今日は、空気が澄んで、ややあ、秋になりましたというような空でした。
夕暮れがだんだんと早くなり、なかなか草を眺めたりする時間が少なくなっていきます。

山の紅葉を見てきたものですから、ふもとの草たちだって色付くのだというのを載せたくて、お昼ごはんのあとに、カメラを持ち出しました。

事務所の近くに、アキノノゲシが咲いていました。
林のふちなどに咲くものは、1~2mほどの高さに大きくなるのですが、年に何度か草刈するようなところでは、30cmくらいの高さでかわいらしく咲いているのでした。
山の草とか花とか虫とか-アキノノゲシ
秋の陽射しは柔らかく、真昼なのに強すぎない感じがあります。

光の具合が面白く、ついつい遊んでしまいます。
光を浴びるゲンノショウコ。
花のディティルなどは、明るく撮りすぎると、すっとんでしまって、あまり記録には向かないのですけど、可愛らしいゲンノショウコですから、ちょっとパステルカラーの雰囲気ですよ。
山の草とか花とか虫とか-ゲンノショウコ
ほんのちょっとだけですけれど、実が赤く色付いています。

ゲンノショウコは、秋の花ですけれど、なんとなく春を思わせます。
ヒラタアブの仲間が訪れていました。
「小春日和」は、秋の日和のことですから、春っぽいのもうなづけます。はい。
山の草とか花とか虫とか-ゲンノショウコとヒラタアブ

8月21日「ゲンノショウコ開花前線のゆくえ」にゲンノショウコさんが載っています。

季節はずれだったのは、ニガナでした。
初夏に咲く花ですが、こんな時期に咲いておりました。
山の草とか花とか虫とか-ニガナ
これまた、ディティルは委細構わず、あかる~く。
これだと、絵みたいになります。面白いなあ。

割合と、赤くなる葉の多いような気がしているアシボソは、湿り気のあるところが好きなこともあってか、光を浴びるところで見つけられなくって、こんな感じになりました。
田んぼの近くにも、生えていて、あぜ道の堰近くをなにげなくふわふわっと彩ってくれます。
山の草とか花とか虫とか-アシボソ 紅葉

こんなちょっと日陰っぽいところが好きみたい。
葉と、葉鞘が赤くなっていました。
山の草とか花とか虫とか-アシボソ 赤い葉

葉っぱの面白いコブナグサも、ちいさな穂をつけ、葉を赤くしていました。
山の草とか花とか虫とか-コブナグサ 紅葉

実際に撮ってみると、これは夏には撮れない光景だなあ、という気がします。
いつもの、肉眼で見る風景と、ちょっと違うのも写真を撮る楽しさかなあ。
山の草とか花とか虫とか-コブナグサ 紅葉2

コブナグサは8月24日「ヒメクグ エノコログサ コブナグサ」にも。

陽は、5時ころにもう沈んでしまいました。
星の好きな本屋さんから「本日の午後5時30分ころに、ISSが上空を通過しますよ」とメールが届きました。
陽が沈むといきなり寒くなります。
ISS、撮らなくっちゃ、と、夕方にもカメラを出しましたけれど、ああ、三脚がない。
山の草とか花とか虫とか-夕暮れ
ISSは、南にあったさそり座とわし座のあたりから現れ、こと座のほうに向かい、くるりと東に回っていきました。
青みの残る星空と、ISSの写真、撮りたかったなあ。夕暮れだけ撮りました。

今夜は、空は大変に晴れ、星の先生(本屋さんも一緒)と、星好きな奥様と、デジタルカメラで星を撮りました。
山の草とか花とか虫とか-古民家と星空
古民家のうえに煌く、ヒアデス星団とプレアデス星団。
星ではなく、古民家のほうにピントになっております。星がちょっとピンボケ。

これは、21時ころに撮りました。
星を見るひとたちは、星の位置で季節が変わったことを知りますね。
花を見るひとたちは、花が移り変わって、季節を知ります。
空を見るひとなら、雲かなあ。

このあと、みんな寒いよう~、とそれぞれに帰宅したのですが、今夜は月齢20。
星好きの奥様から、「月が出ましたよ、見事ですよ」とメールが来て、やや、これは、うちは向かいの山で月の出が遅いから、昇るところが撮れるかも、と思いましたけれど、家について準備をしたら、ちょっと昇りすぎになっておりました。残念。こういうこともありますね。明日は、どうかなあ。

おしらせ:10月17日「いろいろな木のいろいろな色の葉」に載せていたミズナラですが、ミズナラのうち、山の高いところに生える小型のものに「ミヤマナラ」という名がついていました。17日の記事に追記しますね。

