4月11日のこと。
町のほうではサクラの芽がふくらみ始め、芽の芽鱗を押し開くように緑の部分が顔をだしはじめていました。
この木は、ちいさな公園にあったもので芽の様子や植えられているサクラのほとんどがそうなので、ソメイヨシノかなと思いました。
さてさて、ここからしばらくこの芽を観察してみましょう。
山の草とか花とか虫とか-4月11日

二日後の4月13日。
大きな変化はまだありません。緑の見えるのがちょっと多くなったかな?
なお、毎日天気や撮っている時間帯が違うので色合いが違ったりします。
山の草とか花とか虫とか-4月13日

ちょっと数日あけて、4月16日。
うわわ、ずいぶんとふくらんでまいりました。
ここからはなるべく毎日撮りたいなと思いました。
山の草とか花とか虫とか-4月16日

4月17日には、緑の部分の先が割れてきました。
手で覆っているのは、背景の空が明るすぎたりすると逆光になったりして様子がわかりにくかったから。(あれれ、芽の位置がちょっと違います。これは隣の枝を撮ってしまったかも)
山の草とか花とか虫とか-4月17日

4月18日。
ほら、上の写真だけ別な感じになっています。逆から撮ったのだったかな~?
山の草とか花とか虫とか-4月18日

4月19日。
芽の先っちょの中心の割れたのが広がり、それぞれがつぼみのように見えてきました。
また、つぼみの先は赤みを帯びてきました。
山の草とか花とか虫とか-4月19日

4月20日。
うわわ~、これはもうつぼみの姿が見えてきました。
はっきりと赤く、一つの芽から3つのつぼみが出てきたのが確認できます。
山の草とか花とか虫とか-4月20日

4月21日。
赤見堂岳に行った帰り道になんとか撮りました。
暗くなりかけて撮っているから、いまいちわかりにくいですが、ぐいっとつぼみがでてきました。
山の草とか花とか虫とか-4月21日

4月23日。
残念なことに、22日は用事があって撮られませんでした。
一気につぼみは芽の外に出てきたようです。
山の草とか花とか虫とか-4月23日

4月24日には、昼と夕方の二回撮りました。
明るい陽射しを受けたつぼみは中の花弁のたたまれたのがだんだんと見えるようになってきました。
山の草とか花とか虫とか-4月24日

さて、夕方はというと、う~ん。昼とは劇的には違いが無いな・・・。
山の草とか花とか虫とか-4月24日夕方

4月25日。
ぼくの観察に選んだのではない芽のつぼみはもう開いているのがちらほらとありました。
山の草とか花とか虫とか-4月25日

そして、4月26日。
もう花びらはいまにも開きそう。
山の草とか花とか虫とか-4月26日

まわりのつぼみたちはすっかり花を咲かせました!
そうですね!これはサクラが開花したと申し上げてさしつかえない咲きっぷりと言えるでしょう。
山の草とか花とか虫とか-4月26日開花

ここにサクラの開花を宣言いたします。

Plant×50

サクラ(たぶんソメイヨシノ)・・・1種×50=50円

4月1日から累計1,000円

2011年9月~2012年3月:16,700円
2011年4~8月:18,150円
赤見堂岳に行ったおはなしも5回目となりました。今回は帰りついたところまで書いてしまいます。

さて、下山の開始は13:30くらいでした。

くじらの山のあたりまで帰ってくると、こういうブナのちいさいのがいくつもありました。
山の草とか花とか虫とか-1300m付近のブナ

あるいは、このように雪に埋もれたブナも折れもしないで雪がとけたらまたまっすぐに立ち上がる(のかなあ~?)のでしょうか。
山の草とか花とか虫とか-ブナ雪に埋もれる

うえの二枚の写真は、標高1350m付近のものでした。
こちらは、石見堂岳へ戻る鞍部にあったブナ。
こちらの標高は1250mほどのようです。
山頂へ続く尾根からちょっと東へ下るだけで、これほどに木の育ち具合が違うものだと感心します。
山の草とか花とか虫とか-鞍部のブナ

