日曜の午後は、草刈りの終わったところを散歩に行きました。
ふと道端に地面に伏したチョウが。
山の草とか花とか虫とか-クジャクチョウ遠くから

このチョウはいきなり近寄るとすばやく飛び立ってしまうので、体勢を低く低く。
こっそりこっそり近寄ります。
赤っぽいレンガ色にクリーム色のまるとブルー。これはクジャクチョウですね。
日本列島の中部くらいまでは高山に住むチョウのようですが、東北や北海道では平地にもいると図鑑に書いてあります。
山の草とか花とか虫とか-段々近寄る
このあと、近寄りすぎたのか、パッ!と飛び立ってしまいました。

クジャクチョウは、しばらく経つとまた落ち着いて地面に止まるクセがあるので、それまで道端の草を眺めました。
ちいさな黄色の、いかにも花!という感じの花はヘビイチゴです。
山の草とか花とか虫とか-ヘビイチゴ花

葉には水滴が丸く乗っていました。葉は明るい黄緑色で黄色い花とイメージがそろっていてよいですね。
山の草とか花とか虫とか-葉と水滴

この草はどんどんと茎を伸ばして、途中から根っこが生えます。
この根っこはこれから地面にもぐる途中のようでした。
山の草とか花とか虫とか-ヘビイチゴ 根っこが出てる

実はもちろんヘビイチゴですね。なんだか毒のイメージがありますが、毒はありません。
何度か口に入れたことがありますが、なんだろう。う~ん、味がない・・・。
山の草とか花とか虫とか-ヘビイチゴ実

ヘビイチゴの実は直径1cmほどです。
ヤブヘビイチゴというこれに似た草があって、そちらはもっと大きく育つそうです。
あとは、違いとして、実にくっついているタネの表面がしわしわなのがヘビイチゴだそうです。
うんうん、たしかにしわっとしておりますね。
山の草とか花とか虫とか-ヘビイチゴ しわのある痩果

そんなことをしている間にまた地面にとまりました。
山の草とか花とか虫とか-もう一度遠くから

じりじりじり、っとしゃがんだ体勢のまま近づいていきます。(傍から見たら、相当あやしい人物の光景だったことでしょう)
山の草とか花とか虫とか-だんだんまた近寄る

だんだんと顔の様子も見えてきました。眼の模様が、中心に大き目の黒い部分が見えて、そのまわりに黒い部分がぽつぽつと丸く並んでおります。そして鼻?え?鼻?そして、触覚の先っちょだけ黄色なのがかわいいです。
山の草とか花とか虫とか-クジャクチョウ、眼の様子

なんてパシャ、パシャ、っと撮っていたらなんと!
うわあ~。いきなり黒くなりました!
山の草とか花とか虫とか-クジャクチョウ表面

クジャクと名のつくほどに華麗な表面。それとはまるっきり違う裏面。裏面は黒っぽい木の肌のような色合いで、これで森のなかにいたらこれは見えません。びっくりびっくりクジャクチョウ、でした。

(チョウの翅の表裏は、開いた状態で上(背中)のほうを表面、下(おなか)のほうを裏面とするようです。種類によっては翅を閉じていることが多くっていつもは裏面しか観られないチョウもおりますね。)

Plant×50

ヘビイチゴ・・・1種×50=50円

蟲×50

クジャクチョウ・・・1種×50=50円

7月1日から累計1,200円

2012年6月:3,750円
2012年5月:2,450円
2012年4月:1,450円
2011年9月~2012年3月:16,700円
2011年4~8月:18,150円
先日、映画を観にいく前に買い物に行きました。
で、買ってしまいました。
OLYMPUS TOUGH TG-1というカメラです。コンパクトデジカメですね。
山の草とか花とか虫とか-TG-1 正面
昨日の草刈りの様子はこれで撮った写真でした。いつもと違いました?

