昨日はひさしぶりに朝日連峰を見ることができました。
いやあ、良いですね。連峰の稜線の背景は雪の雲のブルーグレー。
山の草とか花とか虫とか-朝日連峰

ぐーんとズームしてさらにトリミングすると、稜線上に大朝日小屋のようなシルエットが見えました。
例年、年末年始にこの小屋目指して登る方もあるようです。(戸締りはしっかりしていただけるとよいのだけれど。以前にドアがしっかり閉まらずに、小屋内部が氷漬けになったことがありました)
今年はどうでしょう?無理すると帰られない山ですからなにごともないとよいのですが。
ぼくにはちょっとこの季節は向かわれない山です。
山の草とか花とか虫とか-大朝日小屋

古寺山から小朝日への鞍部あたりには雪庇も見えました。ここから見えるのですからどのくらいの大きさでしょうか。
山の草とか花とか虫とか-雪庇

昨日の忘年会は宿に泊まってのものだったので、今朝に帰宅するとちょうど屋根の雪おろしをはじめたところでした。母屋は今年は二回目。一回目は、じいさまが平日にこっそり登っておろしていました。高齢なものだから、登ってはダメよ、と言っているのですが・・・。
雪の重みでふすまが開かなくなると雪下ろしのサインです。
今回は80cmくらいですかね?まだしなくってもよいのでは?というくらいなんですが、親父さんが屋根に登ろうしているのでやめさせて、ぼくが登ることになりました。それを見込んで登ってるところを見せようとしているのではないかしら?と思わなくもないんですが。
山の草とか花とか虫とか-雪下ろし母屋

山の神様のお堂。
山の草とか花とか虫とか-山の神様


母屋を終わらせて、お昼ごはん前までにもう1棟やっておきたい。
山の草とか花とか虫とか-あと2棟

次は車庫(兼業農家でも、いろんな機材とか収めておかないといけないので小屋やらが増えるんです)。

では、雪の取り扱いについてちょっとだけ。
雪はブロックにすると取り扱いしやすいので、こんなふうにしていました。
これから持ち上げたいところを、うえから垂直にサクサクと切れ目を入れて。
山の草とか花とか虫とか-スコップ1

その下へ水平に差し込んで、屋根のしたへ放り投げる。と。
山の草とか花とか虫とか-スコップ2

あまり大きくブロックにするとくたびれたり崩れたりしてしまうので、雪の密度や雪質で適宜調整します。(調整なんて考えなくてもそうなるのだけれど)
なので雪の量によっては二段、三段、四段、と。
また、雪には層が入っていることが多く、そんなところは上からサクサクっとすると、層からはずれたりします。
山の草とか花とか虫とか-スコップ3

層はこんな感じですね~。
雪崩もこんな層(弱層というらしい)からずれて起きたりしますが、山の雪崩の弱層はいろんなパターンでできるのでこんなのばかりではありません。
これの場合は、雪が降って止んで、その間に晴れたりしたのでこうなったのだと思います。
山の草とか花とか虫とか-弱層

次に、スノーダンプ(ママさんダンプ)も使っている様子。
手に持って、スコップのように使ったりもするのですが、今回は本来的な使い方を撮ってみました。運びたいところにざくっと刺して
山の草とか花とか虫とか-スノーダンプ1

上からまわりに切れ込みをいれます。
で、取っ手を下にこじると雪がブロックになって運びやすくなります。
腕力で取り扱うと、取っ手がね、結構折れやすいのですぐに壊れてしまいます。
以前に、新潟の豪雪地帯仕様のものを買ったことがあったのですが、どうにも使いにくく割合早くに壊れてしまいました。おそらく使い方のコツとかが違うのですかね?雪質なども違うのかもしれません。
山の草とか花とか虫とか-スノーダンプ2

ここで13時近く。お昼ごはんの時間がちょっと遅くなりました。
ごはんが済んだらあちらの小屋を雪おろし。
あちらの小屋は、向こう側には雪止めがついていないのでなんどかひとりでに落ちたようです。
人の通る方向は、雪止めをつけておかないと、恐くって通れないので落ちないようにしてあります。手前のほうはこんもり乗っておりますね。
山の草とか花とか虫とか-あと一棟

