2月のはじめのころ。毎朝、うちの山の斜面にリスが走り回っていました。

すたたたっ、っと走っては立ち止まります。

別な日にはヤマドリ。

ヤマドリは時折こんなふうに体を隠して首だけちょこんと出して、こちらを窺うようなしぐさをしますね。ぜんぜん隠れられてません、丸見えです。

また別の朝。
雪のくぼみにリスがいるのを見つけました。

出てきました。

後ろ足で立ち上がって行く先を思案しているようです。

あっちかな?

行く先を定めて、とりゃ~。

と~っ!

ふんわりした雪を散らしながら雪の上を駆けていきます。

崖を登ってたどり着いたのは、雪の上に飛び出ている木の枝。
枝は折れているようでしたが、樹皮だけ見るとまだ生き生きした感じもありました。樹皮のすぐ下の柔らかな部分を齧ったりしているのでしょうか。
ちいさなけものたちにとって、雪深い冬はぼくたち以上に長く感じるものなのでしょうね。
今の時期には暖かな草むらでのんびりクルミを齧ったりしていることでしょう。

すたたたっ、っと走っては立ち止まります。

別な日にはヤマドリ。

ヤマドリは時折こんなふうに体を隠して首だけちょこんと出して、こちらを窺うようなしぐさをしますね。ぜんぜん隠れられてません、丸見えです。

また別の朝。
雪のくぼみにリスがいるのを見つけました。

出てきました。

後ろ足で立ち上がって行く先を思案しているようです。

あっちかな?

行く先を定めて、とりゃ~。

と~っ!

ふんわりした雪を散らしながら雪の上を駆けていきます。

崖を登ってたどり着いたのは、雪の上に飛び出ている木の枝。
枝は折れているようでしたが、樹皮だけ見るとまだ生き生きした感じもありました。樹皮のすぐ下の柔らかな部分を齧ったりしているのでしょうか。
ちいさなけものたちにとって、雪深い冬はぼくたち以上に長く感じるものなのでしょうね。
今の時期には暖かな草むらでのんびりクルミを齧ったりしていることでしょう。