先週のこと。
箱が届きました。
山の草とか花とか虫とか-箱届く

開けてみると、冊子が二冊。それと緩衝材と新聞紙が丸めてはいっており、それをとると長靴が現れました。(長靴も箱に入っていましたが取り出したんです)
これは野鳥の会オリジナル観察用長靴。ゴムが薄くてフィット感があります。田植え用長靴とそっくりのはきごこち。
山の草とか花とか虫とか-野鳥の会長靴

いやいや、長靴は送料がどうせかかるからと一緒に注文したのでした。
注文した本命はこちらのもの。
丸いですね。緑と茶色のまだら模様になっています。
山の草とか花とか虫とか-野鳥の会ブラインド 収納時

昨日は天気予報で荒れ模様ということであったので、山には行かずにどこかの公園でこのまだら模様のものをひろげてみようとちょっとお出かけしました。

道端にはあちこちにフクジュソウが見えるようになってきました。
山の草とか花とか虫とか-道端のフクジュソウ

道端も春のようになってきました。
フクジュソウは、園芸店で売っていたりもするようですが、うちの近くでは道端の草です。
そういうほうが良いですよね。
山の草とか花とか虫とか-フクジュソウ

昨日は気温も上がり、スギの雄花もふくらんではちきれたのでしょう。
スギの木から、黄色くもやが飛び立っていきます。(昨夜から雨になったため、今は花粉は落ち着いております)
山の草とか花とか虫とか-花粉

さてさて、川原の現場に到着です。
設営はたいへんに簡単で、袋から取り出して手を放すと、一瞬でひろがります。(結構勢いがよいので顔にぶつけたりしないようにしないといけません)
山の草とか花とか虫とか-野鳥の会ブラインド設営
これはなにかというと、野鳥の会オリジナルのブラインドというもので、鳥や動物を観察する際に、隠れるためのものです。人の姿があると動物たちが警戒して近くに寄ってきてくれないのです。コールマンのロゴも入っていたのでベースはコールマンなのでしょうね。

なかはこんなふう。
こちらに出入り口があり、向こうには覗き窓があります。覗き窓のほうも大きく開くのですが、上から目隠しの布。足元には三脚の脚を一本通すための切れ目がありました。
山の草とか花とか虫とか-野鳥の会ブラインド内部

どのくらい目立たないのだろう?と林を背景に撮ってみると、なるほどこれならあまり目につきません。
山の草とか花とか虫とか-野鳥の会ブラインド 迷彩の様子

ここはちいさな公園になっており、うちよりも街近くで雪も残り少なく、キクザキイチゲがもう咲いていました。ほんのりと青紫。
山の草とか花とか虫とか-キクザキイチゲ

アズマイチゲもありました。
山の草とか花とか虫とか-アズマイチゲ

え?せっかく隠れる道具を買ったのに鳥を撮らないのかって?
ええと、やはりこれは小鳥がたくさん来るようなところをあらかじめ調べておいて、早朝あたりから長い時間待っていないといけないのでしょうね。
歩きながら生き物を探していると、足音で飛び立ったりして目につくのですが、生き物たちが自然に過ごしていると、あわてて飛んだりしないので意外に目につきません。
それと、昨日などはこれに隠れるとほんわりと暖かく、うとうと・・・。
草なら逃げないので結局、ほかの花を探してみたりしてしまいます。

ちょっと場所を移動して、最上川のとある河畔へ。
色が薄い水鳥(これはマガモなのかなあ?調べてみましたがよくわかりませんでした)。
ここでは1時間ほどブラインドに入ってみましたが、水鳥などは警戒しないですぐそばの岸辺を泳いでいきました。近すぎて撮りにくい・・・。
山の草とか花とか虫とか-水鳥

ここでもやはりうとうと、睡魔に負けてしまって、イスに座ったまま眠ってしまったのですが、ちゅんちゅん、小鳥の声で目を覚まし、一瞬どこにいてなにをしているのか茫然自失となりました。朝が来たかと思った。ふう。
3月31日は、雪が降っていました。
これでこの冬の雪も最後かなあと思うと名残惜しいものです。
(まだこれから降ったりするかもしれませんけれど)
山の草とか花とか虫とか-雪