うちのところは南に裏山があり、冬の太陽の低い時期には午後すぐに陽が当たらなくなります。
はしごをおります。
山の草とか花とか虫とか-降りる

はいはい、ごはんをすぐに食べ終えて作業開始。
小屋は、屋根が手前方向は二段になっていて、一段登って、その屋根からまたはしごをかけて登ります。
屋根からも雪庇が伸びるので、はしごをかけて、屋根の一部の雪をおろして足場を作るまでは緊張しますね。
これはようやっと登ったところ。はしごのかけた角度が怖ろしすぎるのは写真を撮った角度の都合のためです。
山の草とか花とか虫とか-登る

登ったらば、まず屋根のはじっこがどこなのか、雪止め(実際には、ナデドメと言っているんですが)を確認します。これより屋根の下側に乗ってしまうと雪ごと屋根から落ちたりするんですね。慎重にしないといけません。
小屋のほうは、まだ一度もおろしていないためにみぞおちくらいまでの雪でした。
山の草とか花とか虫とか-なでどめ

今回は、屋根に登らせなかった親父さんがぼくがおろした雪を除雪機で片付けながら作業しました。おろすのも落ちたのを片付けるのも一人でやったら嫌になってしまいますね。
東に見える山には西陽が射しておりました。
山の草とか花とか虫とか-西陽

というわけで今年の登り納めは山ではなく屋根になりましたというおはなしでした。

さて、明日の早朝からちょっと遠くへ4日間ほどでかけてまいります。(山に行くのではありません。友人に会いに都会へ行きます)
そのために雪おろしをがんばって後顧の憂い無しということなのです。

それではみなさま、来年にまたお会いしましょう。よいお年を。
雪やこんこん。降りますね。
山の草とか花とか虫とか-夜の雪

こちらは26日の夜の雪。
家に帰る途中の様子なのですが、右の崖から、崖にくっついた雪が時折、さささ~っとミニ雪崩れを起こします。
山の草とか花とか虫とか-26日夜1

家の付近のカーブミラーは、半分くらい埋まったでしょうか。(もともと短いんですが)
この前の日の25日の雪は、上空に低気圧があって降った雪で気温は高く握るときゅっきゅというような雪でした。
26日は、低気圧が発達しながらオホーツク海へ抜け、冬型の見本のような気圧配置になっていて寒気も存分に入ってきたために風が強く気温も低くなりました。こういう時には、風が吹くと屋根や木に積もった雪が舞い上がって、目の前が真っ白になって吹き溜まりにぐんと雪がたまります。おんなじ雪降りでも、違いがあるものだなあというのが実感された25日と26日の様子でした。
山の草とか花とか虫とか-26日夜2

冬型がほどけて27日の昼ごろには少し太陽が顔をだしました。お日様はほんとに暖かいですね。
山の草とか花とか虫とか-カキとお蔵

雪は結晶がまとまって降ってきたものが、地上で時間が経過したのと陽射しとで結晶のかどがとれて氷の粒になりつつあります。
山の草とか花とか虫とか-27日白い雪

冬の青空、青空、青空。パステルカラーです。
山の草とか花とか虫とか-青空 冬の青空

除雪もひととおり落ち着いたようでした。
山の草とか花とか虫とか-除雪の様子

道路は圧雪になっていて、こんなふうに綺麗に圧雪になると運転はあまり恐くありません。
これが解け始めてでこぼこが大きくなるとやっかいです。
あるいは、雪があまり積もっていないのに気温が低くなってアスファルトの上に氷が張るとそれはほんとにつるつるになるし、一見してアスファルトと見分けが付かないようなこともあって怖ろしいものです。
山の草とか花とか虫とか-圧雪

誰かが雪のなかを歩いた跡がありました。
子どもたちは年末年始のお休みになっていて、部活動の高校生が昼の時間に歩いていたりします。こんな写真を撮っていると、「こんにちは~」と高校生の女の子に挨拶されました。ウム、立派です。小学生も中学生もあいさつして歩いていきますね。
山の草とか花とか虫とか-誰かが雪遊びしたあと

昨日は商店がたくさんあるなあと思ったのですが、これは洋服を作っているところのアイロン用のスチーム。ここでは、おそらくどなたでも知っているような有名なブランドの服を作っているのだそうです(高価なのでぼくはもっていませんが)。
近くの町にも、パリコレに出すような洋服を作っている工場があったりします。雪の街からパリに洋服がお伺いしているのだなあと思うと面白いものです。
山の草とか花とか虫とか-蒸気

