5月も半分を過ぎ、すっかり初夏の雰囲気になってきましたが、いまだ冬のおはなしの続きです。

さて、スノーシューの講習会は全4回+αで開催しておりましたので、あと4回ほどおはなしの在庫があるのです。
今回も資料を載せましょう。
資料1

2回目の内容としては、スノーシューで歩くのは思った以上に運動強度が強いために、運動しすぎないように、ということから、こんなふうな内容にしました。
夏の登山でも同様ですので気をつけたいものです。
資料2

行動食についても。山専用のいろんな携帯食もあったりしますが、結構お値段が高かったりしますのでね。
資料3

今回のシリーズでは、スノーシューを10セットほど、地元のスポーツクラブで購入してくれて、参加者が自分のを持っていなくても参加できるようになっていました。買うとなると高いですからね。これは楽しい趣味だとなったら気に入るのを買ったらよいわけです。
タブスのスノーシューは始めて履きましたが、ほどよくしなりがあってなかなか歩きよいものでした。
タブス スノーシュー

自前のスノーシューを持って参加してくださるかたもありました。
奥の方のスノーシューはアトラスの、手前のカラシ色のはMSRのもののようですね。
装着

今回のコースは除雪されていない農道でした。雪の多い地域では、すぐ近くに楽しめる場所が豊富にあるのがよいのです。
道を進む

途中で、隣の尾根にカモシカが立っているのを見つけました・・・。
が、望遠のきかないレンズをつけていたので撮られませんでした。(よーく見るとそれらしき影が写っております)
どこかにカモシカ

資料2の要領で心拍数をとったりしながら進んでいました。
丘を登ります。
丘を登る

その先には、朝日連峰の見えるピークがありました。
見晴らしのよいところは区切りっぽくなってよいですね。
朝日連峰が見えた

丘を下ってもとの場所へ。
丘を下り

たくさんの足跡。
たくさんの足跡

今年は2月でも暖かい日が多く、斜面の一部ではオオイヌノフグリが咲いていました。
おおいぬのふぐり

さて、おまけ。

地元のスキークラブに誘われまして、ちいさなスキー場の大会に出ていました。
結構な人数の参加者がありましたね。
スキー大会

参加者の多くはちびっこたちでしたが、大人の参加も今年は多かったそうでした。
がんばれ

ぼくは、テレマークスキーの道具しか持っていないのでそれで出たのでしたが、大会の運営スタッフから、かかとの上がるスキーが珍しいので、ゆっくり滑ってよく見せてあげてくれ、というような要望があって、ちょっとおおげさに滑ったりしたのでありました。
おかげさまで、タイムはダントツの再開でありましたが、帰りには何人もの方から、スキーを見せてくれと声をかけられたりしたのでありました。
2月のはじめのころ。毎朝、うちの山の斜面にリスが走り回っていました。
リスのおしり

すたたたっ、っと走っては立ち止まります。
ちょこんとしている

別な日にはヤマドリ。
ヤマドリ

ヤマドリは時折こんなふうに体を隠して首だけちょこんと出して、こちらを窺うようなしぐさをしますね。ぜんぜん隠れられてません、丸見えです。
こちらを見てる

また別の朝。
雪のくぼみにリスがいるのを見つけました。
かくれたリス

出てきました。
出てきた

後ろ足で立ち上がって行く先を思案しているようです。
ルート選定

あっちかな?
あっちかな

行く先を定めて、とりゃ~。
とりゃ

と~っ!
とーっ

ふんわりした雪を散らしながら雪の上を駆けていきます。

木の枝を食べる

崖を登ってたどり着いたのは、雪の上に飛び出ている木の枝。
枝は折れているようでしたが、樹皮だけ見るとまだ生き生きした感じもありました。樹皮のすぐ下の柔らかな部分を齧ったりしているのでしょうか。
ちいさなけものたちにとって、雪深い冬はぼくたち以上に長く感じるものなのでしょうね。
今の時期には暖かな草むらでのんびりクルミを齧ったりしていることでしょう。
1月24日、午後のことです。
スノーシューの講習会が終わり、今度は星空の教室のほうへ。

星好きの本屋さんがプラネタリウムの施設のある少年自然の家でスタンバイしておりました。
本屋さんは、ここの自然の家で長年ボランティアのプラネタリウムの操作係をしておるのです。プラネタリアンですねえ。
プラネタリウムの星空

冬はなかなか晴れないのと、野外でするのは寒すぎるのと、自然の家で、好意でもってプラネタリウムを貸してくれるということで、室内での開催となったのでした。

ここのプラネタリウムの設備は、なかなかにクラシカルで、今はなかなか見る機会の無い、いにしえの投影機なのです。昭和の香りがいたします。
プラネタリウムの機械

流星を投影するモジュール。
流星投影機

こちらは惑星を投影。
惑星

背景や夕焼け、朝焼けなどを投影するフィッシュアイレンズ。
背景投影

それらを動かすコクピットには星好きの本屋さん。
星空をぐるぐる動かし神の視座を持つ男、というわけであります。
コクピット

懐かしのスライド投影機もあるので、この日の教室に使用するスライド選びをしました。
スライド

これは木星と木星の衛星のスライド。
スライド選び

夕暮れせまるプラネタリウムの控え室は、なんだか学校の放課後の雰囲気でした。
学校の雰囲気

鮮やかな赤のしゅっとしたイス。
イス

いつものみなさんがだんだんとやって来てくれました。
だんだんと参加者が

上映中は、ぼくも役割があったので、撮られませんでしたが、いつもの星の教室に参加してくださっているメンバーにだけ特別の番組となったのでした。

観望会

その後、外に出ると、星の先生が望遠鏡をセッティング済みで、体が冷え込んでしまうまでは本物の星の観望会となりました。