山頂近くであちこちの草などを眺めてしばらく過ごし帰ることにしました。
なんだか雨が降りそうです。
山の草とか花とか虫とか-展望台

展望台、冬はこんな様子でした。
2月の中ごろだったでしょうか。
数年前には上の階へ手が届くくらいに積もったこともありますが、どのくらいの量だかわかりません。山頂で風に雪が飛ばされていることも考えると、山頂の風下側の斜面はどのくらいの積雪なのでしょう。
山の草とか花とか虫とか-展望台 冬

登山道は、しばらくクルマが遠回りしてこなくちゃならなかったせいか刈り払いがあまりなっていなくて草むらに帰っているところもありました。
山の草とか花とか虫とか-ヤブの道

サルナシがありました。まだ緑色でそのまま食べるにはかたそうです。
熟すと黄色くなってキウイの濃い味がします。こぐわ、こくあ、(発音は「こぐぁ」)などというなでお酒に漬けられたりこともあります。マタタビの実と似ておりますが、マタタビの実にはガクがついております。
山の草とか花とか虫とか-サルナシ

クサカゲロウの幼虫をまた見つけました。
木にこういうほこりのかたまりみたいなのを見つけると「やや、クサカゲロウの幼虫か?」とついつい見てしまいますね。可愛いんですね。これがまた。
山の草とか花とか虫とか-クサカゲロウ幼虫

スズメガの仲間の幼虫もおりました。
しまった、木がなになのかよく見てきませんでした。
う~ん、これはオオヤマザクラのようですね。(ちょっとあやしいところですが、サクラの葉にが違いないです)
バラ科の葉を食べるスズメガの仲間というので調べてみたらモモスズメというのにいきあたりました。
山の草とか花とか虫とか-モモスズメ

顔は三角形でおなかの脚で枝につかまって、ぼくが枝を揺らしてしまったら、顔のところの脚をすぼめてひゃ!っというようなポーズをとりました。
枝につかまっているおなかの脚の感じがたまりません。
山の草とか花とか虫とか-モモスズメ 顔

そんなことをしていたら遠くでゴロゴロとカミナリの音が聞こえてきてしまいました。
これはたいへん、クルマに戻りましょう。
この木が見えたらそろそろ登山口です。
山の草とか花とか虫とか-そろそろ登山口
このあと、大粒の雨がざざっと降りました。

実はもうひとつ用事がありました。
8月に入ってから、いつも行く博物館の企画展に写真を貸してくださいなというのでデータを送っておりました。その様子を見ておきたかったのです。
「虫屋展」という名で虫の観察などの愛好家などからの提供で企画したようです。
熱心に山に登る方のことを「山ヤ」なんていうのを聞いたことがあります。
虫好きは「虫ヤ」になるのですね。
花を見るのが好きならどうかなと思ったところ「花屋」というと・・・お花屋さんですからね。ちょっと違いますかね。ほんとの職業になってしまいますね。
「草ヤ」だとにおいがすごいけれど美味しい干物になってしまいますからこれまたちょっと紛らわしいですね。
山の草とか花とか虫とか-看板

写真は大きくプリントしてくれていて、大きなのを見ると、うわあと迫力があります。
こんなに大きく綺麗にプリントできるんだなあ、なんてびっくりしたりしました。
山の草とか花とか虫とか-展示

ほかの方のは標本などがあり、ほかの箱ではスゲハムシばかりを集めて色の変化がわかるようになっていたり、そのほかいろいろでした。
ぼくは標本は苦手なのですが、並んでいるのを見ると、こんなに変化があるものだなあとたいへん参考になります。
山の草とか花とか虫とか-標本

虫屋診断というのが貼られていて、やってみました。
ええと、「エコ系虫屋」になりました。いや、虫屋ではないのだけれど。
虫好きな方の作った診断なので、たどっていくとみんな虫屋になります・・・。そのあたりが虫好きの思考パターンでしょうか。いえ、山ヤさんも「誰しもがほんとは山が好きで、今、山に登る習慣のないひともまだその魅力を知らないだけなのだ」と思っていることでしょう。
山の草とか花とか虫とか-虫屋診断

このあとちょっと買い物に出かけて朝日連峰のほうをみるとパステルカラーの夕焼けになっていました。
左の高いところが大朝日岳、右のぎざぎざ台形なのが以東岳のあたり。
田んぼは穂が出てこれから頭の垂れる季節になります。
山の草とか花とか虫とか-朝日連峰