Plant×50

アキノノゲシ、ゲンノショウコ、ニガナ、アシボソ、コブナグサ・・・5種×50=250円

10月1日から累計2,800円 9月:3,700円  4~8月:18,150円
いよいよ、山のふもとでも、いろいろな木や草が赤くなったり、黄色くなったり、はたまた紫という感じになってきました。。
紅葉の仕組みは、なかなか難しいようです。
ええと、書くのが長くなるので、Wikipediaをご参照ください。あらためて読むと、なるほどな~。という気がしました。

障子ヶ岳に、紅葉のちょうど良いころに行けたなあ、と思うわけですけれど、風景のなかにある紅葉もなかなか楽しいのだけど、ちかくで撮るのもなかなか楽しかったですよ。

カエデやウルシの仲間の派手なのも良いですが、ちょっとあまり紅葉のイメージのない葉の写真を載せてみたいと思います。

ミズナラは、黄色が多かったです。
これは、ちょっとオレンジ色のほうが近いかな?
山の草とか花とか虫とか-ミズナラ 黄色

ところが、真っ赤なのもありました。わお。
山の草とか花とか虫とか-ミズナラ 赤
おなじ種類の木でも、色が違うものですね。

※このミズナラとしたものは、山の高くに生える「ミヤマナラ」という、ミズナラの一種かもと思います。ミズナラではありますが、あまい大きく育たず、葉もどんぐりも小さめとのこと。せっかく名がついているのだから、10月18日追記しました。


鼻がひりひり、ハナヒリノキは、濃ぉ~い紫色。
山の草とか花とか虫とか-ミズナラとハナヒリノキ

こちらのハナヒリノキは、実がなっていました。
山の草とか花とか虫とか-ハナヒリノキ 紫

これは・・・タムシバかな?
陽の当たり方の違うところで撮ったこともあるので、色はいろいろですが、黄緑でした。
赤や黄色の派手なのも良いのですけれど、こういうやわらかい黄緑色は、気持ちが良いな、という気がしました。
山の草とか花とか虫とか-タムシバ 黄緑

タムシバと似ているのですが、こちらはクロモジ(うちの近くのは、オオバクロモジだそうです)。
黄緑色から、黄色に変わりつつありました。
山の草とか花とか虫とか-オオバクロモジ 黄色

黄色と言えば、やはりブナでしょ~。
今年は、大きなブナの木は、ブナハムシの影響もあり、軒並み夏に葉を落としてしまっているようでしたけれど、ちいさいブナの木にはいくらか葉がありました。
山の草とか花とか虫とか-ブナ 黄色

マンサク(マルバマンサク)も黄色になりかけ。
これまた、シックな色合いですなあ~。
山の草とか花とか虫とか-マンサク 黄色

なんて思っていたら、真っ赤っ赤ぁなマンサクもあったりしました。
山の草とか花とか虫とか-マンサク 赤

そして、なんと言ってもお日様のあたり具合で、斜面も色鮮やかになったり、そうでなくなったり。
雲の行く様子も、山の色合いを変えて行って、毎分毎秒で風景が変わっていました。
山の草とか花とか虫とか-斜面

子どもの多分に漏れず、ぼくはちいさいころに、なにかしら不思議に思うと、
「ねぇ~、なんで?なんで?なんで?」
と聞く子のようでした。

もちろん、
「ね~、ね~、とうちゃんや、なんで木の葉は赤くなるの?」
と聞くわけですけれど、父は
「あぁ?秋になったからに決まってるだろうが。」
などと答えるのでした。

もちろん、ぼくは、「秋になると、赤くなる訳だけれど、その仕組みは如何?」と聞きたかったのですけれどもね。そう言われれば、ああ、なるほどなあ。と思うのでした。

ぼくの父は、雪が解けたら「水になる」、ではなく、「春になる」と答えるタイプだろうなぁ。


Plant×50

ミズナラ、ハナヒリノキ、タムシバ、オオバクロモジ、ブナ、マルバマンサク・・・6種×50=300円

10月1日から累計2,550円 9月:3,700円  4~8月:18,150円
「障子ヶ岳 天狗角力取山と障子ヶ岳4」の続きで、第5話にしておしまいです。


12:00に障子ヶ岳に到着し、来た方を眺めてみました。

南に太陽がいて、逆光でちょっと周囲を暗く撮らざるをえません。
見えにくいので矢印を書き込みました。
矢印のところが、この日に行った見晴し台のあたりです。3時間歩くと、このように遠くに来るものだ、となんだか不思議に思いました。
山の草とか花とか虫とか-見晴し台遠景

