フインキーのふんいき レビュー -149ページ目

映画「アフタースクール」 レビュー

上映初日の今日さっそく見に行ってきました。
さすがに初日だけあって人いっぱいいて、何か感慨深かったです。
まだ見てない人のためにネタばれ無しで書きたいと思います。

アフタースクール [DVD]
スコア選択: ★★★★★


いやー、すごい。
内田けんじ 監督は天才ですね。頭の構造どうなってるんでしょうか(笑)
今回も前作の「運命じゃない人 」と同様、1回みたら、もう1度みたくなるような映画です。
というか、1度じゃ理解しきれません・・・

意味深なカメラのカット割りや不思議な行動の人など、すべてが伏線になってます。
いろいろ勘ぐりながら注意深く見てたんですが、しっかり騙されました。
このどんでん返しは予想できないです。

映像はずるいですね、脳内で勝手に補完すると、それをまんまと利用されます。
それで驚きが増幅するんですね。
監督はこれを狙ってやってるわけだから、唸らずにはいられません。

1度目は単純に楽しみ、そして2度目はなるほどー!と感心しながら楽しむ。
何度見ても新しい発見のある映画だと思います。
こういう作品はとても好きです。

残念だったのは、前半がちょっと退屈だったこと。
運命じゃない人も途中、中だるみがあったので、次回作はこの辺がパワーアップしてることに期待します。

登場人物が多く、関係も複雑なので頭こんがらがる人もいるかと思います。
まぁ、どんでん返しものなので、ある程度は仕方のないことですが。
そういう時はDVDを巻き戻して見ましょう。

エンドロールの後も映像が流れるので、最後までチェックすることをお勧めします。
最後の最後まで驚きと笑いを与えてくれる作品です。

小説「鬼面村の殺人」 折原一

黒星警部シリーズの長編1作目。15年前の作品で、まだ技術的にもトリック的にも発展途上といった感じでした。

鬼面村の殺人 (光文社文庫)/折原 一
¥580
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スコア選択: ★★★

間抜けな黒星警部が主人公なわけですが、間抜けって時点でこの作品はパロディ確定なわけですよ。軽いタッチなので、気軽に読めていいんですが、肝心のトリックの方もあっさりしすぎてて、物足りなかったかな。もちろん、ラスト数ページで2転3転のどんでん返しもあるんですが、いつもの切れがないというか初々しいというか。全体的にふつーな印象。

舞台が飛騨高山の奥地の鬼面村というところで、世界遺産にもなっている白川郷の合掌造りの家がメインで出てきます。つい2ヶ月前に白川郷に行って、合掌造りを見てきたばかりなので、偶然ですがうれしかったですね。

CD「Art.No.5」 フーバーオーバー

自分の中でスピッツに次いで、2番目に好きなバンド。
「コレクション」という曲を初めて聞いて一瞬で好きになりました。衝撃的な音にVoのすごい早口、かなり新鮮でした。そんなフーバーオーバーももうデビュー7年目。いい音楽作ってるのに、なかなか芽が出ないですねぇ。これまでミニアルバム5枚、フルアルバム2枚出してます。

Art.No.5 (CCCD)/フーバーオーバー
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スコア選択: ★★★★★

これは1stフルアルバム。驚くほど完成度が高いです。フーバーオーバーの持ち味は究極のポップさなんですが、このアルバムではその長所が最大限に発揮されてます。間に激しい曲やゆったりとした曲を挟むことで、ポップさが際立ち、そのバランスがとてもよい。初聴ですぐに良いと思えるくらい敷居が低く、聴きやすい。まあ1枚通して聴いてみてください、エンドレスリピートしたくなりますから。
Vo.岩沢正美が全ての曲の作曲、歌詞を手がけていて、本当すごい才能持ってます。キュートな声、不思議な歌詞、ありえない早口、マッシュルームカット、何歳か分からない童顔にもうメロメロw

主に下北のライブハウス(最近は地方でも)で精力的に活動してるんですが、あまり有名でないのでチケットが安く取りやすいのが良いところ。去年は4回行きました。整理番号3番とかあったりw近くで見れるのはかなり感動しますよ。

ポップな曲が好きな人は必ず当たりだと思います。気に入ったら他のアルバムもお勧め。これだけコピコンなのが残念ですが。
オススメの曲②、③、④、⑤、⑦、⑧、⑨、⑩、⑫。やべぇ、ほとんどだ。

DVD「河童」 レビュー

石井竜也の初監督作品。この人は音楽、映画に絵画など多才ですね。この作品は1994年の映画のデジタルリマスター版。リマスターだけあって、映像が奇麗で音もいいです。所々CGを駆使して、当時ではすごい映像だったんじゃないかな。

河童 デジタルリマスター
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スコア選択: ★★★★

良かったです、とても。でも、自分は泣けませんでした。グッとはきたんですが。泣ける作品だから・・・と期待して見たのがいけなかったのかも。

タイトルの通り河童のお話。でも、メインは家族の暖かく優しい絆や河童を通して浮き彫りとなる醜く感情的な部分です。これは時代を越えて全ての世代に訴えるテーマといえるでしょう。
河童の設定が両親と共に宇宙船でやって来たというものなんですが、映画ではこの説明がなく、こんな昔に河童だけやたらハイテクな機械を使ってて、不思議な感じがしました。あと、河童がリアルでちょっと怖かったです。子供の河童は目がクリクリで可愛い。

全体的にシリアスな雰囲気なんですが、その中にある笑いがアクセントになって、まさに緊張と緩和で、どっぷり物語にのめり込むことができます。音楽も多用して、場面を盛り上げます。石井竜也だけあって印象に残る、よい音楽がそろってました。
子供から大人まで楽しめる感動作です。

マンガ「ROOKIES」 全24巻読了。

読み終わりましたー。24冊はやっぱり短いですね、もっと読みたかった。
作者の体調不良のため、駆け込みで終わらせということですが、ラストは急に終わったという感じはなく、最後までしっかり感動させてくれました。人気絶頂で終わったとこや、未来に希望が持てるラスト、そしてまだ続きそうな感じ・・・など名作の「スラムダンク」に共通するところがあります。こう書くと、ラストを想像させてしまいそうですが。





ドラマも見てるんですが、まだキャラに馴染めないというか、違和感があるというか。

安仁屋が御子柴よりも背が低いのは如何ほどか。市原隼人は好きなんですが、他にも適役の人がいるような、いないような。


ちなみにマンガの設定では、御子柴は154cmで安仁屋は181cmです。御子柴がニコガクで1番小さいと思いきや、今岡(平塚の相棒)がなんと152cm。この今岡の印象の薄さはどうなの!?

マンガ読んでる人も24巻読むまでこんな低いなんて知らないんじゃないかな。


あと、湯舟が似てなさすぎ(笑)原作ではほとんど言ってない、にゃー!の連発でかろうじて分かりますが。新庄はまあ似てなくて仕方ない。マンガの新庄の顔は「北斗の拳」だしね。こんな高校生がいたら逆に怖い。他の人は意外に合ってますね。よい人選だと思いました。

マンガでの一番好きなキャラは最初から最後までずっと新庄でした。登場回数はあまり多くないですが、重要なシーンでは必ず出てくる熱いやつです。そのため、印象がかなり強く自分の中では主役級の活躍だと。ドラマではこれから新庄の時代ですよー。今後の展開に期待です。