もうちょっとがんばって、尾根の高いところまできました。
登るほどにのっぺりした尾根です。
遠くの山は白っぽくかすみよくわかりません。
山の草とか花とか虫とか-尾根からの景色

ここの尾根は南北に伸びていて、尾根を下って南から道路が一本走っています。
とりあえず、その道路へ出ることにしました。
スギの幹には、西方向にだけ雪がついています。
山の草とか花とか虫とか-スギ

もうちょっと伸びたのもありましたが、このくらいついています。
いつでも西から風が吹いているのですね。雪も西の朝日連峰の方向からやってきます。
山の草とか花とか虫とか-スギについた雪

尾根の上には、こんなちいさな尾根がいくつかありました。
数メートルくらいのでこぼこなのですが、このでこぼこと木々で遠くが見えません。
山の草とか花とか虫とか-ちいさな尾根

だいだいこちらの方向かな~というくらいで歩いているのですが、登ってきてからも休憩していなかったなあというところに、横になった木がありました。
山の草とか花とか虫とか-雪に倒れた木

雪を払ってこれに腰掛けさせていただきましょう。
山の草とか花とか虫とか-雪を払った木

う~ん、道はどちらでしょう?
おんなじような景色ばかりです。
山の草とか花とか虫とか-どちらだろう

なんにも目印が見当たらないので雑木林とスギの植林の間を進んでいたのをあきらめて、スギの林のなかを通ってみました。
山の草とか花とか虫とか-スギの林を抜けて

進んでいくと、なにやら建物のようなのが見えてきました。
山の草とか花とか虫とか-なにか見える

お!これは見覚えがあります。
これは雨量観測所で、南からの道路を以前に通った際に、道路からちょっと奥まったところにあったのを思い出しました。(気象庁のアメダスのものではありません)
雪が積もってしまって、雨量観測できるのかしらん?と思ったら、ネットでは閉局となっていました。リストにはあるので、冬だけお休みかな?と思うのですが。
山の草とか花とか虫とか-雨量観測所

建物の東には、切通しがあり、その先は道路になっているはず。
山の草とか花とか虫とか-道路へ向かう切通し

出た出た。道路にでましたね。
山の草とか花とか虫とか-道に出た

出発が午後からだったので、だんだんと心細くなっていきます。
ここからもうちょっとだけ北へ、尾根を登る方向へ進みます。
博物館に行った翌日は、家から見える向かいの尾根の西斜面を登ってむじな森を探しにいきました。

玄関でスキーを履いて出発です。
わが家は標高300mほど、そこから一旦、川まで下って橋を渡ります。
山の草とか花とか虫とか-出発

途中まで下ったところから見た向かいの尾根の西斜面。
真っ白になっているところは、ぼくが高校生くらいのころに山が崩れたところです。
その後に復旧工事があり、今はコンクリートの斜面になっています。
昔、夏にコンクリートのところを登ってみたことがありましたけれど、冬にスキーではちょっとムリですね。今回は、その北(写真では左)から登れるところを探してみたいと思います。
山の草とか花とか虫とか-目指す尾根への斜面

途中で通った田んぼには、動物の足跡が。
山の草とか花とか虫とか-足跡

川の近くまで来ました。
橋には欄干よりちょっと高く雪がありました。
川の近くで標高は220mほどになっているはずです。
山の草とか花とか虫とか-橋

がけの下へ到着。
はて、どこから行ったらよいものでしょう?
写真の左のところはちょっと急なので、右のほうの緩めの斜面についたなにかしらの足跡を追っていくことにしました。溝のようになっているので、足の短いタヌキでしょうか。
さては、むじな森への案内に違いありません。
山の草とか花とか虫とか-がけの下

そこを行くと、足跡はうさぎのものに変わっており???
ええ、木の根元などを足跡が経由したりしていて、どこかで入れ替わったのを追いかけていたのですね。やはりむじな・・・の仕業でしょうか。
山の草とか花とか虫とか-足跡

