昨日はアズマイチゲを載せましたが、今日はアズマイチゲとよく似たキクザキイチゲです。

似ている花なのですが、咲いている場所が微妙に違っていて、キクザキイチゲはどちらかというと平らなところを好んで生えているようでした。
これは段々になっているうちの栗林の林床のキクザキイチゲです。
山の草とか花とか虫とか-キクザキイチゲ 栗林

また、アズマイチゲは土手のようなところにぱらぱらと咲いているように思いますが、こちらはもさっとまとまって咲くように思います。
山の草とか花とか虫とか-キクザキイチゲとクリの木

アズマイチゲもキクザキイチゲも鉢植えになったりもするようなのですが、うちの近くでは道端の花です。
山の草とか花とか虫とか-キクザキイチゲとガードレール

ここでちょっとおまけ。
散歩をしていたらくしゃみが出る出る。
ふとスギの雄花を見つけたからつついてみたら、花粉がどばっとでました。
山の草とか花とか虫とか-スギの花粉

さて、キクザキイチゲの出てきたばかりの様子はというとこのようでした。
アズマイチゲに比べると、葉っぱがとがっているのがわかります。
山の草とか花とか虫とか-キクザキイチゲの芽

また、キクザキイチゲは色の変化もあって、白~青までの間で淡く濃く、花の色がありました。
なお、キクザキイチゲもアズマイチゲも、この花びらのような部分は、花弁ではなくがく片なのだそうです。
山の草とか花とか虫とか-キクザキイチゲ 青

これも道端の様子です。
この道は、ちょっと散歩をした先(と言っても、うちから200mくらい?)。
この道は土のままの道で、道端にランの仲間だとか、タニギキョウだとかそういうのが咲く道です。
山の草とか花とか虫とか-キクザキイチゲ 道端

花には、ちいさな虫たちがたくさんいました。ちいさいけれどコガネムシのような虫で、ぼくが近づくのを気がつくと、花にたくさんいたのにぽろぽろとこぼれおちていきました。
山の草とか花とか虫とか-キクザキイチゲとちいさな虫

さて、サクラを載せたときに花のおしりの部分を載せましたが、これも観察してみましょう。
上記に書いたとおり、これは花びらではなくがく片ですからおしりにはつけねからいきなり花びらのでるような感じです。茎にはふわっとこまかい毛がありました。
山の草とか花とか虫とか-キクザキイチゲのガク裏

さて、アズマイチゲはというとこれは茎には毛が少なく比較すればつるんとした感じ。
山の草とか花とか虫とか-アズマイチゲのガク裏

4月の末になると、いきなり気温があがるもので、この日は汗ばむほどでした。
このように花から花へ。いろいろの違いやらなにやらを観察しながら楽しんでいると、立ち上がったときにはふらりとたちくらみがするのでした。
くらくらして想うのは、花たちに名前をつけて、咲きそろうのを眺めてはその背後になにか理のようなもの、真理のようなものがあるはずだと考えるのは、これはまったくぼく自身のの心の働きであって、さていよいよ花たちには虫たちにはかかわりのないこと。
ほんとうは、いろいろな出来事はばらばらに起きているだけなのだけれど、それをひとつひとつ受け止めることはこのちいさな脳みそでは器量が足らなく耐え切れない、だからあちこち眺めてはつながり合わせた糸のはじっこを大事にしまうのでしょう(たといポケットの中で糸くずになって埃に帰ってしまっても)。だけれどその瞬間がとても楽しく嬉しくてたまらないのです。

Plant×50

キクザキイチゲ・・・1種×50=50円

5月1日から累計100円

2012年4月:1,450円
2011年9月~2012年3月:16,700円
2011年4~8月:18,150円
5月になりました。
ふと思い返すと、4月の7日にはまだ雪が降っていたのです。
4月7日「また4月の雪と歯医者さん

その雪から一週間経った4月14日のうちの前の土手の様子です。イガイガさんのいらっしゃった日です。
山の草とか花とか虫とか-4月14日

4月16日には、このようになりました。
まるっきりアングルでは撮れなかったのですが、木などからあそこの部分だな、と察してくださいませ。
山の草とか花とか虫とか-4月16日

4月19日。徐々に雪はずりおち、また土の見えるようになったところからとけていきます。
山の草とか花とか虫とか-4月19日

4月21日。ぐんぐん雪がなくなっていきます。
山の草とか花とか虫とか-4月21日

4月24日には雪はもう土手のしたにちょっと残るくらいになりました。
山の草とか花とか虫とか-4月24日

雪がとけると水になる。ではなく、春になる、と。

そして4月の27日にはもうすっかり雪はなくなりました。
山の草とか花とか虫とか-4月27日

こちらは4月14日の雪のさけめの様子。
なにか白いものが見えます?
山の草とか花とか虫とか-4月14日さけめ

うえの隙間のような地面からもアズマイチゲは花を咲かせていました。
山の草とか花とか虫とか-アズマイチゲ

また、その後、広く開き始めた土手には次々にアズマイチゲが顔をだしていきます。
山の草とか花とか虫とか-アズマイチゲの青空バック

あるいは、暖かくなった日にはハチたちも花粉を集めにやってきました。
山の草とか花とか虫とか-アズマイチゲと青空

そして、4月28日。
すっかり暖かくなったものの、雪のあるところにはまだあるもので、そういうところでも驚いたことに雪に穴を開けるようにモヤシのようなアズマイチゲの芽が雪の上に顔をだしていました。
雪の消えたところからは、数え切れないほどにたくさんの芽をもしゃもしゃと伸ばしています。
山の草とか花とか虫とか-もやしイチゲ