振り返る赤見堂岳。
このようにしてみると、雪の様子と木の育ち具合の変化を見て取れるでしょうか。
そして、先ほど山頂でお会いした方。
こちらにこないなあと思っていたら、山頂から東の沢へ滑降をはじめました。
山の草とか花とか虫とか-振り返る赤見堂岳

大きめにすると、このように。
いやはや、あのようなところを滑ってしまうのですね。
山の草とか花とか虫とか-スキーの跡

ふと視線を南東へ向けてみると、眼下に集落と、地平線の向こうに、もやの上に顔を出した白い山々が。奥羽山脈の蔵王のあたりのように思うのですが、はっきりとは見えませんでした。
山の草とか花とか虫とか-帰る先

もう一度、赤見堂岳を振り返ります。
だんだんと遠くなってまいりました。今度来るのはいつのことでしょう。
山の草とか花とか虫とか-もう一度赤見堂を振り返る

石見堂岳の山頂が見えてきました。
このあたりで14:38くらいになりました。
ここからの登りは約1時間。ここまでの下りも約1時間。
山の草とか花とか虫とか-石見堂山頂が見えた

ヤブの出ていた雪庇の近くまできました。
ここから下山へはまだ距離があります。
ところがですね~。なんだろうなあ。もう下るのが嫌になってきてしまったのでした。
山の草とか花とか虫とか-帰り道の雪庇のうえ

まだ続く尾根は細く、スキーで下るにはターンもなにもあったものではありません。
ヤブのところのあたりは、右の斜面のほうへヤブを避けて一度下って通過しました。
ふう~。なんだか下る気持ちにならなくなり、おなかが減って仕方がなくなりました。
ここまで来てのシャリバテのようです。
だんだんと木の陰は長く伸びてまいりました。
山の草とか花とか虫とか-帰りの尾根 雪庇のした

さてさて、どうしたものか。
この日の夕方には、消防団の活動がありまして帰らなくっちゃならないのですが、どうにも動きたくない気持ちで、ショベルもツエルトも食料もあるしさ~、ここで泊まっちゃったら気持ちよいだろうな~。というアイデアが・・・。

はてはて、こういうときには甘いものを食べるに限ります。
非常食のようかんを150g。もぐもぐと食べると、これは美味しい。5分ほど経つと、さてさて帰りましょうという気持ちになりました。
ここからは、林が混んでいてスキーではどうにも下りにくいのでワカンに替えました。

水ならのピークへついたのは15:53。
見知ったミズナラは、お疲れ様、お疲れ様というようです。
山の草とか花とか虫とか-水ならのピーク

帰り道は続き、スギの植林が見えてきました。
山の草とか花とか虫とか-帰り道はつづく

そして、オレンジ色の帰り道に。
登りは尾根のとおりに登ったのですが、もうそろそろ着くところですし、こっちかな~くらいな気分で尾根を見失わない程度に、足の向くまま下っていきます。
山の草とか花とか虫とか-オレンジ色の帰り道

こっちかな~、のとおり登り始めたところにつきました。16時52分。
下山しはじめてから3時間以上かかりもとの場所へもどりました。
山の草とか花とか虫とか-そろそろ下山

クルマには書き置きが。
急に山に行けなくなった先輩は、用事が終わった後に林道を歩いて日暮沢の小屋まで散歩に行ったようでした。
山の草とか花とか虫とか-書置き

沢の向こうに、オレンジ色になった空と赤見堂岳。
山の草とか花とか虫とか-オレンジ色の赤見堂岳

これまで5日間、山に行ったおはなしにおつきあいいただきありがとうございました。
山に行ったのを振り返り振り返り書いている間に、里には気の早い木ではサクラもちらりと見えてまいりました。春は駆け足。

