山に行ったおはなしは、ついつい長くなってしまいますね。

今日は、月山のふもと近くにもう雪が積もっているのをみました。
山の草とか花とか虫とか-月山の雪

大朝日も見えたのですが、撮れませんでした。雲の切れ間から、射し込んだ陽に照らされて雪の積もった山肌が見えました。

秋分を過ぎ、太陽の照っている時間は、もう春分の日ちかくと3月中旬くらいおなじくらいです。

ちょっと、季節の流れの速さを感じる日なのでした。

1月と5日前のこと。ナツズイセンにカラスアゲハがぼろぼろになった翅で蜜を吸いに訪れていました。
山の草とか花とか虫とか-ナツズイセンとカラスアゲハ

どこにピントをあわせるべきなのかわかりませんでした。
8月30日のことでした。
山の草とか花とか虫とか-ナツズイセン

ナツズイセンは、7月になったばかりのころは、こんな葉でしたよ。
夏に葉は枯れ、花が葉の無くなったあとに咲きます。ゆえに、ハダカユリ、などともいうそうな。
山の草とか花とか虫とか-ナツズイセンの葉

8月30日といえば、そのころにアシナガバチの巣が、襲撃されていました。
8月30日「メヒシバとエノコログサのちがい アシナガバチの巣、襲撃される
秋分の日のこと。巣はすっかりからっぽでした。
スズメバチが訪れてから、ことあるごとに観察していたのですが、次の世代のさなぎが食べられてしまったからなのか、だんだんと巣に活気が無くなっていきました。
とうとう、この日には、ハチがいませんでした。
山の草とか花とか虫とか-からの巣

これのすぐ近くの古くて、おおきくはならなかった巣のうえに、一匹だけひっそりとしていました。
山の草とか花とか虫とか-一人

アシナガバチもほかの社会性のハチとおなじく、働き蜂は生殖能力がなく、いわば、巣全体でもってひとつの生き物なのだろうという気がします。順調ならば、食べられたさなぎはオスのハチや、新女王蜂になり、冬を越してまた新しい巣を作ったのでしょうが、この巣はそうではなかったようです。
もしかしたら、ぼくの知らぬ間に、ハチの王子とお姫様が飛び立ったのかも、という気がしないでもないですけれどね。

今日も、この巣を眺めてきましたが、やはりなにもいません。
すぐ近くの地面に、ちいさな芽がたくさん出ていました。
山の草とか花とか虫とか-芽生え
これらの芽だけではさすがになにがなにやら。といったところです。

こちらは、もうちょっと大きくなっていました。
おお~、これはヒメオドリコソウみたい。4月15日「ヒメオドリコソウとありんこ
山の草とか花とか虫とか-ほんば
このほかに、これにそっくりな葉ですが、オオイヌノフグリみたいな葉もありました。
充分に注意深いかたなら見つけられるはずですよ。
道端の夏草が刈られて短くなったところでは、夏草の根元にもう春の準備がしてありました。

ふと春の写真など見返してみました。
山の草とか花とか虫とか-ヒメオドリコソウ

コナラにも来年に芽吹く芽が出来ています。カシの木、カツラの木、ほかのいろいろの木もおなじですね。
これから冬になるのだけど、もう春ははじまっているのかもしれません。
ずいぶんと気の早い話だなぁ、なんて自分でも思うのですが、もう春近し。そう思ってしまったのですからこれは、しかたないです。はい。


Plant×50

ナツズイセン、ヒメオドリコソウ・・・2種×50=100円

蟲×50

フタモンアシナガバチ・・・1種×50=50円

10月1日から累計550円 9月:3,700円  4~8月:18,150円
今日は、大朝日が白くなっているのを見ました。朝、一瞬だけ雲が晴れて見え、そのあとに、昼は何度かざあと雨が降って、陽が射し、またざあと降って、虹がでました。

雁戸山山頂 笹谷峠から雁戸山へ2」の続きです。

雁戸山は、標高1484.6mでした。

山頂では、25分ほど、ぼうっとしたり、汗をかいて湿った服を干したりしていました。

13:40 山頂を発ちます。

くだりは、先ほどの岩の部分や、土なのだけどずるずると危険なところがあったのでザックにカメラをしまっていました。

前山の巻き道をとおり、カケスガ峰の手前まで来たところに、県境の山形側を歩く道との分岐がありました。さあて、どっちにしましょ。・・・相談した結果(誰と?)、登りと違う山形側の道をくだることにしました。

