フインキーのふんいき レビュー -138ページ目

DVD「魍魎の匣」 レビュー

原田眞人監督作品。
京極夏彦の同名小説の映画化です。小説(未読)が半端なく面白いらしく、映画は原作を読んでない方が楽しめるみたいなので、こちらを先にを見ました。
魍魎の匣 スタンダード・エディション
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スコア選択: ★★★

時代は昭和27年。とてもセットとは思えないような昔の面影が残る町並みは、やはり日本でのセットを用いた撮影ではなく、中国の町並みのものでした。エキストラも中国人を使っているのか、沢山の人がいるシーンでは、田中麗奈が1人だけ浮いて見えました。服装は古いですが、未来人ぽいです。


まず、これを見る前に前作の「姑獲鳥の夏」を見ておいたほうが良かったかなと。
登場人物が多く、頭の中で名前と人物とキャラを定着させる作業に四苦八苦で、なかなか内容に入っていけませんでした。
それなしでも、少し分かりにくいのではないかという設定、謎、人なので、自分のようなこれがシリーズ初の人はとっつきにくいと思います。


内容はいたって普通。キャストは豪華なのに、もったいないです。
壮大で暗い雰囲気の中にちょこちょこ入るクスっとした笑いが、ダーク一辺倒になるのを防いでいました。
が、この部分がいい意味で、本格派になりきれないのかな~とも。

2時間では短いのか、テンポが速く、なぜ?の部分がいろいろ残ったまま終わってしまいました。
映像、演技、音は良かったです。

原作は映画と違う内容だと信じたい。

小説「転生」 貫井徳郎

同筆者の幻冬舎「さよならの代わりに 」と同様、穏やかな作風です。
転生 (幻冬舎文庫)/貫井 徳郎
¥680
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スコア選択: ★★★

心臓を移植された和泉は、以前の自分と違ってきた趣味や趣向に戸惑う。
そして、ドナーを探してるうちに驚くべき真実が。。。


他人の心臓や脳を移植して、人格や趣味が変わる系の小説ってのは意外と多いみたいですね。
今まで読んだ中では、東野圭吾の「変身」がそうでした。
「変身」の方は、ミステリ要素が強く、読んでてゾクゾクっとくるものがありましたが、こちらはあくまで爽やか。
今回のように同じ題材でもベクトルが違えば、全然違う話になってしまうので、どちらも面白く読めました。

展開が遅く、主人公の心情描写が多いので、厚さのわりにあっさりとした印象でした。
最後の参考文献にあるように、実際に心臓が移植されて、趣味、趣向が変わったという事例があるんでしょうね。あまり信じられる話ではありませんが、自分がもしそうなったなら・・・と思うと、それこそホラーでしょ。

ラストの「ゴッド・コミッティー」による説明は、考えされられるものがありました。自分には尤もなことを言ってるように聞こえたんですが、みなさんどんなんでしょうか?
たぶん、ここの部分が作者の一番書きたかった所なんでしょうね。
いい気分で読み終えることができました。

ドラマ「24 シーズンⅠ」

4年ぶりに見直しました。海外ドラマ人気の火付け役となった作品です。
24 -TWENTY FOUR- シーズン1 ハンディBOX/キーファー・サザーランド
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今回はすべて分かってる状態で見たので、また違った面白さがありました。
改めて、みんなあやしく見えますねw

主人公のジャックとその家族の壮絶な1日の話です。

場面はCTU(テロ対策ユニット)とジャック一家とパーマー議員の3つに分けられます。
この3場面が交互に切り替わっていき、10分に1回は必ず事件が起こるというカオスっぷり。
もうドキドキがとまりません。

全24話と長いんですが、ずっと同じ事件を追うのはさすがにダレるので、前半の12話で一応、話は収まります。
そして、新たな黒幕が出てきて、ジャック一家はさらに悲惨なことに・・・


まあ、ずっとドキドキするのもあれなんで、パーマー議員のターンが休憩所となってます。
言い換えると、つまらない・・・盛り上がりに欠けるというか、あまり見たくないというか。
パーマー議員のダンディさは良いのですが、シェリーの北京原人ぷりや、キースの滑舌の悪さなどいろいろと目につきました。

でもでも、やはり24はよい出来です。
見てない人はぜひとも見てほしい。そして、23話の最後、大いに驚いてください。

DVD「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」 レビュー

北村拓司監督作品。
ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ
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スコア選択: ★★★

現代版、弁慶VS牛若丸。ならぬ、チェーンソー男VS美少女戦士。

アクションシーンは少なめ、そしてスローシーン多めで、アクション映画とは言い難い内容。
でも、カメラアングルかっちょいい!音楽もロックでかっちょいい!CGも迫力満点でGOODでした。

市原隼人のこのおちゃらけキャラ、どこかで見た気が・・・と思ったら、「虹の女神」のときの役にかなり似てる。
はまり役っちゃあ、はまり役ですが、印象が偏ってしまうなぁ。
関めぐみは相変わらずのおすまし美人w


内容はぶっとんでます。
おバカなノリだったのに、突然切ない雰囲気になったり、緊張感のあるアクションシーンになったり、悲しいシーンになったり、とコロコロ展開が変わり、どんなテンションで見たらいいのかさっぱり。

いろいろと盛り沢山な内容ですが、演奏シーン、レースシーンは必要無かったんじゃないかと。
それに関わる能登の存在も別に・・・といった印象。あまりカリスマ性が感じられなかったのも残念な所でした。

関めぐみの「私も教科書とってくる」にはやられました。可愛すぎw
あと、キャベツ1玉360円は高すぎますよ~。

CD「Saturday 8:PM」 コブクロ

コブクロのインディーズ時代の1stミニアルバム。
5曲入りです。
Saturday 8:PM/コブクロ
¥1,349
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スコア選択: ★★★★

コンスタントに良作を作り続けるコブクロの最初の1枚。
インディー版はレンタルしてないので、聞いたことのない人も多いはず。

コブクロファンなら、ぜひとも聞いてほしい。
いい曲たくさん詰まっております。


最初だけあってアレンジはシンプルなものが多く、まさに路上の雰囲気をそのまま音源にした感じ。
歌唱力はこの頃からしっかりあります。ただ、ハモリがちょっと出しゃばってる気が。

さすがに最近の曲ほど、クオリティは高くないですが、決して悪くはないです。
何度でも聞きたくなる曲が多いので、お得感あります。
それに、どの曲もメジャー盤で再収録されておらず、このアルバムでしか聞けませんよ。


全曲一言紹介。

・ボクノイバショ・・・2ndアルバム「grapefruits」にも通じるようなポップな曲。でも、ちょっと切ない。

・夢唄・・・とても好きな曲。メロディ、歌詞がとてもいい!

・ストリートのテーマ・・・珍しく直球ポップ。このアルバムの1番の盛り上がり所。

・虹の真下・・・サビがいい。2人のハーモニーが絶妙です。

・遠くで...・・・説明不要。とにかく泣けます。有名にはなってほしくない曲。