4月15日のこと、大朝日岳にかかる夕日を撮りに行っていました。
4月18日「チャレンジ ダイヤモンド大朝日岳
その時には、まだ南に日没で大朝日岳にばっちりとかかる夕日が見られませんでした。
さて、太陽の沈むところは徐々に北へ動いていくので今回はどうでしょう?
山の草とか花とか虫とか-17時過ぎの

空には半月が浮かんでおりました。
山の草とか花とか虫とか-空に半月

この場所についたのは17時ちょっと過ぎ。
日没は18時過ぎでまた時間があるものだから、林をうろうろしていました。

これはどうやらコナラの冬芽のようです。
この枝は、雪に埋もれたところから出たばかりのようでまだ冬の様子と変わりありませんでした。
山の草とか花とか虫とか-コナラの芽

もう少し日当たりのよいところの枝を見つけてみると、芽がふくらむのでなく先に伸びるように育っていました。
山の草とか花とか虫とか-コナラの芽2

こちらだともう少し伸びたところ。
芽を覆う鱗がにゅにゅと伸びているようで、サクラの芽がそのままの長さで、つぼみがでてきたのと違いがあるのが面白いです。
山の草とか花とか虫とか-コナラの芽3

林のなかはこのような感じでした。
雪はすっかりなくなって、昨年秋の落ち葉が乾きはじめて暖かそうな雰囲気になりました。
まだ新しい草たちは芽吹いていませんが、林の中にはちいさな木たちがたくさんあります。
山の草とか花とか虫とか-林の中の様子

多く見かけるのは、このヒメアオキでした。
ヒメアオキは、アオキが雪の多いところに適応したあまり大きくならない木で、育ってもせいぜいひざのたかさくらいの木です。
これは花芽。詩心のある方曰く、ツバメの花ということです。
山の草とか花とか虫とか-ヒメアオキ 花芽

ヒメアオキは、雄株、雌株とあって、雌株には実がつくのですが、ヒメアオキの場合には寒いところに、また林内の日照が豊かでないところを住処にしたためか、花が咲いてから2年か3年かけてじっくりと色づかせるのだそうです。
山の草とか花とか虫とか-ヒメアオキ 赤い実

だんだんと林の中もオレンジ色になってきました。
こういうふうに木から木へ眺めているとあっというまに1時間くらいは経ってしまうもので、大事な瞬間に遅れたらいけません。

さて、夕日は西に傾きました。
どうかな、今日はどうかな、と眺めております。
山頂の影が、手前の霞にあたってこちらに伸びています。
山の草とか花とか虫とか-夕日1

う~ん。
これはまだちょっと南ですな。
山の草とか花とか虫とか-夕日2

夕日は山の端に乗りました。
山の草とか花とか虫とか-夕日3

半分ほど隠れました。
山の草とか花とか虫とか-夕日4

そして、ほんのちょっと見えるだけに。
山の草とか花とか虫とか-夕日5

そして沈みました。
山の草とか花とか虫とか-夕暮れ

地図や天文年間を見ると、昨日の29日か今日30日くらいがばっちりのようです。
昨日は晴れていたのですが、残念ながら日程が混んでいて見にいけませんでした。おうちに帰ってばたんきゅう、と眠ってしまいました。
今日こそはと思っていたのですが、いまのところ曇っております。
なかなか思うとおりにいかないのも楽しいうちですかね。


Plant×50

ヒメアオキ、コナラ・・・2種×50=100円

4月1日から累計1,450円

2011年9月~2012年3月:16,700円
2011年4~8月:18,150円
今日は朝から野暮用で出かけていました。むむむ、これはたしかに野暮用・・・。というような用事でございました。

その後、出かけたついでに懐かしい場所にサクラを観察に行ってきました。
これは・・・野球場のスコアボード。
この野球場には、冬にはたくさん雪が積もって、野球部は使わなくなるのですが、ぼくはここで冬には延々とクロスカントリースキーをしたのでした。(上半身も鍛えるためとか言って、足はなるべく使わずに滑るのでした。懐かし・・・。
山の草とか花とか虫とか-スコアボードとサクラ

さて、この野球場の近くにはいくつかの種類のサクラが植えられていて、また道路沿いにもサクラの並木になっていて、今の時期にはたくさんの人が来ていました。
ここで、いくつか植えられているサクラの観察をしましたので紹介いたします。(木の近くに種類を書いた看板のあるものもありました)