12:30ちかくに、山頂から下山をはじめました。
連なる山々のむこうに月山が見えました。
東面が切れ落ちた尾根道を下ります。
山の草とか花とか虫とか-障子ヶ岳から月山

12:59小障子付近。
小障子は、国土地理院の地図には載っておらず、また山頂の表示も見当たりませんでした。
小障子から、障子ヶ岳(写真左上はじ)を振り返ります。
障子ヶ岳の東面は、岩肌になっていて、登山道は、その斜面のうえのふちにあるのでした。
山の草とか花とか虫とか-小障子から障子が岳東面

足元の、大井沢川源流部には、まだ残雪がありました。
山の草とか花とか虫とか-残雪

紫ナデまでの道は、がけの上のふちを歩くので見晴しがよく、気持ちよくあるけます。
このころ、ようやく大朝日岳が手前の粟畑からの尾根のむこうに顔をだしました。
山の草とか花とか虫とか-大朝日岳が見えた

13:30 紫ナデに到着。
「紫」の意味は・・・?よくわかりませんが、「ナデ」とは、雪崩のことですね。
雪崩が起きることを、うちの近くの方言で「ナデがつく」といいます。
斜面に、雪がついていられなくなって、雪崩になるはずなのに、ナデがつく、とか如何に?
山の草とか花とか虫とか-紫ナデ

紫ナデからは、障子ヶ岳に続く道を見渡すことができました。
このルートは、ぜひこちらから登るのも一興だろうという気がします。
山の草とか花とか虫とか-障子ヶ岳に続く道

紫ナデからは、ちょっとだけ尾根を離れ、北東側の林のなかを歩きました。

14:12 林のなかで、大クビトを通過。
大クビトってなんだろう?首のなにか、かなあ?
なにかしらの頂上という感じではありませんでした。
山の草とか花とか虫とか-大クビト

そして、このあたりから、延々とくだりでした。
周囲は、このように、赤く色づいた木々を秋の陽射しが照らして、明るい気分なのですが、それにしても延々とくだり。地図で見てみると、約1.5kmで600mちかく標高を下げます。
山の草とか花とか虫とか-赤い登山道

このような小さな尾根を通りながら下っていきます。
途中には、ロープを下げてある箇所がいくつかありました。
山の草とか花とか虫とか-小さい尾根を下る

もういやん、となるころ。
出合吹沢の上流部の斜面が綺麗でした。
山の草とか花とか虫とか-染まる斜面

しかし、くだりが続くと、これは登りよりもキツイですね。
でも、ここを登ったら、それまたルートの最初から延々と急な登りでいやになっちゃうかなあ?

15:26 ようやく、登山口ちかくの沢を渡り(幅3mほどの沢を石をぴょんぴょんとわたりました)ました。

15:36
ようやく登山口に到着。
山の草とか花とか虫とか-登山口へおりる

ここから、ちょっとだけ林道を歩くのですが、キノコ採りに来ていた地元のかたが、クルマに乗ってけ、というので、はじめのポイントまで乗せてもらいました。
(途中で、サンダルをなくしたとかいうことで、そちこちを探した時間があったので、結局時間がかかった)

登り始めの、自分のクルマに戻って16:02。となりました。

下山後のこと。
下山すると、みょうに甘いものが飲みたくなります。
缶ジュースの甘いのでも飲もう(いつもは、ブラックコーヒーを飲みます)、とサイダーを買いました。お釣りが出たので、手をつり銭口に入れると、へんな感触。
いつものカメムシ君。
そうか、そういう時期になったか。
カメムシの扱いに慣れていて、においを出さないように取り扱う手順があるわけですが、さすがに釣り銭口でつかんでしまっては、においが出ます。
手に、秋の香りがつきました。
山の草とか花とか虫とか-カメムシ
カメムシは、うちでは「ヘクサムシ」と呼んでおりました。

帰り道。
手前の台形の竜ヶ岳の、左奥にちょこんと粟畑、右に障子ヶ岳が見えました。
山の草とか花とか虫とか-夕暮れに沈む竜ヶ岳

すっかり長くなりましたけれど、これにておしまいです。
雪降る前に、もう一度、山にいけるかなあ?


蟲×50

へくさむし・・・1種×50=50円

climb×100

小障子、紫ナデ・・・2座×100=200円

10月1日から累計2,250円 9月:3,700円  4~8月:18,150円