Plant×50

ブナ(ちいさいのとおおきいの)・・・1種×50=50円

4月1日から累計950円

2011年9月~2012年3月:16,700円
2011年4~8月:18,150円
赤見堂岳についたのは、13:24となっていました。

赤見堂岳の一番高いところは、ちいさな茂みになっていました。
そうそう、この茂みが見たかったのです。
風が強く、鼻水が凍りそうなくらいであまりゆっくりもしていられませんでしたが、木の種類はツツジの仲間のなにか(というところまではわかるのですが、それより細かいところは花が咲かないとわかりませんでした)、またここにもアカミノイヌツゲ、ハイマツなどがあるのを撮りました。
あとは、ササの葉の大きいのがあるのですが、これはどうやらチマキザサのように思いました。
朝日連峰のあちこちで、稜線に生きるこういった木の種類があちこちとちょっとずつ違うような気がしています。
こういうのを出来れば全部の山をめぐって調べられたらよいなあ、なんて思うのでした。
山の草とか花とか虫とか-赤見堂岳山頂

そして、周りに見える山々。
これは大朝日岳方向。
ここからは、紫ナデを経て、障子ヶ岳、天狗角力取山、そして三方境へ長い尾根を通り朝日連峰の主稜線へ。
山の草とか花とか虫とか-大朝日方向

その西には以東岳。
山の草とか花とか虫とか-西に以東岳

振り返ると月山。
山の草とか花とか虫とか-振り返る月山

赤見堂岳は、標高1,445mほどとのことなのですが、周囲の木の様子からはすっかり高山という雰囲気です。山の並ぶ西側は、冬の雪が降るときにはたいてい西から吹雪いてきますから、風に雪が飛ばされて積もらないのでしょう。反面、東側にはもっさりとたくさんの雪が積もっています。
しかしなあ~、なんという景色なのでしょう。
山の草とか花とか虫とか-白い山々

写真を撮っていると、南から人影が見えました。
なんとまあ。この日、初めて山で人に会いました。
足元にはスキー。テレマークのプラブーツのようでした。
山頂は風が強くておはなしをできませんで「コンチワ~」と挨拶だけしました。
(下山したら、隣の尾根のふもとにちょうどあちらも着いたところで、ちょっとはなしをしました。)
写真では、左下のところに赤い服のかたが粒のように・・・。
山の草とか花とか虫とか-人が来た

どれどれ、下山しましょう。
あとで写真から時間を調べたら、山頂にいたのはほんの少しの時間でした。
山の草とか花とか虫とか-下山開始

山頂からちょっと下り、風のなんとか弱いところにきました。
尾根の西側にはちいさな木たち。ちいさくっても、木があると風を防いでくれるのでしょうね。
ツツジの仲間に、ハイマツにアカミノイヌツゲ、シャクナゲにササ。
ちいさな気が寄り添い、風からお互いに身を守るようでした。
山の草とか花とか虫とか-低木たち

そして、これは、ここまであまり見かけていない木があるのに気がつきました。
さてさて、なんでしょう?
山の草とか花とか虫とか-尾根の木たち

これは・・・。
これはキャラボクのようです。
恥ずかしながら、家の前のキャラボクは毎日見ているのに、自生のキャラボクは初めてお目にかかりました。
葉の裏や、葉のつき方を確認すると、やはりキャラボクのようです。
ふえ~。そうか、こういうところが本来の住みかなのですね。これを見られただけでやってきた甲斐があったという気持ちになりました。
山の草とか花とか虫とか-キャラボク 自生

もっとじっくり見ていたいけれど、帰らなくっちゃいけません。
振り返る赤見堂岳へ続く尾根。
ジグザグのかくかくしたのが登りのスキーの跡。
一部見えているぼくのしょぼいシュプール。いや、しゅぷ~うる、くらいの気合でしょうか。
山の草とか花とか虫とか-しょぼいシュプール

下りも不思議な雪の造形が目に付きました。
雪に溝のような模様が出来て、それが沢になっているところにねじれて流れるようでした。
山の草とか花とか虫とか-雪の模様

先ほど山頂でお会いした方は、きっとこちらに降りてくるだろうと思っていましたが、木の観察をしていても追いついてくる気配がありません。
風の弱いところでおはなしをしたかったのだけれど。


Climb×100

赤見堂岳・・・1座×100=100円

Plant×50

キャラボク(たぶん)・・・1種×50=50円

4月1日から累計900円

2011年9月~2012年3月:16,700円
2011年4~8月:18,150円