分岐の通過は、14:07
山の草とか花とか虫とか-分岐

こちらのルートは、登りの、裏庭にしのびこむような雰囲気でなく、ちょっと広くなっていました。
歩きやすいのはこちらでした。でも、こちらで登っていたら、カケスガ峰にはいけなかったから、向こうでよかったなあ。
山の草とか花とか虫とか-山形コース

登りもくだりも、登山靴のそこに粘土のような土がつきます。
やたらとつるっとすべるんですよ。ここのルートの土ってば。
山の草とか花とか虫とか-くつのうら

すべったあとです。
山の草とか花とか虫とか-すべったあと

ふもと近くまでは、すいすいと降りてきて、駐車場までほぼ平らになる八丁平についたのは14:44分。
約一時間での下山でした。

八丁平で、これまたちょっと迷って行き止まりのところに行ってしまったりしていました。
その最中に見つけました。
こ、この、この鉄塔は!ウシだ~。ほんとにウシっぽいです。
山の草とか花とか虫とか-うしに似た鉄塔


山の草とか花とか虫とか-ススキの野原


八丁平の幾たびも交差している道を抜け、駐車場へあと100mというところで、ダイコンソウを見つけました。いや、これはオオダイコンソウ、かな。このような感じの花は、春や初夏のイメージです。
山の草とか花とか虫とか-オオダイコンソウ

このような撮り方も久々です。黄緑色のちいさなクモがいました。
山の草とか花とか虫とか-オオダイコンソウの花

実が面白かったですよ。実からのびたカギ状のとげでひっつき虫になるみたいなのですけど、そのカギになる部分がくいっと、折れているんですね。そして、その折れ目は、手をクリンチで組み合わせたみたいになっていました。
山の草とか花とか虫とか-オオダイコンソウの実

山からくだってしまったから、なんとなくまたふらふらりと散歩しながら、クルマに戻ると・・・。
あれれ?ドアにカギがついてる。
山の草とか花とか虫とか-カギ
なんということでしょう。ウシの鉄塔~。とか言ってる場合ではありませんでしたね。
山に行っている最中、ドアにキーを挿したまま忘れていたのでした。
車内には、クレジットカードなども帽子のしたに隠しているものの、おきっぱなしでしたからね、ちょっとぞっとしましたが、なんにも触られた形跡はありませんでした。
やっぱね、山形は好きです。

笹谷峠から山形市内のほうにちょっと下ったところにあったのが、「水場」。
ええと、多くの場合には、○○水。とか、△△清水、とか名をつけるのが多いと思うのですが、ここは、タダの水場、なんですね~。素晴らしいセンスだと思います。THE水場。
山の草とか花とか虫とか-水場の表示

家に向かう途中に、雁戸山のほうを撮りました。写真中央のこんもりした稜線のぎさぎさしたところの左側が、この日に登ってきた雁戸山。
山の草とか花とか虫とか-ふもとからみた雁戸山

雁戸山は、ぼくが仕事に向かう途中から毎日見えます。
山形幹線99号という、おおきな鉄塔をすぎたころに烏丸山のむこうに見えてきます。
今日は頭のさきっちょに雲がいました。
山の草とか花とか虫とか-うちの近くからみた雁戸山

雁戸山を撮っていると、うしろに猫旦那、がいました。う~ん。誰かに似ている。
山の草とか花とか虫とか-な~

いつも見ているところの山に行くと、ああ、ぼくはあそこまで行ったのだ。という気持ちになりますね。なんとなく、また歩いた範囲が広がった。そんな気持ちになります。


Plant×50

オオダイコンソウ・・・1種×50=50円

10月1日から累計400円 9月:3,700円  4~8月:18,150円
「まよい道 笹谷峠から雁戸山へ1 アカミノイヌツゲ」の続きです

カケスガ峰には、12:23に到着し、パンをもそもそとひとつ食べました。

がさがさと音がして、雁戸山まで行ってきたという初老の男性がいらっしゃいました。
どちらからいらっしゃいました?とか、これまで、登ったここから見える山などのおはなしをしていましたが、雁戸山の山頂まではどのくらい?と聞いたところ、そんなにかかりませんよ。とのことでした。