これはカワヅザクラと書いてありました。
赤みの強いサクラで、花も大きく豪華さがありました。指を添えているのは、大きさの比較になるかしらん?と思ったからです。参考まで。
カワヅザクラは、花の早いので有名なようなのですが、ここではソメイヨシノとおなじ時期に咲いていいました。
山の草とか花とか虫とか-カワヅザクラ

カワヅザクラの後姿。
サクラの花の特徴で判りやすいのは、このガクとガク筒(がくとう)です。
山の草とか花とか虫とか-カワヅザクラ後ろから
カワヅザクラは伊豆のあたりが出身地のようで、ここで見つかったほかのなにかの交雑種が早咲きのサクラとしてあちこちに広がったようです。

次にエドヒガンと書いてあったもの。
このサクラの特長は、なんといっても花のガク筒が、つぼのような形になっているところのようです。
ソメイヨシノの親になったとかいうようなことで、このつぼのような形が、ソメイヨシノを眺めてみるとなんとなく面影があります。
山の草とか花とか虫とか-エドヒガン

これは、図鑑には書かれていなかったので、この株だけなのか、偶然なのかわかりませんが、エドヒガンでは花がふさのようになっていました。
山の草とか花とか虫とか-エドヒガンふさ
エドヒガンは大変長命なサクラのようで、各地の巨樹のサクラはエドヒガンであることが多いとかなんとか。
なお、山形にはエドヒガンは野生では分布していないようで、今あるものはどこかから移植されたものなのでしょう。

今度は看板のない並木に混じっていたものから。
これはオオシマザクラのようです。
まわりのソメイヨシノの多いのにあって、この木のところだけなんとなく清涼感のあるような色合いになっていました。
山の草とか花とか虫とか-オオシマザクラ

花弁も白っぽいのですが、ガク筒も赤みがなく、それで遠めにも色合いが違うなあというようでした。
花は大型で、ガク筒はこのようにすらっとしたラッパのような形でした。
山の草とか花とか虫とか-オオシマザクラ横から
これはほんとに香りが強く、ハチたちが香りにつられたものかぶんぶんと飛び交っていました。
なお、桜餅に使うサクラの葉はオオシマザクラの葉のようです。
これも、山形では自生ではなく、もともとは伊豆と房総半島の一部が分布域のようです。

そしてこれがようやく山形にも自生するオオヤマザクラのようでした。
葉の赤みが強く、ベニヤマザクラと書いてある看板もありました。
山の草とか花とか虫とか-オオヤマザクラ

ガク筒は、しゅっとラッパのようで、この部分も赤みが強くなっていました。
山の草とか花とか虫とか-オオヤマザクラ横から

ヤマザクラもオオヤマザクラも、名はヤマザクラなのですが、公園などに植えられることも多いらしくヤマザクラかな?とも思ったのですが、葉のぎざぎざ(鋸歯)の様子からオオヤマザクラのほうだろうと思いました。
山の草とか花とか虫とか-オオヤマザクラ葉も

歩いて行くと、これまた懐かしい場所に。
周りの林は、まだ葉も出ていなくって、まだ春の深くないのを感じます。
そのむこうに葉山が見えました。
山の草とか花とか虫とか-グラウンド

さて、上のサクラたちは生えている場所から考えても植えられたサクラたちです。
これは野に咲く山のサクラ。
ほらね、すごく目立ちません。
山の草とか花とか虫とか-オクチョウジ林の中

このサクラは、オクチョウジザクラというサクラのようでした。
花はちいさめで、ぼくの指先ほど。
花びらも、長細い雰囲気で、林の中に星のあるようです。これまで見た限りではひとつの花芽からふたつの花が出ているのが多いようでした。
山の草とか花とか虫とか-オクチョウジザクラ

がくの片は、ぎざぎざがなく、ガク筒は長めで、これがチョウジ(香辛料のクローブ)に似ているからチョウジザクラという名になっているのでしょう。オク、のほうはなんでしょう?日本の奥地という感じ?分布域が日本海側の雪の多いところになっています。
山の草とか花とか虫とか-オクチョウジ ガク
チョウジと名のつく植物は、たとえばチョウジギクなどは身近にもあるのですが、名の由来のチョウジをまだ見たことがなく、その名のついたものの様子から、きっとこういうのがチョウジなのだと逆に想像したりするのでした。

