昨日のことです。
先日にも山形に海外から友人が来ましたが、連休中なのですね。今度は埼玉からひげのはえた友人がやってきました。

会いに行く前に、ちょっとだけ花を眺めました。
5月になったというのに寒い日が続いており、陽射しも無い朝で、キクザキイチゲは花を閉じております。
山の草とか花とか虫とか-キクザキイチゲ 閉じた花

つぼみのそろったカタクリもおなじく。
山の草とか花とか虫とか-カタクリ 閉じた花

雁戸山は再び白くなっており、この日の前日には村山から庄内へ抜ける国道は雪であったそうです。
山の草とか花とか虫とか-雁戸山 再び白く

ひげの生えた友人の乗ってきたクルマ。
たいへんにクルマの好きな友人で、ほんとうにこまったほどにクルマが好きなのです。
このクルマはドイツ製の丈夫なクルマですが、骨董品の類に入るくらいの代物ですね。
このクルマでドライブなども良さそうでしたが、あまりに古くて心配なのでこれには乗りませんでした。
山の草とか花とか虫とか-ひげっぱのクルマ

どこかに行楽に行こう、という感じでもなくなんとなくどうでもないようなはなしをしながら過ごしておりました。
これは千歳山という山形の県庁近くの山へ向かう階段。
山の草とか花とか虫とか-千歳山 階段

この山にある神社に祀られているのは稲荷様であるようです。
キツネに見える狛犬(狛キツネ?)がありました。
あ、
山の草とか花とか虫とか-狛キツネ あ

うん。
山の草とか花とか虫とか-狛キツネ うん
登るのかな、と見せかけて登りません。

ふもとにはこんにゃくやさんがあり、
山の草とか花とか虫とか-こんにゃくやさん

山形名物の玉こんにゃくを食べます。
ここのお店のものは大粒ですね。歯ごたえがはりっとしておいしゅうございました。
山形では、なにかしらのことがあるとしょっちゅうこんにゃくを食べます。
山の草とか花とか虫とか-たまこん

その後、お昼ごはんを食べたり、ガソリンスタンドに行ってドライブスルーの洗車機に入ったり。
山の草とか花とか虫とか-せんしゃ

学生のころによく歩いたあたりを散策すると、お店などがちょっと変わっていたりもしました。
パン屋さんの建物のすぐ近くに生えたケヤキ。
山の草とか花とか虫とか-パン屋のケヤキ

根元はウッドデッキがぴったりフィットするようになっておりました。
山の草とか花とか虫とか-ねもと

白い壁に木の扉。その左には階段があります。
山の草とか花とか虫とか-階段

ここには学生のころに、同級生がアルバイトしていた喫茶店があったんだよね。なんて話をして、
山の草とか花とか虫とか-階段 白い

登ってみるともう何も無い。
山の草とか花とか虫とか-空き地

ほんのちょっと前のことと思っていても、時間は過ぎ去っていくものなのでありますね。

パンやさんで買ったパンを持って、丘へ向かいます。
先週あたりに栗の林の雪が消えてからのこと、リスたちが活発にうろちょろするようになりました。
昨日の朝もリスが走り回っておりました。

ここかな?
山の草とか花とか虫とか-リス1

えい、
山の草とか花とか虫とか-リス2

いや、こちらかな?
山の草とか花とか虫とか-リス3
というように地面を探っています。
クルミを探しているのでしょう。

もうちょっとはっきり大きく撮りましょう、と、望遠レンズを取り出して撮り始めた矢先に、父がやってきて邪魔するものですから、ピントのあわないままにリスは去ってしまいました。
今朝も、同じような場所にリスがいたのですが、今度は足元から鳥が幾羽も飛び立って、それにリスが驚いて逃げてしまいました。好事魔多しと申します。
山の草とか花とか虫とか-ピンボケのリス

昼にとある公園に行くと、タチツボスミレがたくさん咲いていました。
ここのタチツボスミレは、全体に小ぶりなものが多く、花の茎には毛が目立ちます。
山の草とか花とか虫とか-タチツボスミレ

葉はタチツボスミレの形になっておりますね。
脈に赤味が差しているので、アカフタチツボスミレとしても良いのかもしれません。
山の草とか花とか虫とか-タチツボスミレ2

タンポポも咲き始めており、しっかりした茎とくびれのある総苞からエゾタンポポであろうと思いました。
山の草とか花とか虫とか-エゾタンポポ

サクラもいよいよあれこれと咲き、赤味を帯びたサクラが多いところでは、周囲の空気も桃色を帯びるように感じるほどでありました。
山の草とか花とか虫とか-オオヤマザクラ

オオヤマザクラは、桃色を帯びた花びらと赤味の強い若葉からベニヤマザクラとも呼ばれます。
山の草とか花とか虫とか-オオヤマザクラ2
ここは公園なので、オオヤマザクラだろうと思ったこちらのサクラも、もしかしたらどこかから持ってきた似た種であるかもわかりません。
サクラは植樹されるものも多く、どうにも紛らわしかったりします。
もともとの山にあるサクラを愛でればよいものを、山を切り開いて広場を作ったかと思うと他所から持ってきた木を植えたりということも多くあり、なにをしたいのかわからないのですが、風情に欠くことだと思っておりました。

