DVD「蛇のひと」 レビュー
「重力ピエロ
」の森淳一監督。
WOWOWのシナリオ対象を受賞した作品の映画化です。
部長(國村隼)が自殺した。
陽子(永作博美)が出社すると、それで会社はパニックに陥っていた。
こんなときに頼りになる課長の今西(西島秀俊)がいない。
後に、今西が横領の疑いで逃亡したと聞かされ、陽子は今西を探すことになった。
今西の足取りを追っていくうちに、彼の本性が徐々に明らかになる。
ジャンルは心理サスペンスかな。
人間の心に潜む恐ろしい部分をさらけ出す、怖い話。
でも、決して暗くはありません。
主人公は陽子なのですが、今西がキーマンです。
最後まで彼がどんな人なのかわからない、というのがこの作品の面白さを引き出していました。
彼を知る人物を辿って、行方を追っていくのですが、その明かされる人物像がどれも良い印象です。
だけど、彼に関わった人は皆ちょっぴり不幸になっているという。
周りを助けているのに、助けていない。
人を想っているのか、無関心なのか。
その明るい人柄は、他人を陥れるための仮面なのか。
後半、その真実が明かされたとき、ゾッとします。
その真実は自分の目で確かめてください。
ホラーではないのでご安心を、良質なミステリです。
WOWOWのシナリオ対象を受賞した作品の映画化です。
- 蛇のひと [DVD]/永作博美,西島秀俊,板尾創路
- Amazon.co.jp スコア選択: ★★★★
部長(國村隼)が自殺した。
陽子(永作博美)が出社すると、それで会社はパニックに陥っていた。
こんなときに頼りになる課長の今西(西島秀俊)がいない。
後に、今西が横領の疑いで逃亡したと聞かされ、陽子は今西を探すことになった。
今西の足取りを追っていくうちに、彼の本性が徐々に明らかになる。
ジャンルは心理サスペンスかな。
人間の心に潜む恐ろしい部分をさらけ出す、怖い話。
でも、決して暗くはありません。
主人公は陽子なのですが、今西がキーマンです。
最後まで彼がどんな人なのかわからない、というのがこの作品の面白さを引き出していました。
彼を知る人物を辿って、行方を追っていくのですが、その明かされる人物像がどれも良い印象です。
だけど、彼に関わった人は皆ちょっぴり不幸になっているという。
周りを助けているのに、助けていない。
人を想っているのか、無関心なのか。
その明るい人柄は、他人を陥れるための仮面なのか。
後半、その真実が明かされたとき、ゾッとします。
その真実は自分の目で確かめてください。
ホラーではないのでご安心を、良質なミステリです。
DVD「ちょんまげぷりん」 レビュー
「ゴールデンスランバー
」の中村義洋監督。
原作は荒木源の小説です。
中村監督は小説を映画化させる天才ですね。
何ともふざけてるタイトル、B級映画の香りがプンプンします。
内容は現代にタイムスリップした江戸時代のおサムライさん(錦戸亮)が天才的な菓子作りの腕前をみせつける、という話。
簡単にいえばこれだけなんですが、見所はサムライと彼の面倒をみる遊佐親子(ともさかりえ他)とのつながりです。
サムライにとって、現代にタイムスリップした時点で大混乱でしょう。
その混乱を鎮める場所を遊佐親子が提供してくれます。
でも、親子にとったら、コスプレサムライを受け入れる勇気は相当なものだったでしょう。
自分なら聞こえないふりするかな~。
しかし、これが意外にも良い空気を運んでくれます。
母子家庭で育つ息子・遊佐友也は、この男らしいサムライが父親のような存在となり、逞しく成長します。
また、母のひろ子も仕事にいい影響が出て、絶好調。
しかし、出会いがあれば、別れもある。
悲しい…いや悲しくない。
なぜって?それは最後の憎い演出があるからです。
途中までは予想の範囲内で、中村監督にしては普通だな…と思ってたんですが、最後まで見るとやられた!となります。
過度の期待は禁物ですが、心が暖かくなる内容になってます。
わりと子供向けなので、親子で見るといいかもしれません。
原作は荒木源の小説です。
中村監督は小説を映画化させる天才ですね。
- ちょんまげぷりん 【初回限定版】 [DVD]/錦戸亮,ともさかりえ,今野浩喜
- Amazon.co.jp スコア選択: ★★★
何ともふざけてるタイトル、B級映画の香りがプンプンします。
内容は現代にタイムスリップした江戸時代のおサムライさん(錦戸亮)が天才的な菓子作りの腕前をみせつける、という話。
簡単にいえばこれだけなんですが、見所はサムライと彼の面倒をみる遊佐親子(ともさかりえ他)とのつながりです。
サムライにとって、現代にタイムスリップした時点で大混乱でしょう。
その混乱を鎮める場所を遊佐親子が提供してくれます。
でも、親子にとったら、コスプレサムライを受け入れる勇気は相当なものだったでしょう。
自分なら聞こえないふりするかな~。
しかし、これが意外にも良い空気を運んでくれます。
母子家庭で育つ息子・遊佐友也は、この男らしいサムライが父親のような存在となり、逞しく成長します。
また、母のひろ子も仕事にいい影響が出て、絶好調。
しかし、出会いがあれば、別れもある。
悲しい…いや悲しくない。
なぜって?それは最後の憎い演出があるからです。
途中までは予想の範囲内で、中村監督にしては普通だな…と思ってたんですが、最後まで見るとやられた!となります。
過度の期待は禁物ですが、心が暖かくなる内容になってます。
わりと子供向けなので、親子で見るといいかもしれません。
CD「アノミー」 amazarashi
amazarashiのミニアルバム。
前作から4ヶ月のインターバルで発売されました。
アノミー/amazarashi

