草とか花とか虫とか-ヤブツルアズキ マメ
しかし、ひとつおきに、左右のサヤにわかれてくっつくのはどうしたことでしょう?

今日(もう、昨日かな)の夜は、みんなでだんごをつくり、お月見の予定でしたが、ぼくだけ仕事が入ってしまいました。
それもまた、早朝から夜の11時まで・・・。心が折れそうです。

おかげで明日(もう、今日だな~)はお休みします。

そうそう、杭立ての筋肉痛を楽しみにしていたのに、思いのほか痛くなりませんでした。
ちょっと残念な気がしております。


Plant×50

イヌビエ(変種がいろいろあるらしいですけど、ここではイヌビエ)、チカラシバ、ヤブツルアズキ(熟しかけ)・・・3種×50=150円

9月1日から累計1,650円  4~8月:18,150円
昼からも田んぼに行きました。
午前中の作業の続きのあとは、イヌビエを取り除いたりしながら田んぼをうろうろしていました。

立てた杭に、さっそくトンボがきました。
とまる一瞬前のホヴァリングしているところです。胸の部分のもようから、これまたアキアカネみたいでした。杭を気に入ってくれたようで光栄です。
山の草とか花とか虫とか-アカネのホヴァリング

穂にこんなものがくっついていました。
これは見たことがあります。ヒラタアブのなかまのサナギだと思います。
幼虫を探したのですが、見つけられませんでした。ちいさなナメクジと、ウジの中間みたいな幼虫で、稲刈りしているとよく稲にくっついています。
山の草とか花とか虫とか-ヒラタアブの仲間 サナギ

ヒラタアブの一種、が、足をすりすりしていました。
ヒラタアブにもいろいろいるのですが、はて?うえの写真のサナギとおなじヒラタアブかな、と思ったのですが、そこまで詳しい図鑑を持っていないのと、これはちょっとキリがないので諦めて載せます。
山の草とか花とか虫とか-ヒラタアブ 足すりすり
ところで、この子。おしりの先になにかついています。

と思ったら、稲の葉にちょんとおしりをつけました。
お!もしや産卵?
山の草とか花とか虫とか-ヒラタアブ 産卵?

このあとも、体のお手入れは続き、なんとまあ後ろの足で、顔を洗っていました。
すごい角度で足が動くんだなあ~。なんて感心しきりです。
山の草とか花とか虫とか-ヒラタアブのアロバティックな後ろ足

飛び去った後で、先ほどのたまごらしきものを確認しましたが、どうにもわかりません。
山の草とか花とか虫とか-ヒラタアブのたまご?
ヒラタアブの幼虫は、アブラムシを主食とするので、ずいぶんとうちの田んぼの稲をパトロールしてくれそうです。・・・稲刈りのほうが先になってしまうかなあ?

このほかにも、田んぼにはほんとにいろんなちいさな生き物がおりました。
1mmくらいのダニ(クモの幼虫?)に、よりちいさなハエがとまっています。
もしや、このちいさなダニに寄生するハエ?
どちらも、真っ黒いし、小さいしで上手くわかりやすくは撮れませんでした。
山の草とか花とか虫とか-ダニとちいさなハエ

ちいさいものでは、こんなハチも。
こういった感じのちいさなハチは、どの草むらにいってもずいぶんと多くいます。
でも、何をしているどんな生態のハチだかよくわかりません。
山の草とか花とか虫とか-ちいさなハチ

ガガンボの仲間などは、稲のさきっちょにがっしりとまんなかの足でしがみついていました。
ここは譲らぬ!というようですね~。
山の草とか花とか虫とか-稲の葉に抱きつくガガンボ

害虫だ、益虫だとよく言いますけれど、じつのところ、そのどっちでもないというか、なんだかわからない虫がほんとにたくさんいます。

次回は、ちいさな草の巻、です。

Plant×50

アキアカネ、ヒラタアブの仲間、ダニみたいなのと小さいハエ、ちいさなハチ、ガガンボの仲間・・・6種×50=300円

9月1日から累計1,500円  4~8月:18,150円
午前中は、稲刈りの準備のため稲杭(いなぐい)をたてました。
うちの田んぼは、未だにコンバインを使わずに天日乾燥なので、この杭に刈った稲の束をかけて、ムックみたいにして乾燥させます。天日乾燥のお米の新米は、ほんとに美味しい。
お米って果実なんだなあ~、なんて思うくらいに甘いのです。
山の草とか花とか虫とか-稲杭

杭は、杉林の間伐したちいさな木や、雑木を使っています。
その杭を畔に、このハイテクな穴あけ機で穴をあけ、吸血鬼に止めを刺す勢いでえいやあ、とな。
結構ねえ、疲れます。明日は筋肉痛になりますが、筋肉痛の痛みは好きなので・・・。
山の草とか花とか虫とか-ハイテクなあなあけ機

稲の穂はこんな感じに。
天日乾燥の場合は、コンバインと違って、刈った後にも茎に穂がついたままなので、茎に残った養分で実が熟していきます。
なので、穂に10粒ほど青いもみのある状態が刈り取り適期なのだそうです。これはまだ根元のほうが青いのが多いです。刈れないことはなさそうですけどね。来週くらいがたぶん適期です。
山の草とか花とか虫とか-稲のみのり
写真ではなかなかわかりにくいのですけど、実っている穂は透明感があります。

日々、一面が黄金色に。
山の草とか花とか虫とか-稲

ハッカは、花が満開になり、茎の途中にどーなつみたいに花序を開きました。
山の草とか花とか虫とか-ハッカの花

午前中には、コナギも開いていました。
精一杯開いてこんな感じかなあ?
ほんとに、稀少なレアな植物に見えますでしょう?でも、これまで、このコナギは、難除雑草としていろんな田んぼで虐げられているらしいのです。
山の草とか花とか虫とか-コナギの花

田んぼの近くの土手にはアケビ(ミツバアケビ)も実をつけています。
まだ熟していないのですが、これも秋の楽しみですねえ。
スズメバチもこの実が好きなので、スズメバチより早く熟したのを察知しないといけません。
ぼくとスズメバチはライバルなんですな~。
山の草とか花とか虫とか-アケビ

田んぼを下の段のほうから撮りました。右奥の杉林のむこうに自宅があります。
段々のうえのほうは、下から見えませんけど、写っている向こうにあと数段あります。
山の草とか花とか虫とか-たんぼ

たいした広さのたんぼではないけれど、これを刈り取れば家族が一年間はしっかり食べられます。

ぼくは、小学生のころ、日本全国、みんな田んぼを作っているものだと思っていました。
お米屋さんというのがあるのを知らなかったのです。
東京にも田んぼがあるんだろうと思っていました。
どうもね、違うんですね。
初めて、たくさんの人が米を買って食べていると知ったときはたいへんに驚きました。
お店がぜんぶすっかり1週間くらいもお休みすると、おなかが空いて死んでしまう方もいるかも知れないと。
よく毎日心配なく生きているものだなあと今でも思います。

日本中の農家で一月くらい、みんな出荷をやめてみれば良いかもしれません。
飢えに耐えられず都会に出て行った若い衆が、み~んな戻ってくるやも知れぬ。そんなイジワルなことを時折、空想します。


Plant×50

イネ(アキタコマチ)、ハッカ(ドーナツの花)、コナギ、アケビ・・・4種×50=200円

9月1日から累計1,200円  4~8月:18,150円