上の写真よりももうちょっと草の種類の違うところでは、アズマイチゲにカンゾウの葉で黄緑色のじゅうたんのように草原のようになり、白い花がパステルトーン若草色の草むらに花開いているのでした。
山の草とか花とか虫とか-草の斜面とアズマイチゲ

雪国の春というのはほんとうに凝縮されたようなところがあって、3週間前には雪の結晶を眺めていたのに、いまやもう初夏のごとくに次々と花が開いていくのです。
山もまた、すっかり冬枯れの山が、翌日には新緑の気配を見せているという有様。
もう少しゆっくりと過ぎてほしい気持ちもあるし、毎日違う風景を眺めるに飽きのこない楽しみもあります。
春ってな~、こんなに良いものだったかな~、と何度の春を過ごしてもそう思うのでした。


Plant×50

アズマイチゲ・・・1種×50=50円

5月1日から累計100円

2012年4月:1,450円
2011年9月~2012年3月:16,700円
2011年4~8月:18,150円
ダイヤモンド大朝日岳を撮りに行った帰り道。
夕方に星の好きな奥様から「今日はISSの観望好機ですよ」とメールをいただきました。
※ISSは国際宇宙ステーション、です。

時間もちょうど良いし、いつものところへ星を撮りにいきました。
西にはまだ夕暮れの名残がありました。
山の草とか花とか虫とか-月光の大朝日岳

公園にはキャンプに来ていた親子連れがいて、ISSというのが通るよ、とお知らせすると興味が湧いたようで(親子でキャンプに来るような子どもたちや親はたいてい星には興味があるでしょうか)一緒に眺めることにしました。

ISSは、北西の空から現れました。金星に向かって動いていきます。
(なお、写真はなるべく天頂が上になるように撮ったつもりです)
山の草とか花とか虫とか-ISS1

金星のちかくを通過し、今度は月の方向へ。
山の草とか花とか虫とか-ISS2

このあたりから見る見る速く動くように見えてきます。
ISSの速度は一定なのですが、こちらにだんだんと近づいてきたから動くのが速くみえるのですね。
月の下あたりを通過しました。
山の草とか花とか虫とか-ISS3

月の近くを通過したあとは、展望台の上を通っていきます。
山の草とか花とか虫とか-ISS4

そして、東の空へ動いて行き、林のむこうへ。
山の草とか花とか虫とか-ISS5

家族連れの子どもたちと一緒に眺めたのですが、こうなるとほかの星も一緒にみたくなるものです。
あれが、北斗七星、ひしゃくの柄を伸ばしたところにアルクトゥールス、その先にスピカがあって、くるりとつなぐと春の大曲線になるよ。とか。
今年はスピカのちかくに土星がいるけれど、土星はあまりちかちかまたたかないよ。とか。
ひとりで夜の山の上の公園で星を眺めるのも良いですが、だれか一緒なのも良いものですね。

星の動くのも見せてあげたくなって、5分間一緒に待とう、とこんなのを撮りました。
星降る大朝日岳。
こないだ撮ったのよりも霞が少ない夜だったかな?
山の草とか花とか虫とか-星降る大朝日岳

月光に照らされた月山も画になるだろうかと思ったのですが、こちらはあまりうまいこと撮れませんでした。
山の草とか花とか虫とか-月光の月山

親子連れにさよならをしてから、せっかくお月様が空にいてサクラも咲き始めたのだから夜空と一緒にサクラを撮ってみようかと思いました。

ところがなかなかうまくいきません。
ヘッドライトで照らしてみたもの。
山の草とか花とか虫とか-月とサクラ フラッシュ1

こちらはもうちょっと近づいてみました。
これはフラッシュを使ってみました。
山の草とか花とか虫とか-月とサクラ フラッシュ2

ぼくは個人的に、サクラのライトアップはどうも無粋と思ってしまうのですが、フラッシュをたくのもおなじような感じがしました。

やはり夜には夜の光のもとで眺めるがよかろうというぐあいです。

月光で照らされたサクラを星空を背景に撮ってみようと思ったのですが、ところが、サクラにピントをあわせると星はなんだかぼやけたようで(それはそうだ)。
山の草とか花とか虫とか-星とサクラ サクラピント

星にピントをあわせると、サクラはぼんやりしてしまいます。
山の草とか花とか虫とか-星とサクラ 星ピント

見ているとおりには撮れないものだと思っていたけれど、月の光を背景にこのように撮るのもなかなかよろしいと、これにてカメラを仕舞いました。
山の草とか花とか虫とか-月夜のサクラ

翌日は朝の夜明け前から消防団の活動があり、この夜にお月見と花見を一緒にしましょうと洒落込んだせいでたいへん辛くございました。そして日暮れ後に帰宅してばたんきぅと眠ってしまったのでありました。