サクラもいくつもあるのですが、今年はウソが花芽をかなり食べているところもあり、街のなかや学校の校庭にあるものなどは二分咲きくらいのままの花付きでありました。
しかし、木々を見ていると、食べられているもの、いないものとだいぶ差があります。
どういったことなのでしょうか。
木のある場所も関係ありそうですし、枝がしだれる品種のものなどはほとんど食べられておらないそうです。しだれた枝にはとまりにくいので食べなかったのですかね?
年によっても違いがあったり、山形市内ではほとんど食べられておらず、山に近いうちの周囲もほとんど食べられていません。途中にあるこのあたりが食べられたのが多いんですね。そういった点はこれから気をつけて観察したいところです。
山の草とか花とか虫とか-サクラぽつぽつ

最上川沿いに白っぽく見えるのが川近くのサクラの木です。
たくさん食べられたものはこのくらいの花付きで満開になっております。
サクラの花が見られないので残念がっている方も多いようです。
山の草とか花とか虫とか-最上橋

ヤナギの木は、明るい黄緑色になっていました。
サクラの花が足りないようならヤナギの新緑を眺めるのもよかろうと思ったりもいたしますね。
自然のあるようにあるのを愛でるのが山あいに住む人が気持ちよく暮らすために身につけた知恵なのだと思うのです。
友人の工房(兼店舗兼事務所)に入ると白い壁にほうきがありました。
山の草とか花とか虫とか-ほうき

とうがらしもありました。
山の草とか花とか虫とか-とうがらし

ほうきもとうがらしも、どうということのないものですが、壁にこんなふうにあると品のよいオブジェのように見えます。

ここでは基本的に家具を作っています。
応用(?)してこのようなものもありました。
家のかたちのブックエンドだそうです。(右の三角のはチーズ風のドアストッパだそうです)
山の草とか花とか虫とか-ブックエンド

使ったところ。
山の草とか花とか虫とか-ブックエンドの使い方
友人のこの工房は、なかなか仕事がたくさん来ているそうで、ブックエンドも展覧会などで面白いと引き合いがたくさんあるのだそうですが、在庫が作れないようなことでお店は閉めてありました。家具と、ほかの工場から頼まれる図面引きと、遊び心のある小物と、それぞれてんやわんやなようで、お休みのはずの日も、ぼくらが訪れた際には図面を引いていました。

で、事務所の机を借りて、コリコリと型抜きを・・・。
型抜きは、お祭りなどのちょっと怪しげな出店でやっていたりもしましたね。
でんぷんが主成分の板に、なにかしらのかたちに溝がひいてあり、そこを針のようなもので綺麗に抜くのです。
山の草とか花とか虫とか-型抜き

子どものころにはなかなか上手くできなかったものであり、大人になったらきっと上手に出来るはず!となんとなく思ったりもしますが、やはりできません。
つわものどもが夢のあと・・・と相成りました。
山の草とか花とか虫とか-型抜きの後

お仕事をしているかたわらで型抜きにいそしんだりした後に、工房の友人も一緒に、近くの古着屋さんに行き、お買い物。
昔ながらの古着屋さんはなかなか見かけなくなってしまいましたね。
古着を物色していると、バラクータのスイングトップ(スティーブ・マックイーンや高倉健が着ていましたね)があり、着てみるとサイズがぴったりで、これは買わないはずがない!という気持ちになって買ってしまったり(おんなじようなスイングトップを数着持っているんですが)。

夕暮れの時間が過ぎていきます。
サクラのたくさんあるところにも行ってみましょう、と馬見ヶ崎川の近くへ。
川沿いには数キロに渡って桜並木があります。
夕暮れ後でありましたから、風景全体が青っぽく満開のサクラがサクラっぽくないのが残念でありましたけれど。
奥に見える尖った山は、東北のモンブランとの呼び声高い雁戸山です。(東北のモンブランのくだりは冗談です)
山の草とか花とか虫とか-雁戸山

桜並木の一角に出店があり、どんどん焼きがもちろんあります。
山の草とか花とか虫とか-どんどん焼き

馬見ヶ崎川の両脇にサクラの並木。
川自体は人工物の多い川で残念ではありますが、サクラはまあ見事な並木になってきましたね。
ここの川沿いは、山形名物の芋煮会の会場としてたいへんに人気があり、山形市民は秋の気配が漂うころになると、そわそわしはじめ老若男女が手に手になべと薪と芋を持って川原に繰り出すのです。(こう書くと、たいへん奇習のようですが、実際のはなしとして、年に何回もの芋煮会を催し、スーパーや一部のコンビニには、芋煮の食材セットと薪が並び、鍋やシートの貸し出しがあったりします)
山の草とか花とか虫とか-馬見崎川川原

なお、この川原の一部にカスマグサとスズメノエンドウの生えるところがあり、知られざる見所となっております。(ほんとうに知られざる、なんですが)