この日の夕焼けもよろしゅうございました。
山の草とか花とか虫とか-夕焼け

Plant×50

サルナシ・・・1種×50=50円

蟲×50

モモスズメ・・・1種×50=50円

8月1日から累計1,350円

2012年7月:4,150円
2012年6月:3,750円
2012年5月:2,450円
2012年4月:1,450円
2011年9月~2012年3月:16,700円
2011年4~8月:18,150円
ええと、昨日の記事ではまだ登山口から出発しておりません・・・。
ここの駐車場までの道はついこないだ崩れて2年間ほど通れなかったところが直り通行できるようになりました。冬には4~5時間かかる道のりなのですが、夏に駐車場まで来ることができればすんなり歩いて15分ほどで山頂でございます・・・。

出発しても花のあることあること。
これまたちいさなちいさな花のタニタデがありました。
花はミリ単位(ミリまでいかない)くらいの花弁で、実はふんわりとぼやけて見えるようですが、カギのついた毛があるようです。ちいさな花弁はわずかにほんのり紅色。
山の草とか花とか虫とか-タニタデ 花と実

タデと名が付くものの、タデの仲間ではありません。
葉がタデに似ているのだそうです。
山の草とか花とか虫とか-タニタデ 葉

似ているものは、うちの庭にも生えているミズタマソウでしょうか。
毛のふわふわの実には水滴がよくくっつきます。
山の草とか花とか虫とか-ミズタマソウ
こうしてみると、ミズタマソウのほうは茎からの実の柄が短いですね。
ミズタマソウは実が服のすそなどにくっつくくっつき虫です。
タニタデもくっつくのでしょうか?

くっつくといえばこれはくっつきます。
キンミズヒキは花のもの、実になったものとありました。
山の草とか花とか虫とか-キンミズヒキ 実

花は黄色で道端によく生えておりますね。
道端にあるのは、実がくっついて運ばれるからだと思います。
山の草とか花とか虫とか-キンミズヒキ

道は続きます。ふふんふ~ん(鼻歌)と右を見たり左を向いたりしながら進みます。
山の草とか花とか虫とか-道

おお!ふと見上げた木の葉に不思議な虫がおります。
こ!これはカマキリモドキ!
灯火採集などではよく出ると聞くのですが、ぼくは灯火採集はしないので(採集でなく普段の生活を見たいのです。)こんなふうにいるのははじめて拝見しました。これは嬉しい。
山の草とか花とか虫とか-カマキリモドキ 横から

しかしなんと不思議な虫なのでしょうか。
上半身はカマも頭もカマキリとそっくりです。
翅と腹部はクサカゲロウやウスバカゲロウとそっくりです。
山の草とか花とか虫とか-カマキリモドキ 後ろから
ほんとにね、不思議な虫たちはいるものですね。素晴らしい。
ちいさなカマで頭を拭くように手入れしたりしておりました。

そして道沿いのいろいろの花にあちこちせわしなく行き交うチョウたち。
ササの葉にとまっていたのはヒカゲチョウの仲間のヒメキマダラヒカゲのよう。
ふんわりとした色合いと葉に軽やかに脚を広げる姿はなんとなくリスを思わせます。
山の草とか花とか虫とか-ヒメキマダラヒカゲ

動きもちょこちょこっとあちこちにすぐに飛んでいってしまいます。
山の草とか花とか虫とか-ヒメキマダラヒカゲ 後ろから

花に来ているのはじっくり蜜を吸うのかと思いきや、こちらのチョウもじっとしているイメージがありません。
表の模様からサカハチチョウと名の付くチョウのようです。
(表の模様の似ているものがいくつもあって紛らわしいチョウです)
山の草とか花とか虫とか-サカハチチョウとヨツバヒヨドリ

このチョウの撮れると嬉しいのは翅の裏の模様です。
花にとまってじっとしているかと思いきややはりじっとしてないのでなかなか撮れませんでした。翅の裏はしもふりのような赤、白、黒のなんとも複雑な素敵な模様となっています。
山の草とか花とか虫とか-サカハチチョウ 後ろから

あちこち飛ぶのはこちらを警戒しているためか?と思うのですが、そうでもないようです。
すぐ足元の花にやってきて、ええと、近すぎる・・・。
山の草とか花とか虫とか-サカハチチョウ 上から

そんなことをしていたら山頂につきました。
山の草とか花とか虫とか-山頂

30分ほどの道のりでした。
冬にはもっとふもとから雪のなかを歩くと4~5時間、雪の状態によってはたどり着けないところなのにあっさりついてしまうものですね。

Plant×50

カメバヒキオコシ(タイリンヤマハッカ?)、クロバナヒキオコシ、ハンゴンソウ、ミヤマアキノノゲシ、ソバナ・・・5種×50=250円


8月1日から累計1,250円

2012年7月:4,150円
2012年6月:3,750円
2012年5月:2,450円
2012年4月:1,450円
2011年9月~2012年3月:16,700円
2011年4~8月:18,150円
昼から久々に大頭森山へ行ってきました。2月22日「トンネルまで また大頭森山へ1
なんということでしょうか。今年は雪が消えてから行くのははじめてです。
雪のある時期には3回?4回?くらい行っていました。

