街の中の道端もだんだん秋深く、寒さを感じるような雰囲気になってきました。
アスファルト舗装になっていない駐車場のはじっこにちいさな草むらがありました。
山の草とか花とか虫とか-ハイミチヤナギ 遠くから

う~ん、なんでしょう。ヤハズソウかな?ヒロハツメクサもこんなふうになるのかな?コニシキソウにも似てるなと思ってふと眺めてみます。
山の草とか花とか虫とか-ハイミチヤナギ

葉を見ると、これはなんだろう?
花は大きく開かずに、ミチタネツケバナなどの花にも似ています。
茎は、そうですね。スイバなどの茎に似ている感じがあります。
山の草とか花とか虫とか-ハイミチヤナギ 茎

花を見てみました。白くてちいさな不ぞろいな花びら。
数えてみると5つに分かれていて、ということはアブラナ科の草ではありません。
山の草とか花とか虫とか-ハイミチヤナギ 花

茎を見てみると、節になっているところに膜がついています。
なるほど、これはタデ科の仲間の特徴です。
山の草とか花とか虫とか-ハイミチヤナギ 節のところ

図鑑のタデ科のところで調べてみると、なるほど、ハイミチヤナギというのが一番近いようでした。ミチヤナギというのもあるのですが、そちらはもっと葉が大きいようです。
そして、地面に這っているのだからハイミチヤナギなんだろうと思いました。
そうかあ、道端にもまだまだぼくの知らない草がありますね。
コンクリと砂利、生えているうえをクルマの通るどうみても暮らすには心地良さそうには見えないところにしっかり暮らしているものですね。
山のハイマツは、高山の風雪に耐えて地面を這って暮らし、ハイミチヤナギはクルマやヒトの踏みつけや街の夏の暑いのに耐えて這って暮らしているのですね。

ほんの少し離れたところにも地面を這っている草がありました。
山の草とか花とか虫とか-コニシキソウ

うむ、こちらはコニシキソウですね。
コニシキというと、ついついお相撲取りのあの方を思い浮かべてしまいます。
山の草とか花とか虫とか-這うコニシキソウ
這っているのがコニシキソウで、まわりの黄緑色のちいさいのはおそらくオランダミミナグサの芽生えたばかりのものだと思います。

こちらはまだ花も残っていて、と言っても、花?どれが?という具合なのですが、コニシキソウはトウダイグサの仲間で、目立たない不思議な花をつけます。
山の草とか花とか虫とか-コニシキソウ 花

コニシキソウも少しずつ紅葉が始まっているような色合いになっていました。
山の草とか花とか虫とか-コニシキソウ 紅葉

こちらはまだ緑色。
楕円形の葉のまんなかに筋のように黒い部分があるのが特徴的です。
山の草とか花とか虫とか-コニシキソウ 緑の葉

このところ、道端でしゃがみこんで草を眺めていても、あまり不審がられることが少なくなりました。
ところが、逆に、こないだなどは「昨日、道端でしゃがんでいる人を見かけたけれど、きみだったかい?」というような具合になってしまいました。
今日はほんとうに寒くなり、昼に通った道路の温度計は7℃。
なんだか雪のにおいがするよね。と世間話をしていました。

久しぶりに晴れた夜になり、月が煌々と山や雲を照らしていました。

季節の進むのにつれてまた冬の星たちが巡ってきました。
月の1時方向にはすばる、3時方向、月のすぐ近くにV時のヒアデス星団、月の右下にオリオン、左下の8時方向にふたご座があり、左上10時方向にぎょしゃ座のカペラがきらめいておりました。
月の1時方向のすぐ近くの明るいのは木星です。
もう少し遅い時間になったなら冬の大三角も見られたことだろうと思います。
山の草とか花とか虫とか-月と冬の星たち

すこし暗くてわかりにくくなってしまいましたが、北西の空には夏の大三角が去りつつあって、はくちょう座は北十字というのにぴったりな時期になりました。
山の草とか花とか虫とか-朝日連峰方向

朝日連峰は、肉眼では確認できなかったのですが、こちらの方向だろうとうえの写真からすこし左を向いて撮ってみておりました。
あらら、そしたら地平線近くに真っ白なところが(帰ってきてからパソコンの画面で見て気がついたのです)
山の草とか花とか虫とか-朝日連峰方向

大きくしてみると、あらまあ、朝日連峰はもうまっしろ。
月の光でこんなに白く写るものですね。そして手前には紅葉の赤い葉も見えます。
うわ~。これは望遠レンズでもうちょっと粘って撮影するのだった。
風もあり、凍えて寒くてしかたがなく帰ってきてしまいました。
山の草とか花とか虫とか-白い朝日連峰

そらの真上には冬の天の川の付近が。
カシオペアにペルセウスのあたりが天の川です。
月夜の明るさに隠れて天の川のようには撮れませんでした。
山の草とか花とか虫とか-冬の天の川