キリの枝と雪。
山の草とか花とか虫とか-キリの木と雪

家の向かいの尾根は降る雪で霞んでいました。
山の草とか花とか虫とか-雪霞

翌朝、4月1日。
この日は朝から晴れていました。
前日の雪がほんのり積もって、古くなった雪のちょっと汚れたようになった表面をお化粧直ししてありました。
うちのクリの木の林には足跡が。なんの足跡かな?タヌキか、野良のにゃんこあたりかと思いました。
この林にはクルミの大きな木もあり、毎年リスがやってきます。今年は雪が多いためまだクルミを拾えないのか、リスの姿はありません。このところの朝の日課は、庭に出てリス探しです。
リスがクルミを齧っていると、こりこりと音が聞こえるので耳をすまして探します。
山の草とか花とか虫とか-クリ林の足跡

で、そういうようにリスのクルミを齧る音を聞くのに夢中になっていると、仕事に遅刻してしまいそうになるので注意しないといけませんね。

土手にはアズマイチゲが咲いていました。花が先に立派に出来上がって、そのあとに葉が開いていくようでした。
山の草とか花とか虫とか-アズマイチゲ

道端にはフクジュソウも咲き始めました。まだ雪の残るところも多いので、一面のフクジュソウはまだですが、日当たりのよい雪が無くなったところから咲いていきます。
山の草とか花とか虫とか-フクジュソウ

田んぼの土手の雪が無くなったところで東向きのところなどは太陽で温められて湯気がたっていました。陽射しはずいぶん強くなりました。
山の草とか花とか虫とか-湯気立つ土手

ほんのりと春の霞が感じられる朝の大朝日岳。
山の草とか花とか虫とか-大朝日岳

道から川をちょっと覗いてみると(そんなことしてないで早く仕事に行きなさいよ、という感じがしますけれど)ヤナギの仲間の木の花にチョウが飛んできていました。(最初に書き忘れていましたが、アカタテハ、です)
どうみても蜜がありそうには見えないんですが、チョウもミツバチもこの花には訪れていました。ふわふわした花のどこかに蜜があるのでしょうね。
山の草とか花とか虫とか-アカタテハ

チョウはそのあと、川原の草の上で日向ぼっこしていました。
山の草とか花とか虫とか-アカタテハと地面

これは先週の様子なので、それからも日に日に風景が変わっていきます。
スギの花粉はここ数日、これが最盛期だ、という勢いで飛んでいるようです。
ぼくはここ数年は花粉症らしき症状はほとんど感じないで経過していたのですが、ここ数日はもうだめですね。のどが痛い、鼻水が止まらない、何度もくしゃみがでる、頭痛と倦怠感、あとちょっと関節痛・・・あれれ?風邪かなあ?花粉症なのか風邪なのかよくわからなくなってきました。
先週の土曜のことです。
前回も書いた重要文化的景観の記念シンポジウムというのがあり行ってきました。

会場には、シンポジウムがあるからというわけではないのでしょうけれど、かつてここにあった映画館の当時のポスターが展示されていました。どうやら物好きな方が大事に保管してあったようです。
山の草とか花とか虫とか-映画ポスター1

ゴジラは知っていますが、ラドンとバランは知りません。
結構な点数のポスターや当時のプログラムなどいろんな資料がありました。
山の草とか花とか虫とか-映画ポスター2

重要文化的景観の選定を受けるのは、東北では三例目、山形県内では初というようなことで、テレビ局のカメラも数局で来ていたり、新聞社などの姿もありました。
ぼくの住む町は1万人にも満たないちいさなところなのですが、会場には数百人が来ていたということですから結構な人数ですね。町の人口の約3%が集まったとして、人口の多い横浜市に割合をかけてみると11万人が一堂に会した、というようなくらい。
山の草とか花とか虫とか-会場の様子