GPSというのがついていて、画面に緯度経度が表示されます。(地図はでません)
″単位まで表示されてなかなかの精度だと思いました。設定によって、電源を落としていてもGPSの位置情報は記録されるようで、なにやらいろいろすると歩いたルートがパソコンで見られるそうな(まだよくわかりません)。
山の草とか花とか虫とか-GPSのユニット

実は、おなじくOLYMPUSのμ725SWというコンパクトデジタルカメラを6年ほど前から使っていました。それの後継の最新のものなのだそうですよ。裏ぶたなど端子のあるところはダブルでロックになっていました。これなら水も入りにくいでしょうね。
山の草とか花とか虫とか-裏ふた

写してるところを写してみました。
モニタが綺麗!(肉眼で見るとほんとに綺麗、写真では暗く写ってしまいました)
山の草とか花とか虫とか-写したところ

ちょっとどんな感じなのかTG-1で撮ったのも載せてみましょう。
風景よりも写真の差のでそうなマクロのほうでの例。
これはウツボグサですね。
設定ももう少し工夫の余地はありますが、なんというのかな?コントラストや色あいを一眼レフに比べて細かく調整できないのが残念です。
山の草とか花とか虫とか-ウツボグサ

で、上の写真をちょっと極端な感じもしますが、クリアな雰囲気にパソコンで調整しました。
実際に現場で見た雰囲気はこちらの感じです。
山の草とか花とか虫とか-ウツボグサ改

で、昨年の7月にうちの近くの川で水生生物を「水辺のガサガサ調査隊」というので調べる活動をしておりました。
なお、水辺のガサガサ調査隊は隊員を随時募集中。現在は隊長、以下1名(つまり、ぼくだけね)と少数精鋭で活動しておりますよ。
これはその結果の載ったポスターです。ポスターの右端のところに参加団体というのも書いてあります。
山の草とか花とか虫とか-ポスタ

次の写真の右端の名前のところ、上から1/3ほどのところに「水辺のガサガサ調査隊」と書いてありますね~。すごい!
なお、ぼくの調査した地点の水は「きれいな水」と判定されました。ぱちぱちぱち。
山の草とか花とか虫とか-ガサガサ調査隊
県のHPに載ったのはこちら。PDF形式です。見られないかたもいるかもしれません。

え?カメラと関係ない?
いえいえ、そんなことはありません。
昨年のその調査の際に川の中の様子を撮っていました。
これはヒラタカゲロウの幼虫ですね。水の流れのある石にひらべったいからだでくっついて生活しています。
山の草とか花とか虫とか-ヒラタカゲロウ

こっちは石の間の好きなカジカくん。カムフラージュが得意なのですが見えました?
山の草とか花とか虫とか-カジカ

そして、たくさんのアユ。ヤマメも写っておりますね。
山の草とか花とか虫とか-アユ群れる

これまで持っていたμ725SWも水の中で撮れるのですが、今度のものはもっと水に強く、しかも高感度にしてもノイズが出にくいのです。
そしてなんと言っても、レンズの明るさが驚きのF2.0なのです。(ほかのものはたいていF3.5~)
防水仕様のコンパクトデジタルカメラはいくつかありますが、F2.0はこれだけのようです。
水中は思いのほか光の量が足りなくて水の上とおなじように考えてもそうはいきません。
そして一眼レフがあるのに、どうしてコンパクトデジタルのカメラをわざわざ買うのかというと、川は水流が強いので一眼レフにハウジング(防水のケースね)をつけると大きくってとても撮っている場合ではないのと、一眼レフのハウジングは高価(こっちが本音ね)なので手が出ません。

今日はたいへん暑くなって、これは川で遊んだらさぞかし気持ちよかろうという日でした。
今年も調査はしたいなあと思っております。
あれれ、そういえばウエットスーツをどこに仕舞ったかな・・・。
昨日は午前中に集落の草刈りをしました。
集合時間は午前8時、なぜだかわかりませんが集落の共同作業はたいてい集合時間が午前8時です。
これは草刈り機。こちらは肩掛け式のもの。
山の草とか花とか虫とか-草刈り機 肩掛け

こちらは割合最近多くなってきた背負うタイプのものです。
山の草とか花とか虫とか-草刈り機 背負うの
ぼくは肩掛け式のもののほうが好きです。いえ、むしろ鎌のほうが好きなのですが、でも鎌だとやっぱりたいへんです。

昨日は15人ほど集まりました。集落の家の数より多いのは、昔住んでいた方もこういう作業の日には参加してくれるのです。あるおじいちゃん(まあ、みんなおじいちゃんと言ってさしつかえない年齢ですが・・・)は、「いやあ、こりゃ人が集まってお祭りだねぇ」と喜んでおりました。
山の草とか花とか虫とか-集まった様子