こういった傾斜が強めの斜面は、スキーではジグザグに斜面を横切りながら登っていきます。
ぼくのスキーはシール(山に登るスキーで使う前に進むけれど、後ろに進みにくい毛皮のようなもの)を使わないステップソールのスキーなので、シールを貼ったスキーよりも傾斜を登るのは弱いんですが、斜面の急なところを登るのは結局体力を使うので、こまめにジグザグしていけば、登る高さはおんなじなので変わらないのでないかな?と思っています。
そういう板は、特に里近くの山の細かく登ったり下ったりするようなところには向いていると思います。
山の草とか花とか虫とか-ジグザグに登る

その斜面を登ると、今度はこんな段々があって、これは段差が大きめで登れません。
その北のはじに細めの尾根が上に続いており、
山の草とか花とか虫とか-段差とほそめの尾根

近づくと、今度はカモシカの足跡のようなのが尾根を登っていきます。
そうか、今度はこちらに登るのだな。
山の草とか花とか虫とか-足跡続く

細めの尾根だけれど、スキーでもがんばればいけるかも・・・。
と思ったのでしたが、足場がよくないのと、ササなどで雪が落ちてきていて登るに登れないので、カモシカの足跡が尾根の登り口にあるあたりから斜面のほうへ入りました。(その際には、なにかのつるにからんでしまって難儀してしまいましたけれど)
山の草とか花とか虫とか-斜面
う~ん、ちょっと細めの木がたくさんで登りにくい。

それでもえっちらおっちら登っていきます。
途中で株立ちしたちょっと変わった樹形の木がありました。
山の草とか花とか虫とか-ケヤキ 株立ち

う~ん。これはなんだろう。
山の草とか花とか虫とか-樹皮

葉は落葉して見当たらず、冬芽を確認したいけれど高いところにばかり枝があって見られません。
ようやく手の届くところにある冬芽を見つけました。
夏の途中で枯れて、冬芽があまりおおきくなっていませんが、このかたちは見た覚えがあります。どうやらケヤキのようですね。
山の草とか花とか虫とか-つぼみ

ここからも、ちょっとね。
細めの木の多い斜面を登ります。
こういうところの登りはかんじきのほうが向いているんですけれどもね。
山の草とか花とか虫とか-木がたくさん

ちょっと汗ばみながら登って行き、振り返ると集落の一部とうちの裏山がみえました。
今日の記事の二枚目の写真の、左側にみえる落葉樹の斜面はほとんど登った感じの高さまできました。
山の草とか花とか虫とか-裏山が見えた

ふう、暑い。冬は暑いですな。
ふう、昨日の昼過ぎからやたらと肩の筋肉が痛くなり、首を左右にまわせないほどで、寝床に横になっても痛くてしかたありません。でも、雪かきしていたら少し治ってきました。どうしたことでしょうね?

さて、もう先週のことになりましたが、県立博物館に行く用事があり、行ってきていました。
その前に、地元のちいさなちいさなスキー場へ立ち寄りました。

コースは100mあるかなしかというくらいです。
土日には昼に営業しているのですが、平日にはぽつぽつと灯りがついてナイターを夕方から21時までやっており、子どもたちや仕事帰りに練習するかたが思ったよりも多くいらっしゃいます。
山の草とか花とか虫とか-スキー場

ぼくもスキーをゲレンデでも滑れるようにちょっと練習したいものだと立ち寄りましたが、こちらのほうが気になっていたりして。
山の草とか花とか虫とか-ウルシの実

さて、県立博物館。土曜日でしたが、この雪の時期にはなかなか訪れるかたもいないようで、ひっそりとしておりました。
山の草とか花とか虫とか-県立博物館

用事(写真の提供するのがあったので届けたのでした)が済んで、訪れたついでに見せてもらいました。

ちょうど博物館友の会から品物を集めた「わたしたちのたからもの展」を開催しており、いろんなものが出ていました。朝日鉱泉の昔のえはがきなどがあり、朝日鉱泉付近の昔の様子を見ることができました。ほかにも、博物館友の会の会員さんのいろんな資料などがあって面白く拝見しました。学芸員さんは、ぜひみなさまにPRしてくださいねとのことでした。お近くのかたはどうぞ観にいってください。
山の草とか花とか虫とか-たからもの展

