「まよい道 笹谷峠から雁戸山へ1 アカミノイヌツゲ」の続きです

カケスガ峰には、12:23に到着し、パンをもそもそとひとつ食べました。

がさがさと音がして、雁戸山まで行ってきたという初老の男性がいらっしゃいました。
どちらからいらっしゃいました?とか、これまで、登ったここから見える山などのおはなしをしていましたが、雁戸山の山頂まではどのくらい?と聞いたところ、そんなにかかりませんよ。とのことでした。

カケスガ峰からは、遠くに朝日連峰(写真の左端が大朝日)と月山(写真右端)が見えました。
山の草とか花とか虫とか-カケスガ峰から朝日連峰と月山
カケスガ峰も、雁戸山も宮城との県境の山で、朝日連峰も大朝日のすぐむこうが新潟なので、なんだか不思議な気分です。村山盆地はほんとにおぼんみたいです。

17分ほど経ち、カケスガ峰を発ちました。

出発してすぐに、遭難碑がありました。山で亡くなってしまうというのは、なんとも悲しいことです。
山の草とか花とか虫とか-遭難碑
この近くには、カケスガ峰の名のとおり、ということなのか、カケスがタカかなにかに襲われたのか、羽が散らばっていました。
かつてより、カケスの翼の青い部分の羽が欲しいものだ。なんとか拾えまいか。と思っていたのですが、遭難碑の近くなので、なんとなくそんな気にもならず、写真も撮らずに通りました。

山頂に行くまで、前山というピークを巻いていく道で2パーティとすれ違いました。
高齢のかたが多かったですが、すばらしい晴れなので、みんな元気そうです。

巻き道沿いにリンドウがありました。
先日の大朝日岳付近で見たオヤマリンドウらしきリンドウとは違って、花が一番てっぺんだけでなく、葉の脇にもついています。エゾリンドウかもしれません。実物を見ていただかないと、雰囲気が伝わらないのですが、花弁の様子もちょっと違いました。
山の草とか花とか虫とか-エゾリンドウ

前山の巻き道を過ぎると、蟻ノ戸渡りと名のついた尾根を通ります。
ありんこが、列をなして歩く様子から、細い尾根などにはこの名前が良くあるそうです。
(秘宝館とか、その手の話と同じ意味合いのほうが有名なようですが、こちらが本来の意味なのかもしれません)
山の草とか花とか虫とか-蟻ノ戸渡り

蟻ノ戸渡りへ登る直前。ちょっと岩を登るところがありました。
目線の高さで撮っているのですが、高さは4mほど。急ではありましたが、階段状で足場がとりやすく大丈夫でした。
山の草とか花とか虫とか-岩

細い尾根のうえを数百m歩きます。これはなかほどから。
う~ん、なんとなく天狗が出そうになってくる雰囲気でした。
ここらへんで、一人の登山者とすれ違い、そのあとは誰とも会いませんでした。
山の草とか花とか虫とか-蟻ノ戸渡りを振り返る
写真で見ると、結構険しい。
高さがある感じで楽しかったのですが、ここに、冬に来ようと言っていた先輩が予定していたルートは、ここを通るのかなあ。
雪庇が出来るのか、出来もしないのか。冬は西から東に季節風が吹くはずなのですが、この尾根の上は、木の傾きなどから風向きはちょっと読めませんでした。
(写真の白くなっている木は東に傾いていましたけど、ほかのはあまりどちらということもありませんでした。)

13:16 山頂へ 陽射しが強く、表示が逆行で撮りにくかったのですが、看板のむこうの、高いところが蔵王連峰だと思います。見えるのは熊野岳あたりかなあ。
山の草とか花とか虫とか-山頂の表示
雁戸山は、「がんどさん」なのですが、のこぎりの古い言葉は「がんどう」だそうで、先ほどの蟻ノ戸渡りは、ふもとからみるとぎざぎざで、そこから来ているのかも知れません。

双耳峰で、地図にはこちらが「雁戸山」だったり、「北雁戸」だったり。
この日は、ここから帰ることにしました。

ところが、やっぱりゆったりしてしまいます。
なんとも不思議な雲。上空は風が強いのかなあ。槍の穂先みたいな形に見えます。
いや、ソフトクリームか?魚のひれ、みたいなイメージもあります。
山の草とか花とか虫とか-山頂からの空

こういった青のグラデーションは好きです。
山の草とか花とか虫とか-青のグラデーション

山頂には、まわりから温まった風が時折吹いてきて、小春日和の見本みたいでした。

そして、また続きますね。下山しないといけないですから。


Plant×50

エゾリンドウ(?)・・・1種×50=50円

climb×100

雁戸山(北雁戸)・・・1座×100=100円

10月1日から累計350円 9月:3,700円  4~8月:18,150円