虹のかかった谷へ進んでいきます。
古寺の集落から、いつも行く古寺鉱泉とは逆方向に川に沿って下っていきます。
山の草とか花とか虫とか-古寺堰堤までの道

最初、道はスギの植林の間を進んでいきました。
下流近くへ進むと、川が近くに見え、ヤナギが生えるせまい川原が見えます。道路わきすぐの木はハンノキのようです。
川から離れると、紅葉する木々が生えていました。
山の草とか花とか虫とか-もうすぐ堰堤

この舗装してある道は、古寺の堰堤まで続いていて、そこから先が遊歩道になっています。
上流側のここは、いつもはこの駐車場にクルマで来られるのですが、紅葉の時期にはたいへんに混雑して身動きが取れなくなるので、古寺の集落からここまでしばらく歩きでした。
今年は、紅葉が良いよ、と聞いていたのですが、なるほど、これはなかなかの紅葉です。
山の草とか花とか虫とか-堰堤上駐車場

古寺堰堤の魚のためのらせん階段。魚道ですね。
川の勾配が急なので、流れに沿って長く魚道を作れずに、こんな工夫になったのでしょう。
まだ、魚が登っているのは見たことがありませんが。
山の草とか花とか虫とか-らせんの魚道

今回は、だんだん下流へ歩いていきます。
川を撮るのにちょうど良いところを探していきましょう。
山の草とか花とか虫とか-川が見えてきた

どんなふうに撮ろうかな。
山の草とか花とか虫とか-流れ

遊歩道沿いにはちいさな滝があったりもして、こういうのも撮りたくなります。
山の草とか花とか虫とか-ちいさな滝


赤い橋、オレンジの山。
ここの遊歩道にはいくつも橋があるのですが、全部赤い色です。
山の草とか花とか虫とか-赤の橋 赤の山

さて、ここでちょっと実験してみました。
川は水がいつも流れていて、シャッターの速さを変えてみると写り方が変わって雰囲気がころっと変わります。カメラは固定し、露出はカメラ任せ(1/50秒だけ、暗くなってしまったのでPCで明るくしました。)

1/50秒。普段、目にしている川の水面はこんな感じですね。自然といえば自然。平凡といえば平凡な川面の映り方です。
山の草とか花とか虫とか-1/50秒


1/10秒。流れの波立って白っぽいところが動きが早く、写り方がちょっと変化しました。
山の草とか花とか虫とか-1/10秒

1/2秒。結構変わりました。
山の草とか花とか虫とか-1/2秒

1秒。うむ、なるほど。
今回は、1秒くらいで撮っていってみようかと思いました。
風があって、葉が動いてしまうのですが、風景で撮るのだからまあ、よいでしょう。
山の草とか花とか虫とか-1秒

川と紅葉を撮る場合は、川の雰囲気からしたら、普通よりも暗めに設定して撮ったほうが雰囲気が出るだろうと思いました。
うえの4枚は、テストということで直したりせずに載せました。全体に白っぽくなってすこし雰囲気に欠ける気がします。

さて、どんな風景があるでしょう。川を眺めながら進みます。
展望台から眺める遠くの尾根。昼すぐなのに南西の太陽は低く、木は横に影を作っています。
山の草とか花とか虫とか-遠くの紅葉

こないだ行くことができなかった頭殿山。
山の草とか花とか虫とか-遠く頭殿山

台形の竜ヶ岳はもう白くなっていました。
山の草とか花とか虫とか-白くなった竜ヶ岳

北にある虹はまだ消えません。
ガスが朝日連峰の方向からつぎつぎちぎれてやってきます。
山の草とか花とか虫とか-虹とガス

虹の根元はどんなふうになっているのでしょう。
ここではブナの根元へ消えていっておりました。
山の草とか花とか虫とか-虹のねもと

西の暗い空からは時折、光芒が強く射します。
山の草とか花とか虫とか-グレー 光芒

西は曇りで東は晴れ。
冬はこんなのがずっと続くことになります。
東では晴れているのに、西に10kmほど行くと雪が降っているというのが幾日もあります。
山の草とか花とか虫とか-西は曇り、東は晴れ

