大頭森山の南の尾根にあったブナ。根元近くから三つに分岐して、それぞれの幹から三つの方向に枝が広がっています。それと、足元の雪面に映るそれらの影。こういう景色は好きですね~。
山の草とか花とか虫とか-尾根の素敵な木

ル~ルルラ~♪となんの鼻歌なのかわからないのがするするあたまのてっぺんあたりから抜けていく気持ちで進んでいきます。
山の草とか花とか虫とか-大頭森山へ続く

登っていくとやがて背中のほうに大朝日岳方向が見えてきました。
山の草とか花とか虫とか-振り返ると朝日連峰

展望台が見えてきたら山頂はもうそこ。
山の草とか花とか虫とか-展望台が見えてきた

木々の間からだんだんと朝日連峰が見晴らしよく見えてきました。
山の草とか花とか虫とか-だんだん見えてくる朝日連峰

やっほう。
素晴らしい青空です。陽射しが強いのがもう春なのだなあという気持ちになります。
左に小朝日岳。右に以東岳。朝日連峰の主稜線を一望です。
山の草とか花とか虫とか-朝日連峰

左の三角形の山が小朝日岳。
その右に大朝日岳、次が中岳、一番右に西朝日岳。
山の草とか花とか虫とか-小朝日岳から西朝日岳

そこから右(北)へ、竜門は惜しくも写っていませんが、左端のあたりが竜門、写真中央のみっつの山が南寒江、寒江、北寒江の山。
右のちょっとへこんだあたりが三方境。
山の草とか花とか虫とか-ユーフンから寒江山

そこからまた右(北)。奥に台形に見えている左端のあたりが以東岳。右がオツボ峰。
手前に横切っているのは、左端が三方境から下がったところで、そこから二ッ石山、湯沢峰、ウツノシマ峰、右端のあたりが天狗角力取山。
山の草とか花とか虫とか-以東岳

さらに北を見ると、左に天狗角力取山。手前の台形の山が竜ヶ岳。右の荒々しいのが障子ヶ岳。
山の草とか花とか虫とか-竜ヶ岳と障子ヶ岳

もっと北へ向いていけば、赤見堂岳、その手前に石見堂岳。そして湯殿山に月山。
こうやって見てみると、朝日連峰と月山は成り立ちが違うもののひとつながりの山ですね。
山の草とか花とか虫とか-赤見堂と月山

そして真北に、月山。
一番高い山が月山です。
その左下に姥ヶ岳。
左のちょっとぼこぼこしているのが湯殿山です。
山の草とか花とか虫とか-月山
この日はこれ以上望めないほどに晴天になってくれました。

山頂へついて10時47分になっていました。
スタートが8時9分でしたから、約2時間40分ほどの登りになりました。
昨年の1月に初めて1月のこの山に登りましたが、その際には雪の状況は1月としては締まっていて歩きやすかったものの4時間10分ほどかかっています。今回はそうですね。たいして汗もかかずにここまで登ってきました。
これはぼくの足が丈夫になったというわけではなくて、雪の状況が良いとこれくらいの違いがあるというようなことだろうと思います。

このあとは、山を眺めながら早めの昼ごはんを食べました。
昨日は、帰りが少し遅くなって、帰宅してちょっと横になったらいつのまにか朝になっていました。冬だと寒くて目が覚めそうなものですが、今の時期になるとちょっとくらい寒くても目が覚めないものですね。

さて、大頭森山に行ったはなしの続きを書きましょう。

大井沢トンネル近くの分岐についたのは9時22分ほどのことでした。
あらまあ、昨年も折れていましたが、今年も折れてしまっている看板。
山の草とか花とか虫とか-看板折れる

分岐のあたりには、不思議な穴がありました。
これはどうみても人が掘った穴のようです。
1.5m四方くらいの四角い穴があり、その底面にさらに1/4くらいの四角い穴がさらに深く掘られています。横穴もあるのかな?と思ったのですがありません。ビバークしたにしても、こんな穴にするようにも思えませんでした。なんでしょうね?
山の草とか花とか虫とか-なんの穴でしょう

さて、トンネル。
ここを通って登る際には、このあたりから雪の質も周囲の樹種も変わってきて山に来たなあという気持ちになっていきます。
山の草とか花とか虫とか-大井沢トンネル

トンネルの横を通って、上の道へショートカットしていきます。
下りの目印はこのトチの木です。
山の草とか花とか虫とか-トチ

このあたりは、毎年の春に大きく全層雪崩が起きていたりします。
写真のところは、木で雪が抑えられているようですが、木のないところは要注意です。
ここも休まずに、雪の斜面の状態を見て雪崩の前兆が無いか気にしながら歩いていきました。
山の草とか花とか虫とか-雪崩れやすいところ