¥1,529
Amazon.co.jp
スコア選択: ★★★★★
まさか、amazarashiの曲がドラマの主題歌になるなんて…
しかも、こんなブラックな歌詞なのに。
メディアには全然顔を出さないですが、段々と頭角を現してきてるのが分かります。
これから爆発的に売れると個人的には思っています。
そのくらい影響力の大きいアーティスト。
前作が冬版だったのに対し、今作は春版です。
なんだか温かい。
amazarashiのPVはいつも力が入ってますね。
「夏を待っていました」では文化庁メディア芸術祭で優秀賞をとったみたいです。
CGを使ったアニメは綺麗でスピード感があり、曲が頭に入らないくらい見惚れてしまいます。
ストーリー性もあり、完成度が高いのも良い。
今回のコンセプトは春ということで温かい曲が多いです。
さくら、ピアノ泥棒、この街で生きている、など。
今作の中ではストーリー性のある「ピアノ泥棒」が好きです。
これも歌詞を見ながらお聴きください。
そして、やっと1stライブをやるそうです。
場所は渋谷。
ぜひ行きたいですね。
アノミー
前作から4ヶ月のインターバルで発売されました。
アノミー/amazarashi

¥1,529
Amazon.co.jp
スコア選択: ★★★★★
まさか、amazarashiの曲がドラマの主題歌になるなんて…
しかも、こんなブラックな歌詞なのに。
メディアには全然顔を出さないですが、段々と頭角を現してきてるのが分かります。
これから爆発的に売れると個人的には思っています。
そのくらい影響力の大きいアーティスト。
前作が冬版だったのに対し、今作は春版です。
なんだか温かい。
amazarashiのPVはいつも力が入ってますね。
「夏を待っていました」では文化庁メディア芸術祭で優秀賞をとったみたいです。
CGを使ったアニメは綺麗でスピード感があり、曲が頭に入らないくらい見惚れてしまいます。
ストーリー性もあり、完成度が高いのも良い。
今回のコンセプトは春ということで温かい曲が多いです。
さくら、ピアノ泥棒、この街で生きている、など。
今作の中ではストーリー性のある「ピアノ泥棒」が好きです。
これも歌詞を見ながらお聴きください。
そして、やっと1stライブをやるそうです。
場所は渋谷。
ぜひ行きたいですね。
アノミー
CD「ワンルーム叙事詩」 amazarashi
amazarashiのミニアルバム。
ワンルーム叙事詩/amazarashi

¥1,800
Amazon.co.jp
スコア選択: ★★★★
今回のコンセプトは冬でしょうか。
奇跡、クリスマス、真っ白な世界、と冬に纏わる曲が多いです。
1曲目の「奇跡」からアップテンポの曲で、お!何かいつもと違うな、と思いました。
メロディも変わったのですが、歌詞も若干変化しました。
全体的に歌詞が抽象的になり、毒が取れたように感じます。
メロディがとっつきやすくなり、1回聴いただけで良い!と思えるものが多いです。
しかし、歌詞に今までのような爆発力が無く、そこが残念。
歌詞には深い意味があるのだろうけど、捉えにくくなったのも事実。
あと、今作は語りが多いです。
個人的には語りはあまり好きではないので、これも残念でした。
とはいえ、耳馴染みのよい曲が多いので、ついつい聞いてしまうものがあります。
個人的に好きな曲はタイトルナンバーでもある「ワンルーム叙事詩」です。
クリスマス
ワンルーム叙事詩/amazarashi

¥1,800
Amazon.co.jp
スコア選択: ★★★★
今回のコンセプトは冬でしょうか。
奇跡、クリスマス、真っ白な世界、と冬に纏わる曲が多いです。
1曲目の「奇跡」からアップテンポの曲で、お!何かいつもと違うな、と思いました。
メロディも変わったのですが、歌詞も若干変化しました。
全体的に歌詞が抽象的になり、毒が取れたように感じます。
メロディがとっつきやすくなり、1回聴いただけで良い!と思えるものが多いです。
しかし、歌詞に今までのような爆発力が無く、そこが残念。
歌詞には深い意味があるのだろうけど、捉えにくくなったのも事実。
あと、今作は語りが多いです。
個人的には語りはあまり好きではないので、これも残念でした。
とはいえ、耳馴染みのよい曲が多いので、ついつい聞いてしまうものがあります。
個人的に好きな曲はタイトルナンバーでもある「ワンルーム叙事詩」です。
クリスマス
CD「0.6」 amazarashi
amazarashiのインディーズ時代のミニアルバム。
0.6/amazarashi

¥1,500
Amazon.co.jp
スコア選択: ★★★★
全7曲。
最初のアルバムとは思えないほど完成度が高いです。
そして、やはり歌詞がグサッと来ます。
CDについている帯によると
歌詞を見ながら聴きたい曲が、いまいくつあるだろう。
だそうです。
つまり、歌詞を見ながら聴きたくなるほど歌詞が特徴的ということ。
歌詞はどういうものかというと、大きく2つに分かれていて、
1.厳しい現実を知らしめるブラック面
2.幸せ、切なさを感じさせるホワイト面
となっています。まるで乙一の小説のよう。
このブラックな部分があるからこそ、ホワイトが活きてきて、歌詞が身に染みてきます。
曲を聞くときは、歌詞を噛み締めながら聴くと実感できると思います。
以下に紹介する「つじつま合わせに生まれた僕等」ではこんな歌詞がでてきます。
誰もが転がる石なのに 皆が特別だと思うから
選ばれなかった少年は ナイフを握り締めて立ってた
毎日、大量生産されているJ-POPの歌詞では絶対に見かけない歌詞だと思います。
これほど希望がないことが書かれていても、最後まで聴くと、あぁ生きててよかったな、と思える不思議な曲だったりします。
ぜひ歌詞を見ながら聞いてみてください。
つじつま合わせに生まれた僕等
0.6/amazarashi

¥1,500
Amazon.co.jp
スコア選択: ★★★★
全7曲。
最初のアルバムとは思えないほど完成度が高いです。
そして、やはり歌詞がグサッと来ます。
CDについている帯によると
歌詞を見ながら聴きたい曲が、いまいくつあるだろう。
だそうです。
つまり、歌詞を見ながら聴きたくなるほど歌詞が特徴的ということ。
歌詞はどういうものかというと、大きく2つに分かれていて、
1.厳しい現実を知らしめるブラック面
2.幸せ、切なさを感じさせるホワイト面
となっています。まるで乙一の小説のよう。
このブラックな部分があるからこそ、ホワイトが活きてきて、歌詞が身に染みてきます。
曲を聞くときは、歌詞を噛み締めながら聴くと実感できると思います。
以下に紹介する「つじつま合わせに生まれた僕等」ではこんな歌詞がでてきます。
誰もが転がる石なのに 皆が特別だと思うから
選ばれなかった少年は ナイフを握り締めて立ってた
毎日、大量生産されているJ-POPの歌詞では絶対に見かけない歌詞だと思います。
これほど希望がないことが書かれていても、最後まで聴くと、あぁ生きててよかったな、と思える不思議な曲だったりします。
ぜひ歌詞を見ながら聞いてみてください。
つじつま合わせに生まれた僕等