雪のなかの雨乞いの天満宮には鉄棒があります。
こちらの正面からは、足跡がありませんでしたが、お堂のすぐ横からお堂へ足跡があり、どなたかがお参りしているようでした。
山の草とか花とか虫とか-雨乞いの天満宮
25日には、本格的に雪になりました。ホワイトクリスマスですね。
とは言っても、毎年多くの場合ホワイトクリスマスなのですけれど。
駅に列車がやってきていますが、列車の向こうは雪ですぐそこの標識しか見えません。
山の草とか花とか虫とか-駅の雪の様子

カキの実にも積もっております。
実の何倍も積もっておりますね。
山の草とか花とか虫とか-柿の木にも雪

ここは雪の降る街ですから、やはり雪の降る様子も見ておきたいと思います。
夕方の商店街。電飾は控えめに青いのがいくつか飾ってあります。
中学校の同級生の文房具屋さんのとなりの駐車場にクルマを停めてすこし散歩してみました。
文房具屋さんのお父さんは雪かきにせいをだしております。
山の草とか花とか虫とか-夜の商店街

そこからガラス屋さんとお茶屋さんと昔おもちゃやさんだったところの交差点を左に曲がり、昼にお弁当の美味しいお肉屋さんの十字路に行くと、除雪ドーザーが横切っていきました。
これくらい降ると大忙しです。朝は3時ころから出動することもあって、ドーザーのオペレータをしてるかたは、雪の時期にはいつ出動かわからないのでお酒をずっと飲めないそうです。
山の草とか花とか虫とか-駅前

お肉屋さんのかども左に曲がると、魚釣りが好きなご主人がやっているホルモン焼きの美味しい焼肉やさんがあります。ここのホルモン焼きは、ほかのところのものと違うようなことを聞きました。はるばる遠くから食べにくるかたもあるほどですが、ぼくはここ以外のホルモン焼きは食べたことがないのでほかのものと比べられません。
その奥には、お米やさんと写真館があるのですが、焼肉やさんのかどをまた左に曲がります。
山の草とか花とか虫とか-まるきん前

曲がるとすぐに八百屋さんがあります。この八百屋さんのリンゴは間違いなく美味しいです。
山の草とか花とか虫とか-八百屋さん前

そこを進むと、本好きの星やさん。いえ、星好きの本屋さんのある交差点。
山の草とか花とか虫とか-本屋さん近く

本屋さんは、たまたま外に雪の具合を見に出ていました。
「やあやあ、ロッキーチャックさん奇遇ですねえ。」という具合です(ぼくが本屋さんの前を通りかかっているので奇遇ではないですが)。
ちょっと前に、デジカメを買うか買わないか迷っておられたのですが、ちょっとの間に買うことに決めたらしく、カメラを見せてもらいました。
来年は大きな彗星がやってくるかもしれないので、これは楽しみです。
カメラがあるので、夜な夜な星の撮影をしたいところだと思うのですが、この雪でちょっとマッタがかかっておりますね。
本屋さんの戸には、雪の模様の断熱シートが貼ってあり雪の季節の雰囲気です。
山の草とか花とか虫とか-本屋さんの戸

いつも行く床屋さんの前にも木に電飾がありました。青い電飾が流行のようです。
この前々日に散髪してもらったのですが、年末でおおいそがしのようでした。ちいさな街の床屋さんなのですが、主人の腕がたいへんによいようで若い衆が何人も住み込みで修行しているようです。
山の草とか花とか虫とか-クリスマスツリー
そこを進んで金物屋さんと薬局とたい焼きとたこ焼きの美味しい酒屋さんの前を通って最初の駐車場に戻りました。(こうやって書いてみるとずいぶんお店がありますね。このほかに、靴屋さんと花屋さんとおすし屋さんと魚屋さんと電気屋さんと肉屋さん(もう一軒)と歯医者さんと種物やさんとスナックとスナックと旅館と・・・あとなんでしたっけ?の前を通りました。)

おうちに帰ると、ますます雪が強くなっていました。
じいさまの観測によるとこの日は、午前中に30cmほど。午後から30cmほど。夕方から20cmほど積もったそうです。30+30+20=80cmとはならないんですね。先に積もったのが後から積もった分で嵩が減りますから。
山の草とか花とか虫とか-雪
ホワイトクリスマスにしても、ちょっとホワイトが過ぎるかなという具合になりました。
恋人も埋もる街角(こんなタイトルの曲があったような)というような勢いです。
この夜の降り方は、低気圧が上空を通過中のちょっと湿度の高い雪であられまじりのものなので積もるのが早いなあと思いました。

明日の記事も雪の様子をお伝えしますが、忘年会だとのことで帰られませんから、これから書いていくことにしたいと思います。