シンポジウムには、学者さんなどが来ていろいろ説明しておりました。
写っているのは、愛媛県の外泊の石積みの集落の様子だそうです。
棚田もそうですが、住んでいる人にとっては土地の形状などから「人が住むには、耕すにはこうなるという当然の帰結」としての集落のかたちとなり、あるいはそれに時代の変遷などが加わっていって、それらがよく残っているところが文化的景観のナントカ、というようなことだそうです。地元の人からすると、棚田なども「んだがらね。ここで米作るったらこやんばいとかしょうないべ」ということの積み重ねなわけですね。
山の草とか花とか虫とか-シンポジウム

さて、その後に時間もちょっとあるので、ひな祭りの様子を見に行きました。
ここはそうですね。ちっちゃい博物館みたいなところです。
山の草とか花とか虫とか-資料館

あちこちからの寄贈のあったおひな様を地元の方が整理したり飾ったりしていました。
もともとのおうちのかたは、お引越しや家の建て替えで飾れなくなったのを引き取ったりしたようなことです。
古いものから、新しいもの、大きいのに小さいのまでいろんなものがありました。
こういったものに造詣の深い方であれば解説のしようもありますが、ぼくにはちょっとわかりません。
山の草とか花とか虫とか-おひなさま

おひな様の前にはひな膳が添えられてありました。
山の草とか花とか虫とか-ひな膳

お、これがかど焼きですね。お魚デーのお店から来たのかもしれません。
たまごもあります。
たまごもかども、かつては貴重なごちそうであったことでしょうから、このようにお供えするのだと思います。
たとえば山奥の宿に行って、都会から来たかたには山菜などがごちそうになるのに、宿では刺身を出す、なんて笑い話のようなことがありますね。山奥の人にとっては、山菜は普段の食べものでお客さんに出すにはしのびないのでごちそうとして刺身を出す、と。
山の草とか花とか虫とか-かど焼き

面白いのはこんなふうにいろんな人形やなにかが飾ってあるものです。
うちの近所でも、こういうなにかしらの形をしたものをおひな様の時期にならべて飾るという風習がありました。おひな様だけでなくて、人の形、なにかしらの形をしたもの、を出して飾るということなのでしょう。

とぼけただるま。
山の草とか花とか虫とか-だるま

お稲荷様はなぜか左右が入れ替わって鏡に映ったようですね。
山の草とか花とか虫とか-きつね

こちらはいつも展示してあるものです。
以前に紹介した(2012年12月23日「歴史の息吹を感じる 文化遺産シンポジウム」)のアオソの栽培の出荷するかたちがこういったものだったそうです。
山の草とか花とか虫とか-アオソ

こちらは、収穫したアオソの茎から繊維を取り出すひき具。
山の草とか花とか虫とか-アオソ 引き具
つまり、ひな市でおひな様を買いに来るかたは、ここの川港からアオソや絹糸を出荷し、その財でもっておひな様をちょっとずつ買い求めたりして、そのようにして町場が形成された、という成り立ちのようです。
良質のアオソが採れるためには、山で風が遮られるような深い山あいの地が必要で、運ぶには舟運の発達していることが必要で、というようなものがたりなのですね。なるほど。

さて、ここのひな祭りでは、個人のおうち(3軒ほどのようです)のおひな様を見ることもできるようになっていました。
ここは、由緒ある羊羹やさんのおうちのおひな様。
個人宅なのでそれほどたくさんの人は入れませんが、入れ替わり数人ずつお客様があるようでした。遠くからいらしたかたが多いようでした。
山の草とか花とか虫とか-おひなさまを見に来ている人たち

ちょっと面白いおひな様。
かごを担いだ様子のものでした。
山の草とか花とか虫とか-お雛様 かごかき

今度は丸いポストです。
山の草とか花とか虫とか-ポスト 丸

このあとは、予約していた歯医者さんに行きました・・・。(その様子は載せません)