博物館としてのたからものはこれだそうです。
普段は一般公開していないヤマガタダイカイギュウといううちの近くの最上川から発見された800万年前ほどの化石です。
山の草とか花とか虫とか-ヤマガタダイカイギュウの骨


山の草とか花とか虫とか-歯

普段に展示されているのは、こちらの骨格模型です。
こちらはレプリカを組み合わせたものなのですね。
山の草とか花とか虫とか-カイギュウレプリカ

常設のコーナーも見ました。
これは古い看板ですね。ちょっとおどろおどろしい雰囲気があります。
山の草とか花とか虫とか-看板

山形は雪のふるところですから、このような解説もありました。
山の草とか花とか虫とか-雪の解説

雪の量マップのところを大きく。
積雪の平均値(1965-1974)なので、平均値よりたくさんの年もあれば、少ない年もあります。
また、尾根や沢など、地形や風向きによって雪の量にはかなりの差があります。
西からの風のあたる稜線などは冬でも地面が出ているようなところがあったり、沢などはまるごと埋まってしまったりするので、積雪は何メートル?と言っても、山に行ったらもう「たくさん」というくらいしかわからないなあと思います。
うちの近くは積もってもせいぜい2mほどなので、山あいの集落にしては少ないほうだろうなと思います。父の出身は、地図にもある肘折のさらに奥まったところで、普通に4mほどは降るということなので、こちらはずいぶん少なくて楽だと言います。
山の草とか花とか虫とか-県内の雪の量

古いスキーがありました。
イタヤカエデやミズナラなどの木で作ったそうです。
ブーツのところの取り付けしてあるところを見るとテレマークのようにかかとがあがるんだろうなあという感じでした。エッジはおそらくついていません。
う~ん、一度これで山を歩いてみたいです。
山の草とか花とか虫とか-古いスキー

こちらはかんじきですね。
材料に一部樹皮が残っていて、左のものはクロモジ、右はスギのように見えました。
その下の写真には、スキーを履いた子どもたちの様子が写っております。
スキーをするのはかつてスキーが雪国の生活に欠かせない移動手段だったので楽しむと同時に見につけるべき技術だったのだろうなあと思います。
山の草とか花とか虫とか-かんじき

県立博物館は、霞城公園という昔に山形城があったところに建っており、博物館を出て野球場の近くに行くと雁戸山が見えました。
山の草とか花とか虫とか-遠くに雁戸山

ここに来たなら、お会いしておきたい木があります。
山の草とか花とか虫とか-スズカケノキ 葉

これは先日に上海でも見かけたプラタナス、スズカケノキですね。
葉の様子からは、モミジバスズカケだろうかと思いました。
実がぶらさがっていればもうすこしわかりそうですが、見当たりませんでした。
街路樹では、都市部にもたくさん見かけますが、道路わきのものは枝の剪定を強めにして棒のようになっている樹形になっておりますね。
これは、伸びやかに育ったスズカケノキの本来の樹形です。
山の草とか花とか虫とか-スズカケノキ

上の写真では大きさがわかりにくいですから幹の近くに行ってみましょう。
ぼくの影が写っているので比較していただきたいと思います。たいへんな太さですね。
樹皮は、ごわごわとしてきて、これがスズカケノキ?というほどです。
山の草とか花とか虫とか-幹のふとさ

でも、枝の若い樹皮を見ると、スズカケノキらしい模様がありました。
山の草とか花とか虫とか-枝の樹皮の模様

このあと、山用品店にたちより、冬用のズボンを買いました。
翌日は、それを履いてちょっとだけ森に遊びに行きました。