カケスガ峰からは、遠くに朝日連峰(写真の左端が大朝日)と月山(写真右端)が見えました。
山の草とか花とか虫とか-カケスガ峰から朝日連峰と月山
カケスガ峰も、雁戸山も宮城との県境の山で、朝日連峰も大朝日のすぐむこうが新潟なので、なんだか不思議な気分です。村山盆地はほんとにおぼんみたいです。

17分ほど経ち、カケスガ峰を発ちました。

出発してすぐに、遭難碑がありました。山で亡くなってしまうというのは、なんとも悲しいことです。
山の草とか花とか虫とか-遭難碑
この近くには、カケスガ峰の名のとおり、ということなのか、カケスがタカかなにかに襲われたのか、羽が散らばっていました。
かつてより、カケスの翼の青い部分の羽が欲しいものだ。なんとか拾えまいか。と思っていたのですが、遭難碑の近くなので、なんとなくそんな気にもならず、写真も撮らずに通りました。

山頂に行くまで、前山というピークを巻いていく道で2パーティとすれ違いました。
高齢のかたが多かったですが、すばらしい晴れなので、みんな元気そうです。

巻き道沿いにリンドウがありました。
先日の大朝日岳付近で見たオヤマリンドウらしきリンドウとは違って、花が一番てっぺんだけでなく、葉の脇にもついています。エゾリンドウかもしれません。実物を見ていただかないと、雰囲気が伝わらないのですが、花弁の様子もちょっと違いました。
山の草とか花とか虫とか-エゾリンドウ

前山の巻き道を過ぎると、蟻ノ戸渡りと名のついた尾根を通ります。
ありんこが、列をなして歩く様子から、細い尾根などにはこの名前が良くあるそうです。
(秘宝館とか、その手の話と同じ意味合いのほうが有名なようですが、こちらが本来の意味なのかもしれません)
山の草とか花とか虫とか-蟻ノ戸渡り

蟻ノ戸渡りへ登る直前。ちょっと岩を登るところがありました。
目線の高さで撮っているのですが、高さは4mほど。急ではありましたが、階段状で足場がとりやすく大丈夫でした。
山の草とか花とか虫とか-岩

細い尾根のうえを数百m歩きます。これはなかほどから。
う~ん、なんとなく天狗が出そうになってくる雰囲気でした。
ここらへんで、一人の登山者とすれ違い、そのあとは誰とも会いませんでした。
山の草とか花とか虫とか-蟻ノ戸渡りを振り返る
写真で見ると、結構険しい。
高さがある感じで楽しかったのですが、ここに、冬に来ようと言っていた先輩が予定していたルートは、ここを通るのかなあ。
雪庇が出来るのか、出来もしないのか。冬は西から東に季節風が吹くはずなのですが、この尾根の上は、木の傾きなどから風向きはちょっと読めませんでした。
(写真の白くなっている木は東に傾いていましたけど、ほかのはあまりどちらということもありませんでした。)

13:16 山頂へ 陽射しが強く、表示が逆行で撮りにくかったのですが、看板のむこうの、高いところが蔵王連峰だと思います。見えるのは熊野岳あたりかなあ。
山の草とか花とか虫とか-山頂の表示
雁戸山は、「がんどさん」なのですが、のこぎりの古い言葉は「がんどう」だそうで、先ほどの蟻ノ戸渡りは、ふもとからみるとぎざぎざで、そこから来ているのかも知れません。

双耳峰で、地図にはこちらが「雁戸山」だったり、「北雁戸」だったり。
この日は、ここから帰ることにしました。

ところが、やっぱりゆったりしてしまいます。
なんとも不思議な雲。上空は風が強いのかなあ。槍の穂先みたいな形に見えます。
いや、ソフトクリームか?魚のひれ、みたいなイメージもあります。
山の草とか花とか虫とか-山頂からの空

こういった青のグラデーションは好きです。
山の草とか花とか虫とか-青のグラデーション

山頂には、まわりから温まった風が時折吹いてきて、小春日和の見本みたいでした。

そして、また続きますね。下山しないといけないですから。


Plant×50

エゾリンドウ(?)・・・1種×50=50円

climb×100

雁戸山(北雁戸)・・・1座×100=100円

10月1日から累計350円 9月:3,700円  4~8月:18,150円