道沿いのちいさな尾根にも雪庇が出来ていて、ああいったところはこちらから登るのはなかなか難しいですね。木の生えているところあたりを手がかりにしてよいしょよいしょと登るといけるのかなあと思いました。
いや、上まで回りこんでしまえばよいのでしょうね。
山の草とか花とか虫とか-近くの尾根

真っ白な道。
ここ数日はだれも通ったような跡はありません。
真っ白な雪、葉の無い枝を広げた木々、青い空があるだけです。
山の草とか花とか虫とか-白い道

登るにしたがって、だんだんと空が広くなっていきます。
山の草とか花とか虫とか-空が開けていく

今回は、いつもとはちょっとだけ違った尾根から山頂のほうへ登りました。
まあるい広い尾根を横切りながら高度をかせいでいきます。
山の草とか花とか虫とか-尾根を登る

だんだんと大頭森山の山頂が見えてきました。
今回は雪が締まっていて、ずいぶんと楽々とここまでこられました。
山の草とか花とか虫とか-いつもと違う尾根

尾根を登りきって、この後、手前の鞍部をちょっとだけ下り、そのあとは山頂へ登っていきます。
山の草とか花とか虫とか-山頂が見えた

雪庇は、このところの暖かさのためか、張り出した部分が崩れてしまっていました。
段差はそうですね。何mくらいあるのでしょうか。
山の草とか花とか虫とか-緩んだ雪庇

このあとは、山頂へ向かいます。
白い雪、クリアな空気に青い空。
素晴らしい光景が広がっておりました。
春分の日の翌日は吹雪になりました。
山の草とか花とか虫とか-3月21日吹雪

そしてそのまた翌日は、今年はまだ行っていない大頭森山へ向かいました。
晴天です。
山の草とか花とか虫とか-大頭森山へ

出発は朝の8時9分。
道の横にはスギの林へ向かうテンのものらしき足跡が点々と。
山の草とか花とか虫とか-テンの足跡

この日は割合に冷え込んでいました。
雪がきらきらと朝陽に輝いています。写真に撮られないのが残念です。
帰ってきてから知ったのですが、この日の気温は-12℃ほどになっていたようです。
真冬を思い出すような寒い朝だったのですね。
山の草とか花とか虫とか-雪がきらきら

道を進み見えてきた大頭森山。
ふたこぶの左が大頭森山です。ちと遠いですかね。
山の草とか花とか虫とか-青空の大頭森山

雪の上に残るウサギの足跡は、指の跡がはっきり残っているものもありました。
こんなに指を踏ん張って歩いているのですね。
これはそれほど指を広げてはいませんでしたが、後ろ足の指をぐんと広げると、人の手のひらほどの大きさにもなります。
山の草とか花とか虫とか-ウサギの足跡

雪の斜面には、裂け目が出来ていて、そこを避けるように通過するウサギの足跡。
山の草とか花とか虫とか-斜面の裂け目を歩くウサギ

進む道。
道の右側は、急な崖になっていて雪はついていませんでした。
ここは、この崖に雪や氷がついていることがあって、そういうときには駆け足で通過しないといけません。
山の草とか花とか虫とか-道

不思議な跡もありました。
ふうむ。なんでしょう?
道を横切るようにちいさいけれど深めの足跡が一筋あり、その脇にはなにかで雪面をなでたような跡。これはおそらくヤマドリの足跡と、羽ばたいた際の翼のあとだろうと思いました。
ヤマドリは、崖の雪の裂け目や木の根元に隠れていることがあって、かなり近くに行くとばさばさっと飛び立つのでうわっと肝を冷やすことがあります。
山の草とか花とか虫とか-ヤマドリの跡

いくつかの尾根を道がぐねぐね横切っていきます。
クルマは急な勾配を登れないので、均等になるように道がぐねぐねですね。
ここから先は、やせた急な尾根が続いています。
ここから先には、数年前に小屋番さんとここでばったり出会って、こっちの尾根に行ってみたいね、というように進んでみたことがありました。
たいへんに近道なのですが、ふたつほど急な沢を雪の橋を渡っていかないといけなくて、ひとりでは近寄れません。ひとりで進んで埋まったらおしまいです。
山の草とか花とか虫とか-急な尾根へ行くところ

歩き始めて1時間ほど。
開けたところまで来ました。
振り返ると、はるか遠くのかすみの向こうに雁戸山と蔵王がみえました。
山の草とか花とか虫とか-遠く雁戸山

おお!見上げると素晴らしい青空です。
この山にもマンサク!咲いておりますね。
青空に黄色く映えて見事なものでした。
山の草とか花とか虫とか-マンサク

風は冷たいものの陽射しは強く、陽射しを受けて雪もしっとりしてきました。