フインキーのふんいき レビュー -101ページ目

VHS「PiCNiC」 レビュー

岩井俊二監督。
1994年公開作品。

PiCNiC [DVD]
Amazon.co.jp
スコア選択: ★★★★

精神病院に入れられたココ(Chara)は二人の青年ツムジ(浅野忠信)とサトル(橋爪浩一)に出会う。
あるとき聖書を手にしたツムジは地球滅亡の日を知り、三人は病院を出て地球の最後を見にいった。


68分しかないですが、とても体感時間の長い内容でした。
つまらないから長く感じたわけではなく、一つ一つの出来事が深く心に残るからだと思います。

希望のない未来に地球滅亡を信じて毎日過ごすツムジ。
自分が死ねば地球が滅びると信じているココ。

残酷さと神秘さを併せ持った独特の世界観。
この痛々しさはリリイ・シュシュに通じるものがあります。

ココが犬と一緒に走るシーンにほんのり明るさが垣間見れて好き。
ラストシーンの夕暮れは芸術的で、衝撃的な出来事と相まって呆然としてしまいました。

小説「望湖荘の殺人」 折原一

折原一のミステリー小説。

Amazonの評価を見て驚きました。
レビューが全て☆ひとつ(笑)
そこまで酷評する内容ではないと思うけどなぁ。

望湖荘の殺人 (光文社文庫)/折原 一
¥580
Amazon.co.jp
スコア選択: ★★

家電量販店の経営者・二宮大蔵に脅迫状が届いた。
その犯人を捕らえるべく大蔵と深い関係にある5人を山荘に招いたが、そこで悲惨な事件が次々と巻き起こる・・・


結末が何とも言えない。
夢落ちといっていいほどのラストに、釈然としないものが残ります。

はい、全部ウソでしたー!でもいいんですが、その説明がないのは不親切すぎる。
どこから真相でどこまでが作り話か全然わからないため、時間の無駄だった様な気が。。。

途中までは面白いです。
これからどうやって驚かせてくれるのかワクワクしました。
最後でスマートにまとめてくれたら、もっと面白い作品になったかと思います。

CD「A型センチメンタル」 フーバーオーバー

フーバーオーバーの3rdフルアルバム。
前作 のミニアルバムからもう1年も経つんですね。。。

A型センチメンタル
¥2,500
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スコア選択: ★★★★★


今回はロック色が強め。→⑤、⑥、⑨

そしてタイトルからも分かるようにセンチな曲も増えてます。→②、⑦、⑩

もちろんノリノリポップな曲も。→①、③、⑧、⑪

④の五番街はフーバーの新しい一面を見たような気がします。


アルバムに初めて入る、待ちに待った⑤の構造的欠陥。
STYLE OF Limitedのものとは違う再録バージョンです。
この曲は個人的にフーバーの中でもベスト5に入る名曲。

とは言いつつ、今のとこ⑪のあんみつが一番好き。
今作は聞きこむほど良くなってくるアルバムだと思います。


Amazonで商品見てたら、フーバーオーバーベストなるものを発見。
11月4日発売予定だそうで、レーベルはポニーキャニオンになってます。
いまcoolism recordなので、移籍するのかな??

CD全部持ってるのでベストはいらないですが、ライブDVDとかついてきたら買うかも。

個人的な独断と偏見で収録曲を予想してみました。
最新の除いて、15曲。
あくまで予想です。

○1.薄荷脳(フーバーオーバー)
×2.やのあさって(チョコレート)
○3.コレクション(コレクション)
×4.奥の部屋(コレクション)
○5.わからない人(Art.No.5)
○6.フェンダー(Art.No.5)
○7.袖のないブルーのワンピース(Art.No.5)
○8.月曜日の未明(月曜日の未明)
×9.御存知より(月曜日の未明)
○10.炭酸水(炭酸水)
○11.感電(方程式とその解)
○12.君方向へ(方程式とその解)
×13.10分前(方程式とその解)
○14.発展家(タイマー)
○15.赤い花(タイマー)

いい曲が多すぎて選ぶの大変でした。
無難なものを選んだつもり。。。
でも、コレクション、フェンダーは間違いないでしょう。
この中でどれだけ入ってるのかな。


※9/26 追記
ベスト版の曲名が判明したので予想と比べてみました。
う~ん、曲を選びすぎたこともありますが、収録曲13曲中11曲正解!
チョコレートとニトログリセリンが外れましたorz

曲を改めて見ても、王道のチョイスだと感じます。
入門編にはもってこい。
メジャーになってもがんばってほしいです。

VHS「非・バランス」 レビュー

富樫森 監督。
2000年公開。
既に廃盤になっており、入手困難な作品です。

が、新宿のTSUTAYAでVHS版ですがレンタルすることができます。
貴重な商品のため売場に出してあるとのこと。やってくれるぜ、TSUTAYA。
ハ行ではなく、ア行にありました。タイトルはアンバランスと読むのかな。

非・バランス [DVD]
Amazon.co.jp
スコア選択: ★★★★★

どうせ泣くんなら楽しいことやって泣きなさい

1.クールに生きていく
2.友達を作らない
これを信条にしている中学2年生のチアキはある日オカマの菊ちゃんと出会う。
彼女(彼?)との関わりで、チアキの心は徐々に開かれていく。


菊ちゃん役の小日向文世が良すぎ。
天性のオカマキャラと思うくらい、ぴったりの役柄。

彼の底なしの明るさは、チアキだけじゃなく見てるこっちもポジティブにしてくれます。
人々がオカマバーに行くのはこんな楽しい話相手がいるからなんだろうなぁ。

そんな菊ちゃんでも悩みはあるわけで、それを知ったチアキの行動が見ものです。
人との関わりの大切さを再認識させてくれる映画。

こんないい作品が廃盤になって、消えていくなんて残念でならないです。
機会があれば、ぜひ見てほしいと思います。

DVD「阿波DANCE」 レビュー

長江俊和監督。

阿波DANCE [DVD]
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スコア選択: ★★

タイトルの通り、阿波踊りとヒップホップダンスを合わせた青春ムービー。

榮倉奈々のダンスは朝ドラの「瞳」でも披露してましたね。
主演だけど踊りのスキルは・・・

ダンスメインの内容ではないので、ダンスの巧さや派手さなどは期待しないほうがいいです。
榮倉奈々はスラッとしててダンスが上手そうだけど、実際はそうでもないという落差がまたズシリときます。

ストーリーは普通の青春ドラマ。
見てもらうのが一番早いですが、この手の展開は乱立しすぎていて差異が見つかりません。

新しい点といえば阿波踊りとブレイクダンスを合わせたことくらい。
ネタはいいだけに、もっとダンス中心の話であればまた違った視点で見れたと思います。
それにしても榮倉奈々のチョイスは謎ですね~。