家に帰る途中。
月の近くに白い雲が見事なのでまた少し撮影しました。
山の草とか花とか虫とか-雲と月

西の空。
コナラの林はもうそろそろ色づきますが、まだ緑色です。
夏の大三角のうち、ふたつはまだ見えていました。(線を引くとわかりやすいのですが、あまりに夜更かしになってしまうのでやめました)
山の草とか花とか虫とか-西の空

真っ白になった朝日連峰。近くで眺められたら良いなあ。
日曜のこと、いよいよ今年の稲作の最終工程(食べるには一歩手前)の籾摺りをしました。

籾摺り機は、昨年におとなりの家のとうちゃんが、昨年まで勤めていた自動車やさん兼農機具やさんから中古で購入(実質はもらいもの)したものです。
今の機械は小さくて馬力があってよいですね。でも、高価なので新品なんてとても買えませんけれど。
山の草とか花とか虫とか-籾摺り機

籾摺り機に籾を入れると、あり地獄のように中央部にどんどん籾が吸い込まれていきます。
子どものころにはこの様子を飽きもしないで眺めたものでした。(当時は古い機械でしたが、籾の吸い込まれていく様子は変わりません)
山の草とか花とか虫とか-もみすり

籾摺り機では、籾を籾殻と玄米に分けます。
ゴムのローラのようなのがふたつついていて、それの摩擦で籾殻をむくのですね。
その先に、送風機のようなのと大きな網のドラムのようなのがあり、上手にむけた玄米は機械から出てきます。
今回は、農協へ出荷する玄米のもみすりなので手前の緑色の米選機(ライスグレーダとも言います)に通します。こちらも網のドラムのようなのが回っていて、くず米などを選別するのです。
山の草とか花とか虫とか-グレーダー

はいはい。籾摺り機から玄米がでてきましたよ。
山の草とか花とか虫とか-グレーダー

これが、籾摺り機から出てきた玄米。
先日に、きっつ(籾のまま米を保存しておく倉庫)を空けるために、昨年の籾の残りをもみすりしたのですが、古米はもみがらがむけにくくすこし難儀しました。
新米はすなおに籾摺りされてなんとまあ、速いこと速いこと。
そして、たいへんにだっぷ率がよろしい。
山の草とか花とか虫とか-玄米

米選機からは、つぶのちいさいものややせている米などが振り分けられます。
ちいさい粒のものでも食べても支障はないので、自家消費のぶんは米選機は使わなかったりします。振り分けられたくず米も取っておいて、出荷します。話に聞くと、せんべいやさんで使われたりもするようです。
山の草とか花とか虫とか-はじかれたもの

米選機から出てきた玄米は、この出荷用の袋に入れます。
うちの米はあきたこまちです。
山の草とか花とか虫とか-山形米のふくろ

袋には30kgつめるのですが、量るには台はかりを使います。
あらかじめ米を30kgつめたときに動くように増し錘と送り錘を調整しておきます。
山の草とか花とか虫とか-はかり

何年前のものだかわかりませんが、とにかく骨董品の類ですね。
kgの表示もありますが、匁などの表示もありました。
山の草とか花とか虫とか-はかりの移動するところ

出荷を待つ米袋。
日曜には作業をして、つめたところまでやりました。
お米たちは翌日に、農協で回収に来て、荷馬車に乗って(ほんとはトラックですが)出荷されていったのです。良い人に買われておくんなさいな。
山の草とか花とか虫とか-出荷を待つ米袋
うちの田んぼは、ホタルも飛び交いいろんな草の生える田んぼで、天日乾燥で乾燥させている米だから、農協に出荷せずに譲ってくれというかたもいるのですが、じいさまは、農協に出荷して「今年も一等米でした」というのが生きがいなものだから農協へ出荷しておりました。

玄米にまでなった米ですが、まだ精米しないといけないのと、昨年の米を先日精米したばかりなので未だに食卓にのぼりません。はやく食べたい。

さて、先日登場したうちのわん。顔も見えるように載せましょう。
山の草とか花とか虫とか-わん
うちのわん、は、実はあまり器量よしではないのですが、この角度からだとなんだかかわいいなあという感じに見えます。角度美人というやつでしょうか。
近くにいると、どうしてもこちらを向いてしまっているのですが、横を向いた瞬間に撮りました。
籾摺りの作業中は機械の音でヒトには来客の音も聞こえないのですが、わん、には誰かやってきたのが感じられるようで、来客があるとわんわんとほえて教えてくれます。
先代のわん、は、お手におすわり、まて、も覚えたのですが、このわん、は結局なんにも覚えませんでした。ところが、何歳になってもしっかり番犬をしてくれています。
おんなじ柴犬でも、性格に違いがあるもんだなあと思ったりします。