この山は、雪のない時期にはほんとうに草花の種類の多いところです。
登山口までつかないうちから、こないだ載せたアカソと、その奥に
山の草とか花とか虫とか-アカソと

カメバヒキオコシ、いえ、タイリンヤマハッカがあります。
葉っぱはそっくりです。
タイリンヤマハッカという名前は、カメバヒキオコシのうち東北付近の日本海側の雪の多いところのカメバヒキオコシは葉が大きいので、それを指してタイリンヤマハッカというのだとかなんとか、最近になってそんなことになってきたようです。
山の草とか花とか虫とか-カメバヒキオコシ

葉の先はアカソのようにちょこんと一部が長くなっていて、これを亀のしっぽと見たのでしょうか。
山の草とか花とか虫とか-カメバヒキオコシ 花

花が咲いていたのは日当たりの良いところの株でした。
山の草とか花とか虫とか-カメバヒキオコシ 花 大

登山口近くにはヒキオコシの仲間のクロバナヒキオコシがありました。
葉はまるっと違う形です。葉脈の様子や表面の雰囲気などは似たところがありますね。
山の草とか花とか虫とか-クロバナヒキオコシ葉

こちらも花はようやくの咲き始めのようで、たいへんに濃い紫色のちいさな花がちょっとだけでした。
山の草とか花とか虫とか-クロバナヒキオコシ花

ヒキオコシというのは、倒れた方をも引き起こすほどに強い力(薬効)を持った草だとのことです。どうやら弘法大師に関係したおはなしを聞いたことがありました。どんなふうに使うものだかは忘れてしまいました。
山の草とか花とか虫とか-クロバナヒキオコシ花大

引き起こすといえば、こちらもそんな由来のものです。
名をハンゴンソウ、反魂草。
ルドベキアとして知られるオオハンゴンソウとは名前は共通点がありますが、花の雰囲気はまるっと違います。
山の草とか花とか虫とか-ハンゴンソウ 花

しかし、魂を返す。つまり生き返らせてしまうほどの薬効とはどんなものでしょうか。
これの若葉は食べられないこともないようなのですが、素晴らしくクセも副作用?もあるらしくおすすめできないと聞きました。ぼくもまだ試したことがありません。
山の草とか花とか虫とか-ハンゴンソウ 葉
葉はゆらりと誘うようにしなだれていて、死者の魂をおいでおいでするのでしょうか。

おなじように黄色い花をたくさんつけていたのはこれまたこないだのアキノノゲシに花の似ているミヤマアキノノゲシのようです。花のつき方、
山の草とか花とか虫とか-ミヤマアキノノゲシ

また花のつぼみの部分などはほんとうにそっくりだと思いました。
山の草とか花とか虫とか-ミヤマアキノノゲシ 花

葉にはちょっと雰囲気の違いが感じられます。
葉のさきっちょは三角形で、そこから茎へひれのある葉柄のようになっておりました。
山の草とか花とか虫とか-ミヤマアキノノゲシ 葉

次々にほんとうにいろんな花が咲いております。
こちらはソバナ、割合にあちこちにありそうですが、見つけるとなんだか良いものを見たなあという草です。
山の草とか花とか虫とか-ソバナ

ソバナもこれと似た花があるようです。観察するときのポイントはガクのかたちと花のめしべの出具合などのようです。
山の草とか花とか虫とか-ソバナ大きく

ほんとうにいろんな花が咲いていました。
春先にはちいさな草丈の花が多いのでしたが、秋の近くには草丈の大きな今回載せたような草たちがたくさんになります。

秋の近くになった様子にヤマブドウの実も大きくなって、あとは色づくばかりだろうかという実の具合でした。
山の草とか花とか虫とか-ヤマブドウ

次々にいろいろ撮っておきたいものが現れます。

ところが、空模様がよろしくない雰囲気になってきました。
風が吹いて、どこかで雨の落ちているようなひんやりした風に変わってきました。
雨が降るのかな?遠くで雷鳴も聞こえるようでした。
気にはなりましたが、雨雲が近くにくるまでとりあえず山へいくことにしました。

Plant×50

カメバヒキオコシ(タイリンヤマハッカ?)、クロバナヒキオコシ、ハンゴンソウ、ミヤマアキノノゲシ、ソバナ・・・5種×50=250円


8月1日から累計1,250円

2012年7月:4,150円
2012年6月:3,750円
2012年5月:2,450円
2012年4月:1,450円
2011年9月~2012年3月:16,700円
2011年4~8月:18,150円