虹は太陽の正反対に出ます。
ほら、展望台の影をかこむように虹です。
山の草とか花とか虫とか-丸い虹

こころゆくまで展望台で虹と雲を眺めて、さあて、これからは夕方近くになります。
夕方の陽射しの柔らかいなかで眺めたい風景もあるので、次の場所へ向かいましょう。

大頭森山展望台。
標高984mの山にこの展望台でちょうど1000mになると聞いたことがあります。
山の草とか花とか虫とか-展望台

帰りの落ち葉の敷き詰められた遊歩道。ブナの落葉は褐色になり、ウリハダカエデとイタヤカエデの葉は落ちてもなお黄色でした。
山の草とか花とか虫とか-落ち葉

黄色のヤマモミジ。
山の草とか花とか虫とか-黄色いヤマモミジ

大頭森山の南への尾根に一部植えられたカラマツは冬にも目印になります。
山の草とか花とか虫とか-冬の目印 カラマツ

さようなら虹の山。遊歩道を行く途中に振り返るとまだ虹が見えておりました。
山の草とか花とか虫とか-さよなら 虹の山

さて、次の場所は、いつもの登山口の古寺鉱泉へ向かう古寺集落のなかの分岐のところから、古寺川を下流へ。古寺渓谷と紅葉を記録しに行きました。
駐車場の古寺のキャンプ場へついたら、ここでもまだ虹が見えました。
山の草とか花とか虫とか-こんにちは 虹の谷
さあて、虹の谷のほうへ歩いていってみましょう。
午前中は消防団のポンプの点検などがあり、ポンプ車へ乗って町へ。
寒くて寒くてヘルメットの下にフリースの帽子をかぶり、作業着の下にも防寒着、手袋と長靴も冬用のものと暖かくしてでかけたみたら、町のほうは結構暖かかった・・・。

天気は陽射しがあるのに小雨のぱらぱら落ちるような天候で、西の空は曇っておりました。
なるほど、これはあの山へ行かなくっちゃいけません。
昼からは低い山へ向かいました。
行く途中の虹のはじっこ。
山の草とか花とか虫とか-虹のはじっこ

行き先は大頭森山。
肌寒い天候にも関わらず、駐車場には数台のクルマが。そしてそこに付くまでに県外ナンバーのクルマの多いこと多いこと。
遊歩道を山頂へ進みます。
西の空はほら、暗いのです。小雨がレンズについてしまいます。
山の草とか花とか虫とか-ブナ 雨の中のシルエット

山頂まではあっというま、黄色い階段を登ります。
山の草とか花とか虫とか-黄色い階段

展望台へ登ると、ほら。あった。
虹ですね~。
ぱらぱらと天気雨の続くような秋の日には虹が出るのを待つのでなくて虹の見えるところに行って眺めることができます。
秋の太陽の高度の低い時期には、正午近くでも山の高いところへいけば眼下に虹を見られるのですね。夏だとそうですね。空を飛んだりしないと見えないでしょうね。(太陽と逆側に見えるものなので)
山の草とか花とか虫とか-丸い虹

これくらいはっきりした虹は久々に見ました。
副虹もみえていますが、そちらは肉眼では虹と一緒に見えたのに、写真では露出を調整しないと見えないみたい。
山の草とか花とか虫とか-虹

山頂近くの木はもう葉が落ちているものもありました。
山の草とか花とか虫とか-枝先の虹

虹の色。
7色だと、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫。セキトウオウリョクセイランシ、なんて覚えた記憶があります。
山の草とか花とか虫とか-虹の色

虹の西の端は山にかかっていて、ガスが越えていくのと重なって見えました。
山の草とか花とか虫とか-登るガスと虹

この山の東側は晴天。山頂は葉が散りかけですが、ふもとのほうはまだもこもこと紅葉しています。
山の草とか花とか虫とか-天気の良い東側

この山の西側は曇天、小雨。朝日連峰の山々はもう雪があります。
山の草とか花とか虫とか-西の空 雨の粒
低く垂れ込めた雲の隙間から光芒が伸び、小雨に光があたってわずかに粒々と光がみえます。
濃い雲の下端、白く雪が見えました。

周りの様子は刻一刻と変化して行って眺めていて飽きがきません。ややしばらく眺めてたくさん写真を撮りました。・・・つづく。