草刈りは、道端の草刈りです。クズなどのつるが手ごわいですね。
背負うタイプのものは刃先がより自由に使えるのですがその分、ケガする可能性も高くなるような気がしています。
山の草とか花とか虫とか-道の草刈り

ぼくは写真を撮っているだけのように見えますが、そうではなくて陸上の練習の追い越し走のように、先に行っては刈り、あるいは草を集め、という具合です。
山の草とか花とか虫とか-道の草刈り2

面白いのは、みんなが残す草があることです。
これはヤマユリ。
山の草とか花とか虫とか-刈り残り ヤマユリ

こちらはアザミですね。アザミも食べられるので残してある?
山の草とか花とか虫とか-刈り残し アザミ

こちらもヤマユリです。三本並んでこれから咲くのですね。
うちの集落の付近は道端にヤマユリが多くて、ヤマユリも道端の草の仲間です。
ヤマユリは根っこが食べられるのでいざというときのためにこんなふうに残すのでしょうか。
山の草とか花とか虫とか-こっちにもヤマユリ
特段、「ヤマユリは刈っていけません」というルールがあるのでもないのですが、こんなふうになるのが不思議なところです。

田んぼの脇の砂利道、すっきりしました。
山の草とか花とか虫とか-田んぼ脇の道

ここの田んぼは、ここの持ち主が今年の冬に体調を崩して今年は田植えができませんでした。
来年はどうかな?こんなふうにいつの間にか休耕田が増えていってしまうのかな?
田んぼをもう作りません、というのは田んぼを作ったことの無い方が思う以上にずっと稲作をしてきた人には重いものだと思います。
上の写真を見てもらうとわかるとおり、ここは谷間のような地形で、こういうところを谷地田、などと呼びます。今は大きな平野部で大規模に稲作をすのが収量も多く効率も良いのでしょうが、稲作のはじまりは灌漑設備(堰ですね)の発達を待つまではこういったところだったと聞きます。ここでは堰から水を引くのでなく、奥の谷間から水が来て一年中水が枯れることがありません。
一体、何百年前からここで稲作がなされたのでしょう?今の代の方の前に何十世代にもわたって稲作されてきたところかもしれません。諦めるというよりも、心が折れてしまう、そんな感じかもしれません。田んぼの中の草はまだちいさいので来年はまた田植えができるかも知れません。
山の草とか花とか虫とか-ちいさい池
ちいさな池やそのまわりにはうちの集落には珍しくドジョウがいて、子どものころには冬に雪を掘ってドジョウを捕まえました。

8月の開花を待つゲンノショウコ。葉の形が冬を越す葉から変化してきて花の時期の近いのを教えてくれます。
ゲンノショウコは明るい道端が好きです。今はまだ背が低いので草刈り機では刈られません。
草刈りは草をいじめているように見えてしまうのですが、草刈りが毎年なされるからこそこういうちいさな日当たりを好む道端の草が暮らされるのですね。もし草刈りがならなくなったらゲンノショウコはそのうちにいなくなってしまうでしょう。
道端から林縁、林床、人の入る山から原生林へ。また道端から田んぼの土手、田んぼの中、そして沢から川へ。
それぞれに日当たりや水分に違いがあって、だからいろんな草があって、いろんな草をいろんな虫が食べる、と。
こういう地形や植生や人の関わり具合の勾配をエコトーンと呼ぶのだそうです。ここにはそれがあるような気がします。
山の草とか花とか虫とか-ゲンノショウコ

作業は休み休み。昔の話をしたりしながら進んでいきます。
手前のじいさまは80歳代後半、その奥の方は昨年は88歳でしたが今年は89.5歳、だそうです。
まだ動けるから作業するのだか、こういう作業をするから動いているのだかわからんと言っていました。
山の草とか花とか虫とか-休憩中

あと10年、いえ5年経ったらどんなふうになっているのでしょう。20年経ったら集落にはぼくだけ残っているくらいかもしれません。そしたら、ヤギやヒツジでも飼って毎朝別なところに繋いで草を食べてもらいましょう。(ユリとかゲンノショウコとか美味しいのだけ食べちゃうかな?)
山の草とか花とか虫とか-クロヒカゲ
チョウがとまっていました。これはクロヒカゲ?
キアゲハのようにゴージャスでもないし、ホタルのように光らないし、カブトムシのようにツノもありませんがシックな色合いで林の中にほとりにちらちらと飛んでいます。サウイウモノニぼくもなりたい。