葉は花と同じような時期に出ていました。
山の草とか花とか虫とか-オクチョウジザクラ 葉

今回、このオクチョウジザクラを観察したのは、街近くの裏山のようなところでしたが、山に登る途中の林道沿いなどにもこれが咲いているのを見たりします。
どうも大きくは育たないサクラのようで、林のなかにあると写真ではほんとに目立たないのでした。
それでも、林の中などに夕暮れのころにこれを見つけると、やあ、サクラが咲きましたね。と嬉しくなるのに変わりはありません。

※なお、今回のサクラの種類については、文一総合出版の「サクラハンドブック」というのを参考としました。なかなか面白い図鑑です。

Plant×50

カワヅザクラ、エドヒガン、オオシマザクラ、オオヤマザクラ、オクチョウジザクラ・・・5種×50=250円

4月1日から累計1,350円

2011年9月~2012年3月:16,700円
2011年4~8月:18,150円
サクラが咲きました。
今日は朝からくもり、また時折小雨が降っていました。
くもりの日のサクラもなかなか良いもので、晴れだと光と影が強くでて、うん、なんだろう。ふんわりとした様子がちょっと薄れてしまうのかな。
まあ、くもりもなかなか良いものです。
山の草とか花とか虫とか-ソメイヨシノ

昨日に載せた開花までの様子に、ぼくの観察してきた枝のきちんと開いたのは載せられませんでした。
今日はしっかり開いておりました。これで芽から咲くまで載せられました。
なんとなく心残りであったのです。
山の草とか花とか虫とか-観察してきた枝

ぼくの観察していた木は、これはおそらくソメイヨシノだと思います。
公園などに植えられているサクラの多くがソメイヨシノらしいので、いつも見ているのとずいぶん様子が違うものでなければ、まずはソメイヨシノと言っておくと、まあ、おおむね当たりだろう・・・。そんな感じです。
ソメイヨシノは、花の開いた後にだんだんと葉をひろげていきます。
芽から出ている花の数は、3つが多いようですが、たまに二つだったり、4つだったり。
この写真の花では、左の枝の右の芽からでた花は4つになっていました。
山の草とか花とか虫とか-葉の出方

花のなかの様子は、今日は陽が射さず気温も低めでしたから、ハチもまだ訪れていないのでしょう。
おしべは新品のままで、さきっちょにころんと花粉をつけていました。
山の草とか花とか虫とか-おしべとめしべ

さて、園芸種のサクラはかなりの数があるようで、300種類ほどはあるようです。
とても見分けるにはたいへんなのですが、ポイントとしては花の後ろのがく筒、そしてがく片の様子が大事な観察ポイントのようです。
この木では、がく筒は根元がちょっとふくらんだ形で、花茎には毛があり、がく片にはぎざぎざがありました。似たようなものもあるようなのですが、このがく筒の様子はソメイヨシノと図鑑に書いてある特長のとおりでした。
山の草とか花とか虫とか-がく筒

この木のサクラの花は、今日で八分咲きといったところでしょうか。
今週末あたりが町のほうでは満開のころとなりそうです。(自宅付近はもうちょっと標高が高いのでまだ咲いておりません)
山の草とか花とか虫とか-サクラ咲く

さて、一口にサクラと言っても公園や校庭に植えられたものだけがサクラのわけではありません。
夕方には小雨だったのですが、ちょっと山のほうへ立ち寄ると林の中にサクラが咲いていました。
さて、これは山のサクラのようです。春のひさびさの雨にけむる林のトーンと、それほどには華美でない山のサクラも良い光景です。
山の草とか花とか虫とか-山のサクラ

こちらの株では、花はまばらでひとつひとつがちいさく、葉も花と一緒に開いてきていました。
山の草とか花とか虫とか-オクチョウジザクラ

街のサクラに山のサクラ。
うちの近くに自生するのかなと思われるいわゆるサクラは3~4種類程度のようです。
街に植えられたものほどに立派ではないけれど、せっかくサクラの咲くのを楽しむならばうちの近くの山に咲くサクラくらいは覚えておくのもたしなみ、あるいは風情だろうかとも思うのでした。


Plant×50

街のサクラ(たぶんソメイヨシノ)、山のサクラ(これはオクチョウジザクラ?)・・・2種×50=100円

4月1日から累計1,100円

2011年9月~2012年3月:16,700円
2011年4~8月:18,150円