フインキーのふんいき レビュー -153ページ目

小説「神のふたつの貌」 貫井徳郎

表紙から怖そうな話を想像しがちですが、ホラーではありません。
内容はしっかりとしたミステリーです。

神のふたつの貌 (文春文庫)/貫井 徳郎
¥620
Amazon.co.jp
スコア選択: ★★★

全3部で時間軸に沿って構成されているんですが、これが肝で読者を驚かす叙述トリックが使用されてます。

牧師の息子である少年の周りで起こる様々な事件が少年目線で描かれます。
ある日、少年のもとにヤクザから逃げてきた朝倉という美しい男がやってきて、なぜか少年の家に住み着きます。いかにも怪しい男なんですが、嫌な雰囲気ではなく村の人たちに溶け込んでいきました。
しばらくたって、少年の母と朝倉が不倫をしているという噂が村に流れて・・・

といった感じ。複雑な環境下で育てられた少年のなれの果てがあんなことになろうとは。


感想として、今回はキリスト教を意識してか文体が少し堅く、読みにくさがちょっとありました。
あと、世代ごとの事件の重なりなど上手い部分もあったんですが、驚きが少なかったかな。そこが残念でした。ストーリーはまあまあ。

DVD「転々」 レビュー

歩けばわかる、やさしくなれる

「時効警察」で有名な三木聡 監督です。
半年前に劇場で見たんですが、面白かったので改めて借りてきて見ました。
DVDは巻き戻しができるのでいいですね。映画館で見逃した細かい部分までバッチリ。

転々 プレミアム・エディション
Amazon.co.jp
スコア選択: ★★★★★

三木監督だけあってかなり笑えます。

最初の方は、サスペンス?と思いましたが、ダルマの辺りからいつものノリで笑わせてくれました。
中盤までは笑い、後半は切なーい感じであっという間の1時間40分。

いいシーンがたくさんあって、心が暖かくなります。
特に4人で一緒にカレーを食べるシーンは印象的。

また、秋の風景が綺麗で散歩したくなりした。
東京に住んでる人なら知ってる場所も出てきたりします。
自分も散歩してる気になりながら見るのもいいかも。

ここで、見どころを羅列。
・ふふみちゃんの可愛い仕草
・良純の不意打ち
・岸部一徳探し

三木作品はアクが強いものが多いので、あまり人には薦め難いんですが、これはテーマである家族の暖かさが伝わるいい作品なので万人にお勧めできます。
見終わった後は人にやさしくなれるんじゃないでしょうか。

うーん、崖の匂いってどんなんだろ?いざ、ホースで…

DVD「一番大切な人の怒らせ方」 レビュー

怒らせ方シリーズ第2弾。
コンセプトは”人を怒らせないために怒らせる方法を知っとこう”ということらしい。
真剣なのかネタなのか。どっちなんでしょうね。

一番大切な人の怒らせ方/趣味
Amazon.co.jp
スコア選択: ★★★★

相変わらず碑文谷教授は気持ちが悪い。
アナウンサーも大変ですね。困ってます。

スタジオ映像の背景がはめ込み合成丸わかりでとても違和感がありました。
そのせいで人と背景の境界面がチカチカしてとっても見にくい。これはマイナスポイント。
あと、ファッションでの怒らせ方はいらなかったかな。
でも、怒らせ方講座での役者たちの演技はとてもおもしろくてよかった。
特に家族を怒らせる方法は秀悦です。おばあちゃん最高!


特典映像の碑文谷教授ドキュメントでは素の教授が見れます。
自分はこれを見て教授の印象がガラッと変わりました。生粋の変人かと思いきや、全然普通の人でびっくり。それにしても碑文谷教授の学生時代は髪ふさふさですwこれにもびっくり。
という点でドキュメントも必見ですよ!

本編は一人で真剣に見るより、誰かとくだらねぇ~と笑いながら見たほうが楽しめます。

DVD「その男狂棒に突き」 レビュー

山下敦弘監督だから期待して見たのに・・・

その男狂棒に突き■
Amazon.co.jp
スコア選択: ★★

普通の映像作品を想像してたんですが、始まってみればドキュメンタリー風。
え?これもう本編?特典映像じゃないの?てなりました。予備知識がないとみんなそうなると思います。
ハンドカメラで撮っていて現場の臨場感みたいのは感じるんですが、何とも安っぽいつくりで始まって数分で見るのを止めようかと思った程にくだらないw
そして出てくる男がビックバンきもス!プラスとことん理不尽で友達には絶対なりたくないタイプ。生理的に受け付けない人多数でしょう。
笑えるセリフや場面もいくつかあったんで、星2つ。まぁ見どころはそれくらいかなぁ。本編は40分くらい。

タイトルからして変なわけですが、エロを期待して見ると残念な結果になるので、そういう人は見るのやめましょう(^o^)/

CD「Peanuts Forever」 髭(HIGE)

髭のアルバムの中で一番とっつきやすいアルバム。
そして、聞き出したらやめられない中毒性があります。
まさに無限ピーナッツw

名前も特徴的ですが、特に他のバンドと違うのはツインドラムというところでしょうか。
ドラムが2つあるんです。もちろんドラマーも2人。珍しいでしょ?
まあ、自分はライブに行って初めて知ったんですが・・・

音をよく聞いてみると、確かに2つないと演奏できないとこがいっぱい。
この2つの音の重なりにより、ノリが更によくなって自然と体が動いていしまうんですね。
ドラムが2つもあってウルサイんじゃないかと思うんですが、CDではドラムは控えめでポップさが前面に出てるので大丈夫。
Peanuts Forever/髭(HiGE)

¥2,519
Amazon.co.jp
スコア選択: ★★★★★

とにかくポップなアルバムです。ライブを意識して作っただけあって、ライブ栄えする曲ばかり。
全体的にスピード感はあるほうではないですが、Vo.須藤寿のハスキーな声やとぼけたような歌い方や音に乗っけただけのような意味不明な歌詞がたまりません。

おすすめは①、②、④、⑦、⑧。これだけでも聞いてもらえれば、納得してもらえるだろうと。
ライブに行けば、さらに好きになること間違いなし